ゴマ油ダイエットの効果は?ダイエットに効果的な摂り方を紹介します

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nn.piさん
社員食堂の管理栄養士として勤務しており、献立作成や発注などの業務に携わってます。(28歳・女性)

調味料として大活躍してくれるゴマ油。ダイエットをはじめ美容・健康に良いということで、積極的に摂取している方も少なくありません。

今回は管理栄養士のnn.piさん提供の情報を基に、ゴマ油がダイエットなどに効果的な理由や、食事で摂取する上での要点をまとめました。ゴマ油を使ったおすすめレシピも掲載していますので、あわせてチェックしてみてください。

ゴマ油がダイエットに効果的な理由

ただ単に「○○がダイエットにいい!」といわれたところで、何がどうして良いのかが不明であれば、取り入れたいとは思いにくいものです。ここでは、ゴマ油がダイエットに効果的として注目されているワケについて解説します。

デトックス効果

ゴマ油には特有の微量成分であるゴマリグナンが含まれており、その中のひとつがセサミンです。ゴマ油が持つこの成分には肝機能を高める働きがあり、肝機能が高まると肝臓での脂肪燃焼効果があがるといわれています。また、セサミンは抗酸化力に非常に優れ、デトックスによるダイエット効果の高まりにも期待が持てるでしょう。

冷えやむくみの改善

脂溶性ビタミンの一種であるビタミンEは、血流を良くする働きをするため、女性に多い悩みである冷えやむくみの改善に効果的です。むくみが解消されれば見た目がすっきりとやせて見えます。

また、血流が改善されれば冷えの解消とともに基礎代謝のアップに繋がるため、太りにくくやせやすい方向へと進むこともできるでしょう。

中性脂肪を減らす

ゴマ油に含まれる多価不飽和脂肪酸のリノール酸やリノレン酸は、体内で合成できない必須脂肪酸であり、食事で摂取しなければいけません。摂取すると中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やしたり、悪玉コレステロールを減らしたりします。肥満予防に効果的と考えられているのですが、その理由はこれらの点にあるといえるでしょう。

ダイエット以外に期待できるゴマ油の効果

ダイエットだけでなく、何か別の美容・健康効果が望めるとなれば、積極的にゴマ油を食事に取り入れてみようという気にもなりやすいのではないでしょうか。以下にゴマ油に含まれている注目の成分別に期待できる効果をまとめましたので、順番に見ていきましょう。

アンチエイジングに効果的

セサミンが発揮する強力な抗酸化作用は、活性酸素の発生を防ぐのに効果的です。また、悪玉コレステロールの増加を防ぐ成分としても知られています。そのため、ゴマ油を摂取すると老化防止・アンチエイジングに効果的といえるでしょう。

また、セサミンは活性酸素を効率的に取り除いて肝臓自体の機能を高めるとともに、アルコールの分解酵素に働きかけます。そのため、二日酔いの対策としても効果的です。

抗酸化作用

微量ミネラルの一種であるセレンも、セサミンやビタミンEと同様に抗酸化力の高い成分です。ただ、セレンのもたらす抗酸化作用は、ビタミンEより優れていると評価されていて、ビタミンEと一緒に摂取するとさらに効果を発揮するといわれています。ゴマ油にはビタミンEもセレンも含まれているため、より効果が得やすいと考えられるでしょう。

ゴマ油をダイエット目的などで使用する上での注意点

期待できる効果に魅力を感じた方の中には、すでにゴマ油を積極的に摂ろうと思っている方もいるでしょう。ただ、ダイエットをはじめとする美容・健康効果を狙ってゴマ油を摂取するにあたっては、いくつか気をつけなければいけない点があります。具体的には以下のとおりです。

カロリーオーバー

ダイエットやアンチエイジング、生活習慣病予防など、さまざまな効果が期待できるゴマ油。ただ、いくら「やせたい。」とか「肌を美しく保ちたい。」という思いがあったり「健康でいたい。」という願望があったりしても、摂り過ぎてしまうのは良くありません。

美容・健康に良い効果の発揮が望めるとはいえ、ゴマ油は油です。たったの大さじ1杯でカロリーが120kcalもあります。摂り過ぎてより効果が高まることはなく、多めに摂っていればカロリーオーバーの原因に……。逆に太ってしまうため、摂取量には気をつけなければいけません。

食物アレルギー

ゴマはアレルギーを起こしやすい食品です。それを原料として使用しているゴマ油を摂り過ぎると、ゴマアレルギーになるリスクがあると指摘されています。さらにやっかいなことに、ゴマアレルギーはなかなか改善しにくく、強い症状が出るアナフィラキシーショックを招く恐れもあるのです。

以上のことから、美容・健康に良いからといって、ゴマ油の摂り過ぎにはくれぐれも気をつけましょう。また、ゴマ油を摂取したことにより体調が悪くなった場合には、その異変を放置せずに医療機関で受診してください。

ゴマ油でダイエットなどの効果を得るためにおすすめのやり方

1日あたりに摂る量に気をつけたり、含まれている栄養成分と相性の良いものを一緒に摂取したりすると、ダイエットをはじめとする美容・健康効果は得やすくなります。成功を掴むためのヒントを、ここでしっかりと押さえておきましょう。

適量摂取を守る

ダイエットに効果的なゴマ油ですが、過剰摂取はカロリーオーバーの原因になるため逆効果です。ゴマ油の1日摂取量の目安は大さじ1(12g)で良いとされているため、この量でダイエット効果などを狙うのが良いでしょう。

普段、別の種類の油を使っている方であれば、それをゴマ油に置き換えると、無理なく食事にゴマ油を取り入れやすいのではないでしょうか。

相乗効果を狙う

ゴマ油に含まれているビタミンEは、水溶性ビタミンの一種であるビタミンCと一緒に摂取すると、相乗効果が得られることで知られています。たとえば、ビタミンCが豊富に含まれている食材をゴマ油を使って炒めたり、かけたりすると、より効果を得ることが望めるでしょう。

ゴマ油でダイエット中の方におすすめのレシピ

揚げ物や炒め物、香り付けまで、ゴマ油は料理で使用しやすく、美味しく仕上げてくれる頼もしい存在です。スーパーなどで安価で販売されている、入手のしやすさも魅力のひとつといえます。ここでは、ダイエット中に取り入れられるレシピを2つご紹介しましょう。

ピーマンのきんぴら

<材料(2人分)>
ピーマン:2個
にんじん:1/3本(5cm程度)
ゴマ油:大さじ1/2
鷹の爪(輪切り):少々
しょうゆ:大さじ1/2
みりん:大さじ1
砂糖:小さじ1
ゴマ(すりゴマでもいりゴマでも可):少々

<作り方>
①ピーマンを細切り、にんじんを千切りにする。
②鍋をゴマ油で熱し、鷹の爪を加え、香りがたってきたらピーマン、にんじんを加える。
③ピーマンとにんじんがしんなりしてきたら、しょうゆ、みりん、砂糖を加え、全体になじませる。
④お好みでごまをふりかけたら出来上がり。

CHECK!
ピーマンにはビタミンCが豊富に含まれています。そのため、ゴマ油と一緒に摂取するとビタミンEとの相乗効果を期待することができるでしょう。

きゅうりのナムル

<材料(2人分)>
きゅうり:2本
ゴマ油:大さじ1
塩:小さじ1/3

<作り方>
①きゅうりを袋に入れ、めん棒などで叩く。
②きゅうりがほど良く割れたら、ゴマ油と塩を加え、全体がなじむように揉む。
③冷蔵庫で冷やしたら完成。

CHECK!
簡単ヘルシーメニューです。おかずの一品としても良いですし、小腹が空いたときのおやつなどとしてもピッタリでしょう。鷹の爪を少し加えても、ピリッとしておいしいです。塩はお好みで調整して良いですが、塩分の摂り過ぎはむくみの原因になりやすいため要注意。

まとめ

ダイエットだけでなく女性に多い冷えやむくみの改善、老化防止や生活習慣病予防など、多くの美容・健康効果が期待できるのが魅力のゴマ油。日々の食事に上手く取り入れることによって、望む結果が得られるようにしましょう。

ゴマ油自体がさまざまな料理と相性が良いため、飽きずに長く摂取を続けていけるのも魅力のひとつといえます。