ニキビがある時のお化粧について
ニキビができた時に、それを人に見られたくないという場合、お化粧で隠すという手段を取る人が多くいます。お化粧で上手にニキビを隠すようにすれば、人に見られにくくなりますし、ニキビ特有の赤みなども隠せて目立たなくなります。
ただお化粧をするならどういった点に気を付けなければいけないのかを知っておかないと、お化粧をした事でニキビが悪化してしまう事にもなりかねません。ですからニキビがある時のお化粧について、化粧品選びや、お化粧をしていいのかどうかという根本的な部分まで、いろいろな事を知っておきましょう。
ニキビがある時はなるべく肌への負担が少ない化粧品を使う
ニキビができた時にお化粧をする場合、まず何よりも気を付けておきたいポイントとして肌への刺激が少ない化粧品を使うという事です。ニキビができている時は、肌そのものが刺激に弱くなってしまっている状態でもあります。また、ニキビは外部からの刺激によって悪化してしまいますから、肌への負担が少ない刺激の少ない化粧品を選ぶようにしましょう。肌への負担が大きいという事は、それだけ肌にダメージを与えてしまいますので、そういった事を避ける為にもきちんとした化粧品選びをしておかなくてはいけません。
化粧下地がポイント
化粧品を選ぶ時にまず最初に考えなくてはいけないのが化粧下地です。化粧下地は直接ニキビに触れるわけですから、ニキビへ刺激を与えやすいので慎重に選ぶ必要があります。ニキビの赤みを隠すためについつい肌の負担を考えず刺激の強いものを選んでしまうと、ニキビが悪化してしまいます。
化粧下地を選ぶ時には、刺激の少ない薄めのものやニキビケア成分が含まれているものを選ぶようにすると良いでしょう。刺激の強いものでなくとも黄色や緑などのカラーコントロール下地を使うと、赤みがうまく隠れるので目立ちにくくなります。
保湿力が高い化粧品を使う
ニキビができた時には、保湿力が高い化粧品を使うと良いとされています。なぜ保湿力が高い化粧品がおすすめされるのかというと、保湿力が高い化粧品を使う事で皮脂と肌の水分とのバランスが取れ、ニキビが改善されやすくなるためです。ニキビができるという事は皮脂が過剰に分泌されている状態なので、保湿力の高い化粧品を使う事で皮脂と水分のバランスを保ち、改善できるという事が期待されます。
ニキビがある時に化粧をするとどうなるか
ニキビを隠すためにお化粧をするという人は少なくありませんが、いつも通りにメイクをしていいのかどうか分からないという人も多いのではないでしょうか。ニキビがある時にお化粧をするとどうなるのか、そしてニキビがある時にいつも通りのお化粧をしてよいのかどうかについて知っておく事で、ニキビができてしまった時にお化粧でニキビを隠すかどうかを判断する基準となります。
では、まずそもそもお化粧をして良いのかどうかについて考えてみましょう。
化粧をしてもいいのかどうか
結論から言うならば、ニキビがある時でもお化粧をして問題はありません。ニキビを人に見られるかもしれないというストレスを感じると、そのストレスが原因でニキビが悪化してしまう可能性もあります。
ですからニキビをうまく隠すようにお化粧をする事で、ストレスを軽減し、最終的にニキビそのものの改善にもつながるとされているので、お化粧そのものにはまったく問題ありません。
悪化するの?
お化粧をしただけで悪化するという訳ではありませんが、例えば化粧下地で直接ニキビに触れて刺激したり、肌に負担をかけるような化粧品を使用すると、悪化してしまう可能性があります。ですからなるべくニキビを刺激しないようにお化粧をする事が望ましく、きちんとニキビがある時用のメイク方法を知っておいた方が良いでしょう。いつも通りのメイクでは悪化する可能性も高く危険です。
化粧をしても大丈夫
ニキビがある時でもお化粧をする事は問題ありませんが、メイク方法や化粧品選びという部分で気を付けておかなくてはいけません。いつも通りの化粧品・メイク方法でお化粧で大丈夫と油断していると、ニキビが悪化してしまったり、ニキビが増えてしまうといった事態を招く可能性もあります。お化粧をするかどうかが問題なのではなく、その時に使う化粧品やメイク方法が重要という事を知っておきましょう。
ニキビを隠す化粧法
ニキビを隠す時のメイク方法はどういったものがあるのでしょうか。いつも通りのメイクでいいのか、ニキビがある時は何かに気を付けてメイクをするべきなのかを知らないと、メイク方法が原因でニキビが悪化してしまうかもしれません。では、ニキビができた時にはどういったメイク方法でニキビを隠すと良いのでしょう。
赤い部分はコンシーラーで
ニキビの赤みを隠すためには、コンシーラーを使うと良いですが、コンシーラーを使う時には気を付けておきたいポイントがあります。そのひとつが患部に対してコンシーラーを寝かせて、肌と平行になるようにして肌に置くように塗っていくというものです。コンシーラーを垂直にしてしまうと、毛先でニキビを刺激していまいますから、必ずこのような塗り方をするようにしましょう。
肌への負担が少ないファンデーションがおススメ
ニキビがある時に使うファンデーションとしては、肌への負担が少ないミネラルパウダーファンデーションがおすすめです。このファンデーションは天然素材ですから、肌への刺激が少なくクレンジングも石鹸だけで簡単に行えるなど、肌にダメージを与えないようになっているので非常におすすめです。もちろん隠す効果も期待できますから、ニキビがある時のお化粧にぜひ利用したい化粧品です。
ポイントメイクをする
ニキビに直接触れると、どうしても刺激を与えてしまうのではと不安になる人もいます。そういった方は、アイメイクなどのポイントメイクをする事で、他人からの視線をそちらに誘導してみましょう。視線を誘導する事でニキビを隠さなくてもニキビから他人の視線を逸らす事ができるので、アイメイクなどを多少派手な色にするポイントメイクがおすすめです。
大人ニキビ
ニキビというと中高生にできるものというイメージがありますが、大人ニキビという大人にもできるニキビがあります。大人ニキビは化粧品などで毛穴名が詰まってしまったり、女性ホルモンが影響して発症するものです。この大人ニキビができた時にお化粧をしても大丈夫なのでしょうか。
大人ニキビに化粧はOK?
大人ニキビであっても、化粧をすること自体には問題がありません。もちろん使用する化粧品やメイク方法には気を付けなくてはいけませんが、決してお化粧をしてはいけないという事はないので安心です。お化粧をうまく活用してニキビを隠し、ストレスを感じないようにしてニキビを増やさないようにしておきましょう。
スキンケアをしっかりと
大人ニキビの原因のひとつに、毛穴に化粧品などが詰まってしまってできるというものがあります。ですから化粧をした後などにきちんとスキンケアをする事はとても重要です。しかし気を付けたいのは、やりすぎてしまって皮脂が無くなりすぎると、肌にダメージを与えてしまうという事です。ですからスキンケアはしっかりと行いますが、やりすぎず1日に2回から3回程度に抑えておくようにしましょう。
化粧落としは念入りに
スキンケアと同じく、メイク落としも念入りに行わなくてはいけません。ファンデーションなどが残ったままでは、それが毛穴に詰まる事が原因でニキビができてしまいます。ですからどれだけ疲れていても最低限メイク落としをしてから寝るように心がける事で、大人ニキビをある程度予防する事が期待できます。
まとめ
ニキビができた時に、お化粧をうまく利用して隠す人は少なくありません。ですがニキビは刺激する事で悪化する可能性がありますから、肌への刺激が少ない化粧品選び、ニキビができた時のメイク方法などを知っておく必要があります。うまくお化粧でニキビを隠す事でストレスを軽減し、ニキビが増える・悪化する事を避けるようにしましょう。