同棲解消をするために必要な準備と揉めないために必要なこと

同棲は結婚に比べると解消しやすいです。とは言え、一方的に解消しようとすると同棲中のパートナーと揉めたり、手間取ってトラブルになったりするリスクもあります。

「同棲を解消したい」と感じたときには、具体的にどんな準備を進めていけばいいのでしょうか?

    • 同棲解消しようと思う原因・きっかけ
    • 同棲解消時に多いトラブル
    • 同棲解消をするために必要な準備と重要なこと

をチェックしていきましょう。逆に自分が同棲解消を告げられた時に思いとどまらせる方法も紹介しているので、参考にしてください。

同棲解消しようと思った原因やきっかけ

そもそも、どんなことが理由で「同棲を解消しよう」と思うのでしょうか?まず、解消しようと考える人の原因やきっかけを見ていきます。「こんな理由で同棲を解消してもいいの?」と悩んでいる人は、参考にしてみてください。

パートナーの浮気

「パートナーに浮気されてしまった」という経験は、世のカップルの多くを同棲解消に向かわせます。結婚を視野に入れて共同生活を送る以上は、信頼関係が必要ですよね。

浮気はパートナーに対する大きな裏切り・侮辱にもなります。もし自分のパートナーが浮気したら、「信用できない」「こんな人とは生涯を共に暮らせない」と、ほとんどの人が同棲を解消したくなります。

価値観の違い

たまに会ってデートするだけでは分からないことも、ひとつ屋根の下で暮らすと少しずつ見えてきます。特に、お互いの価値観の違いは顕著に出てくる問題でしょう。

例えば一方が掃除や片付けをしなくても平気な性格だと、もう一方はイライラすることもあるでしょう。そのほかにも、神経質、金銭感覚が緩い、交友関係が広すぎる、部屋を占領するほどのコレクションなども原因になることがあります。

家事の分担に不満があった

家事分担も避けては通れない問題ですが、その不公平感も同棲が苦痛になる原因になります。

もしパートナーが家事をしてくれなかったら、ストレスが溜まりますよね。本人は「家事をしている」と言い張っても、実際は分担が極端に偏っていることもあるでしょう。

話し合っても一向に改善しないなら、結婚後も不満とストレスを溜めながら暮らすのが目に見えています。そう感じたら、早めに同棲を解消したほうがいいかもしれません。

束縛が激しくなった

同棲した後で相手の束縛癖が発覚するケースもあります。帰宅時間が遅いだけで根掘り葉掘り理由を聞かれたり、誰かと会う約束をしただけで焼きもちを焼かれたり…。

酷い場合になれば、「いつ・どこで・何をするのか」を逐一報告するように義務づけられることも。束縛はパートナーからその人らしさを奪います。自我が崩壊する前に、同棲解消を決めて逃げるのが得策

パートナーが仕事を辞め無職になった

家賃に水道光熱費、通信費、食費など、同棲では色々な経費を負担し合うことになります。もしパートナーが無職になったら、経済的負担が全て自分にのしかかってくることもあるでしょう。

同棲相手に当座の生活費をまかなう貯蓄があるか、再就職するまでの期間にアルバイトなどで食べていけるだけの収入を得られるなら、その間サポートできる可能性はあるでしょう。

しかし、結婚もしていないのにスネをかじられるのは、ハッキリ言って「ヒモ」に貢ぐのと同じこと。しかも、近い将来に安定した収入を得るためのプランを持っていないとしたら、先行きが不安になります。

自分がパートナーに食いつぶされる前にさっさと別れた方が、お互いの自立に繋がることもあるのです。

金銭的な負担が多くなった

パートナーの金銭感覚が自分と食い違っていると、思いのほか出費がかさんでしまいます。必要のない高い家具や家電を買ったり、パートナーにお金を貸すことが増えたり…。

余計な出費が増えていくと、将来に大きな不安を感じるようになります。結婚資金を貯めたいのにできない、本当に必要なものが買えない…。こんなストレスを感じる相手とも、同棲を解消した方が身のためです。

家にいても安らげない

最初は楽しかった同棲生活も、だんだんとストレスを感じてしまうことがあります。いつ家に帰っても誰かがいるというのは、時に「鬱陶しい」「安らげない」と感じてしまうことに。

家で静かにのんびりしたいのにパートナーから話しかけられたり外出を提案されたり、自分のしたいことをするのにいちいちパートナーに気を使うことがあれば、同棲前の生活に戻りたくもなります。

DV(ドメスティック・バイオレンス)

パートナーからの殴る蹴るなど肉体的な暴力はもちろん、暴言や恫喝なども含まれます。DVは命にかかわるだけでなく、精神的なダメージを受けて仕事や日常生活に支障を来すこともあります。

我慢を重ねて悪循環から抜けられなくなる悲劇を回避するためにも、DVの傾向があるパートナーとはすぐにでも同棲を解消するべきです。

同棲解消時に多いトラブル

次に、同棲解消時には実際にどんなトラブルがあるのかをチェックします。

共同財産などの金銭トラブル

もっとも多いのが、「共有口座に預けられているお金を、どのように分担するか」でしょう。また、住んでいるところを引き払う際の費用負担なども、同棲解消の際に避けて通れない問題です。

共同で購入した家財の所有権

テレビや洗濯機、冷蔵庫、テーブルなど、同棲を始めるときに共同で購入した家電や家具の所有権を巡ってトラブルが起こることもあります。「どちらが多く支払ったか」「どちらが購入したか」がハッキリしていないと、押し問答が続くことに。

パートナーが承諾してくれない

同棲解消を切り出したとき、パートナーが承諾してくれない場合が最も厄介です。

家を出ていこうにもパートナーから邪魔をされることだってありますし、あなたの財産をパートナーが手放してくれないということも。最初はささいな喧嘩だったとしても、あとで大きなトラブルになることもあるので要注意。

同棲解消をするために必要な準備

安心・安全にパートナーと同棲解消をするためには、入念な準備を整えておくのが一番です。具体的にどんな準備をしておけばいいのか、チェックしていきましょう。

引っ越し費用などお金をあらかじめ用意しておく

同棲を解消するということはすなわち、両方、またはどちらかの引っ越しに繋がります。

あなたの私物や財産を同棲中の住まいから引き払うために、どのくらいの引っ越し費用が必要なのかを、あらかじめ見積もりましょう。そして、できるだけ早くお金を用意します。資金があれば、いつでも引っ越しが可能です。

解消後の居住環境の目星を付けておく

同棲解消を決断したら、出来るだけ早く次の住処に目星をつけておきましょう。不動産屋を当たるのも良いですし、友達や家族を一時的に頼るという手もあります。

しっかりと納得してもらうまで話し合う

同棲を解消して引っ越したというのに、「やっぱり納得いかない」と元恋人がストーカー化したり、トラブルを起こしたりすることがあります。一方的に同棲解消を突きつけるのではなく、相手が納得してくれるまでしっかり話し合いましょう。

同棲解消の理由や解消後のふたりの関係性については、パートナーにできる限り話してあげてください。

滞りなく同棲解消する為に重要なこと

可能な限りトラブルを避けて、滞りなく同棲解消するためにはいくつかのポイントを踏まえておく必要があります。

同棲解消する意思をパートナーにしっかり伝える

言い出しづらいと思いますが、「同棲を解消したい」とハッキリ自分の意思を伝えてください。遠回しな言葉で解消を進めようとするとパートナーに不安や不満を与え、同棲解消を阻止されるなどトラブルになってしまいます。

共同貯金などがあれば財産分与について話し合う

もし貯金など共有財産があるなら、同棲解消の話し合い時点でしっかり話し合いましょう。どのような理由でどちらが引き取るのかなど、お互いが納得するまで話し合いを続けてください。

お互いに無理のない日程を決める

パートナーが同棲解消に応じ共有財産の分割が解決したら、できるだけ早く、できればお互いに別の住居に移ることをおすすめします。

そのために、二人が無理なく引っ越しできる日程を決めましょう。どちらか一方でも次に住む場所が見つからないときは、無理しないことです。

急に同棲解消を告げられた時に思いとどまらせる方法

逆に自分がパートナーから同棲解消を告げられた場合、どのようにして相手に思いとどまってもらえばいいのでしょうか?

家事を率先して行う

最初にご説明した通り、家事に対する不満は同棲解消の理由としてポピュラーです。同棲解消を切り出されたら、家事を率先して行うようにしてみましょう。あなたの家事能力が見直されれば、同棲解消を考え直してもらえる可能性があります。

しっかりと話し合う

どうして同棲解消したがっているのか、きっかけはどんなことなのかなど、パートナーの話しにしっかり耳を傾けましょう。「話しを聞いてもらえた」と思うことで心が落ち着き、まだ関係改善の余地があるかもしれません。

「初心に帰る」という気持ちで、よく話し合ってみてください。

金銭面の見直し

パートナーと自分の間で、金銭感覚のズレや価値観の偏りが生じていませんか?

同棲を始めてからの出費や貯蓄などの金銭面を思い返してみましょう。出費を見直すだけでも、パートナーの不安が解消されることがあります。

相手の意見を否定する時には言葉を選ぶ

話し合いの中でパートナーが何か理不尽なことを言ったとしても、それを否定するときには言葉を慎重に選んでください。話しを途中でさえぎったり、挑発したりするような言葉を使うと怒りを買い、パートナーの気持ちが同棲解消へ完全に傾いてしまいます。

「否定するならやんわりと」がポイントです。

自分が出来ることを探す

自分にできることがあるのにしなかった…ということがないか、探してみましょう。出来る限りの努力をすれば、パートナーから見直してもらえます。相手の気持ちを同棲解消にまで至らしめた理由も、おのずと分かってくるかもしれません。

自立した人間になる

パートナーから同棲解消を切り出されてしまうのは、大半が人間的に自立できていないからです。パートナーに依存することなく、一人の人間として自立した姿を見せるように努力すると、同棲解消も考え直してもらいやすくなります。

まとめ

同棲はいわば結婚生活の予行練習のようなものですから、相手の長所・短所に気づける機会がたくさん待っています。もしも同棲中に「一緒に暮らせない」と感じる部分があるのなら、無理して結婚する前に解消を切り出しましょう。

この記事で紹介したように、同棲解消にはたくさんのトラブル・リスクが想定されます。厄介な事態にならないよう、同棲解消を相手に告げる前に「どんな準備をするか」「何と言って同棲解消を切り出すか」をしっかり考えてくださいね。