湿疹の種類やそれぞれの治療法!辛いかゆみにはすぐコレだ!

湿疹ができると痒みが辛いのはもちろん見た目も赤らんだり粉を吹いたりとするためできるだけ避けたいものです。湿疹ができたら一緒くたに薬を塗って直そうとする人もいますが、湿疹にもいろいろと種類があります。そのため種類に応じた治療をすることが必要です。そこで、そのためにもまずは湿疹の種類を理解することから始めましょう。

湿疹の種類について


湿疹はいろいろな種類があります。そのためそれぞれに合った治療が必要になりますから湿疹ができたらまずはどの種類のものか判断することが必要です。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎とは、皮脂腺が多くて皮脂の分泌が多い頭皮や顔、特に鼻の周りに起こりやすい湿疹です。耳の後ろや摩擦が多い脇の下、太ももの付け根部分といった場所も出ることがあります。痒みを伴い赤くなり皮膚がかさついてはがれてくるのが主な症状です。そのため頭皮にできるとフケが出るような状態になります。新生児から生後3ヶ月くらいまで、四肢ユン期以降の成人がかかりやすい湿疹です。新生児は自然治癒をしますが大人は慢性化するのできちんとケアする必要があります。

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多形滲出性紅斑

多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)とは、四肢でも特に手足に円形をした紅斑が左右対称にたくさんできるものです。紅斑のふちはやや隆起し中央が紫っぽい赤色になるので二重の輪ができるような見た目になります。女性に多く見られるもので慢性化することも多いですし重症化すると紅斑の中央が水泡となって口の中や目、鼻といった粘膜にも出ることがあります。

異汗性湿疹

異汗性湿疹は汗疱(かんぽう)とも呼ばれます。発症する場所は手のひらや指先、足の裏で水膨れのようなものができその周辺に強い痒みが出ます。掻きむしると水膨れが破れてジュクジュクとなり、ここが乾燥するとカサカサしますし湿疹にもなります。水ぶくれが近い場所にいくつかあるとくっついて大きなものになったり治る前にどんどんと新しい水泡ができることもあるので患部が広がったりと症状が重症化することもあります。

異汗性湿疹は手のひらや足の裏といった暑さを感じたとき以外にも汗をかく部分にでる湿疹です。精神的な発汗が原因ですが、水ぶくれができる場合には汗をかくことではなく汗腺が詰まってしまうことが原因で症状が出ます。

接触皮膚炎

接触皮膚炎とは、皮膚に接触した物質の刺激やアレルギーでできる皮膚炎です。刺激性接触皮膚炎の場合には刺激物が許容濃度以上皮膚に就くことで起こる急性毒性皮膚炎、弱い刺激の繰り返しで起きる慢性刺激性皮膚炎があります。アレルギー性接触皮膚炎はアレルギー物質がある人にアレルゲンが接触することで起こるものですが、人によっては付着するだけであれば問題ないのに光が当たるとアレルギー反応が出ることもあります。

湿疹の種類別治療方法


湿疹はそれぞれの種類に応じた治療法があります。そこで湿疹の種類を見極めたらそれぞれの方法で治療を始めましょう。

脂漏性皮膚炎の治療

脂漏性皮膚炎の場合、大人は初期症状の打ちは放置しがちで重症化して初めて治療を始めるという人が多いです。しかし、慢性化すると再発を繰り返しますから早い段階で治療を心がけましょう。炎症を抑えるためにステロイドの外用薬、マラセチアが増殖するのを防ぐために抗真菌薬を基本的な治療とします。痒みが強い場合には内服薬の抗ヒスタミン剤やビタミン剤を服用します。日頃からのケアも重要で皮膚の清潔を心がけて毎日優しくきれいに洗浄すること、バランスの良い食事をとること、紫外線を避けることを意識して生活することも重要です。

多形滲出性紅斑の治療

多形滲出性紅斑はアレルギー反応の一種です。アレルギーの原因はいろいろとあるので、治療をするためにはアレルギーの原因を突き止めることが必要になります。アレルギーの原因を突き止めるためにもまずは皮膚科の受診が必要です。軽症の場合には1週間から2週間で自然治癒しますが重症化するとステロイドの服用や点滴治療も必要です。

異汗性湿疹の治療

 

異汗性湿疹は精神的な発汗をおさえるのとともに症状を抑える治療も必要になります。ステロイドと尿素が配合されている保湿クリームで手先の感想を防ぐのですが、ステロイドは症状が重いときのみ使い、症状が軽い時にはクリームのみで保湿をすることで十分効果が得られます。ストレスが溜まると症状が出やすいのでストレスを減らすこと、うまく解消することができるようになることも治療に必要です。特に症状が湿疹の出るとそれがストレスの要因にもなることが多いので症状が出ていないときも日頃からハンドケアを行って予防しておくことも大切です。

接触皮膚炎の治療

接触皮膚炎を治療するためには原因物質に触れないようにすることがもっとも有効です。ただ、人によっては何が原因かわかっていないという人もいます。そこで皮膚科で原因物質を確認することと代替製品を教えてもらうことが重要です。また、症状が出ている時は皮膚の炎症を抑えることも必要で、症状が重い時にはステロイド剤を塗布することと抗ヒスタミン薬を服用することを併用することが多いです。

湿疹の一つ 虫差され


虫刺されも湿疹を引き起こす原因の一つです。虫によっても症状が違いますからそれぞれの状態に応じて治療が必要になります。

虫差されの特徴

虫刺されも湿疹が起こる原理と似ている部分があります。虫刺されは虫の体液が体に入ることで体の免疫機能が働くのでかゆみや炎症を起こします。これはアレルギー反応と同じ原理です。そのため虫刺されによってアレルギー反応が過剰に起こると湿疹が増えて広範囲に赤みや痒みが広がることもあります。

虫によって異なる症状

虫刺されは虫によって症状が違いますし、刺されやすい場所も違います。そのため湿疹の様子や症状、刺された場所から虫を特定することが可能です。小さな赤い湿疹が出て痒みが伴うとダニが多いです。同じような赤い湿疹でも細かなものでかゆみが強いものであれば毛虫の可能性もあります。それに対して出血点や内出血といったものがあるとブユやアブといったものが考えられます。このように出ている湿疹の種類で原因も違うのです。

治療方法について

虫刺されは軽症であれば市販のかゆみ止めを塗布するのでも十分に治ります。しかし痒みや赤みが強い場合には市販のかゆみ止めでは効果が出ずさらに強い薬であるステロイド剤を塗布することが多いですしかなり重症化していれば抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬も服用しての治療となります。原因の虫によっても対策は変わってくるので痒みや赤みがひどい場合には通院して適切な処置を受けるようにしましょう。

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まとめ


湿疹は時間が経てば治ると思っている人もいますが重症化すると治りが遅くなりますし慢性化することもあります。そこで早い段階で通院して適切な処置をして重症化や慢性化を防ぐことが重要です。また湿疹の種類も多くそれぞれに治療法があるのできちんと自分の湿疹が何かを判別することも治療には重要でありわからない場合には医師に診断してもらう必要があります。