上半身裸の民族衣装で入場したのは誰?
平昌オリンピックの入場行進でまさかの上半身裸での入場を行ったトンガ王国のピタ・タウファトフア選手(34)ノルディックスキー距離男子競技のトンガ代表です。
日本の葛西 紀明選手がカイロを持参しても寒いと言っていたあの開会式でよく裸で参加したものです。
実はあの腰ミノを着けた衣装はトンガの民族衣装。国の威信をかけて参加するオリンピック競技に
ピッタリの衣装だったんですね。ピタ選手は冬のオリンピックだけでなく、夏のオリンピックにもテコンドーの代表として参加しています。
その時も入場の衣装は同じ民族衣装。入村式では迷っていたそうですが、当日はやはり国を代表する衣装での参加を決断。ぶれないその姿勢に国への愛が伝わってきますね。
平昌五輪、金メダル級の活躍との声も
あの旗手の人のおかげでファンが増えたよね、トンガは。それと映像は見てないけど、誰もケイタイを持ってなかったていう日本選手団の入場行進は、好ましい。
— namura (@namurayas) 2018年2月10日
昨日の五輪開会式のトンガの旗手の人、氷点下でも上半身裸で入場行進してたから金メダルあげたくなったけど、リオ五輪の際の上半身裸の旗手と同一人物と知って、やっぱり金メダルあげたくなった。テコンドーからスキーに転身したらしい。東京五輪にも上半身裸でくるのかなぁ。
— マーカット (@cx777marcat) 2018年2月10日
入場行進のトンガの選手だけでもうお腹いっぱいって感じ
— 凸Bou (@g_botu) 2018年2月10日
ピョンチャンオリンピック開会式での各国代表団の入場シーンの中継を見ていて、このトンガ??の旗手を務めた男性には心底びっくりした。トンガは南太平洋の島群からなる国なので、常夏のイメージがあっただけに、氷点下の気温の中でこの格好は大丈夫だったのだろうかと心配してしまった。
などのほか、ピタ選手に金メダルをあげたいなど称賛する声が見られました。
オリンピックの常連になるかも
トンガ王国は南太平洋に点在する島々からなる国です。1月の平均気温は25.8度。平昌オリンピックの会場の気温はマイナス5度位まで下がりますが、風が強いエリアでもあるので、体感温度はマイナス10度以下になるとも言われています。その気温差は30度以上です。
そんな気候での民族衣装を着けた行進は正にあっぱれです。ピタ選手は前回リオデジャネイロオリンピックにテコンドー代表として出場の後、更に困難な競技での五輪への出場を目指したそうです。今回の冬季五輪への参加は欧州に渡るなどして苦労の末、わずか競技歴一年半で出場を果たしたとのこと。
次回のオリンピックでも常連として出場を期待したいところですね。同じ民族衣装での入場に歓声が涌く様子が目に浮かぶようです。