BMI数値が「17」ってどういう体型?計算式についても解説

BMIは、自分の肥満度を簡単に知ることができます。今回は、そんなBMIについて知ると同時に、BMIが低すぎることによるリスクについてご紹介します。

BMI「17」はどういう体型なのかとBMIの計算方法

BMI17は「痩せすぎ」に分類されます。

BMIを算出するための計算式

BMIは画像に書いてある通り体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))で導き出すことが出来ます。

体重60kgで身長165cmであれば、
60(kg)×(1.65(m)×1.65(m))=約22.04となり、普通体型であることがわかります。

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簡易法

一番簡単に数値を出すことができるのは、この簡易法です。小学校でも習ったことがあるのではないでしょうか。男性は身長から110を引いた数値女性は身長から105を引いた数値標準体重であるという計算方法です。

ブローカ指数

ブローカ指数とは、フランスの医師ブローカが考えた計算方法で、身長から100を引いた数値で算出される標準体重の計算方法です。

日本人には、
身長(cm)-100×0.9
のブローカ桂変法で計算される方が一般的です。

美容体重

標準体重というのは、健康上良いとされた判断基準です。見た目で言うと、ややぽっちゃりに見えるかもしれません。そんな標準体重に比べ、美容体重は見た目も美しく見えるBMI値に設定したもので、健康に害のない程度にBMI値を下げ、「美しくかつ健康的な体重」の目安となるものです。美容体重の場合、BMIは20に設定します。

美容体重の導き方は
身長(m)×身長(m)×BMI20
となります。
例えば、身長165cmの人の場合、体重54.45kgになれば美しいスタイルになれるということがわかります。

痩せすぎの基準

女性なら、太っているより痩せたいと思っている人の方が多いのではないでしょうか。太っていると不健康そうに見えてしまいますよね。ですが、それは痩せていても同じです。BMI値の標準以下、痩せすぎの基準についてお話ししましょう。

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BMI18.5未満

BMIの標準は18.5から25未満と言われています。それ以上数字が上回ると肥満に分類され、それより下回ると痩せすぎに分類されます。つまり、18.5未満の数値が出た人は”痩せすぎ”ということになりますね。

痩せすぎ度数

痩せ気味 痩せ 痩せすぎ
18.5~17 17~16未満 16

WHO(世界保健機構)では、この痩せをさらに細かく区切っています。18.5未満~17は「痩せ気味」17未満~16は「痩せ」16未満は「痩せすぎ」にわけられます。

体脂肪率

女性は男性に比べ、妊娠に備えて脂肪を蓄積しやすい体質を持っています。なので、年齢にもよりますが、平均でも20パーセント以上の体脂肪率が理想です。体脂肪率が10パーセント台の人は痩せすぎに分類されます。

痩せすぎることのデメリット

みんなが憧れるモデル体型。食事制限をしたり、運動をしたり、一生懸命体重を落とそうと努力している女性はたくさんいるのではないでしょうか。では、痩せすぎるとどのようなデメリットがあるのでしょうか。一緒に考えてみましょう。

栄養が不足

よく食べる太った人より、食が細い痩せた人の方が、身体が弱いように感じます。それは、実際に身体に必要な栄養素が足りていないからなのです。栄養を蓄える脂肪が少ないので、免疫力が低下しやすく、抵抗力もありません。

ですから、風邪をひきやすかったり、体調をすぐに崩しがちです。免疫力が低下していると、ウイルスなどにも感染しやすく、様々な病気を引き起こす原因にもなってしまいますので、脂肪を落とすのであれば、同時に筋力をアップさせてあげることが大事です。

冷え性になりやすい

痩せすぎの人は、脂肪の量も少ないですが、基本的に筋肉量も少ない人が圧倒的に多いです。ですから、うまく血液を循環させることができず、血行障害が起き、冷え性になってしまうのです。

肌荒れ

先程お話ししたように、冷え性は血液の循環が悪くなるので、身体の細部にまで伸びている血管にまで血が巡らないということです。そうすると同時に、酸素や栄養も運ばれなくなるので、肌荒れを引き起こしやすいのです。お肌がくすんだり、乾燥しやすくなってしまいます。

妊娠しづらいことがある

体脂肪が低いと、妊娠がしづらくなる可能性があります。一般的には、体脂肪率15パーセントあたりから妊娠率が下がり始め10パーセント以下ではほぼ困難であると言われているのです。

女性の脂肪は、胎児に栄養を与えるために蓄積されているものです。ですが、体脂肪があまりにも少ないと、身体が赤ちゃんを産む準備が不十分である判断し、妊娠がしづらくなってしまうのです。月経もストップし、排卵すらなくなってしまい、妊娠を回避しようとしてしまうのです。

まとめ

今回はBMIについていろんなお話をしてきました。痩せたスリムな体型は誰もが憧れるものですが、痩せすぎはあなたの魅力を半減させてしまうかもしれません。栄養バランスを考えた食事や筋力トレーニングなど、どうしても脂肪を落としたい場合は、その分その脂肪をカバーできる要素が必要です。

ただ単に脂肪を落とすだけでは、健康的によくありませんし、むしろ大きなリスクと隣り合わせになってしまうのです。”痩せる”というよりは身体を”絞る”と思った方が良いのかもしれません。キレイに筋肉がついた身体は、ハリがありシュッとしていて美しいですよね。

脂肪を悪者だと思わず、脂肪が果たす役割をしっかり把握することで、無理のないダイエットへと繋がるのではないでしょうか。モデルや芸能人の方々は、専門家の元でトレーニングを行い、必要な体力とスタイルを身につけているのです。

皆さんもこの記事を読んで、まずは自分のBMI値を知っておくことから始めてみてください。それを目安に太り気味の人は数値を下げる、痩せ気味の人は数値を上げる、標準の人はキープできるようそれぞれ努力していくと、健康な身体を手に入れることができるでしょう。