給食強要問題でよみがえるトラウマ「こどもの頃、食べれなくて吐いた」

1月30日、東京都教育委員会は公立小学校の女性教諭を戒告処分にしたニュースが話題になりました。その処分理由は男子児童に嘔吐するまで給食を無理に食べさせたことです。

「食べられない」←「食べなさい」

読売新聞の報道によれば、この女性教諭は2014年1月頃、児童全員に余っている給食をお代わりするよう命じ、その際に「食べられない」と申告した男子児童に給食を無理やり食べさせたといいます
また、別の男子児童には十分な事実確認をせずに、女子児童の鉛筆を盗んだ疑いをかけていたそうです。

昔から「給食は残さず食べる」という目標を、教師が勝手に決める学校やクラスがありました。食べ物を粗末にしないというのは非常に大切な教育ですが、アレルギーや体調を考慮せず無理に食べさせるようでは教育につながりません。
この報道がマスコミ各社から流れるやいなや、ツイッターでは昔のうんざりするような給食時間を思い出す人が多く出てきました。

トラウマとなった給食の思い出の数々

「学校に来るな」とまで言っておいて、実際に休めばまた怒られるという理不尽……。


吐瀉物を食べさせる教師がいたなんて、本当に恐ろしいことです。

それは本当に教育の一環なのか?

実はこの「給食の無理やり食べさせ」問題、かなり前からありました。休み時間まで延長して食べることを強要させられたり、あまりの苦しさに泣いている児童も……。
そもそもこのような教師の中に、「食べ物のありがたさ」を本気で教えようとした教師は実際どれだけいるでしょうか。こうした強要が結果的に児童のためにならず、心に深い傷を負わせる結果になることなど、少し考えれば明白なはずです。

小学校の場合、教師の相手は当たり前ですが児童です。幼い年齢の子は大人のようにうまく自分の主張を話すことができず、今回のような強要に従わざるを得ないことも多いでしょう。
もし、教師側が「大人に逆らえない子供」だとわかって意図的にこのような強要をしていたのであれば、それはもう語るまでもなく問題であり、教師としての資質が問われます。

子供の中には学校での辛い出来事や教師からの嫌がらせのような行為を、なかなか家庭で言い出せない子もいますので、児童の年齢のお子さんがいるご家庭では、できる限り学校での様子を聞いてあげる時間を設けたいものです。