常に彼氏の行動が気になってしまう束縛彼女。「もしかしたら自分も束縛彼女かも…」と悩んでいる人も多いのでは?
ここでは恋愛に詳しいkirakiramuuさんからの情報をもとに、束縛してしまう彼女の心理について解説します。また、“愛される可愛い束縛”と“嫌われる重たい束縛”の境界線についてもまとめました。
自分が普段何気なくしている行動が、もしかしたら重たい束縛になっているかもしれません。記事の内容と照らし合わせて、日頃の自分を振り返ってみるのもおすすめです。
あなたの束縛度はどれくらい?
「彼のことが大好き!」…そんな気持ちが行き過ぎて、気づけばチェック魔になっていることはありませんか?ここでは束縛度の高い行動についてまとめました。自分自身の行動が束縛彼女になっていないかチェックしてみましょう。
休みの日の予定が気になる
彼氏から「次の休みは会えない。」と言われたら誰でも少しは残念な気持ちになりますよね。ここまではとても自然なこと。
束縛彼女の特徴は、このとき会えないことを残念がるよりも先に、どこで誰と何をするのかに意識が向いてしまうというところです。
「何するの?、誰かと会うの?」などと一番に口に出てしまいます。こういった女性は究極的に彼氏と会えなくても家で一人でゴロゴロしてくれているのであれば、それで良いとさえ考えてしまいます。
自分以外の誰かと過ごしていることに敏感になってしまうのであれば、あなたは束縛彼女予備軍かもしれません。
交友関係を把握したい
もしあなたが彼氏の交友関係を全て把握しておきたいと思うなら、すでに立派な束縛彼女かもしれません。
仕事相手や学生時代の友人、彼氏がどんな人と普段会って過ごしているのかを全て知っておきたいと考える女性は、彼氏の電話やメールがなるとほぼ100%の確率で「誰から?」など自然に聞きます。これは、彼の普段の行動範囲を知っておきたいという独占欲から。
こういう女性は、全ての集まりに一度は顔を出して“彼女”の存在を周囲に認識させようとするでしょう。いざというときに、彼氏の情報をほかからも得られるように備えるのです。
男友達と会うのも心配
男女問わず、自分以外の全ての人と遊ぶことに不安を感じるようになったら、あなたは重度の束縛彼女と言えるでしょう。
男同士で楽しみたいときに彼女がいると、周囲も気を遣ってしまいその場の空気も微妙なものに…。それでも付いて行きたがるのは、男友達と遊ぶのが楽しくて、自分と会う頻度が減ったらどうしようと考えているから。大好きな彼にとっていつでも一番の相手でありたいという強い気持ちがあるのです。
彼氏を束縛したくなる女性の心理とは
束縛彼女はどうしてそんなに彼氏を束縛したくなるのでしょうか。その行動の裏側にはさまざまな心理が隠されています。ここでは考えられる3つの心理について見ていきましょう。
自分に自信がない
「自分なんか…」と常に卑屈に考え、自己肯定感が低い女性ほど、束縛が強くなる傾向があります。たとえどんなに彼氏から愛情表現をされても、自分が自分を認められていないので「こんな私を好きでいてくれるはずない」と素直に受け入れられないのです。
彼を失いたくない
彼を失ったときに自分が傷つくことを想像して、激しく束縛をしてしまうということがあります。これは過去に一度でも浮気をされたことがあったり、ほかの女性の影に悩まされたりした経験を持つ女性に多い心理。
恋愛中、常に過去の経験と重ね合わせて、ネガティブに想像したり、不安になったりしているため、彼を自分だけのものにしたいという衝動で、ついつい彼を束縛してしまいます。
自分に浮気願望がある
自分自身に浮気願望があるとき、彼氏も同じように考えているのでは?と不安になり束縛をすることがあります。
この場合、女性側が気になる相手や素敵だなと感じる男性と会ったり連絡をとったりしているときほど、彼氏への束縛が強くなります。
彼にもそういう相手がいるかもしれないと不安になる気持ちが、さらに自分を浮気へ走らせやすくするのです。
彼氏から嫌われる束縛とは
男性は好きな女性からの束縛は、ある程度可愛いと思えるもの。では度を越えて嫌われてしまう束縛とはどんなものがあるのでしょうか。詳しく解説します。
メールの催促
過剰なメールの催促は、男性にとって悩みのタネ。仕事中でもお構いなしに30分おきに連絡がくるのは当たり前。それだけでも大変なのに、返信しないと着信やメールの嵐が…。
こうなると彼はどうにか自分の時間を確保しようと、頻繁に嘘をつくようになり、お互いにとって疲れる恋愛になってしまいます。
過去の彼女への対抗心
お気に入りのレストランへ誘われても「前の彼女とも来たの?」と気にして素直に喜べないことはありませんか?
彼にとってはもう過去になっていることを蒸し返され、根掘り葉掘り聞かれるのは、とても良い気分とは言えません。
過ぎてしまったことを責められても、彼にはどうすることもできないため、よりイライラさせてしまうでしょう。
何をしているか細かく聞く
仕事の飲み会など付き合いで遅くなるときに、必要以上に電話をかけてきたり、どこで誰と何をしていたか?を聞かれたりすると、取り調べをされているような気分に…。彼氏は疲れてしまいます。
仕事の飲み会では気を遣うことも多いはず。その上彼女からの追い込みをかけるような質問責めにはとても耐えられない!と逃げだしたい気持ちになってしまいます。
ペアリングやお揃いのものをつけていないと怒る
仕事中や会っていないときに、ペアリングなどお揃いのものをつけていないと激怒する束縛彼女。男性はそんな彼女の態度についていけないと気を病むことでしょう。
特に仕事では常に気を張って戦っているのが男性。彼女にはそんな自分を支えて欲しいと思っています。それなのに、プライベートも仕事も同じように、「自分の思い通りにしてくれなきゃ気が済まない!」といった言動があると、うんざりして彼女への気持ちが冷めてしまうことも。
彼氏から愛される可愛い束縛と重い束縛の境界線は
束縛も度を越えなければ、愛情表現のひとつになります。それだけ自分を愛してくれていると嬉しくなることもあります。ここでは可愛い束縛と重たい束縛の境界線についてお伝えします。
スケジュールの把握量
今はアプリなどでお互いのスケジュールを管理できるようなものがありますよね。休みの日を合わせたりできるので、お互いの日程がはっきりわかるのは一概に悪いこととは言えません。
好きな彼女に「〇日休みなんだけど、会えるかな?」と聞かれたら、素直に男性も嬉しくなるでしょう。
ですがもし、自分と会う会わない関係なく全ての予定を教えて欲しいとしつこく彼に問いただすようになったら…。それは愛情表現から独占欲へと変化し、“重たい束縛”になってしまっています。
普段の連絡頻度
普段何気なく気になって、「今何してる?」とメールを送ることはありますよね。ですが、この連絡頻度が高くなりすぎることで、相手にとって“重たい束縛”と捉えられてしまいます。
以下に重たくなる主なシチュエーションを2つ記載しました。
①仕事中にも関わらず「今何してる?」と頻繁に確認がくると、精神的に疲れる。さらにいつどこで誰となど細かい詮索が入ることで取り調べのように感じてしまう。
②事あるごとに、「私のこと好き?」と愛情を確認されると、その頻度が増えれば増えるほどしつこい、重たいと感じるようになる。
自身の行動が当てはまる場合は、度が過ぎる連絡に注意するようにしましょう。
彼氏に重たいと思われないためにできること
自分が「束縛彼女かも…」と悩んでいる女性も、本質的に彼氏を困らせたいわけではありません。好きが故に行動が過剰になってしまうだけ。今日からすぐ実践できる“彼氏に嫌われないために出来ること”をまとめています。参考にしてみてください。
返事を待つ
彼氏へ連絡をしたら、返事がくるまで待ちましょう。束縛彼女は心配になると被害妄想が大きくなり、どんどんネガティブな方向へ想像を膨らませてしまいます。そんな状態に陥りそうなときにはいったん落ち着いて、彼氏からのメールを待つようにしてみましょう。
人は「したいこと」が「しなければならないこと」に変わったとき、行動が億劫になってしまう生き物です。彼が彼女への連絡を面倒くさいと思ってしまう前に、「連絡はできるときでいいよ」というスタンスを伝えることが大切です。
寂しさを押しつけない
彼氏に会えなくて寂しい気持ちを一方的に押しつけてしまうと、相手は自分のことを考えてくれていないと感じます。
会いたいのに会えないという日が続けば、不安が募ってイライラしたり、つい相手に怒ってしまったりすることもあるかもしれません。ですが、相手にも都合があります。
会ってあげたいけれど仕事が忙しいとき、彼も同じように寂しい思いをしていることを忘れず、自分の気持ちだけ押しつけるのはやめましょう。
疑わない
男女間だけでなく、人間関係でも「相手を信頼しているかどうか」はとても大切なことです。彼の言っていることを素直に信じて、疑う気持ちを捨てましょう。
どうせ同じ時間を過ごすのであれば、あれこれ疑って不安になるよりも、相手の言うことを信じて余裕を持って過ごすほうが、お互いに気持ち良くいられますよね。
心地良く共にいられる時間をつくることで、彼もあなたとの時間を大切にしてくれるようになるでしょう。
まとめ
恋をすると、どうしても夢中になってほかが見えなくなってしまうこともありますよね。好きが故に過剰になってしまいがちな束縛も、度が過ぎなければ可愛いもの。
実際多くの男性は、彼女のちょっとした束縛は愛情表現のひとつとして可愛いと感じています。大好きな彼氏に重たいと思われないためにも、まずは自分の好きになった相手をとことん信じてみましょう。
相手を信じるということは、その人を好きになった自分自身を信じることにも繋がっています。きちんと信頼関係を築くことができれば、彼はあなたをより大切にしてくれるはずです。