化粧崩れする原因
化粧崩れしてしまう原因は色々あります。一つは、汗をかくことで流れてしまうケースです。暑い季節は、化粧している最中から汗が吹き出し、上手くファンデーションがのらなかったり、ムラができやすくなったりします。
また、反対に寒い季節も化粧崩れすることがあります。ファンデーションが綺麗にのらず、何だか粉っぽく仕上がったりパサついた感じに仕上がったりします。夏の化粧崩れも冬のパサつき化粧崩れも、メイクを整えようと更にファンデーションを重ねてしまうと、不自然に仕上がりやすくなり綺麗に見えません。
こういったことを防ぐには、ファンデーションをのせる前の状態がとても大事になってきます。つまり、スキンケアがとても大切だということです。季節によって生活環境にも違いがありますので、臨機応変に対応することも必要です。
肌の乾燥
肌が乾燥していると、ファンデーションが上手くのらなくなります。寒い季節は、多くの人が肌の乾燥を実感しているかもしれません。しかし、実は肌の乾燥は冬だけではありません。気温が高くなる季節であっても、肌の内側が乾燥していることもあります。ですから、季節を問わず保湿がとても大切になってきます。
肌が乾燥していると、皮脂がたくさん分泌され、テカりや化粧崩れを引き起こします。
汗
汗をかくと、化粧崩れしやくなります。中には、なぜか顔だけたくさん汗をかくタイプの方もいるようですが、これは日ごろから汗をかく習慣がないために起こっていることもあります。例えば、運動不足などもそうですし、クーラーが利いている部屋で長時間過ごしていることも、原因になっていることがあります。
もし、運動不足に心当たりがあるなら、積極的に体を動かして汗をかくようにしてみてください。他にも、サウナを利用したり湯船に浸かって汗をかくなどもオススメです。日頃からたくさん汗をかくようにしていると、顔だけ汗がいっぱい出るといったことが改善されることもあります。
皮脂
皮脂が過剰に分泌されると、テカテカしてきたり化粧が崩れやすくなったりします。その理由は色々あるのですが、肌が乾燥していることで皮脂がそれを補おうと必要以上に分泌されていることもあります。こういったことを避ける為にも、やはり保湿が大切になってきます。
化粧崩れしない方法
化粧崩れを避ける為に、できることはたくさんあります。スキンケアに力を入れて肌の水分が不足しないようにすることもそうですし、メイクの際に気を付けることで防ぐこともできます。
ぬるま湯で洗顔
洗顔する時は、水ではなくぬるま湯を使ってみましょう。洗った後は、すぐにたっぷりの化粧水などで整えるようにしましょう。数回に分けて化粧水を使うのもオススメです。ここでモタモタしてしまうと、その分肌から水分が失われて乾燥しやすくなったり、その分皮脂が多く分泌されてしまうので、すぐにケアするようにしてください。洗顔料は、肌に優しいものを使うのがオススメです。
また、自分の肌に合ったものを選ぶことも大切です。乾燥肌の方は乾燥肌に合ったものを。オイリー肌の方は、オイリー肌に合ったものを見つけてください。
乳液は適量を守る
肌の乾燥を防ごうとついたっぷりと乳液を使いがちですが、使いすぎもまた化粧崩れを引き起こしやすくなりますので要注意。フェイスラインや首は塗り忘れ下すいですから、この部分もしっかりと塗るようにしてください。
肌にしっかりなじませる
朝、スキンケア化粧品でお手入れする時は、丁寧にするようにしましょう。乳液を塗ったら、その上から両手で顔を覆って肌の内側まで成分が浸透するようにしてみてください。まずは、肌のコンディションを良くすることが、化粧崩れを防ぐ第一歩です。
化粧崩れしないファンデーションのポイント
スキンケア化粧品でお手入れしたら、すぐにメイクを始めるのではなく、少し肌を落ち着けてから行うのがコツです。こうすることで、ファンデーションがより綺麗にのりやすくなります。また、気温が高くなる季節は、ファンデーションを塗る前に肌を冷やして毛穴を閉めてから始めるのもオススメです。こうすることで、ファンデーションが肌の上でドロドロになりにくくなります。
なかなか汗が引かないような時は、室温を下げて汗が引くのを待ってからメイクを始めるのも良いでしょう。無理してファンデーションをのせてしまうと、ファンデーションがヨレやすくなります。
肌質に合った下地を使う
スキンケア化粧品の後にすぐファンデーションを塗る方もいますが、是非下地を使うことをオススメします。汗をしっかりとティッシュなどで押さえたら、適量をむらなく伸ばすようにしてください。こうすることで、化粧崩れを防ぎやすくできます。
夏は、UV効果のあるものを選んでみるのも良いでしょう。これで、一石二鳥です。
ファンデーションを厚く塗り過ぎない
ファンデーションをたっぷりと塗ってしまうと、その分崩れやすくなります。特に、皺ができやすい部位はごく薄くぬるようにしてください。目じりやほうれい線、口まわり、小鼻の周りなどは、注意しましょう。カバー力があるファンデーションを選び、肌に薄くのせる。これがコツです。
産毛を綺麗に取り除く
産毛がある状態でメイクをすると、仕上がりがしっくりこないだけでなく、化粧崩れしやすくなるといったデメリットもあります。下地がぴったりと肌に付くので、ファンデーションもしっかりと付きやすく崩れにくくなるのです。産毛は、しっかりと剃っておきましょう。これだけでも、かなり変わってきます。
テカりやすい方のコツ
肌がテカリやすい方は、ティッシュで肌の余分な皮脂を抑えてから、パウダータイプのファンデーションを使うのがオススメです。カバーできない部位は、コンシーラーなどで上手にカバーすると良いでしょう。
カサつきやすい方のコツ
肌がカサつきやすい方は、クリームファンデやリキットタイプのファンデーションがオススメです。ただし、カサつきを完全しようと、あまりにも多くの乳液やクリームを塗るのは逆校になることもあるのでオススメできません。
また、ダイエットなどで油分を避けすぎると、肌をカサつかせてしまことにもつながります。ですから、食事にも注意してください。程よい油分はやはり必要です。
化粧崩れ防止のコツ
化粧崩れは、季節を問わず注意が必要です。スキンケアももちろん大事ですが、生活習慣を見直すことも必要かもしれません。肌が乾燥したりテカらないようにするためにも、規則正しい生活が大事です。
汗をきちんと拭く
朝、汗を抑えた状態でメイクを行うのはもちろんですが、メイク後もこまめに汗を拭くことが大切です。
皮脂を抑える
過剰な皮脂も化粧崩れの大敵!油取り紙を使うのも良いですが、ティッシュを使うこともできます。自分の肌に合った方を使ってみてください。
アイメイクの化粧崩れにも注意!
夏は、ファンデーションだけでなくアイメイクなどの化粧崩れも気になってくるものです。知らない間に、アイメイクがドロドロになってお化けのようになっていた……なんてことにならないように、是非注意していたいものです。
職場などであれば、夏はアイメイクを控えめにするといった対策もオススメです。外回りが多い方などは、夏は必要最低限のアイメイクにしてみても良いでしょう。汗をかいて顔がかゆくなることもあります。急いでいる時に、知らず知らずに目元をこすっていることもあるかもしれませんから、そのあたりも注意が必要です。
アイラインを引く方は、夏はリキットタイプがオススメです。アイラインを引いてからアイシャドウを塗るようにすると、滲みやすくなるのを防いでくれます。また、マスカラを使う方は、しっかりとまつ毛をカールさせてから使いましょう。そして、仕上げにトップコートを使うようにしてください。こうすることでまつ毛が肌に付かなくなり、マスカラが肌に付いて目元が真っ黒け……と言うことを避けることができます。
規則正しい生活を
寝不足が続いたりストレスがたまると、肌が荒れやすくなり、その結果化粧崩れしやすくなります。やはり化粧崩れを防ぐ為にも美肌作りは必須。規則正しい生活を心がけましょう。また、ビタミンやミネラルなど体に必要な栄養素も不足しないように摂るようにしてください。
そして、喫煙は肌を乾燥させてしまいますので注意が必要です。喫煙は、毛穴の開きも心配です。毛穴が開いていると、ファンデーションがうまくのらなくなります。他にも、体の冷えにも注意してください。体が冷えると、肌のカサつきを引き起こすこともあります。
まとめ
化粧崩れを防ぐ一番の方法は、水分バランスのとれた肌作り。肌のコンディションが良いと、ファンデーションののりがよくなるだけでなく、化粧崩れを防ぐこともできます。また、汗や皮脂対策も必要です。季節を問わず、スキンケアはしっかりと行いましょう。
最近は、化粧崩れを防いでくれる良いアイテムもたくさん登場しています。こちらも試してみてはいかがでしょうか?