ニキビ跡の赤みをなんとかしたい!赤みを消す方法はあるの?

きれいに治療しきれなかったニキビを放置していると、赤みのあるニキビ跡としていつまでも残ってしまいます。ニキビ跡そのものはもうすでに炎症がおさまっている状態なのでとくに問題はありませんが、やはり見た目にも目立つため、女性としては1日でも早くニキビ跡を消したくなるものです。赤みが残ってしまう原因や無理のない対処法、ニキビそのものをできにくくするアプローチについてまとめました。

ニキビ跡が赤くなる理由

ニキビの炎症で皮下組織が壊れる

ニキビという現象を医学的にとらえるのなら、「毛穴に詰まった皮脂や汚れによって引き起こされる皮膚の炎症」です。ありふれた皮膚トラブルのためついつい軽く考えられがちですが、ニキビはれっきとした皮膚の炎症であり、対処法を誤ったまま放置すると炎症が他の箇所にまで拡大したり、ニキビ跡が消せなくなったりします。炎症によっていったんこわれた皮下組織はなかなか再生せず、ニキビがますますできやすくなるという悪循環が起こってしまいます。炎症がまだ起こっていない白ニキビのうちに正しく対処することでニキビそのものを早期に治療することができ、なおかつニキビ跡が残るリスクも減らすことができます。

皮下組織の毛細血管が増える

ニキビができると自己免疫作用がはたらき、炎症を早く治そうとして皮下組織の毛細血管を増やすことがあります。血管を通っているのは血液ですから、当然その部分の赤みが増し、ニキビ跡が赤くなったように感じるのです。自己免疫作用は体内で起こる自然な反応のため、ある程度時間が経てば赤みもおさまってきます。ただ、皮膚のより深い部分まで炎症が起こってしまうと血管そのものが傷つけられてしまい、流れ出た血液が黒く変色して色素沈着を起こします。その状態では正常なターンオーバーが起きにくく、いつまでもニキビ跡が消えない原因になってしまうのです。赤みが皮膚の表面にとどまっている段階で正しく治療を行えば損傷も最小限に抑えられますので、痛みがないからと放置せず、早期治療を心がけましょう。

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ニキビ跡の種類

赤みが残る

痛みがなく、皮膚の赤みだけがいつまでも残る場合はニキビ跡の初期症状であると考えられます。この段階ではまだ皮膚のごく表面に炎症がとどまっている段階であると考えられるため、通常のニキビケアと同様の方法で対処をつづけていればそれ以上悪化することはほとんどありません。言い換えれば、この段階できちんと予防的アプローチを講じなければ炎症が皮下組織にまで到達してしまい、血管から血液が流れ出るなどの二次症状が現れる可能性があります。

デコボコになる

ニキビ跡の初期症状を放置したり、もともとのニキビを無理やりつぶしたりすると皮膚が傷ついてしまい、クレーターのようなデコボコ肌になってしまいます。いったんデコボコ肌になってしまうと自己流の方法で修復することはきわめて難しく、皮膚科や美容外科による専門的なアプローチが必要になります。ニキビやニキビ跡をきちんと早期に治療することによってデコボコ肌、クレーター肌をふせぐことは充分に可能であり、また、応急処置としてはファンデーションやコントロールカラーなどで目立たなくするアプローチも考えられます。

シミ状になる

ニキビの炎症が皮下組織のさらに奥の毛細血管にまで及ぶと、傷ついた血管から血液が流れだして内出血を起こし、酸化した血液が黒く変色して色素沈着を起こします。その結果として見た目としてはシミのようになり、そこだけ大きく目立ってしまうことになります。これは炎症がかなり進んでいる状態なので完治には時間がかかり、対処法としてはファンデーションなどで隠すなどが考えられます。
色素沈着が起きる前にニキビを完治させることが大切であり、そのためには毎日のこまめな洗顔などで皮膚を清潔に保つことが肝要といえます。

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ニキビ跡の赤みを消す方法

 

しっかりとした洗顔

毎日の洗顔がスキンケアの基本と言われるのは、細菌や汚れのない状態が肌にとってベストであるからです。こまめな洗顔によって皮膚のわずかなくぼみに付着した古い皮脂などが洗い流され、新しい皮膚に入れ替わるサイクルが自然に出来上がります。いったん正常なターンオーバーのサイクルが出来上がればあとはそれを維持するだけで良いので、毎日のスキンケアが格段に楽になります。洗顔料選びも重要なポイントで、肌質に合わない洗顔料はいくら効果の高いものでも正しいアプローチにはなりませんので、洗顔料選びでお悩みなら一度皮膚科の専門医のアドバイスを受けてみましょう。

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肌のターンオーバーを促す

ニキビ跡は言ってみれば行き場を失った古い皮脂の産物なのですから、ターンオーバーのサイクルを正常に保ち、新しい皮膚がどんどん入れ替わるような皮膚環境をととのえることで赤みをおさえることにつながります。ターンオーバーのサイクルは生活習慣に大きく左右され、ライフスタイルが乱れがちになると自然に肌荒れやニキビが起きやすくなり、治りも遅くなってしまいます。質の良い睡眠とバランスのとれた食事をつねに心がけ、老廃物が皮膚や血管にとどまらないような土壌をつくりましょう。

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薬で炎症を抑える

こまめな洗顔や生活習慣の改善もニキビ跡の解消に効果が期待できますが、薬の力を借りることで炎症を鎮静化することができます。内服薬と外用薬がありますが、いずれも体質を見きわめて使用する必要があります。ニキビ予防にはビタミンが効くということでサプリメントを常用する人がいますが、サプリメントに依存しすぎるとかえって効果を弱めてしまうことがあるため、自分で安易にサプリメントを飲むのではなく、まずは処方薬によるアプローチをメインにしていきましょう。

ニキビ跡に効く化粧品の選び方

ノンコメドジェニック

ニキビの初期段階では「コメド(面皰)」とよばれる小さなくぼみが形成されます。このコメドをできにくくしてくれる化粧品が「ノンコメドジェニック」なのです。このタイプの化粧品を使うことで毛穴が詰まりにくくなり、その結果としてニキビができにくくなるといわれています。ただし、あくまでも「毛穴を詰まりにくくする効果」が実証されているのみであり、すでにできているニキビの治療に効果があるとはかぎりません。

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ビタミンC誘導体が配合されている

ビタミンC誘導体を効率よく摂取することにより、そのままではかたちが壊れやすいビタミンCを無駄なく吸収できるようになります。ビタミンCはおもに肌のターンオーバーのサイクルをととのえてくれますし、また、免疫力そのものを高めてくれるため炎症の起きにくい強い肌質をつくる役割もあります。

まとめ

ニキビ跡はたんにニキビが治ったあとではなく、炎症が皮下組織にまで及んでいる可能性があります。毛細血管が傷ついて色素沈着まで起こしてしまうと早期治療がますます難しくなるため、皮膚表面の赤みでとどまっているうちに内服薬や栄養補給などで対処しましょう。