1日で急激にダイエットすることが出来る8つの方法とリスク

ダイエットは数ヵ月や数年といった長期間でじっくりと取り組むのが一般的です。しかし、急な予定などでどうしても1日でダイエットしたいと思うこともあるでしょう。

ここでは、

  • 1日で急激にダイエットする方法
  • おすすめできない理由
  • 安全にダイエットするために重要なこと

についてまとめました。

どうしても緊急で痩せたい!1日で急激にダイエットする方法


「急に憧れの人とデートすることになった」などの理由からどうしても1日で急激に痩せたいと思うこともあるでしょう。1日だけで急激に痩せるダイエット方法はあるのでしょうか。

1日断食

女性が1日で急激にダイエットしようと思って真っ先にやるのが1日断食ではないでしょうか。全く食べなければ摂取カロリーは0です。一般的に女性は基礎代謝だけで1日当たり1,000~1,300kcal消費するとされています。

1日食事を抜いたからといって何キロも痩せることはできません。それだけでなく、体が栄養不足の飢餓状態であると錯覚して、次に食べた際の栄養をエネルギーに変換せず脂肪として溜め込もうとします。

サウナで大量の汗をかく

男性の肥満解消にサウナは大人気で、高温多湿な室内で短時間に大量の汗をかくことができます。女性でもダイエットにサウナを活用する人も多く、デトックス効果や新陳代謝の活性化には効果が期待できるでしょう。

サウナではかなりカロリーを消費しているような気がしますが、実は1時間入っても150~180kcalほどしか消費されません。人よりも代謝が悪い人はそれ以上の時間が必要となりますが、大変な割にはダイエットにあまり効果が得られないことがわかるでしょう。

利尿作用のある飲み物を飲み尿をたくさん出す


ビールやお茶など利尿作用のある飲み物はたくさんあります。これらを大量に飲めば尿がたくさん出てダイエットできると考える人もいるようです。しかし、利尿作用のある飲み物は、それ自体で尿を増やして体に溜まった余分や水分や塩分を排出されるのに効果が期待できるものです。

また、量を大量に出すと体内の電解質が失われるため、高尿酸血症や脂質・糖代謝異常などの症状が出るおそれもあります。さらに、体内の成分のほとんどを占める水分は、失われると体が補給しようと欲するため、飲むことと排尿を繰り返すだけでダイエットには効果が期待できないでしょう。

溜まった便を排泄する

体内に溜まった宿便を排出するダイエット法は有名です。ひだ状の腸の壁にこびりついた便を排出できるとアピールするダイエット商品も少なくありません。消化管は経口摂取した飲食物をぜん動運動をして肛門へ送る働きがあります。常に動いているため、ひだ状の凹凸は一定ではなくひだの奥に長期間便が溜まることは考えられません。

また、腸の細胞は数日の周期で再生されるため剥がれ落ちた古い細胞は便と一緒に排出されます。したがって、溜まった便を排出することは便秘解消に効果があっても大量の排便によるダイエット効果は得られにくいと考えていいでしょう。

長時間お風呂に入る

入浴は血行や代謝を上げ汗を大量にかくことからダイエットに活用する人も多いでしょう。一般的な入浴よりもダイエット効果が高いといわれている半身浴では、1時間で100~200kcalのカロリー消費となります。

1,000kcalを1日で消費しようとすれば最低でも5時間必要です。サウナほど温度や湿度が高くはありませんが、長時間入浴するとのぼせて倒れてしまうおそれもあります。また、水分補給をしないと脱水症状になることもあるので注意が必要です。

長時間プールで泳ぐ


水の中の全身を使った有酸素運動として知られる水泳は、ダイエットだけでなく心肺機能を高めるのにも有効です。泳ぎ方によっても消費カロリーには違いがありますが、最も消費カロリーが高いとされるクロールで女性の場合、1時間泳いで1,000kcal程度とされています。

1時間泳ぎ続けるのは慣れていないとなかなか大変ですが、それ以上のカロリーを消費するにはさらに長時間泳ぐ必要があります。全身の疲労は時間が経ってもなかなかとれないでしょう。

長時間のジョギング

適度なジョギングはダイエットだけでなく健康にも良いとされています。ランニングよりも少し遅いスピードとなるため30分走って150~250kcal程度のカロリー消費となるでしょう。

1時間走っても500kcal程度しか消費できないため、1日で急激なダイエットを目指すためには2時間以上走る必要があると考えられます。長時間のジョギングでもそれほどカロリー消費できないことに加えて足裏や膝、腰などに与えるダメージが大きなものとなるでしょう。

1日で急激にダイエットするのはあまりおすすめできません


数ヵ月から数年をスパンとして行うダイエットを1日で急激に行うのはリスクも伴います。一時的に体重や体脂肪を落とすことができても身体に異変が起きることもあるでしょう。1日で急激にダイエットする際に起こり得るデメリットについてまとめました。

体調を崩しやすい

過度な食事制限や負荷がかかりすぎる運動などでダイエットをすると体に大きなダメージを受けます。栄養バランスが崩れているうえに過度な運動をするとフラフラになって倒れてしまうこともあるでしょう。

普段はカロリーを多めに摂取している人、ほとんど運動をしない人が急激な1日ダイエットをすることで過激な変化に耐え切れず重篤な状態になることも考えられます。脳に十分な酸素や栄養が供給されず仕事や日常生活に支障をきたすこともあるでしょう。

リバウンドしやすい


1日だけで急激に体重を落とすこと自体に無理があります。さまざまな運動や絶食を組み合わせても何キロも体重が落ちるものではありません。また、身体に大きな負荷を与えて飢餓状態にして体重を落とそうとしているため、少し食べるだけでリバウンドをしやすくなります

栄養やエネルギーが不足すると体は省エネ状態を維持しようとします。ひとたびそれが解禁されると次の飢餓状態に備えようとしてエネルギーとして消費せずに脂肪として蓄積されます。

肌トラブルを起こしやすい

急激なダイエットによって酸素や栄養分が体の細胞に届きにくくなります。肌細胞にも十分な栄養が行き届かないためニキビや肌荒れ、黒ずみなどの肌トラブルが起きやすくなるでしょう。

無理なダイエットでは腸内環境も乱れます。食物繊維を含む栄養を摂取できなくなると便秘がちになり肌トラブルとして表れることもあります。また、肌のターンオーバーも乱れるため新しい肌細胞も再生しにくくなり、古い角質が剥がれ落ちずにトラブルを起こすこともあるでしょう。

安全にダイエットするために重要なこと


急激なダイエットは体調を崩すだけでなくリバウンドする可能性もあります。美しく健康的に痩せるためには、食事のバランスやライフスタイルなどを見直して長期的なダイエットの取組が必要です。安全にダイエットするためのポイントについて紹介します。

長期的にダイエットに取り組む

無理なく安全にダイエットするためには、少なくとも3ヵ月以上、できれば1年の長いスパンを持って取り組むことが大切です。長期的に取り組むことで毎日の食事制限や運動の負担を軽減することがなく、ストレスを軽減しながらダイエットができます。

体脂肪を落とすこと以上に太りにくい体質への改善が図られるため、リバウンドの心配もありません。途中あまり体重に変化が表れない停滞期もありますが、強い意志を持って地道に取り組むことで必ず結果が出せるでしょう。

健康的なライフスタイルに改善する

ダイエットは運動や食事だけでなくライフスタイル全体を健康的に改善することでさらに効果が高まります。代謝や血流を改善することで太りにくい体質に変わっていきます。早寝早起き、決まった時間に栄養バランスの取れた3食を取ることなど、生活全般を改善するといいでしょう

ライフスタイルを健康的に整えることによって、美しくダイエットできるだけでなく体調も良くなるはずです。十分な睡眠時間の確保やストレス発散など、快適に生活できるための条件を整えるように努力しましょう。

リバウンドをしないように筋トレを行う


無理して一時的に痩せることができても高い確率でリバウンドすることになります。体重や体脂肪を落とすことよりも脂肪燃焼効果の高い太りにくい体質に改善することが大切です

最も効率よくエネルギー消費できるのが筋肉であり、筋肉を強化し筋肉量を増やすことで太りにくい体になれます。有酸素運動とともに筋トレを行って筋肉に刺激を与えて脂肪を効果的に燃焼できるようにしましょう。胸筋や大腿四頭筋など大きな筋肉を鍛えると脂肪が落ちやすくなります。

栄養バランスの取れた食生活を送る

ダイエットで絶食をしても体調を壊すだけで良い結果は得られません。健康的に美しく痩せるためには、栄養バランスの取れた食生活を送ることが必須となります。糖質を適切に制限しながら筋肉のもととなるたんぱく質や脂質、代謝を助けるビタミンやミネラルなどを偏ることなく摂取するようにしましょう。

身体が慣れてきたら1日の総摂取カロリーを少し抑えても空腹や体の不調を感じることもなくなります。量よりも質、バランスを重視するように心がけましょう。

まとめ

ダイエットには食事制限や運動などが必要となりますが、1日に急激にダイエットしたいからといって無理をすると体を壊してしまいます。きつい運動でも想像以上に消費カロリーは高くないため、期待するダイエット効果が得られないことも少なくなくありません。健康のためにもリバウンドしにくい長期的なダイエットを目指しましょう。