治しかた別にまとめたニキビ跡を消す3種類の方法

ニキビの悩みはニキビができることだけではありません。ニキビが治ってからもニキビができているように膨らんでしまっていたり痛みもないのに赤らんでしまっていたりといった状態になってしまうこともあります。ニキビ跡はそういったものだけでなく肌に大きな凹凸ができてしまうこともあります。ニキビ跡はニキビ同様にすぐに治る人とそうでなくずっと跡が残ってしまう人もいます。ニキビが治ってもニキビ跡が残っていることをコンプレックスに感じている人も少なくありません。

ニキビが治ったとしても跡が残ってしまうと肌がきれいに見えないです。ニキビ跡は毎日のケアでも十分状態を改善することができますし皮膚科での治療もあります。いろいろな方法に挑戦し少しでも肌の状態を改善することを心がけましょう。

ニキビの跡を消す皮膚科編


ニキビ跡を治すための治療を皮膚科でも積極的に行っています。ニキビだけでなくニキビ跡が消えないことで悩んでいる人は通院しての治療も考えてみましょう。治療によっては保険適用内で治療できるものもあります。

ケミカルピーリングで肌のターンオーバーを促進

ニキビ跡の治療としてケミカルピーリングはここ最近かなり有名になっており治療をしたことのある人も増えています。ケミカルピーリングというのは主にグリコール酸などフルーツ酸やサリチル酸マクロゴール、トリクロロ酢酸といった薬品を使って行われるピーリングです。皮膚科専門医がケミカルピーリングで用いる薬剤はどれも医療機関得歯科取り扱いが許されていません。高濃度のものを使っているのでピーリング効果も市販のものよりも期待できます。

ケミカルピーリングは強い薬剤をピンポイントで患部に滴下して使用することもありますが、一般的には肌の表面に均一に塗布して使用します。酸性の薬剤であるため塗布することで肌の表面にある古い角質や毛穴の汚れを溶かして除去することが可能です。酸性の薬剤を使って汚れを除去した後、クーリングをして肌を冷却して処置は終了です。薬剤が強く肌への負担もかかるので一度で終わらせるのではなく2週間から4週間ごとに行い仕上げていきます。

ケミカルピーリングのメリットは日常生活への支障がなくニキビ跡の治療ができるということです。治療をすることで肌にかさぶたができたり一時的に肌が炎症を起こしたりすることなく治療をすることができます。ただ、使用する薬剤や肌の状態によってはかさぶたができることがあるので理解をしておきましょう。

ただデメリットとして一度で完成せず何回か通院することが必要であり、間をあける必要もあるので人によっては半年ほど治療にかかることがあります。また、ピーリングを受けると肌のバリア機能が低下するのでアフターケアが重要です。

ベビースキンで肌の皮膚と組織の再生力を引き上げる

ベビースキンは名前の通り赤ちゃんのような水分をしっかりと含んだ毛穴のない美しい肌を作ることのできる処置です。大人ニキビやニキビ跡治療だけでなく傷の修復や肌質改善といったことにも効果があります。

ベビースキンというのは臍帯血幹細胞培養上清液(さいたいけつかんさいぼうばいようじょうせいえき)と呼ばれるへその緒に含まれる細胞の培養液から抽出した薬剤を使い皮膚や細胞の再生を促す治療法です。ニキビ跡を治すだけでなく加齢に伴う肌トラブルが全般的に解消できるということでアンチエイジングのために利用する人もいます。

施術方法としてはイオン導入で臍帯血幹細胞培養上清液を導入していき最後に保湿をするだけです。施術時間は肌の状態によって違いますが30分から60分程度です。特に施術中に痛みを感じることもなく行われますし、多くの場合には施術の終わりにはマッサージが行われるので楽に施術が受けられます。

治療費用については通院する病院によって価格が違います。まだまだ新しい治療法であり施術が受けられるクリニックの数はあまり多くはありません。そして相場もクリニックによって違いがあるため一概には言えないですが数万円から20蔓延程です。ニキビ跡が消えるのはもちろんですが、それ以外の肌トラブルにも効果があるということで割高でもかなり効果を期待することができます。

ロアキュタンでアクネ菌を押さえて、抗菌、抗炎効果を出す

ニキビ跡でも強いしこりができていたり凹凸ができていたりする重症のものや、ニキビが多々できて日頃のスキンケアだけでは肌の状態をコントロールすることができないという時に行われるのがロアキュタンという治療法です。このロアキュタンは海外で実績のある治療方法であり、今では世界的に使われています。

しかし、日本ではまだロアキュタンの内服療法について厚生労働省から許可をされていません。そのため医師の責任において海外から薬剤を輸入して治療を行うことになります。内服する期間は半年ほどの長期的な内服が必要と言われていますが短期的な治療を希望する場合には医師に相談すれば2か月ほどで終了するようにスケジューリングしてもらえることもあります。

ロアキュタンというのはイソトレチノイン酸というビタミンAの一種で重度のニキビに対しても強力な効果が期待できる治療薬です。皮脂腺のサイズを小さくして皮脂の分泌を抑える効果があるので皮膚の症状を改善することが期待できます。

効果が期待できるということは強力な薬ということであり副作用について注意が必要です。妊娠中や妊娠の可能性がある時、授乳中は服用してはならないと言われています。副作用については事前に医師に確認することが必要ですし何か不調があればすぐに医師に相談することが必要です。特に妊娠については内服終了後も半年は避妊が必要と言われており内服する際には時期をしっかりと考えるようにしましょう。

服用方法は毎日決まった時間に1日1錠飲むだけなので決して難しいことではありません。服用中に肌の状態が改善するようにニキビができれば薬を塗布しますし清潔を保つために洗顔もした方が良いです。2か月飲んで効果の有無を確認しその後の服用の可否や用法用量の変更といったことが出るので必ず医師に相談しながら服用する必要があります。

ニキビ跡を消す日常編


ニキビ跡があるとニキビが治っても肌にコンプレックスが残ったりメイクが上手くできなかったりといったトラブルも起きます。放置していても治るものではないですから毎日のスキンケアで少しずつニキビ跡を改善するための取り組みをすることが重要です。皮膚科や美容外科に通院しての治療はコストやスケジューリングの問題で難しいという人は特に毎日のケアを見直してニキビ跡をなくすための取り組みをしてみましょう。

皮膚に優しい約8時間くらいの睡眠をとる

日々の生活習慣を改善することでもニキビ跡を改善することに効果があります。生活習慣の改善にはいろいろなものがありますが、その中の一つが睡眠です。肌は私たちが眠っている間に生まれ変わるため睡眠時間が少ない人や眠りが浅い人はターンオーバーが遅れてしまいニキビ跡が改善しません。

そこで睡眠時間をしっかりと確保すること、美肌のゴールデンタイムといわれる22時から翌2時までは確実に眠ることが良いと言われています。これができればニキビ跡が落ち着くのはもちろんですがニキビができなくなったり肌トラブルが起きなくなったりといったことが期待できますが実際の生活では毎日8時間眠ることはなかなかできません。また、8時間眠れたとしてもその睡眠の質が高いものでなければ肌の状態が良くなることは期待できません。

そこで、最低でも6時間寝ること、その睡眠の質を高めることを心がけましょう。眠る前にスマホやテレビなどブルーライトを見ることを減らすこと、リラックスするために適度なストレッチをしたり、心を落ち着けたりと眠る2時間前から少しずつ良質な睡眠がとれるように準備をすることを心がけましょう。

睡眠時間が長くなったり質が良くなったりしてもすぐに肌の状態は改善しません。完璧に整うまでには4年はかかると言われています。生活習慣を改善し睡眠時間を確保できなおかつ質の良いものにできれば免疫力が高くなったり精神的なバランスが整ったりと肌以外にも良い効果もあります。そこで根気強く続けること、少しでも早く肌の調子を整えたい場合にはスキンケアにも気を付けることが重要です。

肉、魚、野菜、果物をとって栄養をバランスよく摂る

ニキビ跡を改善するのには食事も重要です。近年の私たちの食事は和食よりも洋食が多いですし3食きちんと食べない人も増えています。このような乱れた食生活を整えることでニキビ跡を改善することが期待できます。ただ栄養のあるものを食べようとするだけでなく効果的に体に吸収させることも合わせて考えていきましょう。

ニキビ跡あを治すために重要なのがターンオーバーを促すことです。ターンオーバーを促すためにはコラーゲンを生成するために不可欠なたんぱく質の摂取が必要になります。タンパク質を摂取するとアミノ酸に分解されてコラーゲンの原料となるのです。そこで肉や魚、卵、乳製品、大豆といった食品を食べることを心がけるようにしましょう。その際ビタミンCを一緒に摂取するとコラーゲンの吸収率が高まりコラーゲン生成も効率的です。

それ以外にも水分保持力を保つためにオメガ3系の脂肪酸の摂取も必要です。オメガ3系の脂肪酸は必須脂肪酸の中でも不足しがちですし体内で生成ができません。そのため日常的に摂取することを心がけることが必要です。青魚の油やえごま油、シソ油、アマニ油がこれに該当し、熱に弱いので非加熱処理をした方が良いと言われています。ドレッシングに活用するのがおすすめです。

他にもビタミン類はターンオーバーを促すだけでなくニキビ跡や色素沈着にも効果があります。ビタミン類は単体ではなく他のビタミンと一緒に摂取することでより効果を発揮することもあるのでサプリメントでピンポイントに摂取するよりもフルーツや野菜から総合的に摂取することが望ましいです。フルーツを食べてビタミンを摂取する際には食事前の空腹時のほうが吸収率が高まります。

適度な運動をして老廃物をしっかりと排除

老廃物を体に溜めるとよくないということがよく言われておりデトックスが必要ということもよく言われます。体内の老廃物が溜まるとむくんだりセルライトが付いたりとダイエットに悪影響があるイメージが強いですがそれだけではありません。免疫機能にも影響をしていきます。

免疫機能の低下は風邪を引きやすくなったり感染症にかかりやすくなったりするだけでなく肌への影響もありニキビができる原因にもなります。免疫機能が低下することでちょっとした刺激でもすぐにニキビができるようになってしまいます。

そこでニキビができない肌にするためにも、そしてニキビができた跡を早く消すためにも適度な運動をして老廃物を排出することが必要です。老廃物を輩出することでターンオーバーの周期が良くなりますし毛穴が汚れで詰まることがなくニキビを予防することができます。

適度な運動というとランニングをしたりジョギングをしたりする人が増えています。お金をかけずできてリフレッシュができるので手軽に始めやすいので行いやすい運動です。ほかにもテニスをするといった人もいますが、長時間外出すると紫外線を浴びることが出てきます。紫外線の影響で肌の調子が悪くなることもあるので紫外線対策もきちんとしておきましょう。また、運動後の汗を放置すると肌が荒れる原因となるのでシャワーを浴びたり洗顔をしたりして汚れを肌に貯めないことも大切です。

洗顔をするのは一日に2度が基本なので洗顔をしすぎるのは肌の皮脂をとりすぎて肌荒れの原因となりますしニキビができることもあります。また、ゴシゴシと強く洗うとニキビ跡を広げたり炎症を起こしたりすることもあるのでしっかりと泡立てて優しく洗うこと、拭く時も優しくすることが大切です。

ウォーキングを30分するといいことずくめな理由とは

美しいスタイルを維持したい、ダイエットしたい、その他に健康維持のためにウォーキング、ジョギングされる人が多くなっています。特に…

ニキビ跡を消す市販薬編


ニキビ跡を消すために生活習慣を改善してもすぐに症状が良くなるわけではありません。生活習慣を改善することが肌のためにも体のためにもなるとはいえ、あまり効果が出ないと続けることが辛くなってしまいますしコンプレックスを改善することができません。そこで少しでも早く症状が改善することが望ましく、そのためには生活習慣の改善と並行して市販薬を塗布してニキビ跡を消すための努力をすることもおすすめです。

アットノンでニキビ跡が消えるようになくなる

アットノンは小林製薬が製造している薬で傷跡ややけどの跡を消すことができると言われています。やけどやきずの跡を消すのにとても効果があるということで気になる跡がある人は良く使用していますしその評価はとても高いです。このアットノンがニキビ跡を消すことにも役立つと言われており、最近ではSNSでも話題となっています。

アットノンの主成分はヘパリン類似物質です。これは血行促進、抗炎症作用、水分保持作用というものがあり、新陳代謝を上げてターンオーバーの促進をしてくれます。これはニキビ跡を消すためにとても重要なものです。赤みのあるタイプのニキビや色素沈着をしているニキビ跡に対してはこの成分がとても効果を発揮しニキビ跡を消すことができます。

アットノンはニキビ跡を消すことができると言われていますが正しい方法で使用しなければ意味がありません。特にアットノンはパッケージでの注意書きで顔への使用をしないようにという注意書きがされています。自己責任であり肌トラブルの危険があるために顔への使用があまりお勧めできないのです。ニキビ跡を消すのはお尻や背中といったお腹ニキビができる場所への使用が望ましいと言えます。

ケシミンで気になるニキビ跡を集中退治

ケシミンクリームも小林製薬から販売されているものでありシミやそばかすを防ぐために効果があると言われているクリームです。薬局やドラッグストアに行けば必ず置かれていると言っても過言ではないくらい人気で効果があると言われています。

このケシミンクリームはシミやそばかす予防として定評がありますがニキビ跡を消すのにも効果的です。公式のホームページやパッケージにも効能の欄にニキビを防ぐと書かれています。

ケシミンクリームがニキビ跡に効果があると言われているのはグリチルレチン酸ステアリル、L⁻アスコルビン酸、トコフェロール酢酸エステルといったものが配合されているためです。グリチルレチン酸ステアリルはニキビ対策のスキンケア用品には常に配合されているものであり、抗炎症作用があります。またピーリング作用もあるので古い角質を溶かしてくれ黒ニキビや白ニキビの芯を落とす効果が期待できます。

L⁻アスコルビン酸はビタミンC誘導体であり肌のターンオーバーを改善してくれるのでニキビ跡を消すのに役立ちます。トコフェロール酢酸エステルはビタミンE誘導体で、肌のターンオーバーを促します。この二つが同時に肌の新陳代謝を活発にして肌の深い部分から修復をしてくれるのでニキビ跡が消えるのです。

保湿成分も豊富に含まれているので乾燥肌対策にも効果があります。そのためニキビ跡を改善すること以外にも新たなニキビができることを予防することにも期待ができます。高いニキビ用スキンケア用品を購入するよりもケシミンクリームをした方がコストパフォーマンスが良いと言われるほど効果が期待できます。

オロナインでニキビ跡をしっかりケア

昔から多くの家庭に常備されてきたオロナインですがニキビ跡を治すことにも効果があるということがよく言われます。ただ誰もがニキビ跡にオロナインを塗ってニキビ跡が治るわけではありません。むしろ治る人のほうが少ないことを理解しておく必要があります。

オロナインは乾燥を防いでくれます。そして殺菌作用があるのでニキビが化膿して悪化することを防いでくれます。そのため塗布することで白ニキビが赤ニキビになることを防いでくれます。しかし、オロナインというのはキズの補修をすることがメインの役割でありニキビ跡を治すような成分は配合されていません。そのためあくまでも赤らんだニキビが落ち着くことには効果がありますがニキビ跡を消しているわけではないのです。

また、オロナインを塗ることでニキビの症状改善には効果があるのですが、付けすぎてしまうと皮脂や角質を毛穴に詰まらせる原因にもなります。そこでニキビ跡の治療のつもりでオロナインをたっぷりと塗布したら逆にニキビができるということもあるので注意をしましょう。ニキビ跡の凹凸や赤い跡を消すためにオロナインを塗ることはあまり効果が無く、オロナインはニキビができたときに塗布することが有効です。

ニキビに効果的なオロナインとは?効能や対応できるニキビなど!

ニキビは誰もが悩んだことがあるものです。思春期のうちに悩んでいた人は大人になったらすぐ治ると思っていた人も多いものです。しかし…

まとめ


ニキビ跡はすぐに消えるものではなくニキビが治ったのにニキビ跡ができていることで肌のコンプレックスがあったりストレスが溜まったりする人もいます。病院での治療だけでなく生活習慣の改善や市販薬でも効果があるのでいろいろな方法で多面的にニキビ跡を消す努力をしてみましょう。