くるぶし周辺にあるツボ3種とそのツボの効果

人間の体にはたくさんのツボがあります。ツボは、東洋医学において経穴と呼ばれており、五臓六腑の異常を改善できる部位と考えられています。

ここでは、

  • ツボ押しの効果
  • 三陰交(さんいんこう)のツボを押す効果
  • 太谿(たいけい)のツボを押す効果
  • 解谿(かいけい)のツボを押す効果
  • ツボ押しをする際の注意点

についてまとめてみました。

ツボ押しの効果

ツボ押しの効果
ツボ押しをすることで得られる効果はまちまちですが、主に血流の促進や免疫力の向上、ホルモン分泌量のアップなどが期待できます。刺激を与えるツボによって得られる効果は変わってきますが、ここでは代表的な効果についてお伝えしましょう。

血流促進

血流を良くすることが健康への第一歩と言われています。それだけ、血流と健康には深い繋がりがありますし、血流が滞ることで体にはさまざまな影響が出てしまいます。

ツボを押すことで、自律神経に働きかけ、中枢神経を経由して脳に刺激が伝わります。その後、自律神経のコントロールを司る部位に刺激が伝わり、結果として血流促進が可能になると言われています。

免疫力の向上

免疫力の向上
免疫力が低いと、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなります。よく風邪やインフルエンザにかかる、という方だと免疫力が低下している可能性がありますね。

ツボを刺激することで、人体の生命維持に欠かせない自律神経に働きかけることができます。その結果、免疫力に関わる細胞の活性化が可能だと言われているのです。なお、免疫力の低下は加齢や生活習慣などが原因で起こります。

ホルモン分泌量のアップ

ホルモンとは、人間の体を一定のコンディションに保つために必要な物質です。体が一定の状態に保たれていることを、ホメオスタシスと呼びます。

ホメオスタシスが維持できなくなると、健康に影響を与えたり、生命の危機に直面することもあります。つまり、人間が健康的に生命活動を続けるためには、ホメオスタシスの維持が必要になるということですね。そのためには、神経系とホルモンの働きが必要になるのです。

人体にあるツボの中には、女性ホルモンの分泌を促したり、ホルモンバランスを整えるようなツボもあると言われています。

三陰交(さんいんこう)のツボを押す効果

三陰交は、足のくるぶし周辺にある代表的なツボの一つです。消化器系や肝臓、腎臓といった重要な内臓の働きをサポートしてくれるツボと言われていますね。適切に刺激を与えることで、冷えやむくみの改善、便秘の解消効果が期待できます。

冷えやむくみの改善

女性に多い冷え症ですが、主な原因は血流不良となります。血流不良だと、手足の末端にまで血液がスムーズに行きわたらず、それが冷えをもたらしてしまいます。

ツボを刺激することによって、血流を促進できる効果が期待できるので、それによって冷えの改善効果が見込めます。また、下半身に溜まった血液を心臓に送り返す働きも期待できるため、むくみの改善効果が期待できるでしょう。

便秘の解消

便秘になると、お腹がポッコリ出てしまったり、肌荒れなどの原因になることもあります。老廃物が腸内に溜まっている状態ですし、毒素が全身に回ってしまい肌トラブルを起こしてしまうのです。

三陰交は腸を刺激する働きもあるため、便秘の解消効果が見込めます。親指を立ててくぼみに当て、左右に動かすような感じでマッサージをしてみましょう。

太谿(たいけい)のツボを押す効果

太谿はアンチエイジング効果が期待できるとあって、女性によく知られているツボの一つです。生殖系や泌尿器系、老化に関わるツボと言われていますね。水分代謝を良くする効果が期待できるため、むくみや喘息にも効果が期待できると言われています。

アンチエイジング効果

加齢によって人間は体のさまざまな部分が劣化していきます。いつまでも若くありたい、と考える女性は多いと思いますが、そのような方にピッタリなのがこのツボですね。

ツボに刺激を与えることで、内臓機能を高める働きが期待できます。新陳代謝を促してくれますし、それによって肌の内側から若さを取り戻すことが可能になると言われています。シミが気になる方にもおすすめのようですよ。

下半身の冷えを改善する効果

下半身の冷えを改善する効果
いつも足のつま先が冷たくて痛い、下半身を中心に冷えを感じる、という方はいませんか?そんな方こそ、太谿のツボを刺激してみましょう。

太谿は下半身の血行を改善できる効果が期待できます。冷えの大きな原因は血行不良なので、下半身の血流を促進することによって、冷えから解放されるかもしれません。下半身のむくみにも効果的と言われているツボです。

自律神経を整える

自律神経が乱れてしまうと、さまざまな症状を引き起こすと言われています。疲れやすくなったり、頭痛、体温の異常などを感じることもあるようですね。

自律神経は人間の健康と大きく関わっているため、乱さないようにするのが健康の秘訣です。太谿には自律神経を整える効果があると言われているので、自律神経の乱れを自覚している方におすすめですね。

解谿(かいけい)のツボを押す効果

解谿は、主に胃腸の働きを整える効果が期待できるツボだと言われています。お腹の張りや便秘のほか、顔のむくみを改善する効果も期待できるようですね。ここでは、解谿のツボをマッサージする効果についてまとめてみました。

腸内環境の改善

腸内環境が乱れてしまうと、便秘の原因にもなってしまいます。便秘とは老廃物が腸内に溜まっている状態なので、そのまま放置すると毒素が発生し全身に回ってしまうのです。その結果、肌トラブルを引き起こすこともあります。

お腹の張りや便秘の改善に効果が期待できるので、該当する方はマッサージしてみましょう。腸内環境が整えばポッコリお腹の解消にもなりますし、代謝のアップも期待できます。

頭痛の解消

頭痛の原因はまちまちです。風邪ということもあれば、偏頭痛ということも考えられますよね。頭痛が続くと集中力も乱してしまいますし、本来のパフォーマンスを発揮できないこともあります。

解谿は胃の不調やむくみなどだけでなく、頭痛の改善効果も見込めます。薬を飲んだのに頭痛が治まらない、なるべく薬は飲みたくない、というときにはこのツボをマッサージしてみるといいかもしれません。

むくみの解消

むくみの解消
むくみの大きな原因は、体内に余分な水分が滞留しているからです。体内の塩分濃度が高いと、余分な水分を溜め込みやすくなるため注意が必要ですね。

解谿は血流を促す効果も期待できるツボなので、体内の水分もスムーズに流れるようになります。体外に排出しやすくもなるので、結果としてむくみの改善に繋がります。

ツボ押しをする際の注意点

ツボ押しをする際の注意点
ツボ押しをするときには、いくつかの注意点を覚えておきましょう。強く押せばいいというものではないので、痛気持ちいいくらいの強さで刺激することが一つ。回数は1日に3回程度で、呼吸にも気を遣う必要があります。

痛気持ちいいくらいの程よい強さで押す

ツボは、強く刺激を与えればより効果が高まるといったものではありません。体に余計な負担もかけてしまいますし、痛いだけなのでそれはNGです。

基本的に親指を使って刺激することが多いですが、グッと押したときに若干の痛みを感じるくらいにしておきましょう。痛いと同時に、気持ち良さを感じられるかどうかが一つの目安です。

一日に3回ほどを目安にする

ツボを押すのが健康にイイみたいだ、と1日に何度も刺激するのもダメです。たくさん刺激すればいいというわけでもないので、頻度としてはこれくらいを目安にしておきましょう。

ツボは、1日押しただけでははっきりとした効果が分からないことが多いです。1日3回を目安に、継続してマッサージを続けるのもポイントですね。

ツボを押す時に息を吐きツボから離す時に息を吸う

ツボを押す時に息を吐きツボから離す時に息を吸うツボを押す時に息を吐きツボから離す時に息を吸う
ツボを刺激するとき、呼吸を止めてしまう方がいますが、これもNGとなります。息を吐くときには筋肉が緩むので、ツボ押しの効果が高くなります。逆に、息を吸うときには筋肉が緊張しようとするので、ツボから離すときに息を吸うのです。

まとめ

くるぶし周辺にあるツボの種類や、刺激することで得られる効果などについてまとめてみました。さまざまな健康効果を得られると言われていますが、ツボ押しをするときの注意点もあるので、しっかり覚えておきましょう。ほかにも、人体にはさまざまなツボが存在します。興味がある方は、自身でも調べてみるといいかもしれませんね。