乳児湿疹に薬は使っていいの?大事な赤ちゃんに普段から出来るケア

赤ちゃんの肌はいつもすべすべツルツルだというイメージがあるため乳児湿疹ができると多くの大人は焦るものです。しかし、赤ちゃんの肌は大人よりもデリケートで肌トラブルが起きやすく、ケアが必要とわかっていてもやはり赤ちゃんの肌に湿疹ができているのを見るとかわいそうに思いますしできるだけ早く少しでも症状が良くなるようにと思います。乳児湿疹は誰もが経験することですから赤ちゃんが産まれたら必ずケアする必要がありその知識を身につけておきましょう。

乳児湿疹には薬が必要?


赤ちゃんに乳児湿疹が出たら多くの人が気になることが薬の必要性です。薬の必要性と取るべき対処を覚えておきましょう。

赤ちゃんのほとんどは乳児湿疹になる

赤ちゃんは肌のバリア機能が弱いので必ず乳児湿疹ができます。湿疹の状態は様々ですが生後2か月ほどからいろいろな湿疹が出てきます。症状も様々で原因がわからなければ適切なケア方法がわからないので市販薬や保湿剤でのケアではなく医師に診せて適切なケア方法を確認しましょう。

肌ケアをこまめに行えば薬は不要

日本は基本的に最小限の薬しか処方せず子供の自然治癒力での治療を目指すことが一般的です。そのため医師に診てもらっても薬をもらえないことがあります。症状の状態にもよりますが薬を塗布しなくても改善することもあり、毎日の肌ケアをこまめに行うことで十分治ることもあるのです。

汗をこまめにふき取るのが大切

汗は乳児湿疹の一種である汗疹というものがあります。これは冬場でも汗が出ると起きてしまう湿疹です。頭皮や首回り、脇、お腹、肘や膝裏のような汗をかきやすく蒸れやすい場所にできます。予防としてはとにかく汗をかいたら拭くことです。こまめに拭き取るだけで特別なケアをしなくてもも症状が出ることを大幅に抑えることができます。

かさぶたが大きくなったらお医者さんへ

基本的に汗を拭いたり保湿剤を付けたりするだけでも乳児湿疹は治ります。しかし中にはなかなか治らないものもあります。かさぶたが大きくなってきたら痒みをとるためにも早めに病院に行きましょう。ケアの方法が間違えている可能性もあるので早く診てもらい少しでも治るためのケア方法を知るべきです。

乳児湿疹で薬が必要な接触皮膚炎


乳児湿疹の中でも薬での処置が必要なのが接触皮膚炎です。接触皮膚炎が出たらすぐに薬でのケアが必要になるので湿疹の症状を確認すると同時に接触皮膚炎にならないよう原因も把握しておきましょう。

接触皮膚炎の症状

接触皮膚炎は何かの物質が肌に触れることで湿疹となるものです。痒みが強く掻きむしってしまうことがありますし、皮膚がむけたり水膨れのようなものができたりすることがあります。何もしなくてもすぐに治ることもあるのですが、長引くこともありますし患部の状態によって薬の使い分けが必要です。そのため症状が見られたら医師の診断の元薬を塗布して治療をします。

接触皮膚炎になる原因

接触皮膚炎にはアレルギー性のものと刺激性のものとがあります。そこで原因となるものを突き止めることが必要です。原因となる物質はいろいろとあり、ヨダレや食べ物、食べこぼし、洋服のタグ、虫、植物などたくさんのものがあります。湿疹が出る前の行動を思い出し原因となったものが何かを把握するようにしましょう。

治療方法

患部の状態によって使用する薬は違います。そのためいつも接触皮膚炎ができるという子供でも過去に処方された薬をそのまま塗布するのではなく医師に診てもらい適切な薬を確認することが必要です。症状が軽い場合には弱めのステロイドを含む軟膏を塗布することが症状がひどい場合には強めのステロイドだけでなく痒み対策のクリームが処方されることがあります。

治癒するまでは軽度の場合には1日から2日、かなり症状がひどい場合でも1週間ほどで治ります。ステロイドを使用することに抵抗のある人もいますが大量に長期間内服した時に副作用が出るものであり接触皮膚炎の治療程度では副作用を心配することはありません。もちろん副作用がないとは言い切れませんが副作用の心配をして塗布しないという選択よりはまずは少しでも早く治るようにステロイドも肌につけることを考えるほうが賢明です。

普段から行える予防方法

普段から接触皮膚炎の予防をすることはできます。特に肌に刺激を与えないように心がけることでかなりの効果があります。接触皮膚炎が皮膚と洋服の擦れで起こる場合には洋服のタグを切り取ったり肌着のタグは表面に付いているものを選んだりするだけでも違います。日常的に原因物質となるものを避けること、原因物質がわからない場合には病院でパッチテストをすると予防に効果があります。

乳児湿疹で薬がNGな理由


乳児湿疹が何度か出てくると母親は家にある薬で対処しようとしたり過去に処方された薬でケアをしたりということをします。しかし中には家にある薬で対処することが逆効果になることもあり気を付けるべきです。乳児湿疹に薬を付けることがダメなのはどういった理由からでしょう。

湿疹の内容によって対応方法が異なる

一見素人には同じに見える湿疹も種類が違うことがあります。湿疹の種類によって薬が違うことはもちろんですが取るべき対処法も違います。対処方法を間違えるとなかなか治らなかったりするだけでなく症状が悪化することもあるので見た目は同じ湿疹に見えても同じ対処をすることは危険です。

市販薬が赤ちゃんには強すぎることも

見た目の症状が似ていると大人が湿疹ができたときにつける薬を赤ちゃんにつけるという人もいます。しかし、市販薬は赤ちゃんには強すぎて悪化する可能性もあります。そこで市販薬は赤ちゃんへの塗布は避けるべきです。

また、少しでも早く治るようにと赤ちゃんに市販薬を塗布して治ったとしてもそれで根本的な治療にはなりません。そのため「何度も同じ湿疹が出てくるということもあります。湿疹を出すことは赤ちゃんの体内のデトックスの一種です。そのため無理に薬で治すことは逆効果となることもあるので市販薬が効いたからといっても処置が正しいとは言えません。

自己判断はせず専門家へ

自己判断での処置はトラブルの原因にもなります。見た目いつもと同じような湿疹であっても実際は違うこともありますから必ず医師に診てもらい医師からの指示に従ってケアをするようにしましょう。

自宅では肌を清潔に保つ努力を

乳児湿疹の予防には肌を清潔に保つことが重要です。きちんとお風呂で沐浴をして汚れを落とすこと、汗が出ていれば都度着替えや体を拭くことを意識するだけでもかなり効果があります。清潔を保つことと合わせてお風呂上りには保湿を必ずしておけばそれだけでかなりきれいな状態が維持できますし湿疹の根本から改善をすることができます。

まとめ


乳児湿疹は正しいケアをすれば症状を緩和することができます。素人判断で処置をすると悪化する原因にもなりますから症状が出たら医師の診断を受け適切な処置を心がけましょう。