付き合うとは?定義や心理・付き合うメリットを専門家が解説

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付き合うとは、その定義は一体どんなものなのでしょうか?付き合っている2人の関係性も人によって違うものですが、自分自身も年齢によって付き合う際の心境が変わってきていませんか?

そんな付き合うことについて、臨床心理士であるmisaeさんの情報から

  • 付き合うの定義とはどんなものか
  • 大人になるにつれて付き合う際の心境は変わるのか
  • 付き合うと男女の間でどんな心理になるのか
  • 付き合うことのメリット

を解説していきます。

付き合うの定義とはどんなものか

付き合うとは一体何なのか、まずは言葉の意味や定義を整理しておきましょう。以下の内容から、自分が思っている付き合うの形と一致しているか確認してみてください。

付き合うという言葉の意味

付き合うとは、人と交際するという意味があります。これだけだとご近所付き合いや、勤務先の人との交流も含まれます。たしかに付き合うという言葉は人付き合いという意味でも使われますね。広い意味で使われる言葉です。

しかし一般的には、付き合うといえばお互いに恋愛感情を持ち、恋人同士になることを指していると考えて良いでしょう。

お互いに恋愛感情を抱いている

付き合うの定義としてまず出てくるのは、お互いに恋愛感情を抱いていることでしょう。よくある例でいうと、「付き合ってください。」と一方が伝えた場合、相手がOKを出したら「自分もあなたを好きです。」という意味にとらえます。そして、付き合っていると聞いたら、お互いに好き同士なんだと思いますよね。一般的にわかりやすいのは、この定義といえるでしょう。

ほかの人とは恋愛感情を介した関係にならない

お互いに恋愛感情を抱いているという確認ができ、付き合うことになった場合、暗黙の了解として、ほかの人とは恋愛感情を介した関係にならないという意味が含まれていると考えられます。

相手が一番の相手という関係にありますので、付き合っている相手との信頼関係を深めることを求められるのです。そのため、付き合っている2人の間ではお互いの嫌がることをしないのが、定義に含まれます。

たとえば、ほかの異性との恋愛関係、恋愛感情がなくても肉体関係になれば浮気として、裏切り行為になってしまうのです。

中学生〜社会人の付き合うとは?

付き合う際の心境が大きく変わりやすい年代としては、以下の4つの年代です。

中学生 大学生 20代 30代

どう違ってくるのか、具体的な内容を以下にまとめました。

中学生の付き合うとは

学生 学校

中学生の場合の付き合うとは、両思いだということになりますね。まだ真剣な恋愛は慣れていない年頃なので、深い関係になるようなことはまだ少なく、気持ちだけがなんとなく通じ合っているだけなので、自然消滅することも多いといえます。

小さいときの初恋などとは違い、男女の違いや恋愛感情を覚える年代ですので、手探りで恋愛をします。そのため、深く傷つくことも多い年代です。

大学生の付き合うとは

大学生くらいになると、中学生や高校生のときの恋愛が経験となり、恋愛関係として深い関係になることが増えていく一方で、両思いや付き合うことの定義が曖昧になりがちです。軽い気持ちで付き合ったり、恋愛感情を持っていない人と付き合ってみたり、浮気をしてしまったりと、付き合うことへの真剣味が薄れがちかもしれません。

人との関係にある程度の余裕が持ててくるため、恋愛に向き合うというよりも、自分の感情に任せて恋愛を楽しむ人が多い傾向があります。

20代の付き合うとは

学生を卒業し、社会に出る20代にもなると、学生時代よりも軽い気持ちで付き合うことは減ってくるのではないでしょうか。早い人では結婚をして、子どもを産むこともある年代です。結婚のこともある程度想定しながら、真剣にお付き合いすることが多くなります

さらに、以前よりもさらに恋愛に対して冷静にとらえることができるでしょう。客観的に自分のことや相手のこと、2人の関係を見ることができて、お互いの良し悪しが判断できます。

30代の付き合うとは

30代にもなると、結婚を意識しないわけにはいかなくなってくるでしょう。とくに女性の場合は出産が気になりがちですので、なんとなくで軽い付き合いをするようなことは少なくなります。そして、結婚や将来を意識するため、好きな人というよりも収入などの条件を見て、現実的な付き合いを考える傾向があります。

30代にもなると、体の関係があっても付き合っていないこともあれば、「付き合ってください。」という言葉がなくても、感覚的に付き合っているケースも。大人になるにつれて、気持ちが通じ合っていることが重視される傾向があります。

付き合うとどのような心理になるのか

交際がスタートすることによって、男女の間では次のような心理が生まれます。

相手も自分を好きでいてくれている

片思いのときや付き合っていない頃は、「もしかすると他の人のものになるかもしれない。」とか「自分のことをどう思っているんだろう。」と思うことや、「嫌われていたらどうしよう……。」と不安に感じることがあったはずです。もちろん、相手が自分を好きでいてくれて、自分を思っていくれている確信などありません。

それが付き合うことによって、お互いの恋愛感情を確認することができます。そのため、気持ち的にはひとまず落ち着くので、不安が消えて晴れ晴れとした気持ちになるでしょう。

失う不安が出てくる

付き合うことになると、2人の関係は一気に進みます。恋愛関係になり、付き合うという約束を交わすことによって、同時に失う不安を感じる場合も。付き合ったときに満足感が生まれるタイプの人間と、いつまでもこの幸せな状態でいたいと思うがゆえに、嫌われることや別れることを想像して、新たな不安の種が生まれてしまうタイプがいます。

付き合って自分のものになったことで満足してしまう場合、付き合う前とのギャップでうまくいかないパターンもあります。一方で、失う不安を持っている場合には、相手を大事にできる方も多いです。

付き合うことのメリット

交際をはじめると、いつか別れの日がやってくるかもしれないのが、最大のリスクでありデメリットといえるでしょう。しかし、それでも付き合うことには十分なメリットがあります。具体的には以下のとおりです。

それなりの責任が生まれる

付き合うことで生まれる一番のメリットは、相手が自分のパートナーであり、自分が相手のパートナーであることをハッキリいえることでしょう。婚姻関係ほどの法的な拘束力はなくても、付き合っている2人にはお互いに自分が相手の一番の存在であるという責任が生まれます。

そして一般的には、付き合っている相手がいる以上、ほかの人と関係を結ぶことは良しとされていません。「付き合おう。」といった側も、OKと返事を出した側も同じように、相手を特定することを約束する形になるのです。

自己肯定感を高めることができる

自分のことをパートナーとして選んでくれた人がいるという事実は、あなたの心を満たしてくれます。自己肯定感が高まり、自信がつき、相手を愛し、相手に愛される幸せを感じるなど、精神的にも良い作用がたくさんもたらされます。

自己肯定感を高められると、恋愛以外に仕事やプライベートでも良い影響があります。何かに失敗しても、嫌なことがあっても、1人でいるときよりも自分を高める力が備わるでしょう。

まとめ

「付き合う」、その定義は人によって違うところもあるかもしれませんが、一般的に付き合うというと今回解説したようなことがあげられます。自分なりの定義があり、ちょっとほかの人と違うと感じている人は、今までの恋愛が影響しているのかもしれません。

また、年を重ねるにつれて付き合うという感覚や言葉の重みも変わってきますが、いつまでも基本の定義が変わらずにいられたら幸せですよね。今付き合っている相手がいる人もいない人も、ぜひ付き合うの定義について一度考えてみてくださいね。