カボチャダイエットとは?
カボチャダイエットとは主食をカボチャと置き換えるだけのダイエットです。食事量を減らすことによって痩せることができ、それでいて体調を整えることも可能です。
ここからはカボチャダイエットの特徴を交えて解説します。
主食をカボチャに置き換える
カボチャダイエットは、主食であるご飯やパン、麺などをカボチャに置き換えるダイエット方法となります。炭水化物が主食という方はカボチャにするだけで痩せられると言われているのです。
特に近年はカボチャダイエットを実践する人が増え、カボチャを主食と考えてレシピを考案している人も増えています。もちろん、ただ置き換えるのではなく食事を工夫することも必要なので、その点は注意が必要です。
おやつがわりにカボチャを食べる
おやつをついつい食べてしまう人は、間食による肥満となっていることが多いです。そのため、スナック菓子やケーキなどのスイーツではなく、カボチャをおやつとして食べてみるというのも良いでしょう。
カボチャは豊富な栄養素が含まれており、体調を整えてくれる効果もあります。それがデトックス効果を促進し、痩せる効果も期待できます。
メインをカボチャにして食事量を減らす
サラダやスープはそのままに、メインとなる食事をカボチャにして食事量を減らすというのもカボチャダイエットの特徴です。
メインを摂取する代わりにカボチャを摂取するので、本来食べるはずだったものを取り入れなくて済みます。
当然、カボチャで代用するのでお腹はいっぱいになりますが、それでも太りにくいという嬉しいダイエットだと言えますね。
栄養満点!カボチャダイエットの効果は?
カボチャには豊富な栄養が含まれており、ダイエットする際にも最適です。ダイエットの時には過度な食事制限で栄養失調になるという人もいます。
しっかり食べて痩せたいならカボチャに置き換えてみてください。ここからはカボチャダイエットの効果を解説します。
食後の血糖値がゆるやかで体脂肪が増えにくい
カボチャは食後の血糖値がゆるやかなため、体脂肪が増えにくいという特徴を持っています。人間は食事をすると血糖値が急激に高くなり、体内に脂肪を蓄積させようと働きます。
しかし、カボチャの場合はその血糖値の上昇が他に比べてゆるやかなので、普段からたくさん食べてしまう人は、炭水化物などをカボチャに置き換えるだけで効果も大きいです。
食物繊維がお通じをサポートしてくれる
カボチャは食物繊維を多く含んでいるため、お通じにも効果的です。食物繊維は腸内環境を整えてくれる効果があり、便秘などの改善が期待できるのはもちろん、軟便や下痢などの改善にも効果が期待できるのです。
特に女性はその手の悩みを抱えている方が多いので、カボチャで体内環境を正常化しながらダイエットを目指すというのも良いでしょうね。
カリウムがむくみを改善してくれる
カボチャに含まれている栄養素の中でも、カリウムはむくみなどを改善してくれます。ダイエットで痩せることは重要ですが、むくんでいては意味がありません。
むくみの改善も一緒にできるカボチャの場合は、ダイエットと一石二鳥だと言えます。痩せるだけではなく、むくみ改善なども行えるようにカボチャを摂取してみてはいかがでしょうか。
カボチャダイエットのやり方
カボチャダイエットは誰でもできる簡単な置き換えダイエットとなります。食事のカロリーがどうしても高い人は、糖質が高いものなどからカボチャに置き換えてみてください。
ここからはカボチャダイエットの具体的なやり方について紹介します。
主食を茹でたカボチャに置き換える
主食としてご飯やパン、麺を食べている人はカボチャに置き換えてください。炭水化物などは糖質も多く、脂肪がつきやすいです。
血糖値が高くなると太りやすくなるので、その原因となるものをカボチャに置き換えていくのです。そうするだけで血糖値の急激な上昇を抑えることができ、太りにくい食生活に改善していくことができます。
特に暴飲暴食をしてしまっている方は、積極的にカボチャに置き換えていきましょう。ただ、カボチャに置き換えたからOKなのかと言えばそうでもありません。食べる量もコントロールしていくことが必要です。
1回に食べる量は150g位を目安にする
1回に食べる量は150g程度にしてください。いくらカボチャと言っても、摂取し過ぎると身体に影響を与えることがあります。
「150gじゃお腹いっぱいにならないよ」と思うかもしれませんが、食物繊維が豊富なカボチャは咀嚼する回数も多くなり、満腹中枢が意外と刺激されます。その他、レシピを工夫すればお腹いっぱいにすることも可能です。
間食に茹でたカボチャで腹持ちをよくする
間食してしまう方は、おやつの代わりにカボチャを食べてみてください。カボチャはしっかりお腹に溜まってくれるので、腹持ちも良いです。
スナック菓子やケーキなどのスイーツは腹持ちしません。食べてもすぐにお腹が減ってしまうので、それなら腹持ちが良いカボチャの方が良いです。カボチャ団子など、レシピを工夫して継続しょう。
蒸したり焼いたりのシンプルな調理法にする
カボチャは栄養素がとても豊富なので、それらの栄養素を逃がさないように調理することが重要です。調理の時には、油の利用は避けておくことが必要です。
油で熱するとカボチャが本来持っている栄養素が逃げてしまって、効果も半減してしまうと言われています。基本的には蒸したり焼いたりするだけのシンプルな調理法がおすすめです。
カボチャダイエットにおすすめのレシピ
カボチャダイエットでは、色々な調理法を活用すると良いです。その中でも特におすすめのレシピを厳選してみたので、ここから紹介するレシピをぜひ参考にしてみてください。
ここでは手順や流れをメインに紹介しますので、準備は各々が進めてくださいね。
バター不使用!カボチャのシチュー
まずはカボチャやニンジン、タマネギを食べやすい大きさにカットしましょう。その後、鍋に食材と水を100ccほど入れて蒸し煮にします。よく混ぜながら熱さないと焦げてしまうことがあるので注意してください。
その後、火を止めて薄力粉を入れ、ダマにならないように水を入れます。最後にとろみをつけてコンソメと牛乳を加えれば完成です。
参考:cookpad
カボチャの味ぽん焼き
まずは、カボチャを一口サイズにカットし、ラップをかけて600wで1分ほど加熱しましょう。次に片栗粉をまぶします。サラダ油を少し温めておき、フライパンで両面を焼いてください。最後にカボチャを器に盛りつけて、ポン酢をかけて完成です。
時短になるのはもちろん、簡単に作れるおすすめのレシピとなっています。
参考:cookpad
カボチャのローズマリーソテー
カボチャを5mm程度にカットし、フライパンにオリーブオイルを入れて、ローズマリーで香りを出します。この時、ローズマリーはカボチャと一緒に炒める感覚が重要です。塩コショウで味付けをして、カボチャが柔らかくなったら完成です。
必要な食材も最低限で済みますし、ローズマリーの香りが程よく香ってきて、非常に美味しいと思います。
参考:cookpad
カボチャダイエットの注意点
カボチャダイエットをするのなら注意しておきたいこともあります。ここからはカボチャダイエットの注意点を解説するので、これからやってみたいと思っている人は参考にしておいてください。くれぐれも注意点を守るようにしてくださいね。
1度に食べる量が多いと消化不良をおこすケースも
カボチャダイエットでは、メインなどとカボチャを置き換えるため、ついついカボチャを食べすぎてしまうこともあります。しかし、1回に食べる量が多いと消化不良になることも多いです。食物繊維が豊富だからこそ消化不良をおこすと辛いです。
食べる量は150gを目安にして、毎回の食事量もしっかりコントロールするようにしてください。
置き換えダイエットとはいえ食べすぎに注意
置き換えダイエットとなるカボチャダイエットですが、当然食べすぎると痩せられません。他の食事を制限する代わりにカボチャを摂取するので、人によってはたくさん食べてしまう人もいるかもしれません。
ただ、そこは食事制限ではなく食事管理を徹底してバランスの良い食事を心がけてください。
まとめ
カボチャダイエットは、上手にやれば無理なく痩せていくことができるダイエット方法です。こちらで紹介した効果ややり方などを参考にしつつ、注意点もしっかり頭に入れて実践してみてください。数か月後にはスリムボディになっているかもしれませんよ。