骨盤が歪んでしまう原因と骨盤の歪みを改善してくれるストレッチ

骨盤が歪んでいると姿勢が悪くなったり、様々な症状を起こしてしまう可能性があります。単に見た目の問題が起こるだけではなく、体の症状で悩むこともあります。そのため、日ごろから骨盤が歪まないようにすることが必要です。

そこで今回は、

  • 骨盤が歪んでしまう原因
  • 骨盤が歪んでいる状態で放置してしまうデメリット
  • 骨盤の歪みを直す方法
  • 骨盤ストレッチが骨盤の歪みに効果的な理由
  • 骨盤の歪みに効果的な自宅で出来る骨盤ストレッチ

について説明したいと思います。

骨盤が歪んでしまう原因


日ごろ何気なく習慣にしてしまっている姿勢の中には、腰部に負担をかけたり、不自然な格好になっているものがあります。そんな姿勢をキープしていると骨盤が歪んでしまうことがあります。それでは具体的にどんなことが原因で骨盤に歪みを生じさせるのでしょうか。

寝る時にうつ伏せで寝る事が多い

人によって寝る時に心地いい姿勢がありますが、うつ伏せに寝ることが好きな方もいます。うつぶせに寝ることで実は骨盤が歪んでしまうことがあります。うつぶせに寝ると骨盤が前に出る姿勢をキープしてしまいます。またうつ伏せの状態で腰を少し回したような姿勢で寝るなど、さらにアンバランスな姿勢を維持すると、より骨盤が歪んでしまいます。

うつ伏せに寝ることで快適な睡眠を得られる方もいますが、常にこの姿勢で寝るのではなく、仰向けに寝るなどして、骨盤の歪みが起こらないようにすることが必要になってきます。

カバンを片方の肩にかける事が多い

かばんをかけて移動をする機会がある人も、骨盤が歪んでしまうことがあり得ます。かばんをかける時にいつも同じ方にすることは多いものです。いつも左肩にかばんをかける方、いつも右肩ばかりにかけている方など、人によってクセは異なっています。しかしいつも同じ方にかけているとどちらかの肩が下がり、骨盤も自然と歪んでしまうようになります。

かばんのかけ方にまで意識を向ける人は少ないものです。ただ骨盤の歪みが起こらないようにしたい方、また改善を図りたい方は、かばんをかける際には、両方の肩を利用することが大切です。

足を組んで座る


足を組んで座ると足が楽に感じられますが、この状態は骨盤の歪みを引き起こしてしまうのです。足を組むと、片方の腰が後ろに向かい、もう片方は前に向かうというアンバランスな状態になってしまいます。足を組む習慣がある方は、常にこの姿勢を取る傾向にあるため、徐々に骨盤が歪んでいってしまうのです。

デスクワークなど長時間同じ姿勢でいる

デスクワークの仕事など、常に同じ詩姿勢で仕事をする方は正しい姿勢をキープしていることが少ないものです。体が曲がっていたりする状態を長時間キープしているために、骨盤が徐々に歪んでいってしまいます。

同じ姿勢での仕事をする方は、日常的にしているため、骨盤が歪むとその状態が固定されてしまいます。また骨盤周辺の筋肉も緩みが起こったりしてしまいます。

猫背

猫背になると上半身のラインが悪くなってしまい、骨盤周辺の筋肉に負担がかかり、果として骨盤が歪んでしまうようになります

猫背になってしまうとその習慣を改めることが結構難しいものです。意識して猫背にならないように背筋を伸ばすようにしなければなりません。ただ猫背を習慣にしていると骨盤はよりゆがんでいってしまいます。

腕組み


意外に思われるかもしれませんが、腕組みをすることで骨盤が歪むことがあるのです。腕組みをすると背中が多少曲がってしまうことがあります。また腰が突き出た状態をキープしてしまいがちです。このようなアンバランスな姿勢を取っていると、腰部に負担がかかり、骨盤が歪むようになってしまいます。

横座りの姿勢

横座りの姿勢を良くする方は骨盤が歪むことがあります。横座りとは前に顔を向ける姿勢ではなく、横を向いた姿勢で座るという状態です。ただ会話をする際には顔を前に向けるため、常に体をひねった状態にしてしまいます。

横座りになることで、腰に負担がかかりますし、骨盤が歪むようになってしまいます。この姿勢は無理をしている状態になるため、できるだけ日ごろからしないように気を付けなければなりません。

加齢による骨盤の緩み

加齢が進行していくと骨盤が歪みやすくなってしまいます。30代以降になると筋肉量が減少したり、筋力が低下してしまいます。そのため、骨盤を支えている筋肉が弱くなり、骨盤を支えきれなくなってしまいます。結果として骨盤が歪んでしまうようになります。

加齢によって体全体の筋肉は衰えてしまうため、骨盤周辺の筋肉も同様に衰えてしまいます。30代以降の方は、この点をよく理解しておき、骨盤が筋力の低下によって歪みやすくなることを知っておく必要があります。

骨盤が歪んでいる状態で放置してしまうデメリット


姿勢が悪い、加齢などいろんな理由で骨盤が徐々に歪んでいってしまいます。ただその状態を放置していると違う症状も引き起こしてしまうようになります。単に骨盤が歪むだけではなく、中には辛い症状を抱える可能性もあるのです。ここでよく起こる代表的な症状をご紹介します。

冷え性

骨盤が歪むと、周囲の筋肉の筋肉が衰えていってしまいます。それによって血液やリンパの流れが悪くなり、血行不良や冷え性を引き起こすことがあります。冷え性になると代謝機能が低下してしまいますし、太りやすい体になってしまいます。体全体の健康や美容に影響を与えてしまうようになります。

肩こり

骨盤の歪みによって血流が悪くなれば、肩を酷使したり、姿勢が悪い方は特に肩こりを生じることがあります。疲労物質である乳酸は血流が悪いと排出されにくくなり、肩こりを引き起こしてしまいます。20代の頃には肩こりがなかった方でも、30代になって筋力の低下によって骨盤が歪むようになれば、肩こりも引き起こす可能性があります。

腰痛


骨盤が歪むことにより、腰椎に負担がかかっていきます。それによって椎間板の変形が促進され、腰痛を引き起こしてしまうことがあります。腰痛が起こると、アンバランスな姿勢をキープしたり歩行をしてしまうことがあります。これによってより椎間板の変形が起こり、腰痛が悪化してしまうようになります。

偏頭痛

骨盤の歪みによって腰部の筋肉が緊張し、血流が悪くなってしまうと、偏頭痛を起こすことがあります。骨盤が歪むことで、偏頭痛を引き起こしてしまうこともあります。偏頭痛を起こすと痛みが大きい場合もあり、日常生活に支障をきたしてしまう可能性もあります。

O脚

O脚は上半身の歪みが原因と言われることがあります。上半身の歪みを生じる原因として、骨盤の歪みがあり、姿勢が悪くなったりすることで起こってしまいます。

O脚にならないようにするためには、姿勢を上半身の歪みが起こらないようにする、そのために骨盤の歪みが起こらないようにすることも重要です。

猫背


骨盤が歪んでいると、正しい姿勢を保つことができなくなってしまい、猫背になってしまうこともあります。猫背は背中が丸まった姿勢で、正しい姿勢ではありません。猫背を改善し、正しい姿勢を保るためには骨盤が歪まないようにすることが必要です。

骨盤の歪みを直す方法

姿勢が悪いなどで骨盤が歪んでしまった場合には、治すための方法を実行するといいでしょう。毎日実行することが大切ですから、誰でも負担なくできる内容でなければなりません。ここで日ごろ運動をしない方でも実行できる方法をご紹介したいと思います。

整体

整体院では骨盤の歪みを調整し、元の状態に近づけていく施術を行っています。骨盤のずれを調整し、矯正を行います。整体院は全国各地にありますし、年齢や性別に関係なくどなたでも行くことができます。1回の施術ではすぐに改善がされないことが多く、継続的に通うことが一般的となっています。

骨盤回し


自宅でも簡単にできるのが骨盤回しです。姿勢を良くした状態で立ち、腰をゆっくりと左右に回します。左右それぞれ20秒ずつ行います。次によりゆっくりと8の字を書きながら腰を動かしていきます。これも20秒行います。毎日できるだけ実行するようにしてください。また慣れてきたら20秒以上行うようにしてください。

お尻歩き


自宅でできる骨盤の歪みを直す方法としてお尻歩きがあります。お尻歩きをフローリングで行うとお尻が痛くなるため、あらかじめヨガマットなどを用意しておくといいでしょう。床にお尻と足を付けた状態でゆっくりと歩きます。お尻で歩くような感覚で実行します。

これを1分行います。次に後ろに向かって歩きます。これを1分行います。慣れてきたら徐々に時間を延ばしていくといいでしょう。

骨盤バックキックエクササイズ


腰部の筋肉を鍛える効果が期待できるエクササイズとして、骨盤バックキックエクササイズがあります。これは四つん這いになった状態で、片方の足を天井に向かって軽く蹴るように上げます。これを5回行います。次に反対の足で同じことを行います。これを5回行います。多少ハードな内容のため、まずは5回を目標に実行してください。慣れてきたら回数を徐々に増やすようにしてください。

骨盤ストレッチ


骨盤の歪みを直すための方法として骨盤ストレッチがあります。まず仰向けに寝た状態になります。そして右足を曲げて足裏を体の外側に向けます。その状態を10秒間キープします。

次に左足を曲げて10秒間キープします。これを1セットし、10回行います。慣れてきたら徐々に回数を増やしていくようにしてください。

骨盤ストレッチが骨盤の歪みに効果的な理由

骨盤の歪みを改善していくための方法として骨盤ストレッチがあります。これは骨盤だけではなく、その周囲の筋肉を緩めるなどの効果を期待することができます。また気軽に始めることも可能です。ここで骨盤ストレッチが骨盤の歪みに対して効果的な理由を説明したいと思います。

骨盤まわりの筋肉をゆるめる事で骨盤の負荷を軽減する事ができる

骨盤周辺の筋肉の中には緊張していたり、固くなっているところがあります。骨盤ストレッチによって緊張をほぐし、筋肉を緩める効果が期待できます。そのため、固い部分の筋肉による骨盤にかかっている負荷を軽減させることができます。筋肉が特に硬くなっている部分はじっくりと骨盤ストレッチを行う必要があります。

骨盤と一緒に筋肉も正しい位置に戻す事で再び骨盤が歪むのを防ぐ

骨盤ストレッチを行うことで、骨盤と一緒に筋肉も正しい位置にしていくことができます。骨盤がずれている場合は、じっくりと骨盤ストレッチを行い、徐々に骨盤と筋肉の位置を正しい場所に収まっていくようにすることが大切です。これによって立ち上がった時の姿勢も徐々に改善されていきます。

整体とは違って自宅で簡単に出来るので続けやすい

骨盤ストレッチは自宅でいつでも気軽に実行することができます。体への負担も大きくないため、年齢や性別に関係なく、誰でも安全に行うことができる点も大きなメリットです。ハードな内容ではないため、長く継続して実行することができ、徐々に骨盤の歪みを改善していくことができます。

骨盤の歪みに効果的な自宅で出来る骨盤ストレッチ

寝たままで行う骨盤矯正


自宅で寝たままで簡単にできる骨盤矯正法があります。まず寝た状態で膝を立て、両方の足裏を合わせます。その状態で右側の骨盤を上にゆっくりと上げながら体を左に少し曲げます。次には左側の骨盤を上げながら体を右に曲げます。それぞれを1セットとし、10セット行ってください。

ハムストリングをストレッチして骨盤立てる方法


ハムストリングを伸ばして骨盤矯正を行う方法があります。まず寝た状態で右足を上に向けて上げます。この際になるべく膝関節が曲がらないようにします。ただこの方法を開始した時は難しいため、片手で膝関節を支えながら行ってください。10秒間足を上げてキープします。また反対側も同じことを行い、10秒間キープします。それぞれを1セットとし、10セット行います。

体が硬い人におすすめの骨盤ストレッチ


体を柔らかくしていきながら骨盤ストレッチを行う方法があります。まず両手を床に置き、両足を伸ばし、その後に右の膝関節を曲げます。次に左側の膝関節を曲げます。それぞれ10秒キープし、10回ずつ行います。徐々に伸ばした方の足を床にできるだけつけるようにしていってください。

毎日10分で骨盤の歪みが改善されるストレッチ


骨盤の歪みが改善されるストレッチをご紹介します。立った状態で両足をお互いにくっつけ、胸を前に出すようにしながら、少し膝関節を曲げます。そして立った状態に戻ります。これを10回行います。次に立った状態で大股開きになります。その状態で深く深呼吸をします。20秒間この状態をキープします。これらの動作を10分間行っていきます。

骨盤の前後のズレを正す骨盤矯正ストレッチ


骨盤の前後のずれを正すストレッチをご紹介します。まず正座をします。背骨を真っ直ぐにした状態を作ります。この状態でゆっくりと腰を右回りに回します。次に左側に回していきます。それぞれ10回ずつ行います。

3分間で徹底的に骨盤まわりをストレッチする方法


3分間で実行できる、骨盤の周りをストレッチする方法があります。座った状態で大股開きになります。この状態で少し膝を上げ下げします。まずは10秒間行ってみてください。また足をできるだけ伸ばした状態をキープします。この状態を10秒間行います。さらに足を開いた状態で上半身を床に倒していきます。倒した状態で10秒間キープします。これらを1セットとし、3分間行います。

骨盤底筋ストレッチしながら鍛えるヨガストレッチ


骨盤底筋ストレッチの方法を説明します。まずは座った状態で両足を曲げます。右足を左足の上に置きます。両足が床につく状態を作ります。この状態で上半身を前に少し傾けます。この状態を10秒間キープします。また同じ状態で腰をゆっくりと回し10秒間キープします。まずは10回ずつを目標に行い、慣れてきたら徐々に回数を増やしてください。

骨盤が不安定になりやすい妊婦さんにおすすめの骨盤ストレッチ


妊婦さんにお勧めな骨盤ストレッチをご紹介します。まず寝た状態で両足を肩幅と同じ程度に開きます。まず右足を曲げ、股関節に納めます。そして5秒間キープします。次に左足も同様に行い5秒間キープします。これらを1セットとし、合計5セット行います。

まとめ

骨盤は知らず知らずのうちに歪んでしまうようになります。偏頭痛や冷え性などの症状を引き起こす原因でもあるため、日常的にストレッチや運動を取り入れながら、正しい位置に骨盤が治まるようにしていくことが必要です。骨盤ストレッチなど、具体的な方法が多くありますが、その中から自分でできる方法を選択して実行してみてください。