パイナップルダイエットの効果・やり方を解説!【管理栄養素が伝授】

この記事の情報提供者:大平さん
大平さん
管理栄養士の大平千鶴です。大学卒業後、病院や高齢者施設、パーソナルトレーニングジムで管理栄養士として勤務をし、現在は管理栄養士としてクリニックで栄養指導や特定保健指導を行っております。

甘くて美味しいパイナップルですが、実はダイエット効果が期待できる果物なのはご存知ですか?美味しくてダイエット効果があるとなると、食生活に積極的に取り入れたくなりますよね。

そんなパイナップルについて、管理栄養士の大平千鶴さんによる情報から

  • パイナップルのダイエット効果とは
  • パイナップルのダイエット以外の効果
  • パイナップルダイエットをする場合のポイント
  • おすすめのパイナップルダイエットの方法
  • おすすめのパイナップルレシピ

を解説していきます。

パイナップルのダイエット効果とは

ダイエットで使用する食品をチョイスするにあたって、ただやせるといわれるだけでは取り入れようとは思えない人も少なからずいるでしょう。以下に、パイナップルがどうしてダイエットに良いといわれるのかをまとめました。

むくみ減少効果

ダイエット、体重の減少には身体のむくみをとることが近道です。むくみは身体の水分が細胞の間に増えてしまった状態ですが、この水分が常にあることで足が慢性的に太くなってしまいます。むくみは血行不良や冷えのもととなり、脂肪のできる大きな原因になります。

そのむくみを取り除くのに効果的なのが、パイナップルに含まれるカリウムです。カリウムは細胞の浸透圧をナトリウムとともに調整する働きがあります。

この調整機能をカリウムを摂ることで整え、体内にたまった余分な水分や塩分(ナトリウム)の排出を促してくれます。この際にさらに効果を上げるためには、併せて塩分の多い食べ物や飲み物を控えるようにしましょう。

基礎代謝アップ

パイナップルには、糖質や脂質の代謝に働きかけるマンガンという成分が含まれています。マンガンは酵素の働きをサポートする働きをするため、摂取することで酵素の働きが良くなり、糖質や脂質がエネルギーとして使われやすくなるのです。

糖質や脂質は脂肪に変わりやすいため、スムーズにエネルギーに変えることができるようになると、基礎代謝がアップしたといえるため、効率良くダイエットができるのです。

便秘解消

パイナップルには、豊富な不溶性食物繊維が含まれています。不溶性食物繊維は体内に入ると腸の運動を促す働きをします。便秘の状態では消化吸収がしにくく、良い栄養が取り込まれず、脂肪がたまりやすくなっています。食物繊維を積極的に摂取し、腸内環境を整えることはダイエットでは重要です。

また、便秘になっていると、当然腹部も膨らみぽっこりお腹になりがち。便通が良くなり、腸がすっきりとすることで、ぽっこりお腹もすっきりとします。

パイナップルのダイエット以外の効果

ダイエット以外にも効果的な食品と知れば、より取り入れたい気持ちが強まるのではないでしょうか。パイナップルには、きれいにやせるために期待できる効果が複数あります。順番に見ていきましょう。

美肌効果

パイナップルダイエットでパイナップルを食べることで、ビタミンCをしっかりとることができます。ビタミンCは肌にとって重要な成分である、コラーゲンの形成を助けることができます。コラーゲンの形成は肌のハリやたるみに効果が期待できるため、美肌に大きく関係してくるのです。

また、ビタミンCには美白効果や抗酸化効果も望めます。アンチエイジングなどに効果的なのです。ビタミンCは体内に留めておくことができないビタミンのため、意識して摂取することが大切です。

美髪効果

パイナップルには、たんぱく質の消化吸収を促すブロメリンという成分も含まれています。ブロメリンは、たんぱく質の代謝を活性化する働きをします。たんぱく質は肌もそうですが、髪の構成成分でもあるので、美髪にもつながるという考え方です。

髪の毛のコシやハリ、ツヤがなくなってきたと悩んでいる方は、たんぱく質を活性化するためにブロメリンを積極的に摂取するようにしましょう。

パイナップルダイエットをする場合のポイント

どのダイエット方法にもいえることですが、やり方に誤りがあると効果を得ることはできません。パイナップルを使ってするダイエットも例外ではなく、以下のポイントを押さえて実践することをおすすめします。

生のパイナップルを摂り入れること

パイナップルダイエットで、たんぱく質の消化吸収を促すブロメリンの効果を得たいのであれば、缶詰などのパイナップルではなく、生のパイナップルをカットして食べることが大切です。

酵素は、一般的に60度以上の温度になると働きが失われてしまいます。そのため、缶詰のパイナップルではブロメリンの効果は失われていると考えられるのです。

さらに、缶詰になっているパイナップルは甘くなるようにと、砂糖がたくさん含まれています。糖質はダイエットの大敵ですので、この意味でも生のパイナップルを摂り入れるのがおすすめです。

切りたての新鮮なパイナップルがおすすめ

ビタミンCは食材を切ってから時間が経ってしまうと、効果が失われてしまいます。そのため、できれば切ってから時間の経っているカットフルーツなどではなく、切りたてのパイナップルがおすすめです。新鮮なパイナップルを食べることで、良い栄養をより効果的に摂取することができます。

おすすめのパイナップルダイエットの方法

どのタイミングで摂るのが一番良いのか、パイナップルを使ってダイエット効果を狙おうと思っている人のなかには気になっている方もいるかもしれません。ここではその点について解説していきます。

朝食のタイミングがおすすめ

人間の1日のサイクルの中で、朝食の時間帯はとくに、体内の老廃物を排出しやすい時間帯だといわれています。そのため、パイナップルは朝食どきに食べるのがおすすめ。

さらに、パイナップルは果物であり、果物は糖質が多いイメージですが、朝食で食べると1日の中でエネルギー源として効率良く使われます。そのため、朝は糖質を摂取しても体脂肪として蓄積しにくい時間帯であり、おすすめなのです。

逆に、夜の時間帯に食べてしまうと、パイナップルに含まれる糖質が脂肪に変わってしまいやすいので、避けるのが賢明な判断といえるでしょう。

食前のパイナップルで効率アップ

先ほども説明したように、パイナップルにはたんぱく質の代謝を活性化する働きのある、ブロメリンが含まれています。そのブロメリンを食事を摂る直前に取り入れることで、さらに効果が得やすくなるといわれています。体内でたんぱく質の分解をスムーズにすることができるのです。

おすすめのパイナップルレシピ

ダイエットを楽しく続けるためには、効果を期待して摂る食品に飽きてしまわないことも大切です。以下にパイナップルのアレンジレシピを記載していますので、取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。

パイナップルサラダ

パイナップルはさっぱりとしたフルーツで、サラダのトッピングにも向いています。

<材料>
レタス1/2、トマト1玉、きゅうり1/2本、パイナップルお好きな量、そのほか好きな野菜
<手順>
レタスやトマト、きゅうりなどといった野菜を食べやすい大きさに切って盛り付けたら、そこにパイナップルも食べやすく切ってトッピングしましょう。

フルーツマリネ

<材料>
キウイ1個、りんご1/2個、パイナップル100g、レモン汁1/2個分、はちみつ大さじ3、白ワイン1/4カップ
<手順>
キウイ、りんご、パイナップルは1.5cm角に切ってボウルに入れ、レモン汁をふりかけます。さらにはちみつをかけ、約10分間なじませたら白ワインを加えて冷やしましょう。

ヨーグルト

ヨーグルトには、日本人が最も不足しがちなミネラルであるカルシウムや、たんぱく質などの栄養素が多く含まれます。ヨーグルトにパイナップルをトッピングすることで、パイナップルからカルシウムの吸収を助けるマンガンをしっかり摂ることができます

また、ヨーグルトのなかでもギリシャヨーグルトは、たんぱく質がとくに豊富に含まれているためおすすめです。

まとめ

パイナップルは1年を通して食べることができる、比較的私たちにとって身近なフルーツ。美味しくて食べやすいだけで、栄養などを意識していなかった方もいるかもしれませんが、パイナップルにはダイエット効果が期待できる栄養をはじめ、美肌効果が望める栄養なども豊富に含んだ優秀なフルーツなのです。

食生活は、意識しないとなかなか良いものを摂取することが難しいです。ダイエットを効果的に行うためにも、その効果が高いと評価されているパイナップルを積極的に摂取し、効率良く目指す結果が得られると良いですね。

*本文中の「アンチエイジング」とは「年齢に応じた潤いのお手入れ」を意味します。若返り効果を意味するものではありません。
*本文中の「美白」とは「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと」「メーキャップ効果により肌を白くみせること」もしくは「日やけによるしみ・そばかすを防ぐこと」を意味します。
*本文中の「シミ」や「小じわ」「毛穴」のケアに関する文言は、いずれも「シミやシワ、毛穴を目立たなくすること」を意味します。シミやシワの改善や治療効果を標ぼうするものではありません。
*記事内で特定商品の効果を紹介する場合、該当の記載は「すべての人に対して同じ効果があること」を保証するものではありません。
*記事内で特定商品がパッチテスト済みであることを紹介している場合、該当のテスト結果は「すべての人に対して、同じ効果があること」を保証するものではありません。