好き避けする男女別の心理や言動とは?臨床心理士から学びました

この記事の情報提供者:misaeさん
misaeさん
臨床心理士として精神科で勤務しており、恋愛関係のライターの仕事もしています。

好き避けとは、相手のことが好きなのに冷たく、避けるような言動をとってしまうことをいいます。今回は精神科にて臨床心理士として働きながら、恋愛関係のライターとしても活動しているmisaeさん提供の情報を基に、女性と男性の好き避けについてまとめました。また、好き避けしないほうが良い理由についても記載していますので、気になる方はあわせてチェックしてみてください。

女性が好きな男性を避けてしまう心理

自分が好きと思っている男性を避けるようにすること自体、表面的にもネガティブな言動をとっているといえますが、内面もネガティブな感情に陥っています。どんな理由があって女性が好き避けするのか見ていきましょう。

不安が好き避けをさせている

女性が好きな男性を避けてしまうのは「相手に嫌われたらどうしよう……。」という不安が原因と考えられるでしょう。「変なことを言ってしまうかもしれない、長い時間一緒にいたら幻滅されるような行動をとってしまうかもしれない……。」などと心配になります。そしてその結果として、女性が好きな男性に対して好き避けしてしまうわけです。

自信がない女性ほど好き避けする傾向がある

男性に対する好きな気持ちが強ければ強いほど、素直な気持ちを伝えることに恐怖心を抱いて萎縮してしまいます。とくに、自信がない女性ほどそうなりがちで、グイグイ距離を詰めようとして「図々しいヤツ」とか「うるさいヤツ」と思われるのを避けようとします。結果、一緒に過ごす時間を短くしようとするのです。2人きりのときこそ、よそよそしく振る舞うのが女性の好き避けの特徴です。

女性が好きな男性を避けてしまう際の特徴的な行動

女性 無視

男性が女性に対してする好き避けとは異なり、女性が男性に対してする好き避けは、相手やまわりから見て果たしてそれが好き避けなのかわかりにくいのが厄介です。以下の内容に自分や相手が該当するかどうか、確認していきましょう。

嫌い避けと区別がつきにくい

女性が好きな男性に対してとる言動は、嫌いな男性に対してとる行動と見分けがつきにくいのが特徴的です。具体的には視線を合わせない、よそよそしい態度をとる、会話が続かない、逃げるように立ち去るなどの言動をとります。まわりから好きだからこそしているとは思われにくい言動ばかりです。

なんとも思っていない男性とは普通に接する

好きな男性に対して嫌い避けと同じような言動をとるのに対して、好きでも嫌いでもない男性に対しては、笑顔でのびのびとコミュニケーションをとれます。はっきりとほかの男性とは態度が違っている点だけは、それを見ているまわりの人には気づかれやすいといえるでしょう。

男性が好きな女性を避けてしまう心理

変なプライドの影響を強く受けてしまい、人目を気にしていることによって、男性は好きな女性を避ける場合が多いです。果たしてどうしてこのような意識や言動になってしまうのか、詳しく確認していきましょう。

周囲に自分の気持ちがバレては困ると思っている

多くの男性は格好をつけていたいという意識があり、社会の中で自分の弱みを見せるのはタブーです。好きな女性のお尻を追いかけているような格好悪い姿を、誰にも見られたくないのです。そのため、好きな女性を避けるような言動をとっていると考えることができます。

根本には不安がある

女性が好き避けすることに不安があるように、男性が好き避けをする根っこの部分にも不安はあります。「嫌われたらどうしよう……。」とか「傷つきたくない……。」という思いがあるのです。しかし、女性から嫌われた姿を周囲に見られる恥ずかしさのほうが勝ってしまっているために、いつでも「俺はアイツのこと好きじゃねぇし。」といえるように振る舞っているわけです。

2人きりのときには態度が変わる

男性の場合は恥をかきたくないという意識があるために、女性の好き避けと比較してみると避け方としてはあからさまな態度になることが多いでしょう。しかし、まわりに人がいないときには態度が変わるのが特徴のひとつです。女性は2人きりのときこそよそよそしく振る舞うのに対して、男性は2人きりになると案外優しく接することが多いのです。

男性が好きな女性を避けてしまう際の特徴的な行動

カップル 喧嘩 無視

好き避けする男性は好きな女性と2人きりのときは優しいことが多く、本当の気持ちが透けて見えやすいです。ただ、ほかにも男性の場合は、好き避けする女性に比べてわかりやすい言動をとりがちです。

基本は無視

自分から好きな女性に対して話しかけることはほとんどなく、LINEやメール、着信を無視したり、好きな女性の話題だけ流したりします。なお、好き避けをする女性と同じように、男性もとくに意識していない女性に対しては、普通に優しく接することができます。

関わるときは好き避けがバレやすい言動をとる

たとえば、男子小学生が好きな子をいじめるような言動をとるのは、よく知られている話です。好き避けする男性は女性を基本的に無視するような言動をとりますが、関わる場合にはあえてまわりの人の前でからかうようなことをいう傾向があります。ただ、実は嫌われてもいいから自分のことを意識してもらいたいとまで思っているため、好き避けする男性のほうが情熱的といえるかもしれません。

好き避けは逆効果!今すぐやめるべき理由

ダメ

好き避けは恋愛が成就しない原因になり得るだけでなく、職場などで不利な立場に置かれるリスクまであります。以下の内容をチェックしてデメリットしかないことを把握し、今すぐ好き避けをやめることをおすすめします。

脈アリが脈ナシになる恐れがある

よそよそしい態度をとられたり、逃げるように立ち去られたりといった言動を、相手が好き避けされていると敏感に受け取ってくれることには期待しないほうが良いでしょう。それどころか、まわりの人に対する態度と比べ、自分に対する態度があからさまに悪いとなれば、相手が「自分は嫌われている……。」と思ってしまうリスクがあります。

そうなると、仮に相手が自分に対して好意を持っていたとしても、まずいことになりかねません。いつまでも好き避けしているわけにはいかないと思い、自分の気持ちを伝えたとしましょう。そしてその頃には相手の自分に対する恋愛感情が完全に消失しているというのは、あり得ない話ではないのです。好きな気持ちが消えるだけでなく、嫌いになられて友人としも関われなくなるリスクまであります。

悪意があると誤解されやすい

相手が声をかけてくれたのに無視をする、人が見ている前で失敗を馬鹿にするようなことをいうなどの言動に、悪意があると受け取られるリスクがあります。自分の好きな相手に嫌われるだけでなく、周囲も「あの人は相手によって態度を変える。」とか「ハラスメントをしている。」といった具合に受け取りかねません。相手の周囲まで敵にまわすリスクが好き避けにはあると思っておきましょう。

まとめ

相手に対して恋愛感情を抱いているのに、距離が縮まるのではなく離れるリスクのある言動をとってしまう好き避け。女性と男性では、女性のほうが本心がわかりにくい場合が多いでしょう。ただ、なんにせよ言動は裏目に出てしまう確率のほうが高いと考えることができるため、結ばれたいと思うのであれば好き避けはやめるに越したことはありません。