水泳ダイエットのメリット
水泳ダイエットとは、様々な泳ぎ方を組み合わせて、カロリーを消費していくダイエットです。陸上でのダイエットに比べて、水中では水の抵抗を受けるため、よりカロリーを消費しやすくなるのです。では、詳しくその効果を見ていきましょう。
心肺機能向上
水中では、当然人間は呼吸ができません。水中に顔を沈めている時はゆっくり息を吐き続け、顔を水から出した瞬間に一気に空気を吸い込みます。そうした呼吸制限があるため、水泳を行うと、心肺機能の向上が見込めるのです。
さらに、水泳の全身運動の効果により、エネルギーを消化、酸素運搬を活性化させるので、心臓機能も向上します。心臓と肺の機能が上がることにより、全身を駆け巡る血管の働きはどんどん良くなるのです。
負荷がかかりにくい
陸上では、重力というものが働きます。ですから、ほとんどの運動では、どうしても足や腰に負担がかかってしまいます。ですが、水中だと浮力が働くため、足や腰への負担がかなり軽減されます。元々、足や腰を痛めていたり、痛めやすい人には魅力的なダイエット法ですね。
基礎代謝が上がる
歳を重ねると、基礎代謝はどうしても下がってしまいます。男性も女性も、二十歳を過ぎれば右肩下がりに基礎代謝が下がる一方なのです。基礎代謝が下がるということは、脂肪も燃焼されにくいということ。ダイエットをするには、根本的に基礎代謝を上げなければなりません。
水泳は、全身運動の極めつけです。ウォーキングやジョギングと同じようにゆっくりと時間をかけて筋肉を動かし、そこにさらに水圧が加わる分、より筋肉がつきやすいのです。有酸素運動のため、脂肪燃焼にも効果的です。
泳ぎ方別カロリー消費量
それでは次に、水泳で実際どのくらいカロリー消費が見込めるのかを見ていきましょう。今回は、水泳ダイエットで代表的な「クロール」「平泳ぎ」「水中ウォーキング」の3つを例に挙げてみました。
クロール
水泳で一番カロリー消費が見込めるといっても過言ではないのが、このクロールです。もちろん、年齢や性別によって差はありますが、クロール1時間当たり約520kcalものカロリー消費ができちゃうんです!日常やよくある運動で、これだけのカロリーを消費するのはなかなか難しいですよね。
水泳ダイエットでは、スピードを競うのではなく、ゆったりのんびりクロールをすることが大切です。200メートルほど泳ぐと、脂肪が燃焼を始めるので、それ以上の距離を泳がなくてはなりません。息継ぎをゆったり安定させることで、長距離を泳ぐことができます。
平泳ぎ
水泳ダイエットでオススメなのが、この平泳ぎです。平泳ぎは、他の泳ぎ方に比べると、楽に泳ぐことができるからです。ダイエットには、遅筋(ちきん)を鍛える必要があります。遅筋はカロリーを消費させるために必要な筋肉です。これは、瞬発的な運動より、ゆったり長時間かけて行うウォーキングやジョギング、水泳などで鍛えることができます。
先程挙げたクロールでも、ゆったりと泳ぐことは可能ですが、動きが大きく、フォームも崩れやすいため、比較的誰でもできやすい平泳ぎがオススメなのです。平泳ぎで、基本30分以上泳ぐと効果的でしょう。平泳ぎでの消費カロリーは、1時間当たり約330kcalほどですが、こちらも相当な量のカロリーを消費できますね。
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水中ウォーキング
「泳ぐのが苦手だから、水泳ダイエットは無理…」そんな人には、水中ウォーキングがオススメです。陸上で歩くより水の抵抗を受ける分、より多くのカロリーを消費することができます。水中ウォーキングでは、1時間当たり約280kcalの消費が可能です。普通のウォーキングでは、1時間当たり約160kcalほどなので、かなり上回った数値となります。
水泳でダイエットするコツ
それでは、これから水泳ダイエットを始めるにあたって、どのようなことに重点を置けば良いのかをまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう。水泳ダイエットのコツは、そんなに難しいものではありませんから、気軽に始めることができますよ。
準備運動を必ずする
いくら浮力があるからとはいえ、大変多くのカロリーを消費する運動です。全身の筋肉を水力という負荷をかけて鍛えるので、必ず事前に準備運動するようにしましょう。また、水泳をし終わった後も、筋肉が疲れている状態なので、しっかりストレッチして筋肉をほぐしてあげると、身体に疲れを残しません。
初心者はウォーキングからはじめる
水中ウォーキングでも、多くのカロリーを消費することができます。いきなりクロールや平泳ぎなどの、負荷の大きい泳ぎ方をすると、筋肉や体力がついていけず、ダイエットに効果を発揮してくれません。まずは、水中ウォーキングで全身の筋肉を使うことを習慣づけ、慣れてきてから他のメニューにチャレンジするようにしましょう。
ゆっくり長く泳ぐ
先程も言ったように、ダイエットに必要なのは”遅筋”です。この遅筋が、脂肪を燃焼させるのに大変効果を発揮します。遅筋を鍛えるには、ゆっくりと長時間泳ぐこと。ペースが乱れると、すぐに疲れてしまって泳げない、なんてことにもなりかねませんから、無理をせず、始めからペースを守って泳ぎましょう。
水泳ダイエットのおすすめアイテム
最後に、水泳ダイエットをさらにサポートしてくれる、ユニークなアイテムたちをご紹介したいと思います。必要に応じて使ってみると、さらに水泳ダイエットへのモチベーションにも繋がると思います。
GanRiver 活動量計 スマートブレスレット
腕につけるつけるだけで、活動量や歩数、カロリー消費、心拍数などを測定できるスマートブレスレットです。ほっそりとしたスマートなデザインで、腕につけていても邪魔になりません。スマートフォンとも連動できるので、データをしっかり管理することができる優れものです。
その他にも、スマートフォンアプリの連動が可能ですので、これさえあれば電話やLINE通知も、すべてこのスマートブレスレットで受け取ることができます。
CaloicsR速乾タオル
CaloicsR速乾タオルは、マイクロファイバーの生地で、身体の水分をあっという間にふき取ってくれます。さらに、どんな季節でも部屋干しOK、菌の繁殖を抑えてくれるので、嫌な臭いも気になりません。いつでも清潔なタオルで、水泳後の素肌を包み込んでくれるタオルです。
Infityle ドライバッグ フリー防水ポーチ ポケットツール 付 ドラム型
水のある場所では、やはり防水性に優れたバッグが必需品となってきます。Infityleのドライバッグは、5Lから30Lまでの様々なサイズが用意されており、カラーも豊富に取り揃えられていますから、自分の好みのバッグを見つけることができます。
汚れてしまったら、丸ごと水洗いすることができるので、何度も何度も繰り返し使うことができます。さらに防水ポーチやポケットツールまでついているので、スマートフォンの管理やその他、ICカードなどの保管もバッチリ!荷物を心配することなく、水泳ダイエットに取り組むことができます。
まとめ
消費カロリーが、いかなるダイエットよりも高いことで知られる”水泳ダイエット”。その魅力をお話ししてきましたが、皆さんはどう感じましたか?水泳は、プールなどに行かなければできないものなので、始めるのに躊躇してしまう人もいるかもしれませんね。
でも、それが示す効果は絶大で、これまでご紹介してきたメリットを考えると、水泳ダイエットを始めてみようかなという人も増えたのではないでしょうか。それだけ、水泳がダイエットに与えてくれる影響は大きいのです。
健康的に、また楽しみながら始めることができる”水泳ダイエット”。ぜひ、これからダイエットを始める皆さんに、試していただきたいダイエット法です。まずは、お友だちと楽しくおしゃべりしながら、水中ウォーキングから始めてみませんか?