たるみ毛穴を予防、改善する方法【スキンケア編】

クレーターになってしまったニキビ跡のメカニズムと完治できる方法!

性別を問わず誰もが気になるニキビ。跡が残らないように治すことができればいいのですが、対処が遅れたりアプローチが誤っていたりするとニキビ跡がクレーターのようになり、いつまでも目立ってしまうことになります。「肌質だから仕方がない」などとあきらめる前に、クレーター肌になる原因について深く理解し、少しでも目立たなくするためのアプローチを把握しておきましょう。

クレーターニキビ跡ができる原因

アクネ菌で炎症が起きる

ニキビとはつまり、アクネ菌によって引き起こされる皮膚の炎症です。炎症がまだ軽度のうちにきちんと対処すればニキビは自然に皮膚に吸収されていきますが、痛みがないからと長期間にわたり放置すると炎症範囲がどんどん深くなり、ニキビの色も溜まった膿によって変わっていきます。赤ニキビや黄ニキビまで進行すると皮下組織にまで炎症がおよんでいる状態ですので、皮膚がでこぼこになるいわゆるクレーター肌ができやすいと考えられます。アクネ菌は細菌の一種ですので、抗菌作用のある洗顔料を上手に組み合わせ、皮膚への栄養補給を怠らないようにしていれば自然とニキビのできにくい肌質を手に入れることができるでしょう。

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真皮層まで傷つく

肌は重層構造になっており、大まかにいうと表皮、真皮層、皮下組織の順に深くなっていきます。表皮はさらに角層から基底層という細かい階層に分かれており、その大部分はケラチノサイトという皮膚細胞から構成されています。私たちが普段肉眼で目にすることができるのは表皮層であり、とくに角層は外部の細菌にさらされやすく、有害物質から人体をガードするバリアのような役割を担っています。ニキビの炎症が真皮層まで及ぶと組織の損傷が激しくなり、ニキビ跡も深くなるためにクレーターのように見えてしまうことがあります。

表皮が縮む

極度に進行したニキビは皮膚の深い階層まで激しく傷つけ、表皮の萎縮をもたらすことがあります。表皮の萎縮は肉眼では「肌がでこぼこしている」という状態に見え、その見た目からクレーター肌という名前がついています。いったん委縮した表皮はなかなか治りにくく、正常な状態に戻すためにはレーザー治療などの専門的なアプローチが必要になる場合があります。

クレーター肌の種類

ローリング

クレーター肌の中でも広く浅くくぼみができるのが特徴のローリング型。くぼみの面積が比較的広いため気になる人も多いようですが、湾曲が比較的ゆるやかなため実際にはそれほど目立つわけではありません。治療にあたっては広範囲にレーザーをあてられる炭酸ガスレーザーなどが有効であるとされており、ファンデーションなどのメイクでも比較的隠しやすいクレーター肌だと言われています。

ボックス

このタイプはボックスカー型とも言われ、表皮から真皮層に対して垂直方向にも水平方向にも炎症が広がり皮膚がくぼむことでクレーター肌が形成されます。くぼみが広範囲にわたり、なおかつ深さもあるため見た目にもかなり目立ち、ファンデーションなどでは隠すのが困難なケースもあります。治療的アプローチとしては広い範囲に時間をかけて刺激を与えるレーザー治療が優先的に行われるようです。

アイスピック

くぼみの範囲がせまく、そのかわりに表皮から皮下組織まで深くえぐられたように見えるのがアイスピック型の特徴です。断面図で見るとまさにアイスピックが皮膚の奥深くまで突き刺さっているように見え、形状が毛穴に似ていることからニキビ跡として認識されない場合があります。治療法としては限定された範囲を集中的に刺激するタイプのレーザー治療が適用されます。

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クレーターのニキビ跡を完治させる方法

 

炭酸ガスレーザー

高濃度の炭酸ガスをクレーター肌のくぼみに直接噴射し、ニキビ跡を目立たなくします。短期間で集中的に行うのが特徴で、局所的な影響に限定される反面、他のレーザー治療にくらべて痛みが激しく、皮膚への刺激もきわめて強いというデメリットがあります。ニキビの炎症が真皮層など深いところにまで及んでいるクレーター肌へのアプローチとして有効であるとされています。

フラクショナルレーザー

皮膚の内側からクレーター肌のくぼみにアプローチする施術法で、他のレーザー治療にくらべて比較的痛みが少ないことでも知られています。肉眼では確認できないほど極小の穴を皮膚表面に空けつつくぼみに刺激を与えることで細胞の生まれ変わりを促します。痛みが少ない分治療に時間がかかるというデメリットがありますが、もっとも初期から開発されていたということでエビデンスも豊富であり、安全性が確立されているということでリピーターも多いようです。

ダーマローラー

レーザー治療以外に針治療もまた、気になるクレーター肌への有効なアプローチとして認識されています。なかでもダーマローラーは歴史のある針治療と言われ、「レーザー治療はちょっとこわいかも……」というビギナーの方にもおすすめです。影響を最小限にとどめた針によってあえて皮膚を傷つけ、肌のターンオーバーには欠かせないコラーゲンの生成を促すことでクレーター肌を目立たなくするというもの。肌を傷つける、というと抵抗があるかもしれませんが、ごくごく浅い傷であり、ターンオーバーが正常化すれば自然なかたちに戻ります。

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美容外科・美容皮膚科

美容外科では、「その人がいかにより美しく見えるか」という観点からクレーター肌の治療を行います。つまり、医学的な治療では皮膚の炎症そのものを落ち着かせることがおもな目的ですが、美容医療ではクレーター肌の治療後さらに美しくなることに主眼が置かれているのです。もちろん、少なからず皮膚に直接傷をつけるわけですからクリニックのスキルをきちんと見きわめることが大切であり、施術前のカウンセリングを通して担当医と信頼関係を築くことが治療の第一歩となります。

エステサロン

エステサロンでは皮膚の状態をこまめにチェックするとともに、セラピー的な要素を取り入れて全身の美容と健康をトータルとしてサポートするスタンスをとっています。エステサロンのスタッフは美容と健康、そしてスキンケアのプロフェッショナルですので、クレーター肌のことだけでなく、たとえばボディバランスの保ち方や美容の観点から見た望ましい食生活など、スキンケア以外の領域についても的確なアドバイスを受けることができます。

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皮膚科医院

皮膚科医院は美容外科やエステサロンとは違った立場から皮膚の健康にアプローチします。皮膚科の専門医がまず考えることは「クレーター肌による日常的な苦しみをいかにしてとりのぞくことができるか」ということであり、「医学的アプローチ」を主眼に置いているという点で美容外科などとは大きく異なっています。ニキビの炎症が極端にひどい場合や、クレーター肌になっても痛みが残るような場合は医学的に診てもらうため、皮膚科医院を受診するようにしましょう。