背中の痒い湿疹はコレが原因!放っておくとこわーい病気にも

背中に出来る湿疹、ただの背中ニキビと勘違いをしていませんか?背中ニキビとは違って、放置をしていると大変な事態に陥る可能性があるのが、背中湿疹です。

背中湿疹にも様々な種類があり、皮膚炎の一種として多くの方を苦しめています。背中はどうしてもチェックがおろそかになりがちな場所なので、かゆいなぁと思っていたら、背中全体が赤みを帯びて湿疹だらけになっていたというケースもあるので、注意が必要です。

背中に起きる湿疹と一口に言っても、様々な種類があります。まずは自分の背中の湿疹がどの部類に入るのかを、よく確認してみましょう。

背中に出来る湿疹の種類

脂漏性湿疹によるもの

脂漏性湿疹と呼ばれる湿疹は、背中ニキビと勘違いされることも多く、放置されやすい病気として知られています。背中は皮脂が大量に出る部分でありながら、どうしても洗浄が甘くなりがちで、気がついたらぶつぶつと湿疹が表れている事が多いのです。

脂漏性湿疹は特に、皮脂が大量に出やすい若者、反対に中高年に多いタイプの湿疹として知られています。脂漏性湿疹は長引くと非常に厄介で、なかなか治りにくいので、早い段階でケアを出来ると良いでしょう。

さぎのみや皮膚科クリニックのウェブサイトによると、ステロイドの外用の他、抗真菌外用剤の使用。ビタミンB2やB6の内服が有効とされます。

皮脂欠乏性皮膚炎

脂漏性とは反対に、皮脂があまりにも少ない、足りなすぎて皮膚炎を発症することもあります。それが、皮脂欠乏性皮膚炎です。こちらは皮脂によってぶつぶつが出来るのでは無く、背中が乾燥したことによってデリケートになってしまい、ちょっとした刺激でかゆみを発症。強いかゆみを始め、ぶつぶつとした発疹などが現れることも多く、非常に厄介なタイプの皮膚炎と言えるでしょう。

こちらは特に高齢者が発症する事が多く、強いかゆみと共に辛い思いをするという方が少なくありません。

かゆみに対しては、抗ヒスタミン剤の使用が有効とされています。

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接触性皮膚炎

化学繊維や髪の毛など、何らかの物質が接触することで発症してしまうのが接触性皮膚炎です。接触性皮膚炎の原因は人それぞれですが、いずれにせよ、強いかゆみ、赤みなどを発症し、苦しい思いをします。

接触性皮膚炎の場合は、原因となる物に触れなければ皮膚炎の症状が表れにくいのですが、場合によっては、どんな物でも触れたらかゆみを発症するという事も多くあります。

接触性皮膚炎は、デリケートな肌質の方が発症しやすいタイプの病気でもあるので、普段から乾燥肌や敏感肌の方が、ふとした瞬間に発症するという事も少なくありません。

原因となる物質を突き止めた上で、物質との接触を避け、短期的にはステロイドの使用が有効。かゆみには抗ヒスタミン剤の使用が有効と言われています。

貨幣状湿疹

虫に刺されたような大きめのぼつぼつ、じんましんのような膨らみができるのが、貨幣状湿疹です。たくさんぶつぶつと出来る場合もあれば、一カ所だけぽつっと出来るような場合もあり、症状の表れ方は人によって大きく変わると言えるでしょう。

こちらも背中に出来る事が多いタイプの湿疹ですが、残念ながら、特定の原因があるという訳ではありません。人によって原因が異なり、その時のコンディションによっても発症するかしないかが変わります。また、少しの時間だけ我慢していれば症状が治まるという場合もあり、皮膚科に見せに行ったら、まるで何事も無かったかのように治っていたという方も少なくありません。

おおしま皮膚科のウェブサイトによると、炎症に対しては多くの場合ステロイドを使用するのが有効とされています。

アトピーによる背中の湿疹

アトピーによって湿疹が起きるという事も多く、強いかゆみ、赤みを伴った非常に辛い湿疹に悩まされる方も少なくありません。

アトピーが原因の湿疹は、ちょっとした事で湿疹が起きてしまいます。例えばお酒やタバコなどの嗜好品をはじめ、辛い物や脂っこい物など、偏った食べ物を食べても、湿疹が起きる可能性があります。食事内容や、その時の環境なども注意をしないといけないため、何かと厄介な皮膚炎と言えるでしょう。

アトピーが起きる原因だけでなく、アトピーの症状も人それぞれで、その時々によって、同じ人間でも全く別の症状が表れる事も少なくありません。年齢を重ねるごとに症状が変わるという事も多く、一概にこれが必ず表れるとは言えないでしょう。

症状の代表例として知られているのが、湿疹をはじめ、赤み、かゆみ、じんましんなど、典型的な皮膚炎の症状が挙げられます。そのまま症状を放置しているとどんどん悪化してしまうので、出来るだけ早めにケアをすることが大切です。

具体的な治療方法

アトピーの根本的な治療方法は確立されて居らず、出来るだけストレスの無い環境にいること、出来るだけ空気の綺麗な場所にいることなど、肌に良いことをするのが1つのケアとして重宝されています。とはいえ、確実に治るという保障は無く、あくまで治療法の一環として使われているのが特徴です。

普段からできるアトピーによる背中の湿疹予防

食生活を気をつけたり、化学繊維等を使った服を利用しないという事も、アトピーによる背中の湿疹を悪化させないためには重要なポイントです。普段から規則正しい生活を心がける事で、アトピーの悪化を防ぎ、徐々に症状が改善するという事も多いでしょう。

帯状疱疹による背中の湿疹

通常の湿疹とは違う症状

普通の湿疹とは異なり、体の左右どちらか一方にピリピリとした刺激的な痛みがある病気で、赤い斑点、小さな水ぶくれなどが現れる皮膚疾患として知られています。水ぶくれや赤い斑点が帯状に現れる事から、帯状疱疹と呼ばれるようになりました。

背中の湿疹ができる前にピリピリとした痛みがあった場合は、帯状疱疹の可能性があります。

帯状疱疹を引き起こす理由

帯状疱疹の原因は、水疱瘡を引き起こすウイルスにあります。通常は一度かかれば二度と発症する事はありませんが、稀にこのウイルスが体内で暴走を起こし、顔面や脊髄神経を経て、皮膚疾患を発症するケースがあります。

場合によっては大きな病気の原因にも

そのまま症状を放置してしまうと、顔面麻痺、強い痛みなどを発症する事も多く、出来るだけ早めのケアをしないといけないのが帯状疱疹の特徴です。専門家に診てもらう事で症状を改善し、安心して過ごす事が出来るでしょう。

帯状疱疹が長引いてしまう理由

帯状疱疹が長引いてしまう原因にも色々とありますが、その内の1つが、症状を放置してしまい、体全体をウイルスがむしばんでしまったことが挙げられます。ただの背中ニキビ、ただの湿疹と思って放置した結果、帯状疱疹であることがわかり、結果として、ずるずると治療を続ける事になったという方は実は少なくありません。

帯状疱疹の対処法

湧永製薬株式会社によると、帯状疱疹の治療は発症後、3日以内の抗ウイルス薬の服薬が重要とのこと。薬は途中で止めることなく、7日に渡って飲み続けることが求められます。

治療が遅れると、症状の重症化につながるため、早期の治療が必要です。

まとめ

背中のニキビとは違って、病気の一種として知られているのが背中の皮膚炎です。皮膚炎にも様々な種類がありますが、場合によっては顔面麻痺などを引き起こす危険なケースもあります。そのため、出来るだけ早めに病院に行き、徹底的に検査をしてもらう事が大切です。

日頃の食生活や運動、ストレス量なども、背中の皮膚炎に大きな関係があります。出来るだけ快適な環境で暮らすことが出来るように、日々の生活を見直す所から始めてみましょう。

参考URL

さぎのみや皮膚科クリニック

かゆみナビ

おおしま皮膚科

湧永製薬株式会社