離婚して後悔したこと
離婚すると、経済的に苦しくなることがあります。また、周りの人が気を遣うようになりますし、子どもに寂しい思いをさせてしまうということもありますね。ここでは、離婚で後悔したことについてピックアップしました。
1人の孤独感
離婚してしまうと、当然独身になってしまいます。それまで当たり前のように近くにいた人が、いなくなってしまうので当然寂しくなってしまうでしょう。
孤独を感じるようになり、メンタルに支障をきたしてしまうかもしれません。特に、自宅に戻った時に誰もいない、帰ってくる人もいないとなると、寂しくなりますよね。
周りの反応
離婚したことに対する周りの反応を知って、後悔することがあります。離婚したとなると、周りの人は気を遣ってしまうため、微妙な空気感が出てしまうことがあります。
勝手にいろいろなことを想像してしまいますし、哀れんだような目で見られてしまうこともあるでしょう。また、腫れものに触るような扱いをされることもあれば、自分に問題があるように見られてしまうことも少なくありません。
経済的に苦しい
専業主婦だった場合には、離婚することで経済的に苦しくなってしまいます。それまでは夫の稼ぎを頼りにしていたわけですし、それがなくなることで一気に困窮してしまう恐れもあるのです。
特に子どもがいる場合だと、子どもを養うために自分で稼がなくてはいけなくなります。特に資格や経験もないと良い職に就けないことが多く、困窮してしまうのです。
離婚してから相手の大切さに気づいた
心から離婚したいと思って離婚したものの、離れてみて初めて相手の大切さに気が付いた、というケースは少なくありません。しかし、離婚してしまったあとでは時すでに遅く、後悔しかありません。
失ってしまったものの大きさに気づき、日々涙してしまうでしょう。離婚したからこそ分かったことですが、気づいた時にはもう手遅れですよね。
子どもに寂しい思いをさせる
離婚は夫婦の問題の上に起きることですが、それは子どもにはまったく関係ないことです。離婚したとなると、お父さんがいない状態になりますし、子どもは大きくなるにしたがって、どうして父親がいないのかが気になり始めます。
周りの友達にはお父さんがいるのに、どうして自分にはいないのかと、寂しい思いもさせてしまうことになってしまいます。
子宝に恵まれない
すでに子どもがいるのなら話は別ですが、子どもができる前に別れてしまうと、子宝に恵まれません。子どもが欲しいと思っていた女性だと、これは悲しいことですよね。
新しいパートナーを見つければいいだけの話ですが、離婚してバツイチとなると、なかなか次の相手が見つからない可能性もあります。
離婚を後悔して復縁する人ってどんな人?
離婚したことを後悔してしまうケースは少なくありません。そのため、後悔した挙げ句に復縁するということもよくあります。そこで、ここでは離婚を後悔して、復縁する人とはどんな人なのかをまとめてみました。
子どもとの関りがきっかけ
子どもの影響で、復縁を決意するというケースは多いです。子どもにとっては唯一の父親なわけですし、いないことで寂しい思いもさせてしまうでしょう。
子どもから「どうして自分にはお父さんがいないの?」と聞かれると、復縁した方がいいかも、と思ってしまいます。また、子どもからパパが欲しいと言われて復縁を決意することも考えられます。
1人になって気持ちに余裕ができた
1人の時間が増えるので、気持ちにも余裕が出てきます。気持ちに余裕ができたことで、もう一度やり直してみたいと考えるようになることも少なくありません。
今ならうまくやっていける、やり直せると思い、復縁するというパターンですね。相手に非があるケースでも、離れることでお互い反省し、やり直せる状態になっているかもしれません。
離婚に迷いがあった
もともと離婚に迷いがあった、というケースだと復縁することがあります。自分では離婚すべきかどうか悩んでいたのに、周りが強く離婚を勧めたので別れた、ということもあるでしょう。
このようなケースだと、頭を冷やしたことで復縁したいと考えることがあります。離れたことで相手の大切さに気づく、ということもあるでしょう。
別れて相手の立場が分かるようになった
離れてみないと、相手の立場になれないことがあります。毎日夫の帰りが遅い、給料が低いといった原因でケンカになっていたかもしれません。
しかし、自分が働きに出るようになって、その大変さにも気づくはずです。相手の立場になってものを考えるようになれますし、相手に対する思いやりの感情も抱くようになるでしょう。
別れても連絡を取り合っている
離婚していっさい連絡をとらなくなるということもありますが、きちんと連絡を取り合っていることもあります。そこまで険悪になって離婚したわけではない、というケースだとこういうことは珍しくありませんね。
別れてもコミュニケーションを取り合っている状態だと、やっぱりもう一度この人とやり直したい、と考えるようになります。
浮気相手と別れた
夫の浮気が原因で離婚となることもあるでしょう。その場合だと、夫が浮気相手と別れたことで、復縁を考えることがあります。
浮気相手と関係が続いているうちは、絶対に復縁など考えたくもない、という方でも、別れたとなるとやり直そうという気持ちが芽生えます。こうしたケースで復縁することは意外に少なくありません。
離婚後に復縁するには
離婚後すぐに復縁するということはあまり考えられません。時間を置いてお互いに冷静になる必要がありますし、離婚の原因を改善する努力も必要になるでしょう。ここでは、離婚後に復縁するにはどうすればいいのか、お伝えします。
時間をおいてお互いに冷静になる
感情的になって離婚に至るということは珍しくありません。離婚したばかりの頃は、まだ相手に対してわだかまりもあるでしょうし、素直な気持ちにもなれないはずです。
時間を置いてお互いが冷静になれば、まともにものを考えられるようにもなるでしょう。まずは、お互いが冷静になる時間が必要なので、少し期間をあける必要があります。
離婚の原因を改善しようと努力を見せる
何が原因で離婚するかは人それぞれですが、その原因を改善しないとまた同じことの繰り返しになります。復縁をしたいのなら、離婚の原因をきちんと分析し、改善する努力をしなくてはなりません。
もし、自分自身に問題があったのなら、それを改善します。そして、それをパートナーに見せることで、復縁も可能になるでしょう。
相手の状況を把握しておく
パートナーがどのような状況か、把握しておきましょう。相手にすでにパートナーがいる場合だと、復縁は難しくなってしまいます。
逆に、パートナーを作らずに生活しているようなら、復縁できる可能性は残っているでしょう。共通の友達から情報収集する、元夫のSNSで近況をチェックするといった方法があります。
離婚を後悔しないようにするには
離婚して後悔するということは少なくありませんが、ここでは、離婚を後悔しないようにする考え方をお伝えします。冷静になって真実を受け止めること、プラスになることもあると思えることなどが挙げられます。詳しく見てみましょう。
冷静になって真実を受け止める
現実逃避していても意味がありません。また、いつまでも感情的になっていてはいけないので、きちんと真実と現実を受け止めるようにしましょう。
離婚したということは紛れもない事実ですし、その事実から逃れることはできません。自分が選んで決めた道なので、今さらそれを悔やんだところでどうしようもないことでしょう。
お互いが納得して別れる
どちらかが納得していないのに別れてしまうと、後悔してしまいます。特に、自分が心から納得していないのに別れたとなると、高い確率で後悔してしまいますし、復縁を考えるようになるでしょう。
納得して別れるためには、何度も話し合いの場を持つことです。感情的になって勢いで別れるのではなく、きちんと話し合い、納得した上で別れるようにしましょう。
プラスになることもあると思える
離婚することは決して悪いことではありません。悪いこと、ダメなことだと思ってしまうと、精神的につらくなりますし、卑屈になってしまいます。離婚することで、自分の時間を大切にできるようになりますし、自立もできます。
自分の力で生活できるようにもなりますし、決して悪いことばかりではありません。少しでもプラスに考えるようにしてください。
自分の悪いところにも納得している
相手が一方的に悪くて離婚する、ということもありますが、どちらにも問題があったというケースもあります。自分の悪いところに納得していると、離婚しても後悔の念は少ないでしょう。
逆に、自分の悪いところに納得できていないと、どうして離婚することになったのかと考えてしまいます。別れる前に、自分の悪いところをよく考えてみましょう。
離婚後はどうするか見通しが立っている
離婚後にどうするか、見通しがまったく立っていないような状態だと大変です。収入源をどうするか、どこに住むのかといったことが決まっていると、離婚しても後悔することは少ないでしょう。後悔しないためには、離婚前に離婚したあとのことをきちんと考える必要があります。
もっとも考えるべきは、収入減をどうするかでしょう。夫の稼ぎに頼っていたのなら、離婚したあとは自分で稼ぐ必要があります。
就職先も決めなくてはいけませんし、家をどうするかも考えなくてはなりません。それらがすべて決まっているのなら、離婚してもすぐに新生活をスタートできます。
まとめ
離婚して後悔しないよう、別れる前には別れたあとのことを考えるようにしておきましょう。特に、収入や住む場所、子どもの親権などはきちんと考える必要があります。
また、後悔しているのなら復縁するという手もあるので、それも選択肢に加えておきましょう。できることなら離婚もせず、平穏に素敵な家族を維持したいものですね。