赤ニキビにオロナインは効く?正しい使い方と間違った使い方

普段のスキンケアを怠ったわけでもないのにいつの間にかニキビができてしまった上に、そのままにしておいたら赤ニキビになってしまったという経験はないでしょうか。

できはじめの白ニキビとは違い、赤ニキビになってしまうとなかなか治らなくなったり、ニキビ跡ができてしまうこともあります。赤ニキビへの正しい対応を知っておくと、早くきれいに治すためにとても役立つはずです。

赤ニキビはどうしてできるの?

スキンケア

赤ニキビというのは、毛穴に皮脂や汚れが詰まることによってできる白ニキビが炎症を起こして赤くなった状態です。ニキビが炎症を起こす原因は皮膚の常在菌であるアクネ菌です。アクネ菌は決して悪者ではなく、普段は悪さをすることはありません。

ですが適切なスキンケアができていなかったり、体や心の状態が悪くホルモンバランスが崩れてしまった時などに、ニキビが炎症を起こす原因になってしまいます。

よく勘違いされていますが、アクネ菌がニキビの原因になるわけではありません。炎症を起こす前の白ニキビには、アクネ菌は関係ないのです。そのためアクネ菌を全て殺してしまえばニキビができないというのは間違いです。

赤ニキビにオロナインは効くの?

ニキビ用の薬は処方薬にも市販薬にもありますが、それ以外にニキビに効果があると言われているのがオロナイン軟膏です。わざわざニキビ専用の薬を購入する必要がないことや、家庭によっては常備薬にしているのでお金がかからないという理由もあり、ニキビケアに使う人も多くなりました。しかし本来は傷薬として使われるオロナイン軟膏に、ニキビを治す効果があるのでしょうか。

軽症の赤ニキビには効く

オロナイン軟膏がニキビに効く理由は殺菌効果と保湿効果があるからです。ニキビを治すための専用の成分が入っているわけではありませんが、ニキビをひどくしないためにはどちらも必要なものです。そのためまだ軽い赤ニキビであれば、これ以上悪化させないようにして早く治すためには有効です。

オロナインが効かないニキビは?

全てのニキビに対してオロナインが効果的であるわけではありません。できはじめの白ニキビや毛穴の出口が酸化して黒くなった黒ニキビなどは、殺菌や保湿が効果的です。

しかし炎症がひどくなってしまった赤ニキビや膿が溜まっている黄ニキビは、殺菌や保湿をしたところであまり効果はありません。逆に毛穴にオロナインの油分が入ってしまいひどくなることもあるので気をつけましょう。

オロナインが赤ニキビに効く理由

販売元の大塚製薬によるとオロナイン軟膏は傷ややけど、あかぎれなどはもちろん、吹き出物やニキビにも効果があるということです。オロナイン軟膏には殺菌や保湿効果が期待できます。そのため傷が化膿するのを防ぎ早く直したり、ひびやあかぎれを保湿してひどくなるのを防ぐことができるのです。

殺菌

白ニキビは炎症を起こすことによって赤ニキビになるので、白ニキビのうちにオロナインを塗って炎症を防ぐことが可能です。赤ニキビになってしまってもまだ軽い段階であれば、悪化するのを防ぐことができるので早めに治すことができます。

オロナインの殺菌効果が一番力を発揮するのは、ニキビを潰してしまったときです。白ニキビは潰すことで早く治ることもありますが、潰してできた傷に雑菌が入ってしまうと炎症を起こしてしまいます。そのため潰した後にオロナインを塗っておくと、悪化せずにきれいに治すことができます。

保湿

乾燥がひどくなると肌を守るために皮脂が過剰に分泌されたり、肌が固くなることで老廃物の排出がうまくいかず毛穴が詰まったりします。もうできてしまったニキビに対しての効果は薄いですが、しっかり保湿をしておいた方が早く治すためには良いでしょう。少なくとも保湿をすることでニキビが悪化するということは考えにくいです。

オロナインの正しい塗り方

オロナインはニキビに効果が期待できますが、ただ塗ればいいというものではありません。正しい使い方をしないと効果がないだけでなく、逆にひどくなってしまうこともあります。ネットやSNSなどで紹介されている方法が全て正しいとは限らないので気をつけましょう。

清潔な肌に使用する

オロナインに限ったことではありませんが、塗る前には洗顔をして肌を清潔な状態にしておきましょう。余分な皮脂や汚れを落とすだけでなく、その後の保湿も忘れないようにしましょう。オロナイン自体に殺菌効果があるので、わざわざ消毒液やアルコールを使うような必要はありません。またオロナインなどの薬を扱う前には、手もきちんと洗っておきましょう。

綿棒を使って薄く塗る

綿棒

効果がありそうだからとニキビの周辺にべったりと塗る人がいますが、少量塗るのと効果は変わりません。それどころか皮膚の常在菌を殺してしまい肌荒れを起こすこともあるので、絶対にやめましょう。また油分が多いので逆に毛穴をつまらせてしまうこともあります。

少し面倒かもしれませんが、綿棒の先に少し付けてニキビの中心に軽く塗るようにするようにしましょう。ニキビ用の薬のように皮脂を吸い取る効果があるわけではないので、盛り上がるほど付ける必要はありません。あくまでも殺菌と保湿のためということを頭に入れて、薄く塗れば大丈夫です。

夜寝る前に使用する

オロナインを塗るベストタイミングは夜寝る前です。昼間はどうしても触ってしまったり、汗などで落ちやすかったりしますが、寝ている間はあまり落ちません。またオロナインには油分があるので、紫外線に当たることで塗ってある部分だけ焼けてしまうこともあります。夜にしっかりと眠ることで成長ホルモンが分泌されて肌の調子も整うので、夜はオロナインを塗ってしっかり眠る時間というように決めてしまうのもいいでしょう。

オロナインの間違った使い方

ダメ

オロナインを使えば何でも良いというわけではなく、ニキビ対策方法と言われているものにも間違っているものがあります。効果がある人がいないわけではありませんが、肌質によっては余計にひどくなることもありますし、通常の使い方でも効果は十分です。

オロナインに絆創膏

オロナインをたっぷりと塗り、その上から絆創膏を貼ってしまえば早く治るという方法です。効果がないというわけではありませんが、絆創膏を貼ると通気性が悪くなってしまうため悪化してしまうことも多いです。絆創膏は貼りっぱなしにしていると菌が繁殖しやすいので、衛生的にも良くありません。

潰れたニキビから血や膿が出てしまい一時的に貼るというのであれば仕方がないですが、出血が止まればオロナインを塗っておくだけでも十分です。また絆創膏のテープが周囲の皮膚に刺激を与えてしまうので、肌荒れを起こすこともあります。

 

オロナインパック

鼻の毛穴に詰まった汚れを取るパックをする前に、オロナインを塗って放置しておくというものですが、毛穴汚れは取れても肌のためには良くありません。そもそも鼻パック自体が毛穴を広げてしまい良くないと言われていますし、オロナインをたくさん塗って放置するので汚れだけでなく必要な皮脂まで取れてしまいます。

乾燥してしまったことで過剰に分泌された皮脂が開いてしまった毛穴に詰まって白ニキビになり、パックの刺激によって弱った肌が炎症を起こして赤ニキビになるという全くの逆効果になることも考えられます。

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オロナイン水

オロナインに化粧水や精製水を混ぜて薄めて乳液の代わりに使うという方法です。オロナインには確かに保湿効果が期待できますが、殺菌効果もあるので肌全体に塗るのはおすすめできません。保湿効果も化粧水や精製水で薄まってしまいます。

単純に塗りやすい状態にしたいのであれば、薄めてしまうよりも温めて柔らかくしてから塗る方が良いです。また化粧水や精製水を混ぜた状態で保存するのは、雑菌が繁殖しやすいので絶対にやめましょう。

まとめ

 

オロナインはニキビに効果的な薬ですが、間違った使い方をしている人も多いです。またどんなニキビにも効くというわけではありませんので、あまり過信しすぎないようにしましょう。