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ディープキスのムードづくり
ディープキスは軽いキスと違い、突然することはあまりありません。その後のセックスにもつながるものなので、テクニックにこだわるだけではなく、場所や状況、相手の気持ちを考えて行うことが必要です。ここからは、ディープキスをするためのムードづくりについて見ていきましょう。
場所を考える
ディープキスはキスをしている時間が長いので、場所を考える必要があります。場所のよっては人に見られるなど、キスを途中で止めなければならないことが起こる可能性があるでしょう。盛り上がっていた気持ちが冷めてしまうことになります。
特にディープキスはセックスの導入となることが多いので、その後のことも考えて場所を選びましょう。少なくとも、人に見られる可能性のある場所では控えてください。
ムードを盛り上げる
キスは愛情表現のひとつなので、ムードを盛り上げることは大切です。特にディープキスならなおさらで、ムードのない場所でされるのは誰でも嫌がります。
できればお互いの家やホテルの部屋など、人気がなく、なおかつあまり明るくない場所でディープキスをするのがベター。また、落ち着いた雰囲気を作るためにテレビは消す、キャンドルやアロマを使うなどするのもいいでしょう。
マンネリになってきたり刺激が欲しいというときは、明るい部屋でディープキスをしたり、人目につきそうな場所でキスをしたりするのもアリかもしれません。
まずは軽いキスから徐々に濃いキスへ
ディープキスが盛り上がるためには緩急がとても大事です。まずは軽いキスから初めて、徐々に濃いキスへと進みましょう。最初からいきなりディープキスをするのではなく、軽く唇が触れ合う程度のキスから始め、少しずつ相手の唇をついばんでみたり、舌で触れてみたり、舌を絡ませたりとディープキスの雰囲気に持っていくようにします。
こうすることでお互いに少しずつ気持ちが盛り上がり、とても良いムードでディープキスができるでしょう。
ゆっくりと時間をかけて
ディープキスにもいろいろな種類があります。時間をかけていろいろなキスを楽しむことでお互いに気持ちが高まり、充実したキスができ、その先のセックスへとつなげることができます。
女性にとってキスは愛情表現のひとつ。じっくりディープキスを楽しむことで愛情を深めたり、コミュニケーションの質を高めることができるでしょう。
少しずつ舌を絡ませていく
まずは唇が触れ合うキスに成功すると、次は少しずつ舌を絡ませていくようにします。いきなり舌を入れるのではなく、普通のキスから少しずつ舌をお互いに絡ませられるようにするのが理想です。相手の出方を見ながら慎重にやりましょう。
段々と深いキスをするようにする
舌をからませていくキスに成功したら、次は深いキスをするようにします。だんだんと深いキスができるようになったら、立派にディープキスができるようなシチュエーションになります。あくまでも相手あってのディープキスなので、自分本位にならないように気を付けましょう。
恥じらわない
ディープキスは互いの舌が行き来することや、この後のセックスを想起することなどから恥ずかしくなってしまう人もいます。しかし、恥ずかしい気持ちがあると相手にもそれが伝わり、キスがぎこちなくなったり、ムードが壊れてしまったりすることもあります。
恥じらいの気持ちがあることは、キスに慣れていないことや初々しさを感じさせられるので、決して悪いことではありません。相手によってはそれが逆に興奮につながることもあります。
しかし、人によっては自分を好きではないのではないかなど、ネガティブな感情を抱いてしまうこともあります。徐々にディープキスに慣れて恥じらいを捨てることも、気持ちいいディープキスを楽しむポイントです。
ディープキスをしている時の男性と女性の心理
ディープキスをしている時、男性と女性はどのような心理なのでしょうか?あまり表立っては聞けないけど、どのような気持ちなのか知りたいですよね。そこで、実際に体験した人の感想を集めてみました。ディープキスが好きかどうかのアンケートの統計結果も紹介します。
ディープキス体験談
まずは、実際にディープキスをした人の体験談を見てみましょう。
ディープキス体験談A
初めてディープキスをした時は、「うわっ」と彼を引き離したくなりました。彼のことは好きだけど無理というか身体が拒否している感じで・・。彼がすごくグイグイと舌を絡ませてくるので、どうしたら良いのかわからず、何も考えられずただただ困りました。(女性)
ディープキス体験談B
相手がタバコを吸っていたり、お酒くさかったりする時のディープキスは不快。丁寧に愛を込めてキスされるのではなく、向こうの欲望のままにされると、その行為自体気持ち悪く感じてしまう。ディープキスをしたいと思ってしてるわけではないので、愛のあるキスをしてほしい。(女性)
ディープキス体験談C
3回目のデートの時、彼の家で二人でDVDを借りて映画を観ていたのですが、突然彼がディープキスをしてきたので驚きました。びっくりして彼に身を任せていたらだんだんふわっと気持ち良くなってきて、すごく愛されているなと嬉しくなったんです。一体感があって彼がすごく近くに感じ愛おしくなりました。(女性)
ディープキス体験談D
一般的なキスに比べてディープキスは相手からの「愛を感じられる」要素がかなり強いと思います。私自身、初めてディープキスをした時は今まで感じたことがないくらいの興奮があり、こんなに気持ちいいのもは他にないなと感じたくらいでした。(男性)
ディープキス体験談E
付き合いたての彼女とキスしたときに、キスからディープキスに移行したら、お互いの恋愛感情を再確認できるし、幸福感に満たされる。前の彼女は付き合いたてじゃなくても大好きだったので何回でも、何時間でもできる気がした。(男性)
ディープキス体験談F
最初の彼女とのディープキスは、始めてだったこともあり、やり方が全く分からなくて、相手の反応を見ながらやっていたし、極力やりたくないと思っていた。あと、タバコを吸っていたので口の匂いも気になっていたので、とても苦手だった。(男性)
面と向かっては聞けない!ディープキスに対する男女の本音
「ディープキスしたい!」と思っても、そもそも相手が望んでいるのかどうか、ちょっと不安ですよね。積極的に迫ったら「引かれるんじゃ…」と、躊躇してしまうこともあるでしょう。
そこで、20〜30代の男女にディープキスにまつわる本音を聞いてみました。
ディープキスは好きですか?
ディープキスが好きな女性は全体の約30%です。一方、男性はちょうど半々という結果が出ました。 女性はディープキスがあまり好きではない傾向があるようです。男性の方では「ディープキスをしたい」と思っていても、女性の方では「したくない」「拒否したい」と思っているケースも多そうですね。
ディープキスをするときの男女心理まとめ
ディープキスは男性の方が一生懸命で、女性は受け身というのが体験談やアンケートから読み取れます。ディープキスが好きという人は男女とも「愛を感じられる」「気持ち良い」という感想が多いようです。
ディープキスが嫌いという人には、「生理的に無理」という人、「やり方がわからなくて苦手」という人の2通りに分かれるようです。ディープキスの経験がない人は、ディープキスに対して緊張や恐怖を感じているという人もいるかもしれません。
このあと紹介するディープキスのテクニックを参考に、苦手意識を克服するといいでしょう。
ディープキスのテクニックを紹介
ディープキスが上手な人は、雰囲気を盛り上げるテクニックを知っています。ここでは、ディープキスが上手になる「とっておきのテクニック」を紹介しましょう。
ディープキスの最中に声をもらす
ディープキスの最中に声をもらすと、興奮が高まります。激しいディープキスをしていれば、自然にもらしてしまうこともあるでしょう。
声を出すタイミングは、基本的に息継ぎで唇同士が少し離れたときです。息継ぎとともに声を出すことで、自然に声を出すことができます。
声を出すのはディープキスを始めてすぐではなく、舌を絡ませ合い、激しいキスになってきたときがいいでしょう。激しさが声で伝わり、相手も興奮するはずです。
焦らずゆとりをもっている
焦らず、ゆとりをもってキスしましょう。焦ってしまうと、それが相手にも伝わります。歯が当たったりして、雰囲気を壊してしまうこともあるでしょう。焦る必要はないので、心を落ち着けてキスを楽しむようにしてください。
リラックスした気分のときにキスをするのがおすすめです。2人で食事をしてゆったりした気分のとき、デートのあとの帰りがけにブラブラと散歩しているときなどがいいでしょう。
ディープキスをしているとき、興奮して焦りが出ることもあります。そんなときも事前にゆとりを持つことを心がけておけば、すぐに落ち着きを取り戻すでしょう。
ボディタッチも交えている
ボディタッチも交えるようにすると、雰囲気が盛り上がります。唇や舌の動きだけでなくボディタッチもすることで、より興奮できるでしょう。
触れる場所は、相手が気持ちいいと思える部分です。相手が女性なら胸元や腰のあたり、男性なら背中やお尻あたりに触れるようにすると、気持ちが高まるでしょう。キスしやすいように相手の頬や頭に触れるのも、上手なテクニックです。
ただし、ボディタッチはあくまでディープキスの雰囲気を盛り上げるもの。それに気を取られ過ぎないよう、さりげなく行うのがコツです。
口臭がいい香り
「注意点とエチケット」のところでも説明しましたが、ディープキスでは口臭のケアがとても大切です。毎日の歯磨きは丁寧に行い、フロスや歯間ブラシも活用しましょう。
定期的に歯医者に通って歯石を取ってもらうのもおすすめです。口臭の原因になる虫歯や歯周病の予防にもなります。
胃の調子が悪いのも口臭の原因のひとつです。消化の良いものを食べるなど、胃腸のケアもしっかり行いましょう。
口臭がいい香りになれば、相手からも積極的にキスをしてもらえるでしょう。口臭スプレーなども利用して、口臭ケアは怠らないようにしてください。
キスまでの雰囲気作りができる
キスまでの雰囲気作りも、気持ちを高揚させるために大切です。普段の雰囲気のときにいきなりディープキスをしては、相手は驚いてしまうでしょう。
まずは、ふたりきりの空間にいることが大切です。愛情をこめた言葉をかわしながら、気分を高めていきましょう。何も言わず、目をじっと見つめるのも効果的です。
自分の部屋など雰囲気をセッティングできる場所なら、ロマンティックな気分になれるアロマを焚いたり、雰囲気のある間接照明を置くなどするといいでしょう。花を飾る、ムードのあがる音楽をかけるなども、ディープキスを行う雰囲気作りにおすすめです。
雰囲気が壊れない工夫もしておきましょう。部屋に人が入ってこない、スマホをマナーモードにしておくなどの対策は必須です。
種類豊富なディープキスをする
テクニックを磨きたいなら、種類豊富なディープキスをマスターすることは必須です。いつもワンパターンのキスでは、飽きられてしまいます。雰囲気を盛り上げるためにも、いろいろな種類のディープキスを覚えましょう。ディープキスの種類別に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ディープキスを種類別に解説!
ここからは、ディープキスを種類別に解説しましょう。難易度の低い順に紹介します。
ニプルキス
ニプルキスは相手の唇に自分の舌先を付けて、唇を這わすようにして全体をなめていくキスです。初心者向けなので、初めての人はこちらから試してみましょう。やわらかい唇の感触を、唇だけでなく舌で感じることができます。キスをする側の方が気持ちいいものと思われがちですが、受ける側もとても気持ちがいいものです。
「唇を舐められる」と表現すると変な感じがするかもしれませんが、性行為の始まりを感じさせるキスで、いろいろなディープキスの導入にもなります。
カクテルキス
カクテルキスは、ディープキスの基本ともいえるキスです。お互いの唇を合わせて、舌を絡ませていくキスになります。
ただ舌先をつつき合わせたり絡ませたりするだけではなく、意識的に口の中を刺激しあえば、気持ちのいいカクテルキスができるでしょう。
クロスキス
クロスキスはカクテルキスよりも濃厚なディープキスです。カクテルキスはキスの合間に唇を離すこともありますが、クロスキスは唇を離すことなく舌を絡ませていきます。
唇を開いて触れ合うカクテルキスよりも隙間なく密着しているため、舌だけでなく唾液や息も互いの中を行き来します。
キスをしている間の互いの距離が近いこともあり、慣れるまではうまく鼻呼吸ができない場合もあります。息継ぎするために口を離して他のキスに移ったり、しばらく見つめあったり、変化をつけて楽しみましょう。
インサートキス
インサートキスは、唇を重ねた状態でお互いの舌を絡ませていくキスのことです。相手の舌が自分の口の中に入ってきたり、逆に自分が相手の口の中に舌を入れたり、さらには互いの舌を行き来させてピストン運動のように交互に入れ合うこともできます。
インサートキスをしている間は、お互いの唇が触れ合っているためにうまく呼吸ができないかもしれません。また、パートナーとの舌の行き来のタイミングがよくわからないなど、慣れるまではうまくできない場合もあります。
しかし、密着して舌が行き来する行為はとても興奮するもの。目を合わせてインサートキスをすると、かなり気持ちが高まります。繰り返しキスをする中で、舌が行き来するタイミングや息をする方法を覚えていきましょう。
サーチングキス
サーチングキスは、相手の口の中を舌で探っていくキスです。相手の舌だけでなく、歯茎や歯の裏、あごのところまで、口の中すべてをまさぐっていきます。
このサーチングキスは、舌が短いと奥まで舌を這わせるのが少し難しく、歯があたったり、口を開きすぎてあごが痛くなったりすることもあります。そのため、舌が長い人におすすめです。
うまくできると口内のいろいろな感触を楽しめるので、興奮すること間違いないでしょう。
オブラートキス
サーチングキスよりも少し強めに相手の舌を包むキスがオブラートキスです。イメージとしては、サーチングキスと同様に相手の口の中を探っていくもので、相手の舌を吸っていくように包むのが特徴です。
サーチングキスとインサートキスを合わせたようなものであり、お互いの舌を吸ったり交互に舌を行き来させたりしていきます。これも上級者向けのもので、互いのタイミングを合わせることが重要です。
スロートキス
スロートーキスは相手の舌を吸うキスです。とても刺激的で興奮できるでしょう。相手の舌を吸う際に、唇や舌で相手の舌の感触を楽しむことができます。
吸われる方も自分の舌への刺激があるのはもちろんですが、相手の性的な欲求の高まりを感じる点でも気持ちが高まります。
知られざるディープキスの効果
ディープキスはお互いの性的興奮を高めたり、好きという気持ちを確認したりするだけではありません。意外な効果もあります。
ストレス解消になる
キスをするとストレスが軽減されます。特にディープキスは濃厚で興奮状態になるので、ストレス解消にとてもいいでしょう。
もちろん無理やりするのではなく、互いの同意があり、お互いが想い合ってするものでなければストレス解消効果はありません。リラックスした状態で、お互いに幸せを感じられるようなディープキスをしましょう。
ディープキスをするときの注意点とエチケット
ディープキスをする際に忘れてはならないのが、エチケットです。いくら上手なディープキスができても、エチケットをおろそかにしていては、相手に嫌われてしまいます。ここでは、ディープキスをするときの注意点やエチケットについて紹介しましょう。
口臭ケアをしっかりする
ディープキスをする前には口臭ケアをしておくのが、最低限のマナーです。デートの前日には焼き肉や餃子など、ニンニクが使われている料理を控えましょう。また、キスをする前にタバコを吸わないなどの配慮も必要です。
喫煙者はタバコの匂いに慣れてしまって、自分の匂いに鈍感になっていることも少なくありません。しかし、相手は敏感に気づくことが多いものです。特に、たばこを吸った後にコーヒーを飲むと口臭がきつくなることがあるので注意してください。
普段から歯磨きを丁寧に行うなど、口臭ケアをしっかり行いましょう。
濃すぎる口紅は避ける
デートのときは濃すぎる口紅を避け、ナチュラルな色合いを選びましょう。口紅がべったりと塗られた唇では、男性もキスをするのを躊躇してしまうでしょう。自分の唇や肌につきそうと、キスを避けられる可能性もあります。
唇のケアを忘れないようにする
せっかくキスしたのに唇が乾燥してガサガサだったり、皮がむけていたりしたら、男性は幻滅してしまいます。唇のケアはしっかり行いましょう。日頃からリップクリームや美容液などで、ケアを怠らないようにしてください。
男性はこんなところにも注意
ディープキスをするとき、男性は次の2点に注意しましょう。
- 強引にディープキスしない
- いきなり舌を入れない
特にムードもないときに、強引にディープキスをするのは避けてください。女性はムードのないキスを嫌います。気持ちがこもっていないと感じるでしょう。女性は徐々に気持ちが高まらなければ性的な興奮が得られず、気持ち良くありません。ムードと関係なく強引にディープキスをするのは、相手の気持ちが離れていく原因にもなります。
また、ディープキスをするときはいきなり舌を入れるのではなく、軽いキスをしながら気持ちを高めることが重要です。ディープキスに移行するときにも、舌先で唇を撫でたり舌同士を触れ合わせたりと、軽いものから徐々に深いキスにしていくようにしましょう。
まとめ
ディープキスはとても奥深いものです。うまくディープキスをするためには、テクニックやムードづくりが大切。エチケットも忘れてはいけません。記事も参考に良いディープキスをたくさんして、お互いの関係を深めていきましょう!