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元カノ・元彼を振ったことを後悔したら何をすればいい?
異性と付き合っていると、日々のちょっとしたストレスや喧嘩は付き物です。そんなイライラが募った結果、相手を振ってしまうこともあるでしょう。
たとえば20代~30代の女性を対象にしたアンケートでは、約3人に1人が「振ったことを後悔したことがある」と答えています。(参考:STANDBY)
でも、相手を振った後に初めて気づく「相手の良さ」もあるものです。元カノ・元彼を振った後に「やっぱり別れなければよかった」と後悔したらどうすればいいでしょう。
大事なことは3つ。
・自分がなぜ相手を振ったことを後悔しているのか、理由を把握する
・復縁の可能性を探る
・いまの交際相手との関係を見直す
1つ1つ、見ていきましょう!
なぜ元カノ・元彼を振って後悔してしまうのか?8つの理由
どうして別れた元カノ・元彼のことを思って、振ったこと自体を後悔してしまうのでしょうか。
振ったのに後悔してしまう理由を8つ、ご紹介します。
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一緒に生活していた時間が恋しくなった
一緒に生活していた時間が恋しくなると「あの時は楽しかったな」「彼に連れていってもらったレストランのディナー、最高に美味しかったな」と過去を思い出して、振ったことを後悔してしまいます。
別れから時間が経つと、嫌な思い出は少しずつ薄れ、良かった時の思い出が心の中に強く残ります。すると元カノ・元彼について思い出すのは良かった時の思い出ばかり。
振ったことを後悔し「またあの時のように楽しい日々を取り戻せないだろうか」と考えがちになります。
元カノ・元彼以外に本音を打ち明けられる相手がいないことに気づいた
元カノ・元彼は一度は恋愛関係になった相手です。たとえ別れてしまったのだとしても、相手との間には、感性や性格、人生観がマッチする部分があったのでしょう。
交際相手は、自分の人生ともっとも深いレベルで関わる他者です。別れれば相手に生活スタイルや趣味を合わせる必要も無くなりますが、代わりに本音を打ち明けられる相手も一人減ってしまいます。
元カノ・元彼以外に相談に乗ってくれる相手がいないことに気づくと、自分から相手を振ってしまったことを強く後悔するでしょう。
金銭的負担を一人で背負うことになり、相手の支えの大きさに気づいた
同棲していたカップルであれば、元カノ・元彼と別れた後は一人暮らしが始まります。新たな部屋を借りる場合にも、元の部屋に自分一人で住み続ける場合にも、金銭的な負担は一人で背負う形になります。
家事の分担も同様です。掃除・洗濯・料理など、それまでは分担できていた家事をすべて一人でこなす必要があります。
そうした生活の負担の大きさを痛感した時に、一緒に生活していたパートナーの存在の大きさに思いを寄せて、振ったことを後悔しがちです。
新しい彼氏・彼女との相性が悪かった
新しい彼氏・彼女と、どうしても細かな点で価値観や感性が合わなかったり、ライフスタイルの違いですれ違いが続くと「前の彼氏が良かった」「前の彼女の方が自分には合っていた」と後悔してしまいます。
体の相性も同様です。恋愛関係には、肉体関係も大事な要素です。新しい彼や彼女との体の相性がどうしても合わなければ、ストレスの積み重ねから前の恋人を恋しく思うこともあります。
元カノ・元彼の新しい交際相手が「自分よりも劣った人物」
元カノ・元彼の新しい交際相手が「自分よりも劣った人物」だと、相手を振ったことへの申し訳なさやいたたまれない気持ちが湧き、振ったことを後悔することがあります。
例えば別れた彼女が、定職に就いていない男性と付き合い始め、生活レベルを大きく落としたり生活が荒れ始めてしまったら悲しく思う男性は多いでしょう。
相手の顔や体の部位が好きだった
恋愛関係は性格など内面も大事ですが、やはり清潔感やルックスなど「外見」も大事です。自分の好みのルックスとぴったりマッチする人と出会うのは難しく、恋愛関係に発展することも大変です。
同様に自分のフェチシズムと合う体の部位を持つ相手も、とてもレアです。
心の底から好きだと言えるルックスや体の部位を持つ人と付き合い、別れてしまったら「相手の内面の欠点にもっと寛容になれなかっただろうか」と後悔してしまうのも無理はないことでしょう。
振った途端に大出世
特に女性の方は、振ったことを後悔しやすいケースです。
彼氏を振ってからすぐに元カレが出世。地位やお金を手に入れてしまっているような場合は、振って損をしたと思ってしまうことでしょう。
別れるときにもっとじっくりと考えてから決断をしたほうが良かったのではないかと後悔してしまいます。女性からしたら一番理想とした男性像で、やはり経済力があったほうが生活も安定して困ることはありません。
一時的な感情に任せて、勢いで別れてしまった
別れた後に後悔をする人に共通する特徴。それは、一時的な感情に左右されてしまって別れ話を切り出して別れてしまったということです。
例えば付き合っているときに、毎日のように喧嘩ばかりしていて、それが原因で別れようと考えている人がいたらちょっと待ってください。喧嘩するくらい仲がいいといいます。
別れてから後悔しないためには、一時的な感情の高ぶりで別れないようにしてください。彼氏や彼女との「間違った別れ」をする必要がなくなります。別れた後で元カレや元カノの良さに気が付いても遅いのです。一時的な感情に左右されないようにしましょう。

振って後悔する女の本音
元彼を振ってしまったことを後悔する女性が抱きがちな、本音を紹介します。
「前の彼氏はあんなに私に尽くしてくれたのに!」
新たな恋人ができると、どうしても前の彼氏とのちょっとした振る舞いや嗜好、生活スタイルの違いが気になってきます。
前の彼氏だったら常に自分の意見を尊重してくれていたような場面でも、新しい彼氏はそうでなかったり。すると不満を感じて「前の彼氏が良かった」という気持ちになります。
「恋愛が始まるドキドキを味わいたかっただけかもしれない」
元彼との関係が長く、新しい彼氏との関係はまだ日が浅いにも関わらず、既に元彼が恋しい。そういう女性は新たな恋愛そのものではなく、恋愛が始まるドキドキを欲していただけかもしれません。
恋愛が始まるドキドキをしっかり体験し、本格的に新たな彼氏との関係が始まると「思ってたのと違う」となって違和感を覚えます。
「忘れたいのに思い出しちゃう」
元彼のことを忘れて、新たな彼氏や自分のプライベートのことに意識を集中したいのにふとした瞬間に元彼の存在に思いを寄せてしまう。そんな時に、自分が無意識にどれだけ元彼を好きだったかを痛感して、振ったことを後悔します。

振って後悔する男の本音
元カノを振ったことを後悔する男性が、抱きがちな本音を解説します。
「前の彼女は良かったな」
彼女と別れた後、男性はつい心残りを抱きがちです。
「いまの彼女よりも、前の彼女の方がルックスは好きだった」「前の彼女の方が、料理は上手だった」というように、いまの彼女と前の彼女を比較。「前の彼女は良かったな」と思い出して、ふとした時に振ったことを後悔します。
別れるときはそうでもなかった気持ちが、時間が経つにつれて元カノとの良かったことなどを思い返してしまうことがあります。そうなったときに、未練ばかりが先に経ち別れたことを後悔することになります。
「振る必要はなかったかもしれない」
振った元カノについて、男性は「もしかしたら振る必要はなかったかもしれない」と考えて、後悔することもあります。
もしかしたら、しばらく距離を置くだけで十分だったかもしれない。頭に血が上っていただけだったかもしれない。
そういう風に冷静に思い直してみると「振るなんてやりすぎだったな」と思います。
別れる直前は、お互いについつい相手の悪いところばかりを見てしまいますが、少し冷静になると相手の大好きなところがまた見えてくるものです。
「いまならうまくやっていけるかもしれない」
振った後、時間が経てば自分自身も相手も少なからず、人間的に成長します。
以前であれば気に障っていたような細々としたことも、成長によって受け流せるようになったりもします。また付き合っていた当時よりも収入が増えていたら、それだけでも精神的により安定します。
そうして「いまならうまくやっていけるかもしれない」「あの時、焦って別れる必要はなかったかもしれない」「あの時は毎日忙しくて、気が張り詰めていただけだったんだ」と、復縁したい気持ちが膨らんでいきます。

振った元カノ・元彼とはどんな関係を続ければいい?
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✔︎別れた後は一切の連絡を取らない ✔︎メールや電話、 SNSでも連絡しない ✔︎トラブルの種を 確実に断つことが可能 |
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✔︎恋愛感情の無い純粋な友達 ✔︎円満に別れられたことが前提 ✔︎いまの交際相手の理解は必須 |
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✔︎LINEやfacebook上の友達 ✔︎必要な時にDMで相談に乗る関係 ✔︎いまの相手から 浮気を疑われづらい |
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✔︎共通の友人の結婚式や 葬儀の時だけ会う ✔︎円満に別れ 互いに未練がない場合に最適 |
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✔︎自分にも相手にも 恋人がいないなら有り ✔︎振った後悔をきちんと伝えよう ✔︎どちらか一方に 恋人がいるなら慎重に |
振った元カノ・元彼とは、その後どのような関係を続ければいいのでしょうか。
自分から振ったので、相手は心に大きな傷を負っている状態です。相手の心境を考えずに、あなたが闇雲に距離を縮めると元カノ・元彼は心にさらにダメージを負うかもしれません。
「振ったことを後悔している」と思っても、必ずしも復縁できるとは限りません。相手との適切な距離を考えましょう。
連絡を取らない
あなたから相手を振ったのであれば、あなたからは連絡を取らないというのも「適切な距離感」の1つと言えます。
相手にはあなたへの未練が残っているかもしれず、今はまだ心の傷と向き合いながら、失恋のショックから立ち直ろうと努力している時期かもしれません。振ったときの口調や態度によっては、あなたに対して激しい怒りを抱いている可能性も十分にあります。
もちろん恋愛関係が終われば、どちらから振ったかは関係なく「友人同士に戻るだけ」というカップルも中にはいます。しかしすべての別れたカップルが、友達同士で円満な関係になれるわけではありません。別れたタイミングを最後に連絡は取らないというのも、その後の未練やトラブルの種をすべて断ち切るためにはとてもいい選択です。
直接会わないのはもちろん、電話やメール、LINEやfacebookのやり取りも避けましょう。相手のSNSアカウントをブロックするのも手です。
友人
あなたから別れを切り出し、相手がその理由にきちんと納得。互いに円満に別れることができたなら、その後は友人同士に戻るのもありです。
恋愛関係自体は終わってしまったとしても、互いに相手のいい面・悪い面を知り尽くしています。相手の仕事の悩みや、新しい恋愛の悩みを聞いてあげられる良い友達になれるでしょう。
ただしあなたに新しい恋人ができた場合には、元カノ・元彼と連絡を取り合うことを嫌うことも。その場合には「恋愛関係ではなく、単なる友達だ」ということをきちんと説明しておくことをお勧めします。
LINEやfacebook上の友達
LINEやfacebookといったSNS上で繋がる友達同士として、関係を続けるのも良いでしょう。ダイレクトメッセージやチャットでやり取りをして、必要な時には相談に乗ることもできます。
特に元カノ・元彼と綺麗に別れて友人に戻った上で、新たな恋人ができた場合には「SNS上の友達」という形を採るのがお勧めです。
直接会ってランチやディナーをするのに比べて、新たな恋人に浮気を疑われるリスクが圧倒的に小さいです。
冠婚葬祭の時にだけ会う
それなりに円満に別れることができた関係で、相手に未練があるわけでもない。これといって直接会って話したいことがあるわけでもない。それでいて共通の友人はいるという場合は、友人の結婚式や葬儀といった冠婚葬祭のタイミングでだけ顔を合わせる関係が良いでしょう。
結婚式の場合は新郎新婦。葬儀の場合は亡くなった方が中心となる場です。そうした場では、互いに元々付き合っていたからといって無理に話をする必要はありません。
復縁
振ったことを本当に後悔しており、きちんとその気持ちが相手にも伝わっている。なおかつ自分にも相手にも恋人がいない状態であれば、復縁も視野に入れて良いでしょう。
ただしどちらか片方、もしくはお互いに恋人がいる場合には復縁には慎重になりましょう。特に相手に恋人がいる場合には、あなたと復縁した場合は今の相手と別れることになります。
一度あなたから相手を振った上、さらに新たな恋人とも別れさせるのは、とても大きく相手の人生をかき乱す行為です。
あなた自身に新たな恋人がいる場合にも、復縁は慎重に検討しましょう。
どんなに後悔があるとは言っても、相手は一度別れた相手です。せっかくできた恋人と別れてまで、本当に付き合うべき相手なのか。復縁したいという気持ちはただの気の迷いではないのか。そうしたことを何度も自分自身に問いかけましょう。

一度振った相手でも復縁は可能!
一度振った相手でも、復縁は可能です。
ただし相手の環境にもより、相手がすでに結婚しているような場合はもうあきらめなければいけません。
ですがお互いに恋人がいない状態ならきちんと振ったことを後悔している気持ちを伝え、昔の自分とは違う自分を見せることができる場合は、復縁できます。
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復縁の手順を1つ1つ解説します。
STEP1:冷却期間
別れた元カレや元カノと復縁したいと思っている場合、生半可な気持ちで復縁を迫るのはよくありません。覚悟を決めてから付き合っていきたいと思わなければ復縁した後にまた別れてしまうことになりかねません。
そうならないようにするためにも、必要なのは冷却期間!
復縁したい理由や復縁後の2人の生活をしっかりと考えてから復縁を迫るようにしましょう。
STEP2:LINE
次のステップは、LINE・メールです。お互いの趣味の話や、何気ない質問など、とても軽い話題を一度LINEで送ってみましょう。
復縁などは匂わせず、あくまで一人のLINE友達のような感覚で何気ないやり取りを続けるのがポイントです。
別れた直後では、相手も振られたショックなどから頭に血が上っているかもしれません。十分な冷却期間を置いてから、やり取りを始めるのが重要です。
LINEやメールのやり取りがコンスタントに続き、お互いにやり取りするのを楽しいと感じるようになってきたら次のステップに進みましょう。
STEP3:謝る
「謝ること」はとても大事なステップです。振ったことで相手の心を傷つけたことを、しっかりと謝りましょう。
また合わせて、振ったことを後悔していることも伝えましょう。
謝る場所は、相手の都合の良いエリアのレストランやカフェなどが良いでしょう。
STEP4:復縁
謝罪を受け入れてもらえたら、またステップ2に戻ってLINEのやり取りを続けつつ、たまに一緒にカフェに行く関係などを続けましょう。
そして復縁を切り出しましょう。
復縁を切り出すのは「あなたから」がベストです。元カノ・元彼は一度あなたに振られたことで、あなたとの交際に多少なりとも恐怖心や不安を抱いている可能性があります。
別れたあと、あなたがどれだけ元カノ・元彼の大事さを痛感したのかをしっかり伝え、誠心誠意心を込めて告白しましょう。きっと復縁できることでしょう。
いまの交際相手とは別れるべき?
振ったけど後悔している元カノ・元彼との復縁の可能性について、先に紹介しました。元カノ・元彼との復縁は決して不可能なことではありません。
ただし、もし自分に新たな交際相手がいるのであれば話は変わってきます。
元カノ・元彼と別れた後、新たな恋人ができた。けれど、新しい恋人と付き合っていくうちに「やっぱり違う」「前の彼氏の方が良かった」「前の暮らしに戻りたい」という後悔の気持ちが湧いてきた時はどうすべきでしょうか。
元カノ・元彼への未練を残したまま、いまの交際相手と付き合い続けるべきなのでしょうか。
最優先は「いまの交際相手」
最優先に考えるべきなのは、いまの交際相手のことです。「やっぱり前の彼氏のことが好き」「今の彼女は好きになれない」という気持ちのまま、いまの交際相手と付き合い続けることは、相手にとっても良いことではありません。
振った元彼・元カノに惹かれながら、いまの交際相手とも関係を続ける中途半端な関係は早めに清算すべきです。そうした中途半端さはいまの交際相手を傷つけるのはもちろん、自分自身も苦しく、振った相手にとっても良いことはありません。
いまの交際相手の良いところを見つめ直そう
いまの交際相手との関係は「別れること」を前提に考えるのではなく、まず一度は「関係を続けること」を念頭に相手の良いところを見つめ直すことをお勧めします。
いまの交際相手との別れを考える時は、他の男性に夢中になって、いまの相手の良いところに気がつかない状態になっているかもしれません。
まずは一度、冷静になることが大事です。
元カノ・元彼の人間的成長も重視しよう
元カノ・元彼としばらく距離を置き、再会すると相手の良いところばかりが改めて見えてきて、悪いところや別れた原因となった箇所を忘れていることがあります。
どれだけ再会した相手が魅力的に見えても、相手は「一度別れた異性」であることを忘れてはいけません。自分と相手の間には何らかの問題が起き、一度は別れた関係です。
相手が別れた当時と比べ、人間的にどのように変化しているか。どのように成長しているかという点もしっかり観察しましょう。
「同じ相手ともう一回別れる可能性」も考えるべき
元カノ・元彼と復縁した場合、また交際が始まります。付き合うことには、必ず「別れる可能性」が付きまといます。最悪の場合、復縁したにも関わらず同じ相手ともう一回別れる可能性があります。
同じ相手と二回破局したら、完全に関係が破綻。2度と連絡を取り合えないような険悪な間柄になるかもしれません。そうしたリスクを受け入れて復縁したいか。
それとも一度破局した後の友人関係をのんびりと続けていきたいかを考えましょう。

まとめ
元カノ・元彼を振ってしまい、後悔している方に向け「振った相手との関係性はどうすればいいのか」や復縁の方法を解説しました。
振った後に後悔をしてしまったら、大事なのは「自分はどうして後悔しているのか」をしっかり自分自身に問いかけることです。
復縁するべきなのか。そもそも復縁は可能なのか。
またいまの交際相手との関係はどうするべきか。
しっかり考えたうえで、結論を出しましょう!