肥満遺伝子の検査をすることで自分の肥満の理由がわかる!関連する本を紹介

肥満体質かもしれないと思う人は肥満遺伝子というものが気になるのではないでしょうか。

今回は肥満遺伝子とはどういうものであるか、検査でわかる事は何か、自宅でもできるかについてお話します。さらに、おすすめの本もご紹介しますので、ご参考になさってください。

肥満遺伝子について

UCP1は洋ナシ型

UCP1という洋ナシ型に分類される日本人の約25%が持っていて、その半分が女性という肥満遺伝子があります。この遺伝子を持つ人は脂質の代謝が苦手で、持っていない人より基礎代謝量が1日あたり約100kcal低いようです。冷え症で平熱が低いという人が多いというのも、この遺伝子を持つ人の特徴の一つになります。洋ナシ型の人は冷えに対する対策がダイエットの上でも欠かせないでしょう。

β2ARはバナナ型

こちらの肥満遺伝子は日本人の約16%で、非保有者に比べますと約200kcal基礎代謝量が高いのだそうです。このことからも、この遺伝子を持つ人は太りにくいということがわかりますが、歳と共に代謝は落ちますから要注意でもありますし、一度脂肪がつくと痩せにくい体質になってしまいます。

100kgを超えるような巨漢と言われる人はこの遺伝子を持っている場合が多いというのも、興味深いところです。こちらは太りにくいけれども、脂肪がつけば巨漢になってしまうという何とも極端な肥満遺伝子といえるでしょう。

対応で分類されていて自分の傾向が詳しくわかる

日本人はリンゴ型、洋ナシ型、バナナ型の3種の型がありますので、自分がどの型なのか知っておくと良いものです。リンゴ型の人は炭水化物大好き、食べるのも大好き、丸顔でふっくら体型、低体温で肩がこりやすくお腹が出ているというタイプで性格は楽天的になります。洋ナシ型は揚げ物大好き、卵型の顔でお尻が大きい、平均体温は35.6~36.4℃、汗っかきで下半身に贅肉が付きやすいタイプで性格は頑固です。

バナナ型はといいますと、野菜や魚といったあっさりした食べものが好きで、食事は無頓着、面長顔のひょろひょろ体型、平熱は36.5℃以上と高く、胃腸が弱く完璧主義者といった感じです。皆様はどの型だったでしょうか。自分の型を知って好きなもので太りやすい食べ物を控えるようにすると、ダイエットにも役立ちます。

β3ARはリンゴ型

この型は日本人に最も多く、1日の基礎代謝量が他のタイプよりも200kcal低く、糖を分解する力も弱いのです。そのために、内蔵脂肪をためやすく体型はお腹の出たぽっこりタイプになります。糖を分解するのが苦手ですから、つい食べてしまいがちになるケーキやお菓子、ご飯、パン、麺類は控えた方が良いでしょう。

肥満遺伝子の検査について

なかなか痩せない人の理由がわかる

肥満遺伝子の検査は興味深いものです。前の部分で肥満遺伝子の特徴をお話しましたので、大体自分がどのタイプなのか予測はつきますが正確とはいえません。そこで、肥満遺伝子の検査を受けると正確に自分があてはまる肥満遺伝子がわかるので、それによってなかなか痩せない理由も見えてくるのです。わかると怖いという気持ちもあるでしょうが、知っておいた方が今後において良いことが沢山あります。

生活習慣病などの疾病リスクを調べることができる

健康面で助かるのは、生活習慣病などの疾病リスクを調べられるということです。若いうちにこのような疾病リスクを知っておくと、食事の面で気をつけることもできますから病気になることを防ぐことができます。

それに疾病に関する知識も多く得られるでしょうから家族の疾病に関しても応用できるでしょうし、その他の疾病についても気を付けるようになるでしょう。生活習慣病等は死に至るような恐ろしいこともありますので、自分のためにはもちろん家族のためにもリスクを知っておいた方が良いです。

効率良いダイエット方法を計画できる

肥満遺伝子によってダイエットの仕方も違いますから、自分の肥満遺伝子を知ることでダイエット計画を効率よく立てられます。たとえば、肥満型で洋ナシ型だったら、冷えの改善、バナナ型ならば一度脂肪が付いたら落としにくくなるので太らないように気を付ける、リンゴ型と分かったら糖を分解する力が弱いので糖を含む食べものを控えるというダイエット計画を考えられるでしょう。

このように、その型の特徴を大いに活かすとより効率的なダイエットができますから、型を知らないでダイエットするよりも的確に結果を出せる可能性があるのです。

自宅でキットを使用することで検査できる

肥満遺伝子のキットを自宅で使用すると、お手軽に検査できますから便利です。キットは各社で発売されていますので、インターネットを利用するとすぐに手に入れられます。「肥満遺伝子のキット」で検索しますと、様々な会社から発売されているキットが出てきますので自分に合った良さそうなものを探してみると良いです。お値段は3000円くらいからありますので、お手頃価格といえます。

自宅で受けた検査を送ると結果が2~3週間でわかります。商品によってはWeb版のみというものもありますから、紙で知りたいという人はその辺りを良く確かめておくと良いでしょう。検査に要する時間は大体10分くらいですから、時間がないという人には適切なものですし、お手軽にこんなに重要なことがわかるというのも嬉しいことです。

肥満遺伝子の本

日本人が一番やせるダイエット (肥満遺伝子が教えるダイエット成功の法則)

日本人が一番やせるダイエット (肥満遺伝子が教えるダイエット成功の法則)
肥満症の専門医が書いていますのでかなり説得力があり、わかりやすいです。太っている原因、肥満の恐ろしさ、どのようにして痩せればいいか、ダイエット成功の法則、実施例等が具体的に書かれています。納得しながら読めるのでダイエットに関する良い勉強になり、ご自身だけでなく家族にも応用できるでしょう。

専門医の言葉は、身に染みるものですから、この本を読んで専門医の的確な言葉を味わってみるのも良いことです。肥満というのは見栄えが気になるだけでなく、様々なリスクがあるということがよくわかる1冊といえます。

最短で効く!遺伝子タイプ別ダイエット

最短で効く! 遺伝子タイプ別ダイエット 自分の「遺伝子型」を知れば、痩せられる (SB新書)
様々なダイエット方法について、書かれていますので早く痩せたいと思う人、ダイエットに興味のある人には良さそうです。また、肥満遺伝子タイプによってのダイエットの仕方が食事面、エクササイズ面で書かれているのも分かりやすく嬉しいところでしょう。このように具体的な方法を示してもらえると、ダイエットのモチベーションが上がることは間違いないです。

この本に書かれている方法を実行すれば、目標の体重も夢ではないかもしれません。食事やエクササイズは家族と一緒に出来ますから、楽しめそうなのも嬉しいところです。夫婦や親子で目標を決めてダイエットするのに、書く立つ本でしょう。

肥満遺伝子―肥満のナゾが解けた!

肥満遺伝子―肥満のナゾが解けた! (ブルーバックス)
何とも興味深いタイトルですので、タイトルに魅かれて読みたくなるような本です。内容をご紹介しますと、遺伝子レベル、内分泌レベルと肥満について科学的に書かれておりますので、読んでいて勉強になります。医学的に肥満の勉強が出来そうなところも嬉しい限りで、医学に興味のある人ならいっそう読みたくなる本です。

医学生に好評なのも上記のことから頷けますので、医学部を目指したいという人にも良いかもしれません。肥満遺伝子のついて知ることで、新たな知識が沢山得られそうですから、勉強になるのは確かです。この本を読んで肥満の研究者を目指す若者が出てくれば、嬉しいことでしょう。

太りゆく人類―肥満遺伝子と過食社会

太りゆく人類―肥満遺伝子と過食社会 (ハヤカワ・ノンフィクション)
元記者のノンフィクションなので、真実味があり興味深い内容です。肥満手術から始まり、分かりやすくためになる言葉が並びますので肥満が気になる人には適切な内容になります。評判も良く、食べ物について詳しく書かれているので良い参考になったという人が多いです。また、アメリカでの肥満事情もわかりますので、肥満の国際化についても勉強になるでしょう。

食べものの上で肥満について考えるのにも良い本でしょう。特に食卓を預かる主婦でしたら、家族のためにも肥満のリスクを回避した食事を提供したいものです。その際、このような本は良い参考になりますので、ぜひ読んでおきたい1冊になります。

まとめ

肥満遺伝子はリンゴ型、洋ナシ型。バナナ型と3種類あり、それぞれにおいて特徴が異なります。そのような肥満遺伝子について、興味のある人は自分がどの型にあてはまるかキットを使って調べてみると、ダイエットに取り組む上で良い参考になり、ダイエットのモチベーションも上がることでしょう。

また、それに関する本も出ていますので読む事でさらに肥満遺伝子に関する知識が深まることは間違いないです。ご自身にとって、良い方法で肥満遺伝子と向き合ってみることをおすすめします。