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シングルマザーの再婚、その夫(再婚相手)の心理や本音とは
恋愛対象者がシングルマザーだった場合、彼女の連れ子、もしくは、自分自身の子どもの将来のことを十分に考慮した上で、再婚を考える必要があります。夫として、父親として、新しい家族となる人たちのことを長く支える存在とならなければなりません。
意外と幸せをかみしめてる人が多い?
再婚は初婚の時よりも慎重に相手を選ぶ方が多く、好みの恋愛相手を慎重に選ぶ方も少なくありません。初婚の失敗を踏まえ、長くシングルで暮らす方もいらっしゃいますが、朝食、洗濯、買い出し、夕食、掃除等の家事から解放される喜び、仕事で疲れた体を休める場所があることに、再婚したことの責任の重さ以上の幸せを実感する方も多いのではないでしょうか。
自分の器が大きくなったように感じる
父親としての経験がなくても父親になれる。再婚を選ぶ男性の声として、もっとも多い数の口コミを誇るのが、この感想になります。わたし達は、ある程度の年齢になると、男女ともに子どもを持つことが難しくなります。子どもが欲しいと熱望していても、自分自身の子どもが持てず、諦めてしまう方も少なくありません。そんな時、再婚相手に連れ子がいれば、その連れ子をわが子として育てていくことによって、父親としてのスキルアップにつながり、その経験が男性として、または、社会人の一人として、自信を持って過ごす方も多いのではないでしょうか。
お相手(シングルマザー)を徹底的にリスペクト
できることなら、支えてあげたい。再婚を考える男性の多くは、シングルマザーとして頑張る女性の自立心をリスペクトし、その健気さに好意を抱くことから、再婚を考える男性が増えております。
現在、年々、再婚率が上がっているとの結果が報告されておりますが、ひと昔前に比べ、再婚へのハードルが低くなったこと、また、女性の社会進出によって、シングルで頑張る女性を目にする機会が増えたことが、男性女性ともに、再婚への気持ちを後押ししているのかもしれません。
シングルマザーでも再婚するベストな方法
ひと昔前までは、世間体、お子さまの将来のことを考え、離婚することに躊躇し、新しい人生を歩み出せないイメージでしたが、現在は、我慢を強いられた人生を歩む必要はありません。男性女性ともに経済的に自立することで、自分らしく自由に生きるという選択肢を選ぶことができているのではないでしょうか。
シングルマザーの再婚にはタイミングやきっかけが
再婚には、二度目の人生を進むための固い決意が必要になります。例えば、お子さまの気持ちです。お子さまが入学前の乳幼児だった場合、保育園や幼稚園でパパと過ごすお友達を見るたび、羨ましい気持ちになり、涙することがあるかもしれません。
結婚相談所やお見合いパーティーを有効活用
離婚率、再婚率ともに上昇している今日この頃。男女雇用機会均等法が定められ、それにより、女性の社会進出が増えたことは言うまでもありません。インターネット、SNSの発達により、社会との結びつきが強くなる傾向にありますが、その普及が、再婚率を押し上げていることにお気づきでしょうか。
その一つに、結婚相談所、お見合いパーティー等の婚活サイトがあります。男性女性ともに無料で登録できるようになっており、毎月定められた月会費、年会費等は要るものの、こちらの希望する男性、女性を紹介してもらえ、再婚へ繋げることができるというメリットを持ちます。今や、この便利な再婚ツールは、本気で再婚を考える人たちにとっては、もっとも身近にある婚活バイブルと言っても過言ではありません。
友人や知人がきっかけになることも
再婚相手と出会うきっかけは、気心の知れた友人知人、仲間たちからの紹介も少なくありません。昨今人気のトラッキング、登山等のアウトドアシーンで、または、地元のマラソン大会に参加、スポーツ観戦に行った際等、出会いの場は、想像以上に多く、友人知人の何気ない一言があなたの背中を後押ししてくれるかもしれません。
世間のシングルマザーの再婚率ってどんな感じ?
平成25年度の厚生労働省の統計によると、ご夫婦ともに初婚で結婚された方は約49万組、再婚した方は約17万組との発表がされています。この数字は結婚した方々の約26%となっており、4組に1組が再婚されているとの結果になります。
芸能界を見ても子連れ再婚ラッシュ
わたし達が何気なく目にする芸能ニュースでは、芸能人たちの結婚、離婚、再婚等、芸能人たちの人生の節目となるイベントを日々流しています。そのニュースを見るたび、わたしも再婚できるかもと勇気をもらう人も少なくないのではないでしょうか。
リアルな数字はこちら
日本はアメリカ、ロシアに次ぐ離婚大国と言われて久しく、2分に1組の夫婦が離婚しています。2015年度の統計では人口1000人あたり1.77件の離婚が発生している結果となっています。
離婚率は年々上昇の傾向にあると思われがちですが、意外にも近年は減少傾向にあります。また、再婚する人口は年々増えており、離婚者の50%は、新しい人生を、新しいパートナーとともに歩んでいることをご存知でしょうか。
平成25年に実施された厚生労働省が発表した統計では、結婚66万組に対し、離婚は23万組と報告されております。この数字だけをみると、およそ3分の1の方々が離婚されている結果となっておりますが、再婚は17万組となり、離婚されている方々の70%を超える方々が再婚をしている計算になります。ちなみに、男性女性の再婚比率は、女性よりも男性の方が多く、シングルマザーとして生きる女性の方が多いとの結果が出ております。
シングルマザーが再婚し失敗する確率
ある結婚相談所が行ったアンケートによりますと、再婚した方々の離婚率は、約50%という高い数字が出ておりました。このアンケート結果のみでは判断できませんが、この数字を参考にしますと、年々再婚率が上がっているとはいえ、その反面、再婚者の離婚率も、同様に上がっている計算になります。ちなみに、バツ1の離婚率は約50%、バツ2の離婚率は約70%という結果でした。
シングルマザーの再婚成功率は子供の年齢や性別が重要?
実は、難しい再婚。他人の子どもを育てるわけですから、思い通りにいくはずはありません。ですが、再婚相手の連れ子の年齢、性別により、結果が大きく変わってくることをご存知でしょうか。
シングルマザーが再婚する際の手続き
子どもを連れての再婚となると、様々な手続きが必要になってきます。例えば、戸籍です。再婚相手となる旦那さまの戸籍に養子として入る場合、養子縁組届を届け、手続きを行う必要があります。この手続きにより、再婚相手がお子さまの正式な養い親として、戸籍上に記載されることになります。但し、お子さまが再婚相手となる方と養子縁組の手続きを行わない場合には、戸籍のみを入れる手続きを取ることも可能ですが、この場合には、法律上においての親子関係はありませんので、再婚相手に万が一のことがあった際等、再婚相手の持ち物である不動産、遺産等の相続権、扶養義務は発生しません。
ちなみに、養子縁組には、普通、特別の2パターンがあり、ご家庭の事情により選択することができます。子連れで再婚する場合には、後々、財産等で揉めることがないよう、ご家族、親族で十分に相談した上で手続きを取ることをおすすめします。
子連れ再婚は子供の気持ちもしっかりと…
シングルマザーとして生きる女性との再婚は、男性にとっては、その女性だけのことを考え、再婚するわけにはいきません。再婚相手である女性に連れ子がいる場合には、その連れ子との関係性を重視する必要があります。
連れ子がまだ幼い乳幼児であれば、育てていく上で、十分な絆を持つ時間がありますが、ある程度の年齢に達しているお子さまであった場合、例えば、思春期を迎える中学生、高校生であった場合には、子どもといえども、きちんと話し合い、納得した上で、再婚を考えなければなりません。
子供が小学生や中学生の場合は要注意
再婚相手の連れ子が、こちらの意見、気持ちを十分に理解できる年齢であったとしても、反抗期を迎える小学生高学年から中学生にかけては、慎重に話を進める必要があります。
母親に対し、自分が守ると決めている男の子、母親との二人暮らしを楽しむ女の子、他人との生活が怖い子ども、別れた父親に対し、強い愛情を持つ子ども等、子どもの気持ちは、人それぞれです。その気持ちを尊重せず、無視して話を進めた場合、子どもの心に長く、大きな傷を残すことになるかもしれません。
シングルマザーだって再婚して幸せになりたい!
かっこいいシングルマザーが増えておりますが、どなたでも、ふと寂しくなる瞬間があります。お子さまが反抗期を迎え、その対応に悩んだ時、また、お子さまが社会人となり、一人暮らしを始めた時、誰もいない自宅へ帰り、一人で夕食を食べる時間等、寂しさを埋めるためにだけでなく、誰かと時間を共有したくなった時が、再婚を真剣に考えるきっかけと言えるかもしれません。
子供の将来のためにもあきらめない
お子さまが小さいころに離婚した場合、お子さまは父親の存在を知らず、家庭に置ける父親の愛情、優しさを知らずに育ちます。母親一人でも、祖父母や周囲の大人の愛情を受け、自分自身の家庭環境を十分に理解した上ですくすく育つお子さまもいらっしゃいますが、周囲にサポートする大人が少ない場合には、やはり父親としての役割を果たしてくれる大人が必要になります。
経済的な問題ではなく、精神的な問題にも一緒に対応してくれる男性がいることは、母親であるあなた自身の精神にも、大きな影響を与えるのではないでしょうか。
経済面だけで考えていませんか?
シングルマザーとして生きていく上で、もっとも重要視すべき点の一つが、生活力になります。
女性一人でも十分に生きていくことができるだけの年収が得られる人であれば、生涯一人で自由に生活することも可能ですが、それだけの定収入が見込めない人の場合には、再婚を考える必要性が高くなります。
過去の自分と未来の自分と
再婚は、過去の自分との決別し、これからの自分の将来を考える良いきっかけとなります。初婚時に失敗した経験を活かし、これからの自分の生活を大切にしましょう。
母親がのびのびと生活することによって、お子さまの気持ちも安定し、お子さま自身が自身の将来を真面目に考える機会となるかもしれません。
まとめ
再婚は、相手をきちんと選ぶ目を持って臨めなければなりません。長い人生、あなたとお子さまの将来のための決断です。あなたの見る目が間違っていれば、大切なお子さまの心に、大きな傷を残すだけでなく、
あなたや周囲の大人に対し、不信感が募り、その後のお子さまの人生に、悪影響を及ぼす恐れがあることを覚えておきましょう。