恋愛が長続きしないのはどうして?
相手に対して恋愛感情を抱きラブラブでつきあい始めたはずなのに、なぜかいつも長続きしない女性もいます。はっきりと嫌いになったわけでもないのに、なぜ恋愛が長続きしないのでしょうか。
ノリや勢いで付き合ってしまった
その場のノリや勢いでつきあってしまったがために恋愛が長続きしないことがあります。サークルや職場の飲み会やキャンプなどのレクレーションで日常を離れて楽しい気分に酔ってしまって、ついその気になってつきあいが始まることは珍しくないでしょう。海水浴場やスキー場などのリゾート地では、男性が普段より2~3割増しに見えるとも言われています。
一時的な感情やその場の雰囲気に流されてつきあいが始まった場合は、日常に戻り冷静になると途端に恋愛感情が冷めてしまうことも珍しくありません。
相手に求める理想が高すぎる
恋人に求める理想があまりにも高すぎて恋愛が続かないこともあります。理想の顔、スタイルなどが人によって異なるように、個人的に描く理想は誰でも持っているものです。しかし、実際の恋愛の相手とはギャップがあることも多いでしょう。理想が高すぎる女性は、つきあい始めても妥協したことを後悔し理想を追い求めることを選んでしまいます。
「やっぱりこの人ではなかった」と思い始めると我慢することができなくなり、彼への思いが急速に冷めてしまうのでしょう。
いざ付き合うことになったら冷めてしまった
女性が男性に長い間強い憧れを抱き続け、やっと交際まで発展したのに長続きしないこともあります。彼が好きでたまらない気持ちに偽りはなかったものの、実際につきあってみたら急に気持ちが冷めてしまうのでしょう。本当に彼のことが好きではなく恋愛に憧れていただけだったのかもしれません。
また、好きだったけどつきあっているうちに彼の嫌な部分が気になってたまらなくなり、つきあいを続ける気持ちがなくなってしまうことも考えられます。
仕事や距離の関係ですれ違ってしまった
お互いに仕事が忙しいことやどちらかが転居や転勤により距離が離れてしまうことも恋愛が長続きしない原因になる可能性があります。社会人であれば自分の時間よりも仕事を優先しなくてはらないのは当然のことです。しかし、相手を想う気持ちが強ければわずかな隙間時間であっても会いたいと思うでしょう。
遠距離恋愛は物理的に会えなくなってしまうため、恋愛関係を維持するのは並大抵のことではありません。仕事、遠距離、いずれにせよ自分を犠牲にしてでも相手に尽くす気持ちが持続できなくなるのでしょう。
恋愛が長続きするのはこんなカップル
大恋愛をしていつもアツアツの関係でもないのに、恋愛関係が何年も続いているカップルがいます。傍から見ていてもそれほど特別なことをしていないのに、なぜそれほど恋愛が長続きするのでしょうか。恋愛が長続きするカップルにみられる傾向をまとめました。
お互いに思いやりバランスの良い関係
長く続くカップルは時としてお互いを邪魔しない空気のような存在です。自分の要求や思いを押し付けることがなく、自分の気持ちだけでなく相手の気持ちや状況を察して行動しようとします。自分が辛い状況であってもそれをぶちまけてスッキリするのではなく、相手の辛い状況を理解しようとすることも多いでしょう。
常に互いに思いやっていることがわかっているので、少しの時間一緒にいるだけでも幸せな気分になれます。どちらか一方の思いが先走って相手に負担をかけることがなく、常にバランスが保たれた関係と言えるでしょう。
相手を好きな気持ちがお互いに同じくらいの熱量
お互いに好きな気持ちがあるからカップルとして成立していますが、どちらかの思いが強すぎると重荷になることがあります。相手を好きな気持ちが同じ熱量であるため、どちらか一方が好かれ過ぎて面倒くさくなることがありません。
たまに距離を置いて冷静になったり、思いを募らせたりするタイミングも合うことが多いでしょう。一緒に過ごすときの空気感や熱量にギャップが生じないのも長く続くカップルの特徴と言えます。
それぞれが自分の時間も大切にしている
長く続くカップルは相手のために自分を犠牲にしたり、相手を自分のペースに巻き込んで困らせたりすることがありません。一緒にいる時間だけでなく、別々に過ごす個人の時間も尊重し合っているので常にベッタリで疲れてしまうこともないでしょう。
自分の時間でリフレッシュしたり、自分磨きをしたりすることで人間として成長し、相手にさらに魅力的にみられようと努力することも怠りません。愛し合うだけの関係ではなく、相手に対する尊敬の気持ちがあることが長続きするコツと言えるでしょう。
恋愛を長続きさせるコツ
いつも恋愛が長続きしない人は自分の言動や行動に問題がある可能性があります。相手を好きである気持ちが強くても負担にならないようにすることが大切です。恋愛を長続きさせるにはどうすればいいのでしょうか。
相手を干渉しすぎない
好きな相手に対していつも一緒にいたい、独占したいと思うのは当然のことでしょう。しかし、彼のことが好き過ぎて束縛や干渉すると恋愛が長続きするのは難しくなります。「彼のことが好きだから」「彼のことを思えばこその行動」と自分を正当化しても、彼にとっては有難迷惑になるだけです。
干渉したからといって絆が深まるわけではなく、逆に重たい面倒くさい女性と思われるでしょう。帰宅時間や休日の予定を逐一聞いたり、まめな連絡の強要をしたりすれば、彼に引かれてしまいます。
相手の気持ちを考えて行動する
恋愛を長続きさせるためには、自分の思いよりも相手の気持ちを優先して行動することが大切です。急に会いたくなったときに彼に無理をさせるか、電話やメール、LINEで済ませられるかは恋愛が長続きする重要なポイントとなります。
自分の気持ちや要求を優先させるのではなく、相手の気持ちや体調などを考えて行動すれば彼はさりげない優しさをきっと理解してくれるはずです。自分が何をしたいのではなく、相手が何を考え何をしたいと思っているのかを考えるようにして行動するようにしましょう。
お互いの短所を認め補い合う
「割れ鍋に綴じ蓋」と言われるようにカップルはお互いの短所を補い合うことで長続きします。つきあいが長くなれば互いの欠点や短所が目に付くようになります。しかし、その欠点や短所を追及するだけでは関係は崩れてしまうでしょう。完璧な人間はいないのですから、互いに欠点や短所を認めたうえで足りないところを補え合うことでバランスが保たれます。
また、自分の短所をさらけだせることでも相手に対する信頼が増し、素の姿で飾らずにつきあっていくことができます。
相手にとって家族のような存在になる
長く続くカップルは熱い恋愛感情ではなく信頼関係で結ばれていくようになります。恋愛の対象ではあるものの、相手が心から安心できる家族のような存在になるのが理想的です。失敗をしても広い心で受け止めてさりげなくサポートしたり、嬉しいことがあったらオーバーに喜んで相手の気持ちを盛り上げたりするのも効果的です。
何でも隠し事なく話ができる雰囲気や関係性は、一時的に燃え上がって冷めてしまう恋愛感情よりも長続きする秘訣となるでしょう。
ストレスは溜めずに嫌なことはその場で言う
恋愛を長続きさせるためには、ストレスを溜め込まずに嫌なことがあったらすぐにその場で言うことも大切です。長くつきあっていると相手の嫌な部分もいろいろ見えてきます。それを含めて相手を好きになることが必要ですが、どうしても直して欲しいところやおかしな言動や行動は相手にわかるように伝えないとストレスが溜まってしまいます。
その都度解決しないでストレスを溜め込むと、ふとしたきっかけで爆発して収集がつかなくなってしまうこともあります。ただ、あまり小さなことをグチグチと言い続けるのは関係悪化の原因となるのでやめた方がいいでしょう。
相手に対して見栄を張らない
相手に対して見栄を張ったり、自分を良く見せようとしたりすると長続きしません。人間なら誰でも人から嫌われるよりは好かれたい、少しでも自分のことを良く見て欲しいと思うものです。しかし、普段の自分を隠して見栄を張っていても必ず仮面が剥がれてしまう時がやってきます。
素顔を見せて自然に振る舞う方が自分が疲れないだけでなく、相手がありのままの自分を受け入れてくれるため、長続きする恋愛につながることでしょう。
まとめ
恋愛が長く続かないと悩んでいる人は、その原因が自分の言動や考え方にあることに気づいていないことが多いようです。恋愛を長続きさせたいのであれば、彼の気持ちを考えた言動を心がけて重い存在にならないように努力する必要があります。一方的な恋愛感情だけでなく彼を尊重する気持ちを大切にしていつまでも仲良く過ごしましょう。