安眠効果が期待できるおすすめのツボ8選と効果の高い安眠方法

眠りたいのに眠れない、寝たつもりでも朝疲れが取れないことはないでしょうか。不眠には、寝つきが悪い入眠障害、眠りが浅くてすぐ夜中に何度も目が覚める中途覚醒など、さまざまな種類があります。人生の3分の1は睡眠であるため、質の高い眠りは体調維持にも必須となります。

ここでは、

  • 不眠になってしまう5つの原因
  • 安眠効果の高いおすすめのツボ
  • しっかりと質の高い睡眠を確保する方法

についてまとめました。

不眠になってしまう5つの原因


受験勉強や残業など眠いのを我慢して作業をしなくてはならないことがあります。しかし、一方で眠ろうとして床に就くのに寝付けず不眠状態になるケースもあります。不眠になってしまう主な5つの原因を紹介します。

精神的ストレス

仕事や複雑な人間関係などによって現代はストレス社会であると言われています。環境や置かれている立場などによって違いはあるものの、ほとんどの人が精神的なストレスを抱えている状態であると言えるでしょう。

ストレスを受けると交感神経優位な状態となり、体は常に緊張し警戒する状態が維持されます。脳は覚醒状態が続くため休まることができなくなります。ベッドに入っても頭が冴えて寝つきが悪くなり眠りの質も悪化して、よく眠れない状態が習慣化されてしまうでしょう。

うつ病や呼吸器疾患などの疾患

精神的な疾患や呼吸器疾患も不眠の原因となります。持病で喘息がある人は普段は咳が出なくても、布団に入り体が温まったり空気が乾燥したりすることによって喘息の発作が出やすくなります。すぐには落ち着かないためなかなか眠りにつくことができないでしょう。

うつ病などメンタル面で問題を抱えている人は、昼夜で心の状態が大きく変化することもあります。夜になり電気を消した途端に大きな不安に駆られて眠りにつくことができず、日中眠い状態が続くことも少なくありません。

不摂生な生活


不摂生な生活によって不眠になることもあります。人間はもともと日の出とともに起床し日没とともに就寝していました。その名残が体内時計として受け継がれていますが、不摂生な生活で昼夜逆転によって生活リズムが狂うと睡眠のサイクルも乱れます

食事も決まった時間に摂らなければさらに体内時計は狂います。自然なサイクルで眠ることができない状態となることから不眠状態が繰り返されることになるでしょう。

寝室の環境

寝室の環境が安眠を妨げる原因となっていることも考えられます。照明の色や照度が就寝前の目や脳に与える影響は大きいとされています。一般的に寝室は明るすぎる照明は必要ではなく、少し暗いと感じる間接照明がおすすめです。

外部からの光や音が漏れる場合も不眠の原因となります。また、寝る前にスマホを操作することでブルーライトにより脳の覚醒状態が続くことによっても安眠が妨げられます。

自律神経の乱れ

睡眠時はリラックスした状態となるため自律神経のなかでも副交感神経が優位な状態となるのが普通です。しかし、自律神経が乱れることによって交感神経が優位な状態になると脳が覚醒した興奮状態となり眠りにつくことが難しくなります。

自律神経は意思とは関係なく働くものであり、夜間勤務が多い、夜更かしが続くなど、生活が乱れることによって乱れが生じます

安眠効果の高いおすすめのツボ


身体のツボは経穴、経路とも呼ばれており、血液や体液、気などのエネルギーの通り道とされています。さまざまな効果が得られるツボのなかには不眠解消や安眠効果が期待できるツボもあります。代表的な8つのツボを紹介します。

合谷


手のくぼみにあるツボで安眠効果のほか、頭痛をはじめとするさまざまな痛みを和らげる効果も期待できます。ホヤ指と人差し指が交わる部分の少し上に位置しており、押さえると痛気持ちいいので見つけやすいでしょう。

神経のバランスを落ち着かせてリラックスさせる効果から入眠効果が高いとされています。親指をねじり込むようにして押すといいでしょう。

承筋


ふくらはぎの筋肉が最も盛り上がった中央部分に位置するツボです。少し強めに指圧するとリラックスでき安眠効果が得られるでしょう。また、腰痛や背中の重み、神経痛などの症状を緩和する効果も期待できます。

指の幅4本部分下方向に移動すると承山のツボがあり、これも安眠に効果が期待できます。一緒に指圧するといいでしょう。

失眠穴


失った睡眠を取り戻す意味を持つツボです。交感神経が優位な状態でなかなかリラックスできない際に指圧すると眠気を誘う効果が期待できます。ベッドに横になっても目が冴えてなかなか眠れない時に押すといいでしょう。

足裏のかかとの中心の少し凹んだところに位置しています。片手で足を持ってもう一方の手でこぶしをつくり、軽く叩くようにすると高い安眠効果が期待できます

百会


数多くの経路が出会うことからその名がつけられているツボです。頭のちょうどてっぺん部分に位置し指で押すと少し凹みを感じられる部分に位置しています。

個のツボを刺激することで血流が改善され自律神経の乱れを整えて安眠効果をもたらしてくれます。血管を圧迫するおそれがあるため、あまり強く押しすぎないようにすることが大切です。

率谷


耳の一番尖った部分と頭頂部のちょうど中央に位置するツボです。ピンポイントでツボをとらえなくても、人差し指、中指、薬指の3本を使って指の腹でクルクルと円を描くようにマッサージするだけでも効果が得られます。

安眠以外にも肩こりや眼精疲労の症状の緩和やストレスの軽減にも効果が期待できます。疲れているのに寝付けない時などに押すと眠気を誘ってくれるでしょう。

肩井


両肩の最も突き出ている部分と首の中心でうつむいた際に突き出る骨を結んだ線上の中央に位置するツボです。型の盛り上がっている部分に位置するため比較的見つけやすいでしょう。

血流が滞りやすく凝りとともに老廃物が溜まりやすい肩のツボを刺激することで、血流が改善され安眠をもたらしてくれます。身体全体のバランスを保つのにも効果的です。

井穴


爪のなかにある珍しいツボです。爪の付け根側の横の線と左右縦の線が交わった部分に位置しており、それぞれの指に2ヵ所あります。

指先は末端で毛細血管が多い部分であり、このツボを刺激することで副交感神経の働きが活性化され安眠効果が得られます。指先全体をマッサージするだけでも効果は期待できますが、爪楊枝の尖っていない先端を使って指圧するのもおすすめです。

中衝


中指の爪の内側の付け根部分から少し親指側に移動したところに位置するツボです。このツボは眠気を誘うだけでなく、眠くてどうしようもない時に押すと眠気覚ましにもなります

リラックス、緊張、どちらにも効果が期待できるツボで、押しやすい位置にあることから人目を気にしなくていいのも魅力です。少し痛みを感じる程度に指圧しても問題ありません。

しっかりと質の高い睡眠を確保する方法


ただベッドに横になるだけでなくしっかりと質の高い睡眠を確保することで明日への活力が生まれます。朝スッキリと目覚められない場合は、睡眠時間だけでなく他にも安眠を阻害する原因があると考えられます。質の高い睡眠を確保するための方法を紹介します。

安眠効果の高いツボを押す

不眠にはストレスや自律神経の乱れなどさまざまな原因があります。長く習慣化されたものだと生活リズムを整える程度では不眠が解消しないこともあるでしょう。しっかりと質の高い睡眠をとるためには安眠効果の高いツボ押しがおすすめです。

ツボ押しには血液や気の流れを整え体の巡り全般を改善する効果が期待できます。マッサージサロンに行かなくても、安眠効果の高いツボを知っていればセルフケアが可能です。

寝室の温度や湿度をコントロールする

寝室の温度や湿度も安眠に影響を与えます。身体が冷えると眠りにつきにくいとされていますが、実はある程度体温が下がらないと安眠できません。手足の表面を冷やすことによって寝付きやすくなります。

寝室の温度はあまり高めに設定しないこととともに適度な湿度を保ち、乾燥で呼吸が苦しくならないように配慮する必要があるでしょう。

ベッドや枕を自分に合ったものにする


ベッドを使っている人はマットの厚さや硬さにも注意が必要です。腰が沈み込んでしまうスプリングの弱いマットは腰を痛めるだけでなく骨盤のズレを生じて安眠しづらくなります。また、体圧を分散するためにはある程度の硬さも必要です。

枕の素材や高さによって首や肩に凝りを生じて眠りの質が悪くなることも考えられます。起床時に疲れが取れない人はベッドや枕などの寝具の調整も検討する必要があるでしょう

規則正しいライフスタイルに戻す

特別なことをしなくても質の高い睡眠を確保するためには規則正しいライフスタイルを維持することが大切です。午後10時~午前2時の時間帯は成長ホルモンの分泌が活性化されるゴールデンタイムとして知られています

ゴールデンタイムを含む7時間以上は睡眠時間を確保するようにしましょう。そのためには、食事や入浴も遅くとも就寝2時間前までには済ませておくことが必要です。規則正しい生活リズムを整えることによって質の高い睡眠を確保できるようになるでしょう。

まとめ

質の良い十分な睡眠を確保しないと体も心も健康に維持することはできません。ライフスタイルが原因で不眠状態が続いている人は生活全般の見直しも必要でしょう。また、ストレス解消や寝室や寝具などの環境を整えることも大切です。高い安眠効果が得られるツボも数多くあるので効果的なツボ押しで不眠を改善しましょう。