LINEの既読スルーを改めて解説
そもそも、LINEの既読スルーとはいったいどのようなものなのでしょうか。
既読しているのに、返信しない状態を既読スルーと言います。ここでは、LINEの既読スルーの基本的な情報についてお伝えします。
LINEで「既読」をつけて返信しないこと
LINEには既読機能があり、相手がLINEを開くと既読マークがつきます。
既読がついたということは、LINEの内容を読んだことになりますが、読んだにも関わらず返信しないことを既読スルーと呼んでいます。
既読無視などの別名がある
LINEの既読スルーには、既読無視のような別名もあります。意味的には既読スルーとまったく同じです。
LINEを読んでいると思われるのに、返信などのリアクションを起こさず無視している状態のことを指します。
既読がつけばブロックはされていない
LINEにはブロック機能があります。ブロックされてしまうと、こちらから送ったメッセージがブロックされてしまい、相手に届きません。
しかし、既読がつくということは、とりあえずブロックはされていないということになります。
LINEの既読スルーをされる理由
既読スルーされてしまう理由はいくつか考えられますが、大きく分けて2つに分類できます。相手との関係性に影響してしまうとき、そこまで重要な話ではないときに分けられるのです。詳しく見てみましょう。
相手との関係性に影響する場合
下手にリアクションしてしまうと相手との関係性に影響してしまう、というときには既読スルーされることがあります。
愛情を示すような言葉、トラブルになりそうな話題などは、既読スルーされてしまう可能性もあります。
そこまで重大な問題ではない場合
すぐに返信しなくてはいけないような内容だと、誰しもすぐにリアクションを起こすでしょう。
しかし、大した問題ではない、すぐに返信しなくてはいけないような内容ではない、というときには後回しにされてしまいます。
LINEで既読スルーされる重要な理由
嫌われているけど、ブロックするほどではないと思われているときや、相手の気に障る内容を送ったなどが該当します。また、重い相談をしたとき、ケンカ中で相手の気が静まっていないときなども既読スルーになりやすいです。
嫌われているがブロックするのは角が立つと思われている
ブロック機能は便利ですが、使ってしまうと相手と縁を切りたいのだと思われてしまいます。
角が立ってしまいますし、わざわざ波風を立てることはないということで、既読スルーに留めていることが考えられます。
相手の気に障る内容を送った
相手を怒らせてしまうような内容を送ってしまうと、既読スルーになってもおかしくありません。
腹が立つから返信したくない、ケンカになりそうだから無視するというのはよくあることでしょう。友だち同士、恋人同士でもよくあります。
相手に熟考させるような重い悩み相談をした
LINEで重い相談をしてしまうと、相手もすぐに返事ができません。しばらくじっくり考えたいと思うでしょうし、すぐにリアクションを起こすことはないでしょう。
このケースだと、少し時間が経ったら返信があることが多いです。
ケンカ中で相手の怒りが静まっていない
怒りの感情がまだ鎮まっていないときには、既読スルーされてしまうことがあります。また、酷い場合だと既読すらつけず、未読になることもあります。
これをLINEの未読スルーと言います。怒っているときにはどちらかになりやすいですね。
LINEで既読スルーされても安心な理由
LINEで既読スルーになるのは、そこまで気にする必要はありません。相手が面倒くさがりだったり、忙しかったりするときには返信がなくても不思議ではないからです。
ここでは、LINEを既読スルーされても安心な理由をお伝えします。
相手が面倒くさがりな性格
面倒くさがりな性格だと、すぐにLINEを返信しません。あとでいいか、と考えてしまいますし、そのまま放置してしまうのです。
世の中のすべての人がマメではありませんし、このような人も実際少なくありません。
相手が忙しい
仕事が忙しいときにはLINEを返せないことがあります。とりあえず送られてきた内容だけ確認し、緊急性を要しない内容ならあとから返信しようと考えるのです。
急ぎの用事だと、返信がある可能性もあります。
相手が疲れている
疲れているときは、誰とも関わりたくないと考えてしまいます。スマホを見ることも忘れてしまうかもしれませんし、LINEのことも頭にないかもしれません。
このようなときだと、LINEを送っても既読すらつかないこともあります。
相手が落ち込んでいる
何かしらの理由で落ち込んでいるときには、LINEの返信がないかもしれません。
気持ちが落ち込んでいてとても返信をする余裕がない、面倒くさいと思ってしまうのです。気持ちが落ち着けば、返信もくるでしょう。
相手が読んで満足している
LINEの内容に満足してしまい、そこで会話がストップしてしまうと、返信はありません。
送った側と、送られた側の認識に温度差があるケースもあります。追加で疑問形のLINEを送ると、返信が来る可能性はあるでしょう。
相手が返信忘れに気づいていない
いろいろなSNSを利用しているような方だと、頻繁にコメント返しもしていますし、LINEの返信を忘れることもあります。
自分では返信していたつもりでも実は返信しておらず、既読スルーになったままというのはよくあります。
ダダすべりの内容のLINEを送った
ダダすべりの内容のLINEを送ってしまうと、相手はリアクションに困ってしまいます。どのように返していいのかも分かりませんし、悩んでしまうのです。
その結果、とりあえず放置したままにしておこう、となります。
全文読むのが面倒くさい長文を送った
LINEでは長文を送ることもできますが、あまりにも長い文章だと読む気がなくなる方もいます。
最初の触りだけ読んで、あとは放置してしまうこともあるのです。面倒くさがりな方だと、特にこの傾向が強いでしょう。
相手からの返信を待たずに連投した
返信が来る前に次から次へとLINEを送ってしまうと、そのまま既読スルーになることがあります。
相手が返信しようとしていても連続で送られてくるため、返信のタイミングを逃してしまうのです。
LINEで既読スルーされたときの対処法
LINEの既読スルーはそこまで気にすることはありませんが、やはり気分がいいものではありませんよね。
では、LINEで既読スルーされてしまったときには、どのような対処をすればいいのでしょうか。
返信の催促をしない
早く返信するよう催促したくなる気持ちは分かりますが、これはNGです。相手にも都合があるでしょうし、返信できないような状況かもしれません。
関係性を悪化させてしまうリスクもあるので、催促はやめましょう。
緊急の用件の場合は催促するか電話など別の手段を使う
急ぎの用事をLINEで送ることもあります。このようなときだと、すぐにでも返信がほしいので、既読スルーされたときは電話の方がよいかもしれません。
また、緊急のときはすぐにでも返事をくれるよう加筆しておきましょう。
返信しないことを責めない
LINEをいつ返信するか、というのは人によってタイミングがまちまちです。じっくり返信したい方もいれば、すぐ返信したい方もいます。
また、返信できない状況にあることも考えられるので、責めるのはやめましょう。
送信エラーを言い訳にして再送を試みる
「送信エラーになってるかな?一応もう一度送るね」といった感じで再送する手もあります。
何も説明せずに同じ文章を2回送ってしまうと、相手にイラっとされるかもしれません。使えるテクニックなので覚えておきましょう。
既読スルーのことには触れずに時間を置いてみる
少し時間を空けてみましょう。また、次にLINEを送るときには同じことを送るのではなく、別の話題で送信することです。
既読スルーのことにはあえて触れる必要はないでしょう。既読スルーの理由を問いただしても意味はありません。
自分だけ既読スルーされていないか本人以外に聞いてみる
もし自分だけ既読スルーされているのなら、その人から嫌われている可能性があります。本人に聞くわけにはいかないので、共通の友人などに聞いてみましょう。
「最近あの人、既読スルー多くない?」といった感じが自然です。
返信がくるのを諦める
面倒くさがりだったり、仕事が常に忙しかったりするような方だと、LINEの返信は見込めないかもしれません。
いつまでも返信を待ち続けてしまうと精神的にも疲れてしまうので、頻繁に既読スルーになるのなら返信は諦めましょう。
相手と一度距離を置く
関係性が悪くなった、相手に嫌われてしまった、といった理由で既読スルーになることもあります。
そのようなときには、一度距離を置いてみましょう。距離を置くことで、また普通にLINEできるようになるかもしれません。
まとめ
基本的に既読スルーはそこまで気にすることはありません。相手が返信できない、面倒で放置している、ということも多いので、深刻になることはないでしょう。
ただ、場合によっては相手から嫌われている、避けられているという可能性もあります。
ここでは、既読スルーされやすいLINEについてもご紹介したので、今後LINEを使うときには気をつけてくださいね。