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ダイエット・ヴィレッジで分かったダイエットのコツ
ダイエットしたい人にとっては、録画してまで見たくなると言われているのがダイエット・ヴィレッジです。世の中には、ダイエットに関する雑誌などもたくさんありますが、写真や文章だけでは伝わってこないことも多く、途中で挫折してしまうことも多く、やはり実際に動いている映像の方が参考にしやすく、共感できるという声も多く聞かれます。番組を見ればわかりますが、途中で何回も体重測定があり、体重が停滞しているシーンでは、なぜ体重が落ちないのかを徹底的に分析します。
その壁を突破するためにはどんなトレーニングをすれば効果が得られるのかなど、知りたかった内容が手にするようにわかるのがダイエット・ヴィレッジです。痩せていくためのメカニズムがあり、トレーニングと食事の摂り方を考えて実行することこそがダイエットを成功させるためのコツです。色々な内容が盛り込まれているテレビ番組ですので全てを紹介することはできませんが、自宅にいても取り組みやすいトレーニング方法をまずは紹介します。
基本はウォーキング
ダイエット・ヴィレッジの基本は、朝のウォーキングからスタートします。実は、太ってしまっている体型では、かなりの確率で骨盤が歪んでいると考えられています。骨盤が正しい位置にないから内臓や脂肪などが中途半端に骨盤内に収まらずに、タプタプの体を作ってしまっているのです。
また、女性ホルモンが乱れれば痩せにくくなるとも言われています。ウォーキングを行うことで骨盤の歪みを矯正すれば、自然と女性ホルモンの機能が高まるのです。そして重要なのは歩幅で、自分の足のサイズの半分だけ余計に前に出して大股に歩くイメージでウォーキングを行ってみてください。
骨盤が鍛えられれば、姿勢もよくなり少し歩いただけでも脂肪燃焼効果が高まり、体もポカポカとしてきます。冷え性改善もできることから、ダイエット・ヴィレッジでは必ず取り入れているダイエットメニューになります。
体幹トレーニングから行う
太っていると体を動かすことも辛そうですが、ダイエット・ヴィレッジはそのようなダイエットを希望している方たちの集まりですから、まずは運動不足を少しでも解消しなければ、いきなり難度の高いトレーニングを行ってしまえば、心肺機能に影響を及ぼしてしまい最悪の場合は心肺停止になってしまいます。そんなことにならないためにも体幹部分のトレーニングから開始します。
ダイエット・ヴィレッジでも、合宿が始まって割と早い段階から体幹トレーニングが開始されます。体幹は、体のバランスを保つためにも必要な筋肉で有酸素運動の水泳でも選手たちは、かなりの時間を体幹トレーニングにあてています。体の中心部がしっかりと固定されれば、バランスもよくなりその後のきついトレーニングにも耐えられるだけでなく、基礎代謝もアップしますので脂肪燃焼もしやすくなると考えられています。
有酸素運動「だけ」はNG
体に溜め込んでしまった脂肪は簡単に落とすことはできません。フルマラソン並みのランニングをしても、毎日何キロも泳いだとしても体重が減るどころか逆に増えてしまっていることもあるのです。このような有酸素運動だけを行っていてもダイエットは成功しません。
せっかく辛いトレーニングをするのですから効率よく脂肪燃焼したいものです。それを可能にしてくれるのがウエートトレーニングです。有酸素運動にプラスして行えば、効率よく脂肪を燃やしてくれます。自分にとって一番キツイと思える筋トレのメニューで構いません。
もうこれ以上は無理だと言える負荷を10回行ってみてください。長くても1分間は休憩をして息を整え10セット行います。決して無理をせずに正しい呼吸法で試してみてください。
ダイエット・ヴィレッジの筋トレ
ダイエット・ヴィレッジでは、様々な筋肉トレーニングを取り入れています。どの筋トレでもチャレンジしやすいものばかりですから番組を見ながら一緒に体を鍛えてみたいものです。番組内では、スロートレーニングと呼ばれているスロトレが成長ホルモンの分泌量をアップされると紹介されていますので具体的にどのような筋トレなのか確認したいと思います。
アームレッグクロスレイズ
アームレッグクロスレイズは、体幹部にある筋肉をトータルで鍛えることができるので、体幹トレーニングの中でもとくに取り入れられることが多いと言われています。ほかの呼び方としてダイヤゴナルとも言われていますが名前だけ聞くと何だか覚えにくいかもしれません。
アームレッグクロスレイズの基本は、姿勢を保ちながらバランスを取る筋トレです。いつでもはじめられるほど簡単なのですが、その効果は奥が深いと言われています。筋肉そのものに緊張感を持たせつつ、決められた時間そのままじっとしているだけで、腹直筋・腹横筋・脊柱起立筋・大臀筋・ハムストリングなどを刺激してインナーマッスルを鍛えてくれるので脂肪燃焼にとても効果があり、筋肉そのものも引き締めてくれます。
アームレッグクロスレイズは床にヨガマットや大きめのタオルを敷いてから行います。まずは、うつ伏せの姿勢で手は肘を曲げて胸の下あたりに置きます。下半身は膝で支えて、右足を浮かせるのですがここでのポイントは、背中からかかとの先まで真っすぐにします。伸ばしている足とは反対の手を伸ばします。
最初は難しいかもしれませんが、最低でも15秒以上は腹回りの筋肉を意識させながら体を動かさずにジッとします。それを左右交互に行うのですが、アームレッグクロスレイズは全身がプルプルするほど筋肉が刺激されますので、初心者は無理をせずに15秒を2セットくらいでも構いません。ただ、これだけ全身の筋肉が刺激される筋トレは他にありませんので毎日継続させることを目標にすることをおすすめします。
ヒップリフト
お尻を鍛えれば、ウエストが細くなり痩せられると言われていることからダイエット・ヴィレッジでは、ヒップリフトを必ず取り入れています。やり方としては、仰向けの状態で腰は、しっかりと床に付けて反らないようにします。次にお尻を浮かせるのですが持ち上げ過ぎてはいけません。
意識すればお尻の筋肉が緊張しているのがわかるはずです、その状態から股関節を意識しながらお尻を少し落とすのですが最初は難しいので鏡の前で行い、一日も早く覚えてしまうことがダイエットへの近道だと言えます。また、ヒップリフトは片足だけをあげる上級編もあり、インナーマッスルにも刺激が来てかなり効果的だとも言われていることから、取り入れてみるのもいいと思います。
ダイエット・ヴィレッジのダイエット方法
絶対的な減量を目標とするダイエット・ヴィレッジですから、ものすごい数のダイエット方法を取り入れて番組を盛り上げています。瞬間的に筋肉を鍛えて脂肪燃焼が長く続く運動や、トランポリンで普段使わない筋肉を鍛えて基礎代謝をアップしたり、有酸素運動のエアロビクスで我慢の限界までリズムよく体を動かせば、きっと効果が見えてくるはずです。番組でも紹介されているダイエット方法を紹介しますので試してみてください。
サーキットトレーニング
サーキットトレーニングは、有酸素運動と無酸素運動のいくつもの筋トレを休憩することなく、交互に行うことで持久力を高める運動です。ダイエット・ヴィレッジでは、反復横跳びやスクワットなどの有酸素運動を取り入れて、その場でダッシュする方法などを1分間行います。脂肪燃焼に繋がりますので、時間があれば何回でも行うことが重要です。
肛筋トレーニング
ダイエット・ヴィレッジを見ている人ならば気がついているはずですが、お尻を触り会う放送回があります。お尻を触って欲しいという願望があるのでしたら、お尻の筋肉である肛筋を鍛えれば、ヒップアップ効果にも繋がります。
やり方としては、肛門の入口付近にペンの先をあてて8秒間ほどお尻を絞めます。慣れてくればそのままの状態で8回ジャンプをすれば通常の筋トレよりも効果が2倍もあり、美尻も手に入れることができるトレーニングです。また、便秘や冷え性なども改善することができるので女性であれば一度は試してほしいですしとても注目されているトレーニングです。
SUPヨガ
Stand Up Paddleを略してSUP=サップと言いますが、パドルボートを使用したヨガです。水上はとても不安定なうえに太っている人は余計にバランスが取りづらく大変そうですが、パドルボートは横幅が広いのですぐにひっくり返ってしまうことはありませんが、その上で行うヨガはバランスを取るのが難しいので、自然と体幹が鍛えられるのです。
ハイヒールトレーニング
名前を見れば想像できると思いますが、まさしくハイヒールを履いて行うトレーニングです。普段からペチャンコの靴ばかり履いている女性にはとても苦になる辛い運動です。ピンと背筋よく立ち、太ももをしっかりと上にあげながら歩くのですが思いのほか大変です。しかし、腹筋にも力が入るので歩いているだけで体幹部が鍛えられます。
BOSUトレーニング
読み方はボス=BOSUです。大きなバランスボールを真ん中から半分に切ったようなもので、バランスが悪いのでそれを使いトレーニングを行うとインナーマッスルが鍛えられると言われています。たとえば、BOSUの上で足踏みすれば代謝アップができます。
ダイエット・ヴィレッジで紹介されたレシピ
ダイエットは食事制限したり、低カロリーのものばかりを食べる印象がありますが、カロリーを落とした食事では、痩せるための筋肉も付きにくくなりますし、激しいダイエットメニューに耐えることができません。ダイエット・ヴィレッジでは、主に食べる時間帯に気をつけています。
体内時計がリセットされる朝の日差しを浴びて1時間以内には食べ終えていなければいけないという夜型タイプの人にはちょっと難しそうですがせっかくのダイエットチャンスなので早起きをしてみてください。
基本的に朝食は朝8時半までに食べ終えます。そうすることで体温が上昇してその後の脂肪燃焼に効果があると考えられています。昼食は午後1時までに食べ終えます。そして一番問題なのが夕食です。
実は、夜8時を過ぎてしまうと血糖値が上昇してしまい、脂肪も蓄積しやすくなってしまいます。働いている人にとっては難しいと思いますが、できるだけ午後7時までには食べ終えるよう努力してみてください。ダイエット・ヴィレッジでは脂肪燃焼に効果を発揮する食材を使っています。一般的にスーパーマーケットで買いやすいものですので紹介します。
もち麦ごはん
もち麦ごはんは、おもちのようにモチモチとしてプチプチとした大麦です。香りも豊かなのですが何といっても食物繊維が豊富で白米の25倍と言われています。ごはんのかわりにもち麦ごはんにかえるだけでスリムな体を手に入れるだけでなく、血糖値も抑えられますので太ってしまっている体に優しい食材です。
ホット豆乳
ダイエットメニューを実行するためには、ある程度の体温上昇がなければケガにも繋がりますし、脂肪も燃えにくく、効果が表れにくいものです。ダイエット・ヴィレッジでは、朝のウォーキングを始めるまえに温めた豆乳を飲むようにしています。大豆から作られた豆乳が体を温めて脂肪燃焼に効果を発揮します。
長芋・豆腐パンケーキ
パンケーキといえば、小麦粉と砂糖が入っているのでカロリーも高めです。しかし、水切りした豆腐とすりおろした長芋を混ぜて、卵と塩少々とハチミツを混ぜて焼けばカロリー制限されたパンケーキの出来上がりです。辛いトレーニングばかり続けばストレスになってしまうのでたまには甘いおやつで一息入れてみてください。
ダイエット・ヴィレッジで話題のアイテム
ダイエット・ヴィレッジでは、今話題のトレーニンググッズをふんだんに取り入れています。見たこともあるグッズも多くありますので、どうやってトレーニングに取り入れているのか参考にしてみるといいです。
PAO(パオ)
棒状のエクササイズグッズですが、口にくわえて行うトレーニングでは、顔のたるみやほうれい線を予防改善すると評判です。トレーニンググッズのコーナーよりも美顔コーナーに商品が置かれています。使い方はいたって簡単で、真ん中にあるマウスピースをくわえたら、上下に動かすとバーの左右が振動で揺れだします。マウスピースには、負荷がかかることで表情筋が鍛えられて、たるみだけでなく、シワにも効果が期待できると評判です。
BOSUバランストレーナー
BOSU(ボス)は、バランス感覚を養うこと、腹直筋などを鍛える腹筋トレーニングを行うことのほかにも、BOSUの上でスクワットするなど使い方は様々です。海外のプロスポーツ選手もトレーニングに導入しているなどこれから益々人気が高まるトレーニンググッズだと言えます。
アクアグローブ
有酸素運動の代表格でもある水中トレーニングは、太っている体を支える膝や腰に負担をかけずに運動することができるのでケガの心配もなく長続きします。このトレーニングで用いられているのがアクアグローブです。カッパではありませんが、指の間に水かきがついているので、水中でも負荷をあげることに特化しています。
FitBit(フィットビット)
FitBit(フィットビット)は、心拍数と歩数に距離や消費カロリーなどを計測することができる腕時計のようなものです。これがあれば自分がトレーニングをした結果を見ることができるのでヤリガイになりますし、規則正しい運動を行うことが可能です。
まとめ
100キロ超もある男女が、合宿をしながら切磋琢磨して時には泣き喚き、ケンカすることもあるけれど、苦しいトレーニングと食事法で追い詰めたカラダは、少なからず成果を発揮するのが「ダイエット・ヴィレッジ」の醍醐味ではないでしょうか。ここで紹介されたトレーニングは、取り入れやすく、やり方も簡単なものばかりですが、だからこそ継続していかなければ結果が追いつきません。ダイエットをしたいと真剣に思っている方にはすぐにスタートしてほしいので参考にしてください。