赤ニキビ、潰しても大丈夫?ダメな理由と潰してしまったときの対処法

ぷっくりと膨らんだ赤ニキビが気になって、ついつい潰してしまったという経験がある人は多いのではないでしょうか。

ニキビは潰してはいけない、潰した方が良いという正反対の意見がありますが、実際にはどうなのでしょうか。また赤ニキビを潰してしまった後はどうしたらいいのでしょうか。

赤ニキビってどんな状態なの?

赤ニキビというのは、できはじめの状態の白ニキビが炎症を起こしている状態で、赤く腫れて盛り上がっています。

赤くなっていて中心が白っぽくなっているのは黄ニキビと呼ばれていて、中に膿が溜まっています。この状態を赤ニキビと勘違いしている人もいますが、黄ニキビと赤ニキビは別物です。また赤ニキビがさらにひどくなった紫ニキビという状態もあります。

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赤ニキビを潰してはいけない理由

潰した方が良いニキビもありますが、赤ニキビは潰してはいけません。潰した方が早く治るのは、炎症を起こす前の白ニキビや黒ニキビか中に膿が溜まっている黄ニキビです。他のニキビは潰した方がいいのに、なぜ赤ニキビだけは潰してはいけないのでしょうか。

悪化する可能性が高い

赤ニキビはすでに炎症を起こしているので、さらに潰してしまうことで傷ができ、そこから菌が入ることで悪化することが多いです。無理に潰そうとすると爪などで周りの皮膚も傷付けてしまうこともあるので、炎症の範囲が広がってしまうこともあります。

跡が残りやすい

赤ニキビを潰すと跡が残ってしまうことが多いです。ニキビ跡ができる原因は一つではありませんが、赤ニキビはニキビ跡になりやすいニキビです。皮膚の深い所にある真皮が傷ついてしまうといつまでも傷が治らずニキビ跡になってしまいます。無理やり赤ニキビを潰すことで、真皮にまで傷が付いてしまうことは考えられるので、肌のことを考えれば潰さない方が良いでしょう。

潰しても治らないことが多い

そもそも白ニキビや黒ニキビとは違い、ニキビは潰しても治らないことが多いです。炎症を起こす前の段階で毛穴に詰まった汚れを取ってしまえば、そこから炎症を起こして赤ニキビになることを防ぐことができます。黄ニキビのように膿が溜まっている場合は、膿を出し切ってしまうことで早く治ることもあります。

ですが赤ニキビの場合、すでに炎症を起こしているため炎症を防ぐことはできません。また周りにしこりになっていることが多いため、ニキビの芯を押し出すのも難しいです。潰して傷を作ってしまい、菌が入って炎症がひどくなってしまったのにニキビの芯が出せないということが起きかねないので、わざわざ潰すのはやめたほうがいいです。

赤ニキビを潰してしまったら

赤ニキビは腫れてしまっているので、意図せず潰してしまうこともあります。もちろん潰さない方が良いですが、潰れてしまった時にはどう対処すれば良いのでしょうか。

膿や血をふき取る

ニキビが潰れた時に膿や血が出てきたら、きれいに拭き取りましょう。炎症を起こしているので、流れ出た膿や血をそのままにしておくと周りにも炎症が広がってしまうこともあります。

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清潔を保つ

潰れてしまった部分に菌が入ってしまうと化膿してしまい、跡が残る原因にもなります。なるべく触ったりしないように気をつけるようにして、清潔な状態を保ちましょう。

髪の毛は空気中のほこりや菌が付着しているので、思っているよりも汚れています。潰れたニキビに髪の毛がかかっていると不潔ですし、毛先が当たると刺激を与えてしまいよくありません。他にも枕カバーなど肌に触れるものは清潔にしておきましょう。

消毒薬は使わないほうが良い

傷になっていると消毒したくなるかもしれませんが、実は最近は消毒薬を使うのは良くないという考えが主流です。体が本来持っている傷を治す能力を邪魔してしまい、かえって治りが遅くなってしまうと考えられているからです。また消毒薬を使うと傷口が乾燥してしまいますが、逆に保湿した方が良いと言われています。

オロナインを塗る

ニキビ用の薬を使ってもいいですが、主に傷薬として使われるオロナインを塗るのも効果的です。オロナインには消毒薬と同じように殺菌効果が期待できますが、保湿成分も含まれています。傷口を乾かしてしまうわけではないので、自然治癒の邪魔にはなりませんし、炎症がひどくなるのを防ぐことは可能です。

オロナインには殺菌作用があるため、長期間塗りっぱなしにしたり広範囲にたっぷり塗るのは良くありません。常在菌が死んでしまい、肌の免疫機能を低下させてしまいます。ニキビの部分だけに薄く塗る、寝ている間だけにするなどうまく使うことが重要です。

キズパワーパッドを貼る

傷口を保護して自然治癒力を高める湿潤療法を、自宅で簡単に行えるキズパワーパッドは、潰れてしまったニキビの傷にも有効です。潰れていないニキビに使うと、内部で菌が増えてしまい逆効果になることもあるので、必ず潰れてからにしましょう。

また傷口を消毒してしまうと効果が弱くなってしまうので、消毒薬はもちろんオロナインなどの薬を塗るのも良くありません。

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赤ニキビを潰すなら

潰してはいけないのがわかっていても、どうしても潰してしまいたいということもあるかもしれません。また背中など放置していても潰れやすい場所にできたニキビは、きちんと準備して潰してしまった方が良いです。赤ニキビを潰す時には、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

潰すタイミングに気を付ける

ニキビを潰す適切なタイミングは、炎症を起こす前と膿が溜まっている時です。赤ニキビの状態では基本的には潰さない方が良いですが、特に炎症がひどいタイミングで潰すのはやめた方がいいです。腫れた部分がしこりのように固くなってしまっていると、ニキビの芯を押し出すのも難しいのでタイミングを見計らいましょう。

清潔な道具を使う

潰す時に指や爪を使うのはなるべくやめましょう。手には雑菌がたくさん付着していますし、爪で肌に傷を付けてしまうこともあるので、赤ニキビを悪化させやすいからです。また赤ニキビはただでさえ潰すのが難しい状態なので、指ではきれいに潰すのは無理です。

ニキビを潰す際には、針とコメドプッシャーを用意するのがおすすめです。どちらも使う前にしっかりと消毒をしておきましょう。針の先端を火で炙ってニキビの中心に軽く刺し、コメドプッシャーで圧迫するとニキビの芯が押し出しやすくなります。道具だけでなく、手や顔もきちんと洗ってきれいにしてから潰しましょう。

潰した後に必ずケアをしっかりする

潰したニキビをそのまま放っておくと、傷口から菌が入って化膿してしまいます。潰した部分はきれいに拭き取り、オロナインなどの薬を塗ったりキズパワーパッドで覆うなど清潔に保てるようにしましょう。また低刺激な基礎化粧品でしっかりとスキンケアを行うことも大切です。

まとめ

 

スキンケア

ついつい潰してしまうニキビですが、赤ニキビを潰しても良いことはありません。それでも潰したい時や潰れてしまった時には、ひどくなったり跡が残ったりしないように、しっかりとケアをするのを忘れないようにしましょう。また赤ニキビにならないように、白ニキビの段階で対処するのも効果的です。