下書きなしの一発勝負
動画を投稿したサインズシュウさんは大阪で看板店を経営している職人さん。「屋外広告美術士ペイント仕上げ2級」といういまではなくなってしまったレアな資格をお持ちとのこと。いろいろな現場でフリーハンドで看板などを書いているとのことでした。
今回の動画でも大まかな目安線を書いただけのボードに現場の工事予定をフリーハンドで手早く書いていきます。コンピューターの文字と見間違うほどの美しさ。でもご本人は、
チョークで雑に割り付けしただけなので、文字の大きさにバラツキがあったりと、
かなり大雑把な仕上がりですが、こんな事ならもっと丁寧に書いておけば良かった。
…とおっしゃっています。これで大雑把なんですね。
ネットでは5万人以上がリツイート
この職人動画はネットで大反響。5万以上のリツイート、12万以上のいいねがついています。
すごい技術と称賛する意見のほかにも、後世に残してください。お体を大事にして下さい。とサインズシュウさんを気遣う声もあがっています。
こんな職業があるって知らなかったです。文字のバランスとか
横一直線乱れる事なく、手書きでされてるって、しかも書き順が正にアートですよネ!?尊敬します✨✨✨
全国に、いや、世界に知れ渡ります様に✨✨✨
#黒板チョーク文字— sunnychan (@5hRGl9nQyYSRybk) 2018年2月10日
こまいぬさんご無沙汰してます(о´∀`о)
元黒板屋さんなんですね!下書きなしで文字一発でフォントみたいな文字が書けるのびっくりです(°_°)— アンディ・アーリンヤススキー (@kei_andy) 2018年2月10日
こんなに上手なら、学校中の黒板に、月日とか日直、月〜土曜の予定表の枠?みたいな感じのを書き込む仕事も受けれそうですね!
いつもチョークで手書きしてましたし、私立系の学校に売り込めば良い線行くかもしれませんね。— たれさん (@RevRevRevy) 2018年2月10日
あ、そうでしたw ぜひとも永くこの技をお伝えください。近頃の日本は物を大事にしない傾向が強いのかな?物を大事にする心が戻れば職人に限らずモノ作りに携わる人たちへの理解も深まるのではないかと思います。
— S.Etoh (@docetoh0122) 2018年2月10日
看板文字もスゴイ
サインズシュウさんのツイッターではその時に気になった一文字をアップするなどしているとのこと。
今回以外の制作動画も投稿されていて、大きな看板を手書きで文字だけでなく、イラストなども手早く描いていく様子は圧巻です。
やり直しの効くCGも良いですが、一発勝負の手書き看板は出来上がりの様子をじっくりとみる機会はないだけにとても感動しますね。この技術、後に続く人達の伝えて行って欲しいものです。