好きじゃない彼氏と付き合う女性の心理と理由
好きじゃない彼氏となぜ付き合うのか、今まさに彼氏に好きな気持ちがない女性は以下の中にあてはまるものがないかチェックしてみましょう。
また、好きじゃない彼氏と付き合うのは理解しがたいという女性や、女性の胸の内を知りたい男性もぜひご覧ください。
恋人がほしいから
ほかに誰か付き合えそうな人や好きな人がいないものの、とにかく恋人をつくりたいがためにとりあえず付き合ってみたパターンがこれです。この手の人はほかに付き合えそうな人や好きな人ができると、あっさりと別れる傾向があります。
結婚向きな男性だから
結婚する上では、相手に対する恋愛感情の有無よりも、相手の収入などのスペックを重視する女性も少なくありません。一緒になって不自由しなさそうなどと思えば、好きという気持ちがなくても結婚相手としてはアリと思って交際する打算的な面があります。
寂しいから
常に恋人がいないと耐えられない女性がいます。また、大好きな人にフラれたばかりで、誰かに甘えたいなどの理由から、好きじゃない男性と付き合う女性は少なくありません。自分の気持ちが弱っていて、誰でもいいからそばにいてほしいのです。
恋愛ご無沙汰期間が長いから
ずっと恋愛をしていないと、ときめきや好きという気持ちがどんなものだったかわからなくなる人がいます。実際にそうなったとき、たまたま男性に告白されると、ノリで付き合うことになるケースも。また、長いあいだ恋愛していないことで、女としての自分に焦る気持ちもあるでしょう。
まわりが結婚したり恋人がいたりする人が多いから
友人や同僚などが彼氏持ちばかりになったりどんどん結婚したりすると、変な焦りから、「自分も恋人をつくらなければ」と思うことがあります。そのタイミングで男性と出会うことで、好きじゃない相手でも付き合ってしまうことがあるのです。
キープしたいから
恋愛感情を持っていなくても、キープしておこうという考えで付き合う女性もいます。この場合、本命は別にいて二股をしているケースもあります。本命にフラれた場合や、本命と会えない場合などうまくいかないときの保険として付き合っている可能性が高いです。
好きじゃない彼氏と付き合うメリット
好きじゃない男性と交際して、何の得があるのか不思議に思う人もいるでしょう。あなたはここであげるメリットの中に実感していることはないですか?順番に見ていきましょう。
デートする相手がいる
好きじゃない彼氏でも生理的に無理なわけではない、あるいはまったく気が合わないわけではないのであれば、それなりにデートは楽しめます。どこかへのちょっとしたお出かけや、デートスポットに行きたいときに一緒に行ける相手がいるのはメリットでしょう。
世間体
ある程度の年齢になると、独身や恋人なしの人に対する視線は厳しくなる傾向があります。好きじゃない彼氏だとしてもとりあえず恋人がいるということで、誤魔化しがききやすいのはメリットのひとつといえるでしょう。
女でいられる
恋愛ご無沙汰や何もときめくことがないと、女としての自分を忘れてしまいます。好きな気持ちはなくても、交際することで女扱いしてくれる相手がいるため、緊張感や潤いがあるでしょう。性の欲求不満にも悩まされにくいです。
好きじゃない彼氏と付き合うデメリット
好きじゃない彼氏と付き合うことにはその場しのぎ的なメリットがある一方で、デメリットも少なからずある点には気をつけなければいけません。主なデメリットは以下のとおりです。
自由でいられない
付き合っている男性のタイプによっては、束縛されてしまいます。また、束縛するようなタイプの男性でなくてもデートの誘いなどはあるため、あなたの自分一人の時間が多かれ少なかれ潰れてしまうのは避けられません。
恋愛を純粋に楽しめない
本当に好きな人と付き合っていれば感じるであろう、真の恋愛の楽しさを知ることができません。とくに相手の男性の収入などスペック重視で交際している状態であれば、常に先に計算がくるため、この状態に陥りやすいといえるでしょう。
新しい出会いのチャンスが減る
あなたに魅力を感じた男性がいても、恋人がいると聞けばアプローチを諦めてしまいやすいです。また、あなたがちょっと素敵だなと思う男性がいても、彼氏がいると束縛や相手に対する気遣いがありすぐにはアプローチできません。
彼氏への気持ちが冷めてしまったときの対処法
もとは好きな気持ちはあったけれど冷めてしまった……。そんな女性がどうすべきか対処法を以下にまとめました。もとから恋愛感情がなく付き合う意味を感じなくなった女性も、ぜひ参考にしてみてください。
別れる
もともと好きじゃない彼氏に対して、付き合っている意味すら感じられなくなったときには、別れを選択するのが賢明な判断といえるでしょう。ズルズル関係を続けて新しい出会いを探す時間を失い、婚期を逃すようなことは避けたいところです。
冷却期間をおく
気持ちが冷めているときにデートに行っても、彼氏が好きじゃない状態は改善されないことが多いです。それどころか、余計に冷めてしまうことにもなりかねません。お互いに一度、冷却期間を設けることにより、相手の存在の大切さに気づく可能性があります。
出会った頃の思い出の場所へ行く
付き合いはじめた頃の楽しい気持ちや、好きな気持ちを思い出すことができるかもしれません。風景や音楽、においは人間の記憶に残りやすく、付き合いはじめの感情を呼び起こす効果が期待できます。思い出を二人でなぞることで、冷めた気持ちを盛り上げましょう。
あえてほかの男性とデートや合コンをしてみる
冷めているのは、彼氏の魅力を見失っているからかもしれません。あえてほかの男性とデートしたり、合コンしたりすることで、比較対象ができます。ほかの男性と比べたことによって、彼氏の良さを再確認できる可能性があるでしょう。
別れる前に考えるべきこと
好きじゃない彼氏と別れる場合、別れたあとすぐ自分が前向きになれるよう、面倒くさいことにならないようにしたいところ。そのためのヒントを以下に記載しました。
別れたあとの関係性をどうするか
復縁する可能性を残すのか残さないのか、もう二度と会うのか会わないのか、友達になるのかならないか……。別れたあとに彼氏とどんな関係でいるのかは、考えておくに越したことはありません。彼氏や自分の周囲の友達との関係性も考慮に入れて決めるのが望ましいです。
お金や私物の管理
付き合っているときはなあなあになって、お金を貸していたり、相手の男性の部屋に自分の私物を置いていたりすることもあるかもしれません。別れたと同時に全額回収、すべての荷物を引き払うとなると難しくなりやすいため計画的に、段階的に処理していくのが良いでしょう。
次の恋愛の可能性
別れるときは、別れたい気持ちばかりで次の恋愛のことなど考えられないかもしれません。しかし、自分の年齢など条件によっては、次の恋愛の可能性が低いこともあります。
後悔しないよう、そのあたりのことも考慮に入れて別れを選択しましょう。結婚相談所など出会いにつながるサービスを利用するのも良いです。
彼氏の性格によっては別れ方を計画しておく
彼氏の性格によっては、あっさり別れることができません。別れを突きつけられたあとストーカー化する男性もいるのです。暴力や嫌がらせによる被害がなく、あとくされなくスムーズに別れることができるように、自分なりに作戦や計画は立てておきましょう。
まとめ
好きじゃない彼氏と付き合うことには、自分の寂しさを埋めるためなど自分本位の考え方があります。世間体を気にしたり、結婚生活で苦労したくない思いがあったりする女性も少なくありません。
どんな心理や理由があったとしても、気持ちが冷めたりもとから気持ちがなく付き合う意味すら感じなくなったりした場合、どうするかは自分次第。
たとえば、本当に好きになれる人との結婚を目指したり、自由な時間を獲得したりするために別れるのも良いでしょう。また、結婚生活の安定のために相手の収入などのスペックを重視し、恋愛の本当の楽しさを犠牲にして付き合い続けるのも悪くありません。いずれにしても、後悔しない選択をしてください。