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ファンデーションが化粧崩れしない方法①正しい洗顔
化粧崩れには、いくつかの原因があります。そのうちの一つが乾燥。乾燥した肌にはファンデーションが密着できず、崩れやすくなってしまうのです。そのため、肌の保湿は必要不可欠。
そのためスキンケアを正しく行って、肌の潤いを持続させることが大切です。まずは、最も基本となる洗顔の方法を見ていきましょう。
手のひらに適量を出す
洗顔料を手のひらに適量出します。今回は泡状タイプを使っているので、泡立てる必要がありません。
通常の洗顔料を使うときは、ぬるま湯を少し加えて、空気を含ませるようにして泡立てていきましょう。
Tゾーンと頬に泡をのせる
あいている手の指先で泡をつまむようにして、額、鼻筋、両頬の順にのせます。
顔を包み込むように、泡を顔全体につける
手で顔を包み込むようにして、泡を顔全体に広げましょう。
泡を滑らすように、顔を洗っていく
両手でくるくると縁を描くように優しく洗います。手で泡を滑らせるようにするのがポイント。
強くこすると肌ダメージの原因になるのでやめましょう。
ぬるま湯で洗う
洗顔をする時は、水ではなく人肌程度のぬるま湯を使って洗いましょう。
毛穴には余分な皮脂や汚れが詰まっていて、冷たい水では思うように落とせません。反対に、熱めのお湯だと必要な皮脂まで洗い流してしまいます。肌に負担をかけることなく、汚れを落として清潔な肌を維持するためにも、ぬるま湯が最適なのです。
また、洗顔料が残っていると肌に悪影響を与えてしまいがち。ゴシゴシとこするのではなく、優しくなでるように洗いましょう。
完了!
洗い終わったらタオルで水気を拭き取ります。このときも、ゴシゴシとこするのではなく、ポンポンと軽く肌を押さえるように拭き取りましょう。
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花王キュレル泡洗顔は、美肌作りに大切なセラミドを守りながら汚れだけを洗い流す洗顔料。セラミドが不足すると、外的刺激から肌を守るバリア機能が低下して、様々な肌悩みの原因になりかねません。弱酸性・無香料・無着色と肌に優しく、敏感肌の人にもおすすめです。
ファンデーションが化粧崩れしない方法②化粧水
美肌作りに欠かせないのが保湿。洗顔後の肌は、特に水分の蒸発が激しい状態です。1秒でも早く化粧水で水分を補いましょう。さらに、乳液やクリームを使って、潤いを閉じ込めるのも大切。
保湿ができている肌は、ファンデーションの密着力が強く崩れにくいのです。化粧水は次の手順でつけましょう。
適量を手のひらに出し、手になじませる
適量を手のひらに出して、手のひら全体になじませてください。そうすることで、顔全体に素早く化粧水を行き渡らせることができます。
顔全体を包み込むように、優しくプレスする
頬、鼻の横、額、顎の順に両手を使ってプレスします。手で顔を優しく包むようなイメージで行いましょう。そうすることで、化粧水が肌に浸透しやすくなります。
細かい部分は、指の腹を使う
目の下や小鼻の周りといった細かい部分は、指の腹を使ってつけていきます。指を滑らせるのではなく、軽く押さえるようにつけてください。
この流れを2・3回繰り返す
顔全体に化粧水がしっかりと馴染むように、2・3回同じようにプレスします。
完了!
化粧水がしっかり馴染んで、水っぽさがなくなったら完了です。
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花王 キュレル化粧水IIしっとりは、ユーカリエキス(潤い成分)配合で角質層の奥深くまで潤いを届けます。キュレル化粧水は、化粧水Ⅰ(ややしっとり)・化粧水Ⅱ(しっとり)・化粧水Ⅲ(とてもしっとり)の3種類。自分の肌状態に合った化粧水が選べます。
ファンデーションが化粧崩れしない方法③乳液
乳液の手順は以下の通りです。
適量を手のひらに出し、手のひらで伸ばす
適量を手のひらに出します。それを、手のひら全体に伸ばしましょう。
顔全体を包み込むように、優しくプレスする
両手で顔を包み込むように、優しくプレスします。頬、額、顎の順に、面積の広い場所から先につけてください。乳液がしっかり馴染むよう、ゆっくりと丁寧に行いましょう。
細かい部分は、指の腹を使う
目の下や小鼻の周りなどの細かい部分は、指の腹を上手く使ってつけてください。
完了!
顔全体に馴染んだら完了です。
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今回使用した乳液は、ハダリラミルキージェルUV(朝用乳液)。ハダリラミルキージェルUV(朝用乳液)は、スクワランやセラミドNPなどの保湿成分配合。さらに、おしろい効果で肌色を明るく見せる効果も期待できます。
UVカット成分(SPF30/PA+++)も配合されているので、休日は化粧水の後に、これ一つでも大丈夫。スキンケア・化粧下地・UVカットの3役を果たすスグレモノです。
寝る前に保湿するのも大事
眠っている間は水分を補えないので、肌も乾燥しがち。乾燥から肌を守るためにも、寝る前に十分な保湿を心がけましょう。基本的なスキンケアはもちろんのこと、保湿効果の高いパックをするのもおすすめです。
夜のスキンケアが十分にできていれば、翌朝の肌も調子がいいはず。化粧ノリもバッチリです。
化粧崩れしないベースメイクの方法
上記の方法でスキンケアして肌に水分を閉じ込めたら、次はベースメイク作りです。ポイントは厚塗りしないこと!適量をムラなく伸ばして、シミなどの肌悩みはコンシーラーで隠すようにしましょう。
化粧崩れしないベースメイクの方法を詳しく解説します。
下地を手のひらに出し、顔に5点置きする
下地クリームを手のひらに出し、指を使って両頬、額、鼻、顎の5箇所にのせていきます。このとき、各部位に2・3箇所ずつ置くと広げやすでしょう。
指で全体に伸ばす
指の腹を使って、顔の中心から外側に向かって伸ばします。全体にムラなく伸ばしてください。
濡れたスポンジでやさしく叩き込む
次に濡れたスポンジで叩き込んで馴染ませていきます。強く押さえるのではなく、優しく叩いてください。
目元・鼻の付け根・口元にコンシーラーをのせる
頬骨の少し上辺りの目頭から目尻までの間、鼻の付け根、口元にコンシーラーをのせます。
濡れたスポンジを使用してなじませる
濡れたスポンジで、軽く叩くように馴染ませていきます。境目がなくなるまで、丁寧に馴染ませましょう。
顔全体をハンドプレスする
両手で顔を包み込むように、優しくハンドプレスしてください。そうすることで、下地やコンシーラーがより肌に密着します。
フェイスパウダーをパフでさらっとのせる
フェイスパウダーをパフにとり、顔全体にのせます。パフが軽く肌に触れるくらいの感覚で、さらっとのせていきましょう。
フェイスパウダーは、化粧崩れの要因となる皮脂や汗を抑えるのに効果的。他にも、シミや毛穴を目立たなくさせる、商品によっては紫外線予防などの効果が期待できるものも。パフやブラシでさらっとつけて、化粧持ちを持続させましょう。
内側から外側に向けてパウダーファンデーションをのせる
次に、パウダーファンデーションをパフにとり、頬、小鼻の周り、眉毛の3箇所にのせていきます。顔の内側から外側に向かって、パフを滑らせるようにつけるのがコツです。
完成!
鏡を見てムラなく仕上がっていたら完成です。
使用したアイテムはこちら
使用したアイテムは、以下の5つです。
- インテグレート/ミネラルベースCC 〈化粧下地〉
- (株)ベルサンテ/マツモトキヨシ beauty make up SPONGE スポンジ
- パラドゥ/コーンシーラー イエローオークル
- ハダリラ/スキンケアパウダー フローラルシャボンの香り <フェイスパウダー>
- ケイト/ファンデーション
化粧崩れしないプチプラファンデーション3選
メイクを長時間キープするには、ファンデーション選びも重要です。ここからは、お財布にも優しいおすすめのファンデーションを紹介します。
アテニアBBクリーム
使うだけで血色がよい明るい肌に変えてくれます。高保湿成分が含まれているので、乾燥肌に悩む女性の頼もしいアイテムになってくれることでしょう。
美容液やUVケア、下地やライトメイク、コンシーラーとしても大活躍。カバー力があるのも魅力です。カラーは、「ナチュラル」と「ライト」の2色があります。
メイベリン SP ミネラル リキッド ロングキープ
メイク仕立ての美しさが一日中続くスグレモノ。汗に強く化粧崩れしにくいと好評です。くすみやテカリを防ぐ効果も期待できます。SPF25/PA+++。オイルフリー、無香料です。
オルビス エッセンスリキッドファンデーション
肌を美しく見せてくれると好評です。透明感とツヤが長時間続くのも魅力的。カバー力が高いところも人気の理由です。SPF20・PA++。
ファンデーションが化粧崩れしないために気をつけたいこと
化粧崩れを防ぐための肌作り、ベースメイクの作り方を紹介してきましたが、気をつけられることはもっとあります。プラスアルファのポイントを知っておきましょう・
体を温める
先述したように、肌が乾燥状態だとファンデーションとの密着力が弱く、崩れやすくなってしまいます。体の冷えは乾燥肌の要因です。
肌細胞に必要な栄養は、毛細血管によって運ばれてきます。冷えで血流が滞ると、十分な栄養が行き渡らなくなり、乾燥肌や肌トラブルの原因に。これを避けるためにも、体を温めて巡りの良い体を作りましょう。
例え、汗ばむ季節でも室内はエアコンの冷風で冷えやすいもの。ひざ掛けを持ち歩いたり、体を温める食事や飲み物を摂るよう心がけましょう。
産毛の処理をする
産毛が多いと、化粧下地やファンデーションをキレイに塗ることができません。産毛と肌の間に隙間ができて、密着力が弱まるためです。産毛は定期的に処理をしましょう。
ただし、あまり頻繁に行うと肌ダメージの原因になりかねません。処理後は十分な保湿を心がけましょう。
まとめ
化粧崩れをしないためのスキンケアやメイク方法を紹介しました。
間違ったスキンケアでは美しい肌は作れません。肌が元気でなければ、化粧ノリも悪く崩れやすくなってしまいます。上記の内容を参考にして、化粧崩れ知らずの美しい肌を作りましょう。