そばかすの原因をタイプ別に紹介!タイプごとに有効な対策法とは

大人になってからのそばかすは目立ってしまうと悩みの種になりますよね。紫外線や加齢によってそばかすの数が増えてメイクでカバーするのも大変です。子供の頃にすでに現れるそばかすは遺伝的な要素が強いと言われていますが、大人になると紫外線や生活習慣などの影響によって、より目立ってしまうこともあります。そばかすは、正しいケアをすれば改善することはそれほど難しくはありません。

そこで、そばかすが出来てしまう原因と対策を以下4つからご紹介していきます。

  • 紫外線編
  • 生活習慣編
  • 遺伝編
  • 女性ホルモン編

そばかすの原因と対策(紫外線編)


顔以外に腕や肩、背中などにもできることがあり、薄茶色の小さな斑点でも広範囲に数多くできるとしみのようでとても気になるものとなります。遺伝的な要素が強いとされているそばかすですが、発生後は紫外線の影響によって見え方が変わってきます。紫外線は肌にさまざまなダメージを与えますが、特にメラニンを過剰に生成して色素が沈着することによってできるしみやそばかすは悩みの種となります。そこで、紫外線によるそばかすの原因と対策について説明します。

原因:紫外線でそばかすが出来る理由

そばかすやしみ、くすみなど、症状やできる部位などによって呼び方はさまざまですが、紫外線が大きな原因となるという点では同じであるといえます。人の肌は、紫外線を浴びると肌を保護しようとメラノサイトの働きが活性化されてメラニンが大量に生成されます。メラニンは肌のダメージを守るためには欠かせないものですが、過剰に生成され肌のターンオーバーで排出されずに残ると皮膚に残って色素沈着がおきて、そばかすになるのです。そばかすは、紫外線を浴びる量が増えると色が濃くなったり、数が増えたりするため注意が必要です。

対策①:紫外線クリームや日焼け止めクリームでしっかり予防


先天的なそばかすであっても紫外線を浴びることで数が増えたり、色が濃くなったりすることがあります。また、大人になってから現れるそばかすは、紫外線によって過剰に生成されたメラニンが排出されない限り、しみのようになって長く肌に残ることになります。肌の真皮層にまで沈着したメラニンをセルフケアで除去するのは難しいため、紫外線クリームや日焼け止めクリームを活用して普段からしっかりと予防することが大切です。紫外線は夏だけでなく1年中降り注いでいるものであり、室内でも生活紫外線の影響を受けるということを理解しておきましょう。

対策②:紫外線対策はUVAとUVBを使い分ける


地球に降り注ぐ紫外線は、波長やエネルギーの強さなどによってさまざまな種類があることが知られています。なかでも、UVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)は、人の肌にダメージを与えることで有名です。UVAは全紫外線の95%ほどを占めるものでエネルギーは弱いものの照射量が多いため、肌に浸透しやすく20%程度は真皮層にまで達してメラニンの生成を活性化させます。一方、UVBは全紫外線のうち5%程度ですが、エネルギーが強いために表皮細胞にダメージを与えて、赤く腫れてやけどのような状態になって色素沈着しやすくします。UVA、UVBそれぞれの特徴を理解したうえで別々に対策することが必要です。

対策③:日傘などの紫外線対策グッズも忘れずに

紫外線というと海や山のレジャー、スキー、など特別なときにしか意識しないという人も多いのではないでしょうか。しかし、通勤やデート、ちょっとした買い物であっても毎日浴びる紫外線の量は蓄積されていきます。日焼けするのが嫌だからと海水浴を避けていても、生活紫外線によってそばかすが増えているということもあるのです。したがって、日頃から日焼け止めだけでなく、日傘や帽子、サングラス、手袋など、紫外線をカットする対策グッズを活用することで、そばかすの発生を抑制することができます。

そばかすの原因と対策(生活習慣編)


そばかすは、メラニンの色素沈着が大きな原因となるため紫外線対策は欠かせませんが、それだけでいいというわけではありません。メラニンを生成するメラノサイトは、紫外線だけでなく生活習慣の乱れによっても活性化され、線維芽細胞を損傷しながらメラニンを過剰に生成することになります。また、細胞が錆びる原因とされる活性酸素が過剰に発生することでも、肌のターンオーバーが乱れて色素の沈着が促されます。疲労やストレス、睡眠不足や食生活がそばかすに及ぼす影響やその対策について考えてみましょう。

原因:ストレスや食生活もそばかすの原因

慢性的にストレスが蓄積された状態になると自律神経とともにホルモンバランスが乱れます。女性ホルモンは月経や妊娠、出産に不可欠なものですが、美肌ホルモンと呼ばれる女性ホルモンもあり、そばかすにも大きく影響しています。健やかで美しい肌を保つために重要な役割を果たしている女性ホルモンのひとつ、プロゲステロンはストレスが溜まると過剰に分泌されて色素細胞を刺激し、そばかすが悪化することがあります。また、コンビニ食やジャンクフードなど、栄養バランスがとれていない食事を繰り返すことによっても、活性酸素が大量に発生してメラニンの生成が活性化されることがあります。

対策①:規則正しい睡眠はそばかす対策にも有効


細胞の生まれ変わりや代謝に不可欠な成長ホルモンは、睡眠中に最も分泌が盛んになります。また、質のいい眠りを誘導するメラトニンやプロラクチンなどの性ホルモンも活発に分泌され、体のさまざまな細胞の修復や再生が行われます。肌の生まれ変わりを促すターンオーバーが活性化されるのも睡眠中です。十分な睡眠時間が確保されないと、肌のターンオーバーが乱れ、古い角質と一緒にそばかすの原因となるメラニンが排出できなくなります。午後10時~午前2時までの間は、肌のゴールデンタイムと呼ばれているため、午後10時には就寝するという規則正しい生活を送るようにしましょう。

対策②:ビタミンが多い食事を心がける


ビタミンは抗酸化作用や美白作用、肌や粘膜の保護作用など、さまざまな働きがあり、そばかすのない美肌をつくるためには必要不可欠な栄養素と言われています。メラニンの生成を抑制したり肌の代謝をサポートしたりするビタミンC、ビタミンE、女性ホルモンの分泌を促進させるビタミンB6、ビタミンEなどは、特に積極的に摂取したいビタミンです。果物や野菜、ナッツ類、青魚、大豆食品、海藻類など、毎日の食事からビタミンをバランスよく摂取することが大切です。

そばかすの原因と対策(遺伝編)


幼少期にみられるそばかすのほとんどは遺伝によるものであるといわれています。幼少期から思春期にかけてそばかすが目立つものの、その後は薄くなったり、消えたりすることがあります。幼少期からそばかすが目立つ人のほとんどは、色白で地毛が赤っぽいという特徴があるようです。先天的なそばかすができる原因や対策について説明します。

原因:遺伝でそばかすが出来る理由

遺伝によるそばかすは、幼児期から思春期にかけて発症し、思春期をピークとして薄くなっていくことが多いとされています。もともと紫外線に弱い遺伝子が受け継がれることによってそばかすができやすい体質となることがあり、遺伝病と呼ばれる極端に紫外線に弱い病気もあります。紫外線に弱いといっても、紫外線を浴びて肌を守るためにメラニンが生成される機能が人よりも高くなることから、劣性遺伝ではなく優性遺伝とされています。肌の色素細胞に異常があり、メラニンが皮膚に沈着しやすい状態であるため、紫外線を浴びてさらに悪化することも考えられます。

対策①:ひどい遺伝そばかすは医療機関に相談


先天性のそばかすは大人になると薄くなるのが一般的ですが、後天的なそばかすと同様にスキンケアや紫外線対策などを適切に行わないと悪化する場合もあります。紫外線ケアなどをしっかりとしているのに、それ以前に発症しているひどい遺伝そばかすがある場合は、セルフケアだけでなく皮膚科や美容皮膚科などの医療機関に相談することも大切です。生まれつきそばかすができやすい人でも適切なそばかす対策をすることで、色が濃くなったり数が増えたりすることを防ぐことができます。

対策②:レーザーでそばかす対策


医療機関で深刻なそばかすを治療する場合、ポピュラーな施術として知られているのが医療レーザーによる施術です。そばかすの状態い合わせて波長や時間を調整して、ターゲットとなる部位にレーザーを照射します。レーザーの光は真皮の奥の皮下組織にまで届くことができるため、そばかすの原因となるメラニン色素を破壊することができます。そばかすの状態によっては1回の照射でそばかすを除去することができ、時間をかけずにそばかすを何とかしたいという方にはおすすめの方法といえるでしょう。

対策③:ピーリングでそばかす対策


ピーリングは、そばかすが気になる部分の肌の表面に薬剤を塗布して溶かし、古い角質を剥離することで肌のターンオーバーを活性化する施術です。肌のターンオーバーが促されるとそばかすの原因となるメラニンの排出も高めることができ、そばかすができる前に予防することもできます。化学反応を利用して角質を剥がすケミカルピーリングでは、正常な皮脂も一緒に剥がれるため施術後のケアも大切です。そばかすの状態に合わせてオーダーメイドで薬剤の種類や濃度を調整してくれるクリニックを利用するといいでしょう。

そばかすの原因と対策(女性ホルモン編)


女性には月経をコントロールする女性ホルモンが分泌されます。女性ホルモンは、女性らしい体づくりや新陳代謝の促進などにも必要ですが、その一方で美肌ホルモンといわれるほど肌を健康に美しく保つ役割も担っています。生理前後や妊娠、出産、閉経などでは女性ホルモンの分泌量に大きな変化があり、バランスが乱れがちとなります。毎月訪れる月経では、その周期に合わせたスキンケアなどもそばかすを防ぐために有効となります。そばかすと女性ホルモンの関係、その対策について説明します。

原因:女性ホルモンでそばかすが出来る理由

女性ホルモンが肌にもたらす影響はとても大きいので、ストレスや疲労などでホルモンバランスが乱れるとメラニンの色素沈着が進みそばかすが悪化することがあります。また、30~40代になるとそばかすに似た肝斑が生じることもあります。頬骨にそって左右対称にできることでそばかすと見分けることができます。肝斑は女性ホルモンと紫外線が原因となって生じる肌トラブルであり、美白ケアをしても改善できないことがほとんどです。一方、閉経を迎えるとともしみが薄くなることも多いとされています。

対策:女性ホルモン由来のそばかすには「トラネキサム酸」が有効


女性ホルモンのバランスが乱れて起こる肝斑やしみ、そばかすにはアミノ酸の一種であるトラネキサム酸が有効であるといわれています。トラネキサム酸には、紫外線を浴びて過剰に生成されるメラニンを抑制する作用があり、しみやそばかすを改善したり、予防したりする作用があります。特に女性ホルモンの影響を受ける肝斑は、たんぱく質を分解する酵素「プラスミン」が深く関係しています。トラネキサム酸には、抗プラスミン作用があり、メラニンが生成される前の段階でメラノサイトの活性化をブロックすることができます。

まとめ

そばかすには、先天性のものと後天性のもの、先天性のものに紫外線が影響するもの、などさまざまな種類があります。先天的なそばかすは紫外線を浴びて生成されるメラニンを過剰に生成する優性遺伝によるものです。一方、後天性のそばかすは、紫外線や生活習慣、女性ホルモンのバランスの乱れなどによって生じやすくなります。自分のそばかすの原因をよく理解して、症状に合ったケアでそばかすを撃退しましょう。