朝の基本的なスキンケア
洗顔
朝の洗顔は、水、お湯のみという人、洗顔料を使うという人に分かれます。どのような基準で、選べばよいでしょうか。
汗と寝ている間に分泌される皮質で、朝の肌は汚れています。落とすには、洗顔が有効。その場合、洗顔料を使うか否かというと、自分自身で肌の状態を見極めましょう。なんとなくべとべとしていると思ったら、洗顔料を使う、肌が乾燥している、水やお湯でも刺激を感じるのであれば、使わない方が良いです。
季節や体調によっても違うはず。自分なりの決断が必要でしょう。洗顔料を使うのであれば、しっかりと泡立ててTゾーンを重点的に優しく、マッサージするように洗いましょう。
化粧水
朝の洗顔の後は、保湿のために化粧水を使いましょう。乾燥を防ぐためには、洗顔後すぐに使うと良いです。しっかりつけると、肌がしっとりし、生き返るような感じになります。このようにして、潤いをキープしておくと、化粧のノリが良くなりますから、メイクもやりやすくなるでしょう。
肌質の変化や年齢的なことを考えて、化粧水を新しく変えたいというのであれば、各社から出ているお試しセットがおすすめ。少量になっていますから、使ってみて、使い心地を試してみましょう。自分に合う様だったら、購入しても良いでしょう。
UV乳液
UV乳液をご存知でしょうか。その名の通り、UVカットを目的とした乳液です。何と1本で日焼け止めと乳液の両方の機能を果たします。これは画期的でしょう。忙しい朝に最適です。
つまり、日焼け止めを塗らなくても、日焼け止めになってくれるというわけ。それでも、普通の乳液と同じように保湿もしますし、美白効果があるというものもあります。もし、ノーメイクで過ごしたいという日、ちょっと洗濯を干す、コンビニに行くというくらいであれば、UV乳液のみでも日焼け止めになります。
心配ならば、その上にフェイスパウダーを重ねてもいいでしょう。お手軽なUVケアになります。
スキンケアの順番
メイク・汚れ落とし
家に帰ったら、まずメイク落としをしたいもの。メイク・汚れ落としのポイントです。まずは、手を洗って清潔にしましょう。雑菌が顔につかないようにするためです。
次に、ポイントメイクは、ポイントメイクリムーバーをコットン等に付けて、優しく落とします。そして、適量のクレンジング剤を手に取り、Tゾーンから塗っていきましょう。細かい部分も丁寧につけます。
メイクとなじんだら、ぬるま湯で洗い流します。この場合30~32℃が良いでしょう。
しっかりと洗い流したら、洗顔料を泡立ててダブル洗顔ですが、丁寧に優しく洗うようにしてください。最後に柔らかいタオルで、そっと水分を拭き取ります。
ノンコメドジェニックの製品を選ぶ
洗顔後の化粧水等はノンコメドジェニックの製品を付けるという人もいるでしょう。この場合ニキビが気になるのであれば、それも良いです。
ノンコメドジェニックは、テスト済みの製品で、ニキビの原因になるアクネ菌が育たないような油を使っている化粧品です。ここで注意なのは、だからと言って、全ての人に合うというわけではなく、ニキビが治るというわけでもありません。
人それぞれです。ただ、ノンコメドジェニックの製品はニキビになりにくい油を使っているという化粧品ですから、予防になるかもしれません。ニキビに困っている人は試してみるのも、良いでしょう。インターネット検索をして良さそうな物を探してみてください。
理想的な肌
しなやか
しなやかな肌であることは、理想です。柔らかくふっくらとしてハリがあるということでしょうか。女性であれば、誰もが憧れるような肌です。しなやかな肌であれば、どんなメイクも映えるでしょうし、ファッションも楽しめるでしょう。
特に結婚式等のイベントがあるときは、このような美しい肌でいたいもの。主役であっても、ゲストであっても、ドレスやフォーマルな服装を楽しみたいものでしょう。
透明感がある
透明感がある肌も理想的です。このような肌でいるためには、ニキビが出来ないようにしたいですし、しみ、小じわ等も出来ないようにしたいものです。
それには、日々のお手入れが大事。栄養のあるものを食べることも大事でしょう。透明感のある肌は女性の憧れです。そのような肌でしたら、思い切って、ベリーショートの髪型にしても自信を持てそうです。
弾力がある
弾力がある肌もいいですね。もちもちプルプルという感じでしょうか。やはり、日々のお手入れが大事でしょう。また、疲れやストレスをためないように日々の生活を工夫するのも大事なポイントです。
毎日の生活を楽しめるように工夫して、お肌の手入れもしっかりすると良いです。また、偏食にも気を付けましょう。栄養のバランスはお肌にも影響します。ビタミン等を豊富に取って、弾力のある美肌を目指しましょう。
間違えやすいスキンケアのポイント
冷水で洗顔する
冷水の洗顔は、肌の血流を悪くしますからNGです。確かに冷水で洗うと、肌が引き締まるような気がしますが、それは気のせい。それどころか、皮膚の温度が下がる事で、血管が収縮し、血流の妨げになるということです。
それだけでなく、肌への刺激が強いため、赤ら顔になってしまうとか。冷水で洗っている人は今すぐにやめましょう。30℃前後のぬるま湯で洗うのが一番です。
パッティングする
パッティングは手で行う場合、コットンで行う場合と両方ありますが、どちらも良し悪しがあるのです。ただ、言えるのはどちらも間違ったやり方をしなければOKということです。
間違ったやり方を挙げてみます。まずは手で行う場合ですが、手が汚れていると、雑菌が付いてしまい、肌トラブルになる可能性ありです。また、手の表面は思いのほか、ざらざらしているもので、それが肌への負担となるということ。
次にコットンですが、化粧水を大量に含ませるとコットンが毛羽立ち、肌への負担になります。つまり、コットンは水分で膨らみ過ぎると硬くなるので、それが当たれば肌の負担になりますし、毛羽立った繊維も当たれば痛いものです。
正しいやり方は、手の場合、必ず手を洗ってから行う事、手に取った化粧水や乳液は両手に分け手のひら全体で顔を包むようにし、中指と薬指を使って中心から外側にリフトアップさせるようにマッサージします。コットンの場合、顎から額に掛け、軽く押さえながら動かします。額から顔の中心部や外側に化粧水を優しくなじませるようにつけていきます。
このように、正しい方法で行えば、どちらも美肌効果が期待できるでしょう。
まとめ
スキンケアは基本があるものです。知っているようで知らないという事は結構あります。この記事を読みながら、知らなかったことを気に留めてみてください。
正しいスキンケアを知れば、間違ったことも直せるはずです。正しいスキンケアを確認して、今までのやり方を改めてみましょう。そうすれば、あなたはもう、スキンケアの達人になれるはず。今後、役立てたい知識です。