アトピー肌はどうしてできるの?効果的な改善方法は?

近年、アトピー性皮膚炎のお子さんが多くなっているといわれていますが、大人でもアトピー肌となっている人が多く、アレルゲンとなるモノがあったり、そういったものに触れる、食べることで、お肌の状態がかなり悪化してしまう人も多いといいます。アトピー性皮膚炎といっても、どのような病気なのかわからないという人も多いので、まずはアトピー性皮膚炎とはどういう疾患なのか、それから理解していきましょう。

アトピー肌(アトピー性皮膚炎)とは


アトピー性皮膚炎というのは、元々アレルギーを起こしやすい人、皮膚のバリア機能が何らかの理由で崩れている人荷多くみられる症状で、湿疹、かゆみなどが主な症状です。

よくなったかなと思うとまた出てきたり、よくなったり悪くなったりという状態を繰り返し、かゆみがかなり強く出る人もいて、掻き壊して炎症を起こし、常に血だらけになるという人も少なくありません。湿疹とかゆみが主な症状ですが、慢性化する事が多く治りにくいという特徴を持っています。

アトピー肌の特徴

アトピー性皮膚炎などを起こすアトピー肌の方には特徴があり、かゆみがあるので常に書いていたり、長期的に症状出ている人は肌が硬くなるなど、人によってそれぞれ症状の度合いが違います。アトピー肌の特徴としては肌のバリア機能が低下し、外部からの異物が簡単に皮膚に入り込みやすくなり、外敵からの攻撃に弱いという特徴を持っています。

肌にはどんなトラブルが起きているか

肌は乾燥し、肌を守るための皮脂分泌が少なく、肌のバリア機能が低下しているので、常に湿疹ができ、細菌感染も起こしやすく、炎症を繰り返すなど、非常に辛い状態となっています。

赤みがあり腫れたような状態になっている場合もありますし、いつも強烈なかゆみがあり、掻き壊し炎症を起こしてその後かさぶたとなることも多く、悪化すると体中にかゆみがあり包帯だらけになっている子もいます。

乳児期に起こるアトピー性皮膚炎

乳幼児のアトピー性皮膚炎の特徴としては、生後1ヵ月から2ヵ月くらいにかけて早期の段階から指針がみられ、湿疹は頭部、顔にでき初めて次第に体の下の方に広がっていきます。離乳食を開始する5ヶ月から6カ月くらいになり離乳食が始まるとより一層湿疹の数が多くなり、このあたりがピークです。

この時期を過ぎると少しずつ改善していき、通常乳児アトピー性皮膚炎は1歳くらいでなくなるといわれ手います。

成人期になるアトピー性皮膚炎

子どものときには何ともなかったのに、大人になってからアトピー性皮膚炎になったという人もいて、この場合、食生活や生活環境の変化、仕事やプライベートでのストレスによってアトピーが悪化するという人が多いようです。子どものアトピー性皮膚炎と同じよう強く我慢できないようなかゆみと湿疹、これが強く短期間で出絵t来る急性病変を起こす人もいますし、慢性的に症状が継続する人もいます。

アトピー肌になる人・なりやすい人


家族がアトピー肌という場合にはそれが遺伝して同じようにアトピー肌になったという人もいますし、遺伝的要素を受け継がない人もいます。花粉などの刺激によってアトピー肌になった人もいますし、食べ物によって症状が出てよくならず、結局アトピー肌になってしまったという人もいます。

食物アレルギーによるもの

大人になるまでその食べ物でアレルギーになったことがなかったのに、大人になってからなぜかその食べ物だけにアレルギーがでて、かゆみ、湿疹などからアトピー肌になった人もいます。

サバやそば、ピーナッツなどアレルギーが強く出てしまう人はアナフィラキシーショックなどを引き起こすこともありますので、食べ物についてアレルギー反応があるという人は、アレルゲンの特定を行う方が安心です。

花粉症からアトピー肌になることも

スギ花粉にヒノキ、ブタクサにそのほかいろいろな花粉が刺激となってアレルギー症状となる人も多いのですが、こうした花粉によってアレルギーを起こしてから、アトピー肌になり、刺激に弱くなった、またいつでもかゆみが襲ってくるようになったという人もいます。

花粉を完全に除去する事は出来ないので、自宅に入ったらコートなどは玄関に置いて、出来ればそこで洋服をぬいで部屋着に着替えるなど、家の中に花粉をもちこないようにすることが求められます。

家族の遺伝によるもの

アトピー性皮膚炎の場合、この病気が遺伝するというよりもアトピー体質が遺伝しやすいと考えておくべきです。ご両親がアレルギーをまったく持っていなくてもお子さんがアレルギー症状を何かのきっかけで起こすこともあります。

アトピー性皮膚炎の場合、遺伝的要素で発症が100%になるということではなく、その人がどのような環境で生活するか?などもかかわってきます。

寝不足が続いている人

寝不足が継続すると人の免疫力が低下し、免疫力が低下するということは肌のバリア機能も落ちてしまうので、それによって肌の奥までアレルゲンが侵入できるようになり、アレルギーを引き起こしやすくなります。睡眠、食事などに気を使い、普段から疲労しないように、また疲労した場合、睡眠をしっかりとるように心がけることで、アレルギーなどの症状を抑制できると思います。

アトピー肌を改善するには


アトピー性皮膚炎やアトピー肌になるのを予防する、また改善するためにはまず、アトピー肌、アトピー性皮膚炎について詳しい知識を持っておくことが重要です。どのようなケアが必要となるのか、日ごろの肌ケアを行っておくべきなのか、また自分のアレルゲンはなにか?こうした知識を持っておくことで、アトピー肌を改善することにつながります。

正しいスキンケア方法を身につける

アトピー肌は乾燥する事でより一層悪化してしまうので、乾燥させない肌ケアを理解しなければなりません。普段から保湿する事、また部屋に加湿器などを置いて、適切な湿度管理を行い肌乾燥しないように務めます。

また乾燥が激しいとか、アトピー肌がひどくなってきたという場合には、皮膚科などの専門医師の治療を受けることも必要です。

かゆみが発生したら保湿剤を

アトピーの特徴としては湿疹と強烈なかゆみがありますが、かゆみがでてきたときには、保湿剤などを利用してかゆみが悪化しないようにします。また血液の流れがよくなるとかゆみがひどくなるので、かゆみが強い時にはなるべくスポーツなどを行わない事、自分に合ったお薬を選択してかゆみを抑制できるようにしておきましょう。

入浴後のケアが大切

入浴後はお肌の水分が蒸発しやすくなるので、ボディ用ローションなどを塗布し、水分が蒸発しないようにします。この時利用するローションはできればアトピー肌用の刺激が少ないものが望ましく、最近はアレルギー餅の方が多くなっているので、化学物質等がはいっていない自然から作られた成分や、植物由来のものなどを利用する方がいいでしょう。

ただ、植物由来の場合、その植物にアレルギー反応を起こすこともあるので、パッチテストを行って利用すべきです。

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まとめ


子どもの頃にアトピーがひどくぶつぶつが常に消えない状態だったり、じくじくしたイメージを持つと、周囲の子供が容赦なくいじめるということもあります。お子さんがアトピー肌で刺激によって症状を起こしやすい場合には、皮膚科や小児科などにかかり、お子さんの湿疹やかゆみに対応してあげてください。

かゆみは大人でも我慢できないほど強いものなので、お子さんがかき壊してひどい状態にならないように、また炎症を起こさないようにしなければならないでしょう。