「もう恋なんてしない」辛い失恋から立ち直る方法を心理士が解説

この記事の情報提供者:MKさん

MKさん
認定心理士の資格を保有。恋愛心理に関する情報を提供させていただきます。

失恋は誰しもが辛い経験です。心がヒリヒリして今にも張り裂けそうな気分になります。今は立ち直るなんて考えられない、という人も少しでも気持ちが楽になる方法がわかるかもしれません。どうしたらそんな辛い失恋から立ち直ることができるのでしょう?

辛い失恋をしたときの対処法

失恋は、自分が大切に想っていた人を失くすことで、片想い、両想いに関わらず、とても辛いことです。その深い悲しみや喪失を癒す方法として、心理学のグリーフケア(喪失のケア)の視点から心の回復を考えてみましょう。

自分の気持ちに蓋をしない

まず、自分の気持ちに正直になりましょう。悲しい、さみしい、悔しいなど、どんな気持ちでもいいのです。その気持ちに蓋をすることはありません。

「とても悲しい気持ちの自分が、今ここにいる」ことを素直に認め、ごまかしたりしないことです。泣きたければ思い切り泣いて辛い気持ちを吐き出してしまいましょう。

辛い気持ちを受け入れてとことん向き合う

失恋の悲しみ方は人それぞれ。別れの歌を聴き歌の主人公になりきり号泣するのもアリです。自分の気持ちを尊重することが何よりも大切です。どんなにネガティブな感情でもあなたがきちんと向き合えば、いつの間にか消えてなくなることでしょう。

あまりにもつらい時は、その辛さが永遠に続くように思うこともあります。そのため塞ぎ込んで活動したくなくなったり、感情が混乱してしまうこともあるでしょう。そういったことを防ぐためには食事、睡眠、運動といった日常的な働きかけを規則正しい生活の中で行うことが大切です。

また旅行をする、といった日常とは違う場所へ行ってみることもおすすめです。一人旅でも気心の知れた友人と一緒でもいいでしょう。普段と違う環境で今の自分を見つめ直してみると、案外心が軽くなっているかもしれません。

失恋を引きずる人と引きずらない人の違いは

失恋をすると、どうしてもマイナス思考でネガティブな気持ちになり深い悲しみと喪失感でいっぱいになります。 そんな気持ちを引きずる人と引きずらない人の違いは、深い悲しみと喪失の気持ちを我慢せずに素直に出すことが出来るかできないか、の違いがキーポイントです。

辛い気持ちを心の中に抑え込む人は失恋を引きずる

失恋を引きずる人は、深く悲しい気持ちを素直に自分の現在の姿であることを受け入れられない状況であることが考えられます。打ちひしがれ悲しんでいる弱い自分を認めたくない気持ちと周りに心配をかけたくない、という気持ちが働いてカラ元気を装ってしまう人もいるでしょう。

本当はそのネガティブな辛くて悲しい感情を泣いたりして表に吐き出したいのに、無理に抑え込んで我慢をしてしまっているのです。人は、辛くて悲しい感情だけを心の奥に封じ込めることはできません。そんなことをすれば、嬉しい、楽しいといった健康的な気持ちも感じられなくなってしまいます。結果としてうつ状態に陥ってしまい、失恋を引きずってしまうのです。

ネガティブな感情を吐き出せる人は失恋を引きずらない

失恋を引きずらない人は、その悲しみや喪失感を受け容れ、ネガティブな感情を吐き出すことが出来る人です。悲しんでいる自分を受けいれ、気持ちを吐き出すことで、この辛い失恋から得られる反省点に気づくこともあるでしょう。そして時が経てば次のステップも考えられるようになり、前を向くことにつながっていきます。

女性が失恋から立ち直る方法

女性が失恋から立ち直るためには、まずは失恋したことを受け入れることが大切です。

失恋を認め自分に湧く感情をありのままに受け止めよう

真剣に好きだった人が相手の場合、振られたことを認めたくない気持ちも手伝って「元に戻れるかも」などと考え、現実を否定してしまうこともあるでしょう。でも相手の気持ちはもう自分には向いていないんだ、という事実と向き合い「失恋した自分」を認めることが肝心です。

悲しみや淋しさ、悔しさや怒りなどの感情がわきますが、その自分の感情を我慢しないで吐き出すことです。感情の矛先は、相手の男性はもちろん、会社や家族、さらには自分自身へのネガティブな気持ちであるかもしれません。

それでもあなたの気持ちです。どんな気持ちであっても、間違った気持ちは存在しません。また感情は認められてこそ、落ち着きます。他の誰よりもまず自分自身が、その湧いてくる感情を認めましょう。

辛い気持ちを受け入れこの失恋から立ち直ろう

失恋によって気分が落ち込み、失望感が心を占めてしまい、寝食も日常通りにできないような時は、軽い鬱状態になっている可能性もありますから、カウンセラーなど専門家の力を借りることも一つの方法です。

またこんな時は無理にでも外に出て友人と会ったり、元気をもらえる音楽を聴くことも弱った心にはよく効きます。今は辛くても、どんなに時間がかかっても、この失恋から立ち直ろうとする、あなたの気持ちがとても重要です。どんな手を使ってでも立ち直ろうとするあなたには、自分を見つめ直すこともできるでしょう。

自分の力を信じ、もっと魅力的な女性になろう

自分を見つめ直した先にあなたの「なりたい自分」を思い描いてみてください。失恋の経験から自分を見つめ直したあなたなら、自分の力を信じ立ち直ることができます。その先にはまだ見ぬ出会いもあるかもしれません。その時のために今は自分を磨いておきましょう。

新たにカルチャー教室に通ったりスポーツを始めるなど、新しいことに挑戦することであなたは失恋を乗り越えもっと魅力的な女性へ成長できることでしょう。

男性が失恋から立ち直る方法

男性が失恋から立ち直るためには、彼女の気持ちがもう自分にないことを自覚する事が必要です。悲しみや悔しさ、情けなさといったネガティブな感情に支配されることもありますが、まずは失恋を認め、その自分の気持ちをしっかりと受け止めることです。

プライドを捨て素直に失恋を認めよう

男性の場合、子どもの頃から「男のくせに」「男はこうあるべき」と言ったステレオタイプのマッチョな男性像が刷り込まれていることもあって、女性に比べて気持ちを表現することが苦手な人が多く見受けられます。

失恋による喪失感や悲しみの感情と素直に向き合うためには、今までのプライドや小さなこだわりを捨てること。そうすれば「失恋して辛い気持ちを抱えている自分」をありのまま受け止められるようになります。

振られた彼女との関係を振り返るのはほどほどに


中には「どうして彼女と別れるに至ったのか」を遡って分析しようとする人もいることでしょう。確かに自分の至らなかった部分を反省ことも大切ですが、失敗したことや良くなかったことは、考えればいくらでも出てきますし、数学の公式のようにはっきりとした答えなどないのが恋愛です。

彼女との関わりの中で起きた大きな失敗を一つか二つしっかり反省すれば充分です。そこから得るものがあれば「これからの自分」を考え直すきっかけにして、この失恋を乗り越えるバネにしましょう。

ネガティブな自分も失恋相手も認めることで一回り成長できる

振られた相手を認める、というと失恋したばかりの人にとっては酷なことかもしれません。ですが失恋相手を否定することは結果的に「失恋相手を好きだった自分」も否定してしまうことになりかねません。

失恋した相手もネガティブな自分も認めることは、もう一回り大きく成長した男性になるための一歩です。そんな自分の生きる力を信じて、一歩踏み出すことが失恋から立ち直る方法です。

まとめ

失恋はできれば経験したくない、辛い体験ですね。自分が好きな人から拒絶されたのですから、落ち込んで当たり前です。失恋して辛い時は思い切り泣いてもいいんです。怒ってもいいんです。そうやって自分の中に渦巻く感情を外に吐き出すことで「振られた自分」を認めることができるのです。

辛い失恋した時はもう恋なんてできない、と感じているかもしれません。でもあなたはそこから立ち直るだけの力を秘めているのです。しばらく悲しみに打ちひしがれた後にはきっと失恋を乗り越え、ひと回り成長したあなたがいます。自分の力を信じてみましょう。