記事の目次
基本の艶肌の作り方
みずみずしい潤いのある素肌感、透明感と輝きを放つ艶肌は、ちょっとしたメイクのコツやポイントを覚えるだけなので、高度なテクニックは必要ありません。
土台となる素肌づくりのための保湿やファンデーションを乗せる順番、チーク、リップ、ハイライトの使い方などを中心に紹介しましょう。
メイク前のスキンケアでたっぷり保湿
どんなに高級なブランドコスメを使っても、土台となる素肌がボロボロの状態では艶肌を作りだすことなどできないでしょう。特に、艶肌メイクの重要なポイントはナチュラル感と透明感、潤いとなるため、素肌の状態の良し悪しが大きな決め手となります。
みずみずしい素肌には肌のキメやハリが大きく関係しています。これらをキープするうえで欠かせないのが普段のスキンケアで行う保湿です。水分や栄養成分がたっぷり含まれた美容液で保湿してからメイクすると、それだけで今までとは全く違う艶肌を実感することができるでしょう。
ファンデーションをのせる順番
艶肌メイクでは、化粧下地、ファンデーション、チークやハイライト、フェイスパウダー、リップの順番でメイクを行っていきます。化粧下地を使わずに直接ファンデーションを塗る人もいますが、化粧崩れするだけでなく肌への負担も大きくなるため、必ず下地をつけてからファンデーションを塗るようにしましょう。
化粧下地を塗ることでファンデーションのノリが良くなり、皮脂や汗を吸着して化粧崩れしにくくなります。また、ベースメイクをしっかりしていれば、ナチュラルなメイクでも十分にきれいに見せることができます。
チークやリップも艶やかに
化粧下地やリキッドファンデーションも発光、発色効果が高いものを選べばそれだけで十分艶肌を演出することができます。ベースメイクが終わったらチークを塗りますが、肌色よりワントーン明るいピンクのものを選ぶとチークだけが浮かずに自然になじむでしょう。
リップはグロスやラメが入っているものよりも、唇のツヤ感がでる美容液タイプのものを選びましょう。自然な艶やかさを演出することができます。
ハイライトでツヤ感を演出

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ハイライトは光を集めて顔の輪郭をシャープにみせたり、顔全体に透明感や立体感を演出することができます。パールなどが配合されたものを使えばさらにツヤ感を演出することができ、肌のくすみやシミなどをカバーしてトーンアップすることもできるでしょう。
40代の大人艶肌メイク「濃すぎ」「油っぽさ」に気をつけて

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40代になると、くすみやシミなど肌の悩みが多くなります。メイクにも時間がかかるようになり、カバーするために厚塗りになりがちです。艶肌を目指してメイクしたのに油分が多くてテカりが出てしまうこともあるでしょう。メイクの「濃すぎ」や「油っぽさ」には十分注意してください。
崩れない艶肌の作り方

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まずは、メイク崩れしない艶肌の作り方を紹介しましょう。
スキンケアのあと、Tゾーンと目元にツヤを作る
まずは保湿が大事なので、化粧水と乳液でしっかりとスキンケアをします。
そのあとオイル系の美容液を「ホ」の字の部分に塗っていきます。「ホ」の字とは、Tゾーンと目の下の部分です。保湿の段階から、この場所を意識していきましょう。
下地を顔全体に伸ばす
下地は艶肌を意識しなくで大丈夫です。後から塗るものでツヤを出していくので、下地はしっかり密着するものを選びましょう。下地は「ホ」の字は特に関係なく、顔全体に満遍なく塗りましょう。
ファンデーションをつける
艶肌にするには、水分が多いリキッドファンデーションがおすすめです。化粧崩れもしにくいでしょう。リキッドファンデーションは乾きやすいので、のせたらすぐに伸ばしていくようにしてください。目の周りはトントンとたたくようにつけましょう。
パウダーは、ツヤを出さない部分にのみ塗っていく
「ホ」の字の部分のツヤを残すため、それ以外の部分にパウダーをのせていきます。叩き込むのではなく、ささっと軽く塗る感じでつけましょう。
完成
艶肌メイクの完成です。「ホ」の字の部分のツヤ感が残った仕上がりになっています。
オイルが決め手!艶肌の作り方

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次に、オイルを使った艶肌メイクの作り方を紹介しましょう。大人っぽい仕上がりになる方法です。
オイルを顔全体に塗っていく
オイルを顔全体に塗っていきます。顔の中心から外側に向けて伸ばし、全体を手のひらで押さえるようにしましょう。
下地を塗る
下地はいつも使っているものでOKです。数カ所に点置きして、全体にムラなく伸ばしましょう。
コンシーラーで気になる部分を隠す
コンシーラーで毛穴やシミなど、気になる部分を隠していきます。ファンデーションを厚塗りするのではなく、コンシーラーで気になる部分をカバーするのが艶肌メイクのポイントになります。
リキッドファンデーションで隠したい部分を点で置き、全体的に塗る
リキッドファンデーションは隠したい部分だけを点で置き、全体になじませていきます。あとでチークを塗る部分は持ちが良くなるので塗っておきましょう。
色の濃い目のコンシーラーで赤みのある部分を隠す
色の濃い目のコンシーラーを使い、赤みの気になる部分を隠していきます。その上から、明るめのコンシーラーを重ねると綺麗に隠れます。
これで艶肌メイクの完成です!コンシーラーを使うので、リキッドファンデーションは部分的に塗るのがポイントになります。
艶肌かつカバー力抜群なベースメイクの方法

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艶肌になり、カバー力抜群のメイク方法を紹介します。夏におすすめのメイクです。
下地を塗る
しっかりスキンケアで保湿したあと、UV効果の高い下地を塗ります。数カ所に点置きして、満遍なく塗りましょう。
リキッドファンデーションを指で点置きし、スポンジで薄く伸ばすように塗る
目の周りは避けてリキッドファンデーションを指で点置きし、スポンジで薄く伸ばすように塗っていきます。乾きが早いので、手早く塗っていきましょう
目元にリキッドファンデーションを薄く塗る
目元は皮膚が薄いので、薄めにつけるのがコツです。パフに残ったファンデーションを薄く塗っていきましょう。
コンシーラーをブラシに取り、隠したい箇所に置く
コンシーラーをブラシに取って、隠したい場所に置きましょう。今回は、肌に近い自然な色を使っています。
隠したい箇所の周辺をぼかす
スポンジで、コンシーラーの境目をぼかします。一番隠したい場所には触らずに、周りをぼかしましょう。
クリーム、もしくはリキッドタイプのコンシーラーでくま、鼻元、口角を隠す
動きのある目元や口元のカバーは粉の場合ヨレやすいので、リキッドタイプのコンシーラーを使います。クマや鼻の周り、口角など気になる部分を隠しましょう。
クリームチークを頬骨周辺に置き、スポンジでポンポンとぼかす
クリームチークを頬骨周辺に指で置いていきます。そのあとスポンジでポンポンとぼかしていきましょう。
パウダーをテカってしまいやすい部分、コンシーラーを置いた部分に置く
パウダーをパフに取り、Tゾーンなどテカリやすい部分やコンシーラーを置いた部分になじませていきます。特に夏場などはテカリやすくなるので、パウダーで押さえるのがいいでしょう。
完成
これで完成です。しっかりカバーして、ツヤ感のあるメイクになりました。
秋冬におすすめ!「エクセル グロウルミナイザー UV」を使った艶肌の作り方

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艶肌におすすめの下地「エクセル グロウルミナイザー UV」を使った、艶肌メイクの作り方を紹介します。秋冬のメイクにおすすめ。ぜひチャレンジしてみてください。
パールの発光感と美容オイルで、ハイライトにも使える、ツヤ肌を作れる下地です。SPF28 PA+++でUV効果にも期待ができます。
しっかりと保湿する
化粧水と乳液で、しっかり保湿します。この保湿が、艶肌のポイントです。
下地を点置きし、指で伸ばす
下地はいつも使っているものでOKです。数カ所に点置きし、指で全体に伸ばしましょう。
エクセル グロウルミナイザー UVをCゾーンに塗る
立体感や発光感を出すエクセル グロウルミナイザー UVを、目尻のcゾーンに塗っていきます。丁寧になじませましょう。
くま、小鼻、ニキビ跡等にコンシーラーを置き、ポンポン叩き込む
クマ、小鼻の周り、ニキビ跡など気になる部分にコンシーラーを適量置いて、ポンポンと指で叩き込んでいきます。つけすぎには注意してください。
クリームファンデーションを点置きし、手でポンポンと叩き込む
クリームファンデーションを点置きします。全体にムラなく伸ばしながら、手でポンポンと叩き込んでいきましょう。
スポンジで余計な油分を除く
スポンジを使って、余分な油分を取り除きましょう。こうすることで、化粧崩れを防ぐことができます。
シェーディングをする
顔に立体感や小顔効果も出すために、シューディングをします。肌より暗めの色を選び、ブラシで顎やフェイスラインに入れていきましょう。
ブラシでパウダーを乗せる。崩れやすい部分はパフで抑える
フェイスパウダーを大きめのブラシにとります。余分な分は手の甲で調整して、顔全体に乗せていきましょう。化粧崩れしやすい部分はパフで押さえてください。
ハイライトをCゾーンの上をなぞるようにして置いていく
ハイライトを目尻のCゾーンの上をなぞるように、置いていきます。こちらも丁寧になじませていきましょう。
目の下のコンシーラーをした部分に重ならないように置いていく
ハイライトは、目の下にコンシーラーをした部分には重ならないように置いていくのがポイントです。
ツヤ系のチークをブラシで足していく
ツヤ系のチークをブラシで足していきましょう。頰の高い位置に、内側から外側にサッと軽めにつけていきます。
完成
自然な立体感のある艶肌が完成しました。落ち着いた印象で、秋冬のメイクにピッタリです。
そもそも艶肌とは?
艶肌とはどのようなものなのか、ここで詳しく見ていきましょう。
ツヤがあって健康的に見える艶肌
艶肌とは、ツヤがあって健康的に見える肌です。肌のツヤやハリは美しい肌の重要な条件で、見た目年齢はこの艶肌で判断されることが多いものです。加齢で肌にさまざまな悩み出てきても、正しい艶肌メイクをすることで見た目年齢を若くすることができるでしょう。
韓国でも艶肌「水光肌」がトレンドに
美容大国として有名な韓国。旅行のお土産にコスメをたくさん購入する日本女性も少なくありません。韓国の女優やモデルから発信された新しいメイク法として大きな話題となったのが、「水光肌」です。
水光肌は内側から発光するツヤのある肌にするメイク方法で、ベースメイクでのツヤ感を出すのがポイントです。メイク前のスキンケアをしっかり行うことも大切。クッションファンデーションやリキッドファンデーションを使い、ツヤ感のある肌に仕上げます。
大切なのは「ナチュラルさ」と「うるおい感」
艶肌メイクの大切なポイントは、ナチュラルさとうるおい感です。これまでのメイクはどちらかというと、肌のくすみやシミなどの悩みを隠すために、ファンデーションやパウダーを厚く塗りがちでした
。艶肌メイクでは、化粧下地やファンデーションの選び方や効果的な使い方などのポイントを押さえて、いかに自然な潤いを演出するかが求められます。
そのためには
- 土台となる素肌の保湿を十分に行うこと
- 肌の色とかけ離れたカラーのファンデーションを避けること
- 肌の表面で透明感を演出しようと厚塗りし過ぎないこと
などのポイントを理解してメイクすることが大切です。
おすすめのコスメアイテムはコレ
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艶肌は、コスメを有効に活用することでつくりだすことができます。
そこで、艶肌をつくるためのちょっとしたコツとして、おすすめのアイテムについて紹介します。
うまく艶がでないときには「オイル」をプラス
オイリー肌でなければ、メイクに適切な量のオイルをプラスすることで艶っぽい肌の質感や輝きをより演出することができるでしょう。ただ、やり過ぎるとツヤがテカりに変化してしまうため、注意が必要となります。
肌をキレイにみせる「ルースパウダー」
艶肌メイクの最後の仕上げに必要となるフェイスパウダーには、ルースパウダーとプレストパウダーの2種類があります。プレストパウダーは固形で、ファンデーションのように肌にしっかりと塗り付けるタイプです。
ルースパウダーは粉状でフワッとした柔らかい仕上がりで、ナチュラルメイクが基本となる艶肌メイクには欠かせません。リキッドファンデーションとルースパウダーの併用で、肌を綺麗にみせることができます。
プチプラのハイライトを使うのもおすすめ♡
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プチプラのハイライトでも、十分効果的な艶肌を演出することができます。おすすめを3点ピックアップしました。
パウダータイプのおすすめハイライト「CANMAKE グロウフルールハイライター」
最後の仕上げに塗るだけで、肌の透明度が一瞬でアップするハイライトです。ブルーパール配合で、魔法のようなツヤを出すことができるでしょう。 ヒアルロン酸などの保湿成分も配合され、肌の潤いも保つことができます。
スティックタイプのおすすめハイライト「メイベリン マスターストロビングスティック」
パール感があり、まるでストロボライトを浴びたようにツヤ感と立体感を演出できるハイライトです。Tゾーン、頬の高い部分、顎など、顔の高い場所に重ねるだけで、肌の内側から輝いているように見せることができます。やりすぎ感がなく、ナチュラルに仕上がるでしょう。
クリームタイプのおすすめハイライト「CANMAKE クリームハイライター」
ツヤ感のある自然な光を実現できる、クリームタイプのハイライトです。クリームなのに、驚くほど軽い塗り心地。高密着処方で、長い時間立体的な艶肌を保つことができます。適量を指にとり、立体感とツヤを出したい部分に塗るだけです。
まとめ
ちょっとした方法やポイントさえ押さえれば、誰でも簡単につくりだすことができる艶肌。高級ブランドコスメを揃えなくても、簡単につくることができます。
ポイントはスキンケアをしっかり行うことです。自分の肌に合った化粧下地やファンデーションなど、必要となるアイテムを最小限に揃えて正しいメイク方法をするだけで、誰でも艶肌を手に入れることができるでしょう!