離婚してよかったことって?もっと幸せになる方法もご紹介

離婚というとかつては後ろめたいイメージで見られがちでしたが、最近ではむしろ女性が自立するひとつのきっかけとしてポジティブにとらえられているようです。離婚後の生活の充実度は、離婚前の下準備で決まると言われています。女性が夫と別れて前向きに人生を歩むためにはどのような心構えが必要なのでしょうか。ここでは経験者の声をまじえつつ、女性の離婚におけるメリットやデメリット、注意すべき点についてまとめました。

離婚してよかった3つのこと

1:仕事に打ち込める

結婚を機に仕事を辞める女性は、日本ではいまだに多いのが現状です。また、結婚しながら働いている場合であっても、夫の帰宅時間にあわせて勤務時間や日数を調整するなど、さまざまな制約がつきまとう場合が少なくありません。「結婚後もバリバリ仕事をして自分の能力を活かしたい!」と考えていた女性にとっては、そのような結婚生活は窮屈に感じられることでしょう。離婚をすれば夫の意見を気にしなくてすむわけですから、時間的・体力的余裕があればフルタイムで働きはじめることも可能になります。実際、独身時代に正社員として働いていた女性が離婚をきっかけに復職することは決して稀ではありません。もちろん、子供がいる場合は多少事情が変わってきますが、それでも「離婚後は働きたい」と考えるケースが多いようです。女性が働くのはお金のためだけではありません。仕事を通して自己実現を果たし、社会と関わりをもつこともまた、働くことの大きな目的なのです。

2:気が楽になった

離婚は男女双方にとってエネルギーの必要なプロセスだと言われています。とくに、女性のほうが結婚生活に大きなストレスを感じていた場合、離婚した瞬間にそのストレスから解放され、気分的に楽になったと語るケースも少なくありません。そのストレスとは決して、「相手のここが嫌!」という具体的なものばかりではなく、夫と一緒の空間で過ごすだけで何となく息が詰まる、自分らしく生きられないなど、言葉にできない部分ですれ違いを感じる場合もあるようです。このあたりはなかなか男性には理解しにくい領域かもしれませんが、平穏無事に見える結婚生活でも妻にとってはストレスの源になっていることも充分に考えられます。離婚は恥だと思い込み、無理をして結婚生活をつづけているとうつ病などの精神疾患などにつながる可能性もありますので、夫との暮らしに息苦しさを感じたら潔く離婚を検討してみるのもひとつの方法です。

3:自分だけの時間が持てる

子供がいない場合、離婚した女性は完全にフリーの存在になり、24時間をすべて自分だけのために使えるようになります。夫の帰宅時間にあわせて夕食をつくる必要もありませんし、朝も夫の出勤時間を気にして早起きする必要もありません。人生の優先順位をすべて自分で自由に決められるのです。何十年もの間夫と連れ添い、熟年離婚を決断した女性は、離婚したその瞬間に「人生とはこんなにも自由で楽しいものだったのか」と感じるそうです。それだけ結婚生活が我慢の連続だったということでもありますが、結婚生活に限界を感じている場合、できるだけ早い段階で離婚を検討し自分の時間を手にすることはむしろ前向きな決断であり、決して後ろめたいことではありません。女性が離婚後にやってみたいチャレンジとして、カルチャーセンターに通う、フルタイムで働く、新たな出会いを見つける、起業する、などが挙げられています。

調査によると、40代の離婚経験のある女性のほとんどが、離婚してよかったと思っているそうです。(参考:ダ・ヴィンチニュース

子供がいるけど離婚して良かったと思うこと

ケンカを見せなくて済む

離婚を考える段階になると夫婦仲が険悪になり、どうしてもケンカが増えてしまいます。両親のケンカを間近で見て育った子供は少なからず心理的ショックを受け、思春期の場合は非行や不登校につながる可能性があるほか、大人になってからも家庭というものに不信感をもってしまうケースが少なくないようです。親子の信頼関係もくずれてしまいますので、毎日ケンカが絶えないようなら思いきって離婚というかたちでいったん距離を置いてみるというのもひとつの解決策かもしれません。

愛情をかけてあげられる

子育ては本来夫婦が協力して行うものですが、夫婦関係がぎくしゃくした状態では両親ともにナーバスになり、子供と正面から向き合うゆとりをなくしてしまうことにつながります。子供は両親の細かな心理変化に敏感ですので、夫婦関係が破綻に近づいていることも、両親のどちらかが離婚を考えていることも的確に察知します。離婚をするとややこしい夫婦関係から解放され、子供と向き合う時間も確保できますので、離婚前よりもむしろ親子関係が安定した、というケースはめずらしくありません。

夫と離婚して後悔していること

収入が下がった

女性の離婚では、経済的不安がつねにつきまといます。結婚以来ずっと専業主婦だったケースではその傾向がさらに強まり、離婚後の生活苦から借金苦に陥ったり、グレーゾーンの業界で働いたりする女性も少なくありません。また、共働きであっても離婚後は単純計算で収入が半分になるわけですから、新たな仕事を探すなり、生活レベルを落とすなりして調整する必要があります。離婚後の生活設計について詳しくアドバイスしてくれるカウンセラーなども増えてきていますので、離婚前から相談しておくことをおすすめします。

周囲の目が気になる

日本で離婚率が比較的低く保たれているのは、「世間体」の影響があると言われています。とくに女性の場合は離婚して旧姓に戻るケースが多く、離婚したことを隠すのが難しいという事情があります。普段は気にしていないように見えても、町内や職場などでは「誰かが離婚した」というニュースがゴシップのように広がることがあります。本人としては当然良い気持ちはせず、そこまで嫌な思いをするくらいなら多少我慢してでも結婚生活をつづける、という選択をする女性もいるようです。

離婚して本当に大丈夫?後悔しないために知っておきたいポイントとは?

離婚して幸せになる方法とは

前向きに行動する

離婚後の暮らしで何よりも大切なのは、離婚したことをとことんポジティブにとらえることです。離婚という事実を「家族を失った」ととらえるか「たんに独身に戻っただけ」ととらえるかによってその後の暮らしぶりがかなり変わってきます。具体的には、離婚後にカルチャーセンターに通う、職探しをする、新たな資格を取る、など前向きな行動を起こすことで気分まで明るくなり、離婚が人生の選択肢にすぎないことが理解できるようになります。

離婚経験者に相談する

離婚後の生活設計については、その道の先輩に聞くのが早道です。それも、できるかぎり客観的な情報を聞かせてくれる知り合いを選ぶことで、離婚によって想定されるメリットやデメリットを具体的に知ることができるでしょう。今の自分とできるかぎり共通点の多い先輩の体験談を聞くことで、離婚後に待っている生活の全体像がくっきりとイメージできるようになり、本当に現時点で離婚すべきなのかどうかが判断できるようになります。

まとめ

残念ながら、すべての女性が「離婚してよかった」と心から思えるわけではありません。その背景には離婚前の準備不足や相手への未練など、複雑な要素が関わっていますが、離婚をポジティブにとらえることのできる女性は必ず、その後の人生も前向きに歩むことができます。離婚前から納得できるだけの準備をしておけば、離婚後も納得のいく人生をデザインすることができるでしょう。