無理やりキスされた時とした時にどう対処するか
男性から無理やりキスをされた時、女性の多くはびっくりしてしまって何もできません。ですがその時にきちんと対処できないと、男性の行為を認めることになってしまいます。キスをされて嬉しかった場合も嫌だった場合も、自分の意思を伝えることが大切です。遠回しにでも示すことができないと、お互いにとって良好な関係を築くことができません。
嫌な時はきちんと伝える
付き合っていない男女だけでなく恋人同士であっても、キスをされたくない時はあります。きちんとそれを伝えないと、男性は何度でも同じことを繰り返してしまいます。それどころか受け入れられたと勘違いして、さらにエスカレートしていく可能性もあります。
恋人同士の場合、今はそういう気分や状況ではないということをはっきり伝えましょう。女性だけがテレビや仕事などの何かに集中している時に、かまってほしくてキスをしてくるということがありますが、今は嫌、後にしてほしいなどキス自体が嫌なのではなく、タイミングの問題ということを強調しましょう。相手がへそを曲げてしまわないように、キスをしても良いと思ったタイミングに自分からキスをすることも忘れないようにしましょう。
付き合っているわけでもないのにキスをされた場合、なぜ嫌なのかを伝えましょう。相手が誰なのかまでは言う必要はありませんが、恋人がいたり他に好きな人がいるのであればそれをはっきり伝えないと誤解を招いてしまうこともあります。相手のことは好きだけど、付き合ってないのにキスをされたのが嫌なのであれば、きちんと付き合っていない相手とそういうことはしたくないと伝えましょう。
相手の反応を確かめる
男性がどのような理由でキスをしてきたのか、相手の反応を確かめてみましょう。思わずキスしてしまったのか、最初から強引にしようとしていたのかによっても対応が違ってきます。
相手が思わずキスしてしまって戸惑っていたり反省しているようであれば、相手がどのような意図でキスをしてきたのか聞いてみましょう。返答によっては今後も関係を変えずに付き合うことも可能ですし、正式に交際することもできるでしょう。またそのような人であれば、自分が嫌だったことを伝えれば、また同じことをするということは考えにくいです。
最初から強引にするつもりだったり、反省している様子がない場合には、あまり刺激しない方が良いでしょう。相手に期待させるようなことを言ってはいけませんが、強く否定するのも危険です。また今後は二人きりで会うことは避けた方が良いですし、常に誰かと行動するなど十分に用心しましょう。
状況を利用して駆け引きする
相手がどんな目的でキスをしてきたのかが分かれば、逆にそれを利用してもいいでしょう。利害が一致しそうなら、駆け引きをして自分の望む展開に持っていくこともできます。付き合って欲しい、セックスしたいというような下心や目的が一致しているのであれば難しくはありません。
自分が興味のない相手であれば、傷ついたということを主張して今後接触を控えてもらうといった方向に持っていくことも可能です。決して脅すというわけではありませんが、自分が不利益を被ることのないようにうまく状況を利用しましょう。
無理やりキスをしてくる男性の心理とは
男性は理性よりも本能が勝ってしまうことが多いので、キスをしてはいけないという理性にキスをしたいという本能が勝ってしまうことがあります。そのため無理やりキスをしてくるのは圧倒的に男性に多いのです。では男性が無理やりキスをしてしまう時、どのような心理状態なのでしょうか。
気持ちを抑えきれない
相手に対する気持ちが強くなりすぎて、思わずキスをしてしまうということがあります。それは相手のことが好きという気持ちだったり、キスやセックスをしたいという下心だったり様々です。恋人同士の場合でもこのようなことはありますし、初対面の相手でも強引に迫れば行ける、と思われてしまうこともあるでしょう。抑えられない気持ちが恋愛感情なのか下心かによって、全く状況が変わってきます。
自分だけに気持ちを抑えられないのであればまだいいですが、誰にでも勢いでキスをしてしまうようなだらしない男性もいます。特にモテる人は、なんでも自分の思い通りになるという気持ちが強く、少々強引なことでも平気でしてきます。中には嫌がっているように見えても本当は喜んでいる、などというとんでもない勘違いをしている男性もいます。
その場の雰囲気で
友達以上恋人未満の男女であれば、良い雰囲気になった時に思わずキスをしてしまうということもあるでしょう。なかなか関係が進展せず、改まって告白するのもためらわれるというような間柄だと、雰囲気に任せたキスでなんとか次に進みたいということもあるかもしれません。
合コンの後などは恋愛モードの人も多いので、なんとなく雰囲気でするということもあります。それがきっかけで付き合い始めることもあるかもしれませんが、その場の流れでというのは圧倒的に下心が多いですし、長続きすることも少ないです。
独占欲の現れ
自分の恋人や好きな女性が他の異性と親密にしているのを見た時など、相手を独占したいという気持ちが抑えきれずにキスをするというパターンもあります。少女漫画ではよく見る光景なので、女性が喜ぶと勘違いしている男性もいます。恋人ならまだいいですが、彼女でもない人にしてしまう男性もいるので気をつけましょう。
男性が無理やりにでもキスしたくなる瞬間とは
女性がキスをしたいと思っていないことがわかっていても、無理やりキスをしたくなるシチュエーションもあります。どんな状況でキスをしたくなるのかがわかっていれば、不用意にキスされてしまうことを防ぐことができますし、逆に意中の相手の気持ちを確かめることにも利用できます。
女性の弱い一面を見た時
男性は女性の涙に弱いと言われますが、泣かれてしまうと困って何もできなくなる人もいれば、慰めようとする人もいます。特に恋愛関係で悩んでいたり泣いている女性を見た時に、なんとかしてあげたいという気持ちで抱きしめたり、キスをしてしまうということがあるようです。
女性の弱い一面を見た時、男性の多くはそれを可愛いと思ったり、守ってあげたいという気持ちになります。普段気の強い女性であればなおさらで、いつもとのギャップにきゅんとし、恋心を抱いたりすることもあるでしょう。男性にとって、女性の弱さというのは欠点になることもありますが、ほとんどの場合悪い感情を持つものではないのです。
お酒が入っている時
お酒を飲んでいる時は、男女共に無防備になったり、普段と違う姿を見せたりします。そのためいつもとは違う状況で、いつもはしないことをしてしまうということがあります。いつもは理性で抑えられている気持ちでも、お酒が入ると抑えられなくなるという人は意外と多いです。逆に意図的にお酒の力を借りる男性もいますし、酔ってしまうと記憶がなくなるような男性は自分が何をしているのかわからないので、善悪の判断がつかなくなることもあります。
女性はお酒に弱い人が多いので、少ししか飲んでいないのに赤くなってしまったり、甘えてきたりといった姿にキュンとする男性は多いです。またいつもはガードの堅い真面目な女性が、饒舌になったり少し無防備になったりすることもあります。少しボーっとしてしまって判断力が落ちてしまうような人は、男性にいいカモにされてしまわないように注意が必要です。
二人きりになった時
いつもは他の友達と一緒に大勢でいることが多い相手と二人きりになると、緊張もしますが、良い雰囲気になることもあります。それが好きな相手であればなおさらですし、お互いに意識をしている相手だと、二人きりになれば自然とお互いの気持ちがわかるものです。
特に言葉に出さなくても、この子は自分のことが好きなんだなと感じた男性が、いきなりキスをしてくるということは十分に考えられます。そのため逆に興味のない人や、好きな人以外の異性と二人きりになることは、余計な誤解を与えないためにも避けたほうがいいでしょう。どうしても二人きりになる必要がある場合はカフェなどの人が多い場所を選び、カラオケなどの密室は避けるようにしましょう。
まとめ
男性は女性よりも圧倒的に力があるため、本気を出せば無理やりキスをすることは簡単です。恋人や好きな相手からのキスであっても、いつどんな状況でも好意的に受け入れられるわけではありません。好きな相手ならまだしも、他に好きな人や彼氏がいる女性の場合は嬉しいどころか迷惑ですし、場合によっては心の傷になることもあります。
同意を得ずにキスをするのは、もちろんキスをしてきた男性側が100%悪いです。ですが、男性が無理やりキスしたくなる心理を知っておけば、ある程度の自衛をすることは可能です。自分を守るためにも勘違いさせるような言動は避け、強引な行動に出られるような状況を作らないように心がけましょう。