肥満症と診断される定義と治療方法を知っておこう!食事療法のおすすめ書籍もご紹介!

肥満ってどんな状態?

肥満とはその人の体に異常なほどの脂肪が沈着した状態である事を指しています。具体的な数字で表すならばおおよそ体脂肪量が30%以上になった場合、肥満であるとされています。多くの人が体重が多い事が肥満であると考えてしまいがちですが、例えば筋肉が多くついている人ならば体重が重かったとしても体脂肪量が少ないため、肥満とは判断されませんし体重が軽いからといって肥満ではないという訳ではありません。

そして肥満という状態は健康を害する原因にもなり得ます。肥満について知っておかないと、気づかないうちに健康に大きな悪影響が出てしまっている危険もありますので、注意しなくてはいけません。

病院で減量治療が必要な状態

肥満の中でも、病院で減量治療を行わなければいけない状態のことを病的肥満といいます。この病的肥満という状態は肥満度の指標であるBMIが30以上であり、肥満が原因である合併疾患を有している人を指し、症状が重い場合は手術が必要となる場合もあるため非常に危険です。合併疾患の中には命の危険に関わるものまでありますから、早い段階で病院での減量治療を受けなくてはいけません。

もちろん絶対に手術をしなくてはいけないという訳ではなく、きちんとした検査をした上にご家族との話し合いなどもしてから、手術をする事が適当かどうかを判断されて手術を行う事になります。

脳梗塞や心筋梗塞が高い

肥満になる事で考えられる合併疾患は、脳梗塞や心筋梗塞が高いとされています。どちらも命の危険がある病気ですし、治療が間に合ったとしても後遺症が残ってしまう場合も考えられるなど、非常に深刻な問題のある病気です。肥満はこの2つの病気の原因のひとつとされており、その原因は内臓脂肪によって糖尿病や動脈硬化を防ぐ役割を果たす成分の分泌が低下してしまうからと考えられています。

肥満だけが原因で起きるという訳ではありませんが、肥満によってこれらの合併疾患は発生しやすくなりますから、減量治療やダイエットなどを考えておく必要があるでしょう。

自覚症状はほぼない

治療が必要な病的肥満になっていたとしても、自覚症状はほぼありません。病的肥満はBMIが30以上になっていた場合ですが、これは見た目が太っていない方でも病的肥満になっている可能性があるため、実際に病院で検査などをしてみないと分からない場合が多くあります。

そして自覚症状がないまま病的肥満になってしまい、脳梗塞や心筋梗塞といった致命的な合併疾患を発症してしまうという危険があるなど、自覚症状がほぼない肥満という状態は恐ろしいものです。病院で検査を受けたり、BMIを自分で計算してみるなどして肥満になっているかどうかをチェックしておくようにしましょう。早めに自覚できればダイエットなどで対応できるので重要です。

肥満症の治療方法

医学的に見て減量治療が必要な状態である肥満は、肥満症というれっきとした病気として扱われます。肥満症には手術を含めてさまざまな治療法があり、どういった治療をするのかを考える必要があります。肥満症の治療法には食事療法や運動療法、投薬療法や手術といった治療法がありますが、それぞれどういった内容の治療を行うのかを分からないと、もし自分が肥満症になってしまった際にどの治療を行うか考える事が難しくなってしまうでしょう。

治療法は病院側と相談して決める事になりますが、どういった治療法があるのかを知っておけば、そういった相談をする際に役立ってくれます。

胃を小さくする手術

治療法のひとつが手術によって胃を小さくするというものです。これは胃を切除する事で、一度に食べられる量を減らして減量を目指すという治療法で実際に行っている人も少なくありません。

ただ、外科手術によって胃を切除するという方法は最終手段であり、最初から選択肢として選んでしまうのはおすすめできません。手術をすれば体に負担もかかりますし、胃を切除してしまう事でさまざまな問題が起きる可能性もありますので、もし胃の切除を考えているという方は、決める前に他の治療法も試してみた方が良いでしょう。

食事療法

食事療法は、食事の内容をうまくコントロールする事で摂取するエネルギー量の調整をし、体脂肪の減少を図るという治療法です。一般的なダイエットに近い内容ですが、食事療法の場合は医師から明確に摂取エネルギー量を支持される場合があり、そういった場合にはそのエネルギー量を守るように食事内容を考えなくてはいけません。また、栄養バランスも考えて食事をする必要がありますから、普通のダイエットよりも難しい場合も考えられる内容となっています。

運動療法

運動療法は、名前の通り運動を行う事で消費エネルギーを増やし、それによって体脂肪の減少を図るという治療法です。この療法では極端な食事制限などは行わず、適度な食事を摂取しつつ運動を併用していく事でより体のエネルギー代謝率を上げるという事が目的とされています。運動療法は脂肪の燃焼を促す有酸素運動と、筋肉量を増やして基礎代謝を増やすレジスタンス運動が適しているとされており。脂肪の燃焼しやすい体や状況を整える事が主な目的となっています。

投薬

投薬での治療は、摂食行動を制御している視床下部に薬で働きかけ、その働きを鈍らせることで食べる量を減少させ、結果的に体重の減少を図るというものです。

ただ、投薬での治療を行う場合細かくどういった病気や症状に使用できるのかという条件が定まっていますので、誰でも投薬治療を受ける事ができるという訳ではありません。基本的には食事や運動に気を付けて生活をしているのに、それでも体重が減らない方が対象となりますので、それ以外の場合ではまず他の治療法を提示されるでしょう。

食事療法が分かるおすすめ書籍

食事療法はとにかく食事の量を減らせば良いという訳ではなく、必要な栄養素をとりながらエネルギ―摂取量を調整していかなくてはいけません。しかし初めて行うという方は、どのように食事療法をやっていけばいいのかわからないという方も多く、失敗してしまいがちです。

もし食事療法をしなければいけないが、どのように行えばいいか分からないという方は、食事療法がわかる書籍を読んで参考にしてみてはどうでしょうか。食事療法についてわかりやすいおすすめの書籍を紹介します。

糖質制限の教科書 (洋泉社MOOK)

糖質制限の教科書 (洋泉社MOOK)
糖質制限の教科書は、無理な糖質制限をせずに痩せるための方法を詳しく解説してくれています。無理な食事制限はその人の健康を害する恐れもありますから、きちんと食事を摂る事ができて、その上でうまく糖質制限をしていく事で無理なく痩せる事が期待できます。こちらの本では献立の作り方や、糖質制限でどうして痩せる基本的な部分から解説してくれていますので、読むことで糖質制限で痩せるという食事療法のやり方をより詳しく知る事ができます。

痩せグセの法則 ([バラエティ])

痩せグセの法則 ([バラエティ])
食事療法では運動も併用するとより高い効果が期待できますが、運動をする時間が取れないという方におすすめなのがこちらの書籍です。

この書籍では運動をしなくても痩せるダイエット方法を紹介しており、日常で気を付けるべき事やもし飲み会などに誘われた場合にどうするか、そして季節ごとのダイエット方法などさまざまな項目でダイエットに関する情報を紹介してくれています。運動をする時間が取れないという方は、こちらの書籍で運動の無いダイエットをしてみてはどうでしょう。

自宅でできるライザップ 食事編

自宅でできるライザップ 食事編
ライザップはCMなどでもよく見るため興味があるという人も多いのではないでしょうか。こちらの書籍ではライザップで実際に行っている食事や途中でダイエットを挫折しないためのコツ、ライザップ管理栄養士によるレシピなどさまざまな情報を見る事ができます。ライザップでどんなことが行われているのか知りたい、やっている内容で本当に効果があるか知りたいという方は、ぜひこちらの書籍でライザップメソッドを知り、自分で行ってみてはどうでしょうか。

まとめ

肥満症はただ太っているというだけではなく、深刻な病気を併発してしまう可能性もある危険な状態です。特に病的肥満となってしまうと病院での治療が必要となる場合もありますから、肥満症とはどういったものなのかはしっかりと知っておきましょう。治療法にはさまざまなものがあり、ダイエットだけでは難しいという場合は手術による治療なども可能となっています。

もし現在肥満症で悩んでいるという方は、食事療法の書籍などで食事療法を試してみたり、病院に相談するなどして肥満症の治療を考えてみましょう。命に関わる病気に関係している事も多いですから、早めの対処が重要です。