トラウマレベルの怖さ
このリアルな鬼のお面を作成したのは斉藤幸延さん。リアルなイラストを描くイラストレーターとして知られており、風景や果物、動物、食べ物など今回の鬼以外の作品を見ても、その実力の程がうかがえます。いちごのイラストなどは1~2時間で描いてしまうそうです。
この怖~い鬼の面は「家族を持つ方に盛り上がって欲しい」「子供の反応を見たい」という気持ちがきっかけで描いたそうで、今年で3回目の配布とのこと。
鬼の角が折れていたり、顔に傷があったり…と怖いポイントが満載ですが、実は鬼の役になるであろうお父さん達が毎日の戦いで傷ついてもなお懸命にがんばっている姿をコンセプトにしているそうです。お父さん達へのひそかなエールにもなっているんですね。
ネットでは「待ってました」の声続出
毎年このお面を楽しみにしている人も多く、ネットでは待ってました、との声や遊びにくる甥っこに使わせて頂きます、との声の他にも、実際に使った反応を報告する人も見られ、各地でほのぼのとした節分風景が繰り広げられたことがわかります。
四歳の娘に見せたら、最初怖がっていたのに、
「こんにちは‼鬼さんです。
こんな怖い顔に生まれちゃってアタシ、嫌だわん?角も折れちゃってハズカシイのよ、でも仲良くしてね!」
と台詞つけたら、大ウケで、今朝もまた鬼さんに会いたいとせがまれました— 引地一樹 (@V9vCNHByYK0qe0I) 2018年2月3日
昨日の節分で使わせて頂きました。
お面をかぶり、小4の息子と嫁さんの前に登場。
「ぎゃー、何それ」ととてもいい反応でした。豆まきタイムでは去年より力がこもっていて、痛かったです…。お面効果?終了後、息子はこのお面、捨てたくないなぁ…と結構気に入った様子でした。— Kenji ishihara (@ekakipapajapan) 2018年2月4日
あまりのリアルさに、被害者第1号を体験した、斎藤さんの甥っこ君は少々トラウマになってしまったようです…。でも、このお面を体験すると、大抵のことは怖くなくなるかもしれません。
僕の描いた鬼の面が原因で、甥っ子にトラウマができたようだ。すまぬ甥っ子よ!反省している。最初の犠牲者がまさか身内から出るとは。 pic.twitter.com/SjyAe3hbnm
— 斉藤幸延@Yoshinobu Saito (@yonyon76) 2017年2月3日
今後の活動にも注目
斎藤さんは、エイプリールフールには「どれが本物の絵でしょうか」というクイズも出題して、見る人を楽しませてくれました。
全部描きました。#本当か嘘かわからないことを呟いてフォロワーを惑わす pic.twitter.com/NZdNYylOc2
— 斉藤幸延@Yoshinobu Saito (@yonyon76) 2015年4月1日
その投稿には「愛され系詐欺師」など、称賛する声が寄せられています。来年の節分も含めて、今後はどんな作品で楽しませてくれるのでしょうか。
楽しみですね。イベントなどにも参加されているようですので、斎藤さんの活動に注目です。