知らないと怖い!背中のニキビができる4つの原因と3つの対処法

女性も男性も顔のニキビには敏感ですが、背中となると自分の目で確かめにくい部分なので気が付いていないという事が多いようです。女性の場合はドレスを着用する機会があった時、背中のニキビに気が付いてびっくりしたという人もいますし、男性も女性も夏になって水着を着る機会に背中のニキビが気になるという事が多く、それまでは何のケアもしていないという人がほとんどです。

背中のぶつぶつの多くはニキビで、ふだん鏡で見ることができる顔や首元にできるニキビとは違い、出来ていることに気が付くことが少ないので、知らないうちに悪化させていることが多いのです。

背中ニキビ出来る原因には様々なものがありますが、背中に関してはカビなどが原因となっていることも多く、他の部分にできるニキビとは対応も違ってくるので、詳しく理解しておくことが必要です。男性ホルモンが優位になっていたり、汗をかいたままにしていてカビが原因の背中ニキビができるなど、人によって原因が違う事も多いので、その原因を深く理解しましょう。

背中ニキビ原因を分析

背中ニキビに気が付くと水着になるのが嫌になることもありますし、背中のニキビは気が付くことが少なく、炎症を起こして痛いと感じてから気が付くことも多いニキビです。

原因は汗や過剰な皮脂分泌、さらに食生活や生活習慣によるものなど、人によって違いもありますし、複合してニキビが悪化していることもあります。気になる背中ニキビをケア、予防するために原因を理解しそのケアを考える事が必要となります。

1:背中に汗が出てそのままで一日を過ごす

学生の時などは部活で汗をいっぱいかいたままになってしまう事も多いですし、社会人になってからも営業で外回りをして汗をいっぱいかいて帰社し、そのまま事務仕事をしなければならず、1日そのままになってしまう事もあります。

その場合、背中ニキビの原因となるカビが繁殖してしまう事もあり、これは顔ニキビとはまた違う菌類によって起こるものなので、よく理解しておくことが必要です。顔にできるニキビの原因菌となるのは、アクネ菌と呼ばれるもので、プロピオバクテリウム アクネスという菌類が原因となっています。

ふだんから私たちの身体に住み着いている常在菌の一種で、健康な人の身体に存在していて、顔のほかにも、腸内、口の内部などにも常在しています。この菌はしっかりと役割をもっていて、口の内部や皮膚表面で、病原微生物の繁殖を抑制するために働く菌類です。

腸内にはビフィズス菌や乳酸菌、皮膚にはアクネ菌のほかにも表皮ブドウ球菌やマラセチア真菌などが存在しており、皮膚を守る役割を持っています。汗をかいて繁殖するニキビの原因となる菌はマラセチア真菌、つまりカビの一種で、これは頭皮におけるフケの原因となります。

様々な種類のマラセチア真菌がいますが、そのうち、マラセチア・ファーファーと呼ばれる菌が、背中ニキビの原因となるといわれており、かゆみや痛みなどがないニキビを作るので、こじらせやすく、背中ニキビが痛いと感じる時には、既に炎症が進み、その他の菌類がついて膿を持ったものになっていることも少なくありません。

汗をかいたままにしておくと背中が湿気た状態になり、それによってマラセチア真菌が繁殖しやすい状態を作ってしまいます。

2:食生活や生活習慣の乱れで体内の免疫力低下

食事や睡眠、それに生活のリズムというのは人が生きていく上でとても重要なことになりますが、食生活のバランスが乱れてしまったり、睡眠時間が少なくなると精神的にも肉体的にも影響が出てきます。ニキビについても同じで、食生活乱れて必要な栄養素が摂取できなくなると皮膚に必要な栄養が届きにくくなり、それによって皮膚の代謝が乱れます。

皮膚の代謝が乱れて通常と同じように新しい皮膚が作られにくくなると、皮膚のバリア機能が減少し、免疫力も低下します。するとバリア機能が低下した状態をなんとかしようと肌の保護を担う皮脂を過剰に分泌し始めて、毛穴が詰まりやすくなります。

免疫力が低下してしまうと、体の中にいる常在菌も悪さをする方に傾き、元々体内、皮膚表面に存在するマラセチア真菌などが悪い方に傾いた状態で繁殖し始めるのです。

バリア機能を向上させ免疫力をアップするためにはバランスのいい食事をリズムよく摂取する必要がありますし、また睡眠をしっかりとる事で皮膚の代謝につながるホルモン分泌を活発にし、通常通りの皮膚代謝が行われるようにしなければなりません。

現代人は睡眠時間もかなり短くなっているといわれていますし、ホルモンバランスを崩してしまうストレスも受けやすく、また食生活についても、コンビニやファストフードを利用する事が多く乱れているといわれています。ほんの少しでもいいので食生活に気を使ったり、睡眠時間を出来る限りしっかり取る配慮をすることで、背中ニキビを予防したり、改善するという事にむすびつきます。

3:寝ている間にかく汗でいつの間にか背中ニキビ

夏は寝ている間にも汗を大量にかくという事を衣服についた汗で認識できますが、冬場は汗をかくというイメージがありませんし、衣服に汗が付くという事もないので汗を意識することが少なくなります。

下着は毎日変えてもパジャマなどを冬場は毎日洗わない、交換しないという人も多いのですが、これは背中ニキビを作る原因となりますし、悪化させる要因ともなるのです。寝ている間には冬場でもしっかり汗をかいていますが、夏の様に目に見える汗のかき方ではないので、気が付くことがありません。

でも汗は現実にかいていますし、背中は衣服に包まれてその上布団で蒸されている状態になり、湿気が多い状態となっているのです。この湿気が多い状態で汗をかいてもパジャマを替えないでいれば、当然カビが繁殖しますし、背中ニキビができる菌類が気持ちよく成長できる原因となります。

冬場でもしっかりと衣服を着替えること、裸で寝るという人はシーツを毎日こまめに交換し清潔な状態にしておくこと、さらに冬場でも汗をかくことを理解し、肌を清潔にすることも考えなくてはなりません。

背中ニキビケアする方法を知ろう


背中ニキビが出来てしまった場合、顔のニキビよりも長いスパンで治すことを考える必要があり、軽度のものの場合、1週間程度かかりますし、慢性化し知らない間に繰り返しているという場合には、数ヶ月かかることもあるといいます。

顔用の市販されているニキビ治療薬を背中ニキビに利用してもいいのですが、背中ニキビが悪化していて炎症が進んでいるという場合には、皮膚科を受診し、皮膚の専門医に治療してもらう、また処方したお薬を利用し気長に治すことも必要です。もちろん、食生活なども改善する必要がありますし、食生活を改善することによってホルモンバランスを整えてお肌を健康な状態に導くことも考えましょう。

背中ニキビを治したい!皮膚科や美容皮膚科の違いや自分にあった選び方など!

ニキビは顔だけでなく、背中にもできやすいと言われています。そのため背中ニキビに悩んでいる人も多くいるはず。

そんなときに…

1:背中が乾燥しないように保湿をしっかり対応

湿気が多い状態でもニキビが繁殖しやすくなりますが、皮膚が乾燥していることでカビではなく、乾燥による事が原因となるニキビが発生することもあります。肌が乾燥すると皮膚のバリア機能が低下しますので、それを身体が察知し、皮膚を保護する役割をもっている皮脂を沢山分泌し始めます。

過剰に分泌された皮脂によって背中の毛穴の中に皮脂汚れが詰まりやすくなり、皮脂汚れや古い角質が大好きなアクネ菌類が繁殖し始めてニキビができやすくなりますし、ニキビが治らない、繰り返すという原因になります。

睡眠によって汗をかくことを配慮し、清潔な下着、パジャマなどを毎日交換することでカビの繁殖を予防し、肌のバリア機能が低下し皮脂分泌が過剰にならない様にするために、肌を常に乾燥から守るという事も必要なのです。

汗をかきやすい人、スポーツなどを行った後には、シャワーを浴びて石鹸などで丁寧に洗い、石鹸をきれいに洗い流してその上、ボディローション等で水分をしっかり補う事が必要となります。

2:皮膚に栄養が回るように食事に気を使う

人は生きていくために食事をとる事、水分を取る事等が必要となりますが、皮膚の成長や骨の成長のために必要不可欠な栄養素をバランスよく摂取し、体全体に必要な栄養素を回すことも必要となってきます。

髪の毛、爪、皮膚などの身体の至場所で必要な栄養素があり、その部分ごとに必要な栄養素を食事によって補う必要がありますが、この栄養素が足りなくなると各部位の代謝サイクルが乱れて様々な不調が見られるようになるのです。

皮膚の場合は、栄養素が足りないことで皮膚の成長サイクルが乱れ、新しい皮膚が生まれ変わるのに時間がかかるようになります。栄養が足りないことでバリア機能も低下し、余計な皮脂分泌が行われ、さらに免疫機能が弱くなっているので、菌類に対抗する力も弱くなり、通常イタズラしない常在菌がイタズラを始めるのです。

アクネ菌などニキビの原因となる菌類が繁殖しやすい状態になっていますし、肌が栄養、水分不足でバリア機能を失い分泌される皮脂が多くなっているため、アクネ菌が大好きな古い角質や皮脂もたくさんあり、アクネ菌の温床となってしまうのです。

そうならない様に普段から食生活に気を使い、野菜などを多く摂取すること、また栄養バランスをよくして皮膚の成長サイクルを乱さない様にすることが必要なのです。

3:背中に擦れて摩擦が発生する服に気をつける

皮膚は摩擦にとても弱く、洗顔においても摩擦することが少なくなるように泡をしっかり立てて、泡を転がすように洗う事がもとめられます。顔は常に露出している部分なので摩擦するといっても、洗顔する時や女性の場合にはお化粧をクレンジングで落とすときに摩擦が発生するくらいですが、背中はそうもいきません。

寝ている時には下着、パジャマ、それに布団との摩擦がありますし、ふだん過ごしている時にも衣服を着て過ごしていますので、背中と衣服がこすれて摩擦が発生します。背中がこすれて摩擦が発生すると、それが刺激となってニキビが悪化してしまったり、炎症がひどくなることもあります。

摩擦は皮膚にとって大敵と考え、ニキビができやすい人は摩擦がなるべく起きないように配慮する事が必要です。お風呂に入って背中をふく時にもなるべく摩擦しない様に、タオルで水分を吸収するようにぽんぽんと押さえて水分を取るようにすると摩擦が少なくて済みます。

背中ニキビを治療


背中ニキビは治りにくいですし、繰り返しやすく摩擦しやすい箇所なので一度できると繰り返しやすくなります。そのため、背中ニキビが出来ていることに気が付いたとき、治療することを考える事、また炎症などひどくなっている時には、医師に診てもらい適切な治療を行う必要があります。

また背中ニキビだと思っていたらどんどんひどくなっていき、痛みがかなり強く医師に診てもらったら別の皮膚疾患だったという事もあるので、背中ニキビはできれば、医師に診てもらう方が安心です。

皮膚科で原因を特定して本格的に治療

背中ニキビだと思っていたら違う皮膚疾患で、皮膚内部に大きく袋をつけている腫瘍だったり、脂肪の塊のようなものが出来ていたり、皮脂汚れが詰まって盛り上がるような状態になっていることもあるので、皮膚科でニキビなのか、それとも他に原因があるのか調べてもらう方がいいと思います。

例えば背中ニキビと似たような症状が出てくる粉瘤という症状があり、とてもニキビと似ているため、間違われることも少なくありません。ただ粉瘤の場合、原因がニキビとは全く違い、もちろん治療方法も違いますし、ニキビだと思ってニキビ用の薬やスキンケアを行っていても全く治る事もありません。

粉瘤の場合には良性の腫瘍なので怖くないと思っている人も多いのですが、ニキビだと思って放置して散ると、他の症状を起こすこともありますので、医師にしっかり見てもらう事が必要です。

ニキビとよく似ていますが、粉瘤の倍亜、皮膚の内側に膿疱という袋状のものができ、その中に皮膚の垢、老廃物がたまりニオイを発生する腫瘍ができます。皮膚の下にしこりを感じる、老廃物がドンドンたまっていくので次第に巨大化しニキビよりもずっと大きなできものとなるので、ひどくなっていくと見分けがつくようになります。

背中ニキビの場合には、市販薬や日頃のケアの見直し等を行う事でよくなることもありますが、粉瘤はセルフケアで治る事ありませんし、再発するという特徴を持っています。

粉瘤自体は怖さがありませんが、開口部に雑菌が入ると炎症、化膿し日常生活に支障をきたすほど痛みを生じることもあります。内部で大きくなって破裂した時に場所にもよりますが、腹部の場合には腹膜炎、背中などの場合には、リンパ管炎などを引き追い越すこともあります。

食生活や生活習慣を見直す

背中ニキビも顔にできるニキビも、食生活が原因となって繰り返し発生していることがありますし、治りにくくなっていることもあります。脂質の多い食事が多くなっている現代では、毎日必要以上の脂質を摂取していて、それが原因となって皮脂分泌が過剰になっている可能性があります。

脂分の強い食事をしていると生活習慣病なども気になりますが、血管内に脂肪分がとけだしてそれがこぶを作ったり、血管内の壁にくっついて血液が流れにくくなります。血液は必要箇所に栄養分や水分を届ける大切な役割をもっているので、血液の流れが悪くなることで皮膚に必要な栄養素が届きにくくなり、皮膚の成長サイクルが遅くなったりするなど支障をきたします。

食生活を見直すことは生活習慣病予防となりますし、血液の流れをよくし、血液の成分そのものを良い状態にすることもでき、皮膚に必要な栄養素を届ける事が出来るようになるのです。

また皮膚の代謝、成長サイクルをしっかり正常なものにするためにも、ホルモンバランスをよくすることが重要で、睡眠時間をきちんととって、皮膚の成長に必要なホルモンが正常通り分泌されるようにしていくことも求められます。

睡眠をしっかりとる事はストレスを解消することにつながりますが、ストレスが大きいと眠る事が出来なかったり、質の悪い睡眠となってしまう事も多くなります。質の高い睡眠を毎日継続するためにも、ストレスを受けない努力、またストレスを解消する努力をすることも大切です。

友人と一緒にカラオケに行くとか、スポーツで発散する、哀しい映画をみて思い切り泣くという事もストレス発散になるようです。ストレスを感じると血管が収縮し血液の流れが悪くなり、緊張したり大きなストレスを受けると身体が冷たくなっていくことでも、血液の流れが悪くなっていることがわかると思います。

こうした状態を継続することは皮膚の成長にとっても悪い影響しかないので、ストレスを解消し、質の高い睡眠をとり、バランスのいい食事で健康的な生活を続けることも重要な事です。

背中のケアをしっかりと対応する

背中のニキビは気が付くことが遅くなるので、ケアに関しても遅くなることが多く、医師にみせた時にはかなり悪化している状態という場合も少なくありません。でも、医師にみせる事で、専門的な治療を受けることができますし、背中ニキビにあった治療、お薬の処方をしてもらえます。

汗をかいたらこまめにシャワーを浴びる、シャワーを浴びる事が出来ない場合には、汗ふきシートでも除菌タイプなどを利用して、丁寧に汗を拭きとる、また夜寝るときにも毎日パジャマを交換し汗をそのままにしない配慮も必要です。

炎症を起こしているニキビなどは市販薬でなかなか治らないこともありますので、医師に診てもらい正しい治療を行うことも必要ですし、日頃から背中のケアについて知識を持っておくことも重要な事です。清潔と早期に発見し広げないという事も大切な事なので、常に自分の身体の事に敏感でいることも、背中ニキビを悪化させない、作らない要素になります。

まとめ


背中、首、顔・・・ニキビは皮膚の至るところに出てくるものですが、出来た時にすぐ対応できる顔のニキビとは違い、出来たことに気が付くことが少ない背中ニキビは本当に厄介です。

目に見える部分ではないので、時折お風呂に入る時等、背中を鏡に映してみてニキビなどが出来ていないかどうかを確認し、小さい物でもできているようなら、すぐにケアを行う事と、背中を清潔にして食生活や生活習慣等も考え直してみることが必要だと思います。

もしぶつっと大きく目に見える赤ニキビやすでに膿をもっているニキビが発生しているようなら、皮膚科を受診し、適切な治療を受けて気長に治していくことも考えましょう。

市販薬を利用する時も、背中ニキビの場合、通常ニキビの原因となるアクネ菌ではない菌類が繁殖していることもあり、この場合、市販薬では炎症をひどくしてしまったり、かえって広げる原因となることも多いので、セルフケアよりも線も課による治療を選択する方が安心です。