トマトダイエットとは?レシピを知り楽しくダイエットしよう

さまざまなダイエット方法がメディアで取り上げられては、多くの人が飛びつきますが、そのほとんどは、リバウンドしやすいなどの理由で廃れていきます。そんな中、安定した支持を得ているのがトマトダイエットです。

今回は

  • トマトダイエットのメリット
  • トマトダイエットの実践方法
  • トマトダイエットにおすすめのレシピ

などをご紹介します。

トマトダイエットのメリット

トマトダイエットはダイエットをしている方に支持されている方法ですが、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか。

基礎代謝がアップする

心身共に安静にしている状態でも、呼吸や内臓の活動、体温維持などのためにエネルギーは消費されています。これが基礎代謝量であり、1日の消費エネルギーの60~70%を占めるといわれています。

基礎代謝が高ければ、何もしていなくても消費されるエネルギー量が多いため、やせやすく太りにくい体質になれるのです。トマトはその基礎代謝をあげることにに貢献してくれる食材としてよく知られています。

血液がサラサラになる

トマトダイエットのメリットとして、血液がサラサラになることが期待できることが挙げられます。

血液がドロドロだと肌荒れ、冷え性、倦怠感、肩こり、代謝の低下による太りやすさなどのトラブルを招きやすくなりますが、そもそもドロドロ血液になってしまう要因のひとつとして、悪玉(LDL)コレステロールが多いことがあげられます。トマトに含まれているカロテノイドの一種であるリコピンは、善玉(HDL)コレステロールを増加させる働きがあるという報告があるので、血液がサラサラになる効果を期待できると言われているのです。

便秘を解消できる

便秘の予防改善に効果的な栄養成分といえば、食物繊維をイメージする人は多いでしょう。群を抜いて含有量に優れているわけではありませんが、トマトにも水溶性・不溶性の食物繊維は含まれています。サラダ、トマトソース、野菜ジュースなど、他の食物繊維豊富な食材と相性が良く、応用がきくのがトマトの良さであり、便秘の対策に役立てることが可能です。

アンチエイジング効果がある

体内で過剰に発生する活性酸素は老化を助長するといわれています。

このような活性酸素への対抗手段として、要因を排除すること、また、抗酸化力に優れている成分を摂るという二つの方法があるのです。中でもトマトは抗酸化力に優れているリコピンやベータカロテン、ビタミン類のビタミンEやCなどの成分が豊富に含んでおり、これらの成分によって活性酸素に対抗し、アンチエイジングにも効果を期待することができます。

脂肪燃焼促進効果がある

日本国内の高等教育機関で行われたある研究では、トマトジュースの飲用によって、トリグリセライドの減少と消費エネルギーの増量が確認されたとの報告があります。トマトに含まれている成分、リノール酸が肝臓で脂肪を燃焼させる働きがあるので、脂肪燃焼促進の効果を期待できると言われています。

成長ホルモンの分泌が促進され、痩せやすい体になる

さまざまなダイエットにチャレンジしているのに挫折してしまう人は、太りやすくやせにくい体質になってしまっているのかもしれません。

トマトが蓄えているビタミン・ミネラルは成長ホルモンの分泌を促し、やせやすい体質へと導いていってくれるといわれているのです。

トマトダイエットの方法

摂取カロリーを抑えつつトマトの有用成分を十分に摂取し、長く続けていけるというのが、理想的なトマトダイエットの取り組み方です。自分には実践できるかどうか、トマトダイエットの方法を見ていきましょう。

夕食前・夕食にトマト料理を食べる

トマトに含まれているリコピンの吸収率は、朝のほうが優れているといわれています。そこをあえて夕食前・夕食にトマト料理を持ってくるのは、ハイカロリーな内容になりがちな夕食メニューの回避が目的といえるでしょう。低カロリーのトマト料理で、1日の摂取カロリーを抑える効果を期待することができます。

リコピンを15mg以上取れるようにする

15mg以上というのは、1日あたりのリコピンの目安摂取量です。トマトを生食する場合は大体500g、トマトジュースであれば大体160g、トマトケチャップであれば大体75g摂れば、1日の目安摂取量を満たせる計算です。

なお、今回は通常の食事でのトマトダイエットを推していますが、手軽にリコピンを摂りたいのであれば、健康食品・サプリメントを選択する方法もあります。トマトが苦手でもトマトの有用成分を摂って、ダイエットに取り組みたい人にとっては、好都合ではないでしょうか。

半年は続けることを心がける

トマトダイエットは、短期間で劇的な効果を目指すようなダイエットではありません。6ヶ月をひとつの到達点として、楽しみながら続けましょう。極端な食事制限をするわけではないため、食べられない・空腹感のストレスを感じにくく、トマト嫌いの人でなければ無理なく継続することができるはずです。

トマトダイエットのレシピ

長く続けるのが大事といわれても、食事のバリエーションが少ないと、飽きて続かなくなってしまうリスクがあります。以下のレシピなどを参考にレパートリーを増やし、マンネリ化を防ぎましょう。

超簡単!冷製和風トマトソース減量パスタ


必要なのはトマト缶に白だし、細いパスタと手鍋だけ。2分でゆで上がり、白だしと合わせたトマトソースをかけるだけ。細いパスタを使用するためそうめん感覚で、食欲のなくなりがちな暑い時期にも食べやすい料理です。美味しく、はじめて料理をする人でも失敗しない簡単さ、ブラックペッパーやサラダチキンの投入など、アレンジしやすいところも魅力的なレシピといえます。

ホットオリーブトマトジュース


リコピンの吸収率を飛躍的に高めてくれることが期待できるレシピです。200mlのトマトジュースと大さじ1杯分のオリーブオイルをカップに注ぎ、しっかりかき混ぜたら1分半レンチン。仕上げにもう一度かき混ぜればホットオリーブトマトジュースのできあがりです。ホッとひと息つきたいときにもおすすめのレシピといえます。

ダイエットトマトスープ


汁としてトマトのカット缶とコンソメ2つを、具材としてパプリカ・しめじ・玉ねぎ・キャベツなどカットした野菜を投入して加熱するだけ。お湯の量は好みの濃さに合わせて、味にアクセントが欲しければ塩コショウ・セロリ、美味しさを増したければウィンナー・ベーコンといった食材をプラスします。安価で簡単、短時間でできる体が温まるメニューです。

なすとトマトのチーズ焼き


トマト2個とナス1本をうすくカットし、塩コショウ少々、オリーブオイル大さじ1杯を投入します。その後ラップをかけてレンチン。その後、ピザ用チーズ60gをのせて焦げ目ができるまでオーブンで加熱します。見た目のボリュームもあり満足感が得やすく、低カロリーであることが魅力のレシピです。

トマトのマリネ


オリーブオイルと酢を大さじ1杯ずつ、はちみつとレモン汁を大さじ0.5杯ずつ、塩コショウを少々混ぜてマリネ液を作ります。玉ねぎ4分の1個とレタス少しをみじん切りし、玉ねぎは汁気を十分に搾りましょう。マリネ液と野菜をよく混ぜ合わせ、皿に並べた食べやすいサイズに切った小さなトマト2個分にかければ完成です。味の良さだけでなく、見た目の良さにも優れているメニューといえます。

トマトおからリゾット


フライパンにオリーブオイルをひいて、玉ねぎやアスパラ、ニンジンやウィンナー・しいたけを投入・加熱し、塩コショウ・料理酒で味を調えます。おからを投入し、さらにトマトジュース、濃さを調整する水、コンソメの素を投入し、ご飯を入れます。おからとご飯の割合は0.5対1です。あとは煮詰めていき、チーズを投入して、乾燥バジルをかければ完成です。しっかり食べたいときにうってつけのトマトダイエットレシピといえるでしょう。

トマトダイエットをするときの注意点

効果があるということで人気のあるダイエット法は、正しく実践しなければ順調にやせられなくなるだけでなく、結果的に逆効果になることがあります。トマトダイエットでも、以下の注意点を押さえて取り組むことが成功の秘訣です。

摂取カロリーに気を付ける

トマト自体は100gあたり19kcalと非常にローカロリーで、優秀なダイエット食材といえます。しかし、油断は禁物です。1日の中で摂る食べ物や飲み物、料理に使用する調味料など、トマト以外のカロリーまで含めてどれだけ摂取しているか注意しなければいけません。そうしないと、無自覚にカロリーオーバーを招くリスクがあります。

身体を冷やさないようにする

冷え性の人は、温かい料理を選び、体を冷やさない工夫をしたほうが良いでしょう。トマトに含まれるカリウムには利尿作用がありますが、この働きによって尿と一緒に体の内側から熱が出ていってしまうからです。また、体温を高めるタンパク質は多く含まれていないので、体を温めにくい食材でもあるからです。

温かい料理を作るときに加熱調理をするわけですが、メリットは体を冷やさないようにするだけではありません。トマトに含まれているリコピンは油に溶ける性質を持っていて、熱することで吸収率を高めることができるのです

ただし、油はカロリーが高いものもあるため、この点は気を付けなければいけません。

オリーブオイルを選ぶと効果的である

オリーブオイルには、不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸が含まれています。オレイン酸はコレステロール値低下に貢献してくれる成分です。トマトに含まれるリコピンと共に摂取すると、血中コレステロール値低下、トマトのリコピンの吸収アップと、シナジー効果が期待できます。ただし、摂り過ぎはカロリーが高くなるので要注意です。

トマトジュースを飲むならば糖分や塩分が少ないものを選ぶ

トマトに含まれている有用成分を効率良く摂れるのが、トマトジュースの良さです。ただ、塩分や糖分の含有量が多いものもあるため、注意が必要といえるでしょう。食塩無添加や砂糖不使用、トマト100%の商品を選ぶか、この条件を満たすドリンクをジューサーで自作するのもおすすめです。

栄養バランスを考慮するとトマトのみはNG

摂取カロリーを抑えて減量するという一点のみを見れば、通常の食事をトマトだけに置き換える単品置き換えダイエットはやせるでしょう。しかし、栄養バランスが偏ってしまい、体は冷え、代謝のダウンを招くリスクがあります。代謝が低下すれば太りやすくやせにくい体質につながり、食生活を戻したときにリバウンド招く原因になるのです。

まとめ

やせる以外にも老化の原因の活性酸素除去など、健康・美容効果が見込めるトマトダイエット。正しく行えば体型に変化が出て、通常の食事でダイエットを続ければ料理のレパートリーも増えるなど、メリットは多いです。ただ、トマトしか食べない極端・過酷なダイエットは逆効果になるリスクが高く、今回ご紹介した内容を参考に、堅実に取り組むことをおすすめします。