ランニングポーチを選ぶポイント
水とタオルさえ入ればいい、と思っていると、水が取り出しにくかったり、汗で蒸れたりして、快適なランニングができません。
体にフィットするのはもちろん、走る時間帯や距離などに合わせて選ぶことが大切です。ランニングポーチを選ぶ際のポイントについてお伝えしましょう。
体の大きさに合っているか
走行中、体はけっこう揺れているものです。体のサイズに合っていないと、荷物が体に衝撃を与え、快適に走ることができません。
大きすぎると、体への密着部分も増え、汗をかきやすくなることも。体の大きさに合っているものを選びましょう。
通気性が良いか
ランニングポーチは体に密着するものが多く、汗をかくとむれてしまいます。通気性が悪いと肌荒れの原因にもなり、走行中快適に走ることができません。
パフォーマンスの低下にもつながることでしょう。通気性の良い素材を使っているかどうかをチェックすることも大事です。
走っている時の揺れの度合い
ランニングポーチにはスマートフォンや時計など、精密機器を入れる場合も多いものです。走行の揺れでバッグの中に影響を与えると、機器類などが破損したり、壊れてしまったりすることもあります。
特に弾むように走り、揺れが大きい人や、体を動かすスポーツをする場合には揺れに対応しているポーチを選びましょう。
ランニング中にスマホを確認するか
スマートフォンはだいたいポーチの中に収納します。スマホを確認する頻度が高い場合は、取り出しやすい方が便利。
確認するたびに立ち止まっていては、快適にランニングができないでしょう。スマホを使用する頻度などに合わせて選ぶことも必要です。
防水素材かどうか
たくさん汗をかくと、ポーチに汗が染み込んでしまうことがあります。また、天候が急変して雨が降ることも。
汗や雨でポーチの中の携帯電話やタオルなどが濡れてしまうのは困るものです。ポーチは防水素材や撥水性のあるものを選ぶといいでしょう。
夜間のランニングでも安全か
夜など暗くなってからの時間帯にランニングをする場合は、車やバイク、自転車などに特に注意が必要です。暗いと人の姿が見えづらく、交通事故につながる危険性があります。
目立つ服装で走るか、ポーチなどのバッグに反射材が付いていることが必要です。視認性が高くなり、安全に走ることができるでしょう。
入れやすく取り出しやすいか
走りながら水やタオルなどを取り出すことも多いでしょう。前を見ずにバッグの中の荷物を取り出すことに気を取られていると危険です。
サッと取り出せる構造になっているものを選ぶことが大切。また、物が多くなると取り出すのも苦労してしまいます。整理しやすく、入れやすいことも重要です。
入れる荷物の量に合うか
何をポーチの中に入れるかによっても、選び方が異なります。荷物は最小限にした方が、体への負担はかかりませんが、長距離ともなると替えの着替えや栄養補給食品なども持っておきたいもの。
持ち物の量に合ったポーチ選びが必要です。また、スマートフォンなどのサイズにも注意して、収納できるものを選びましょう。
ランニングポーチの種類
ランニングポーチには大きく分けると、アームバンド型、ウエストポーチ型、リュック型、の3種類があります。
それぞれに特徴があり、自分のランニングスタイルに合わせたものを選ぶことが必要です。3種類のランニングポーチのメリットなど特徴を紹介しましょう。
アームバンド型:画面でタイムを確認できる
腕に巻くタイプのアームバンド型は、主にスマートフォンや携帯電話、鍵といった必要最低限の荷物を入れておくタイプです。
身軽に走りたいという人におすすめ。画面でタイムを確認できるものもあり、とても便利です。
ウェストポーチ型:スマホや鍵・財布などを入れられる
腰に巻くタイプで、スマートフォンや携帯電話、鍵、財布などを収納できます。サイズや素材によって、ペットボトルやタオルなどを収納できるものもあります。
ランニングポーチの定番バッグで、多くの人が使用しているものでしょう。荷物の量などによっては、フィット感もチェックして選ぶことが必要です。
リュック型:長距離やトレイルランニングに最適
背中に背負うタイプで、多くの荷物を入れられるのがメリットです。着替えやより多くの水分など、さまざまなものを持って行けるので、長距離やトレイルランニングに最適。サイズや形状もいろいろです。
ただし、あまりたくさんの荷物を入れると、肩や腰に負担がかかります。素材などにこだわった軽量で体にフィットするものを選んだ方がいいでしょう。
アームバンド型のおすすめランニングポーチ
荷物はランニングに必要な最低限のものしか入りませんが、身軽にランニングができるのが、アームバンド型のランニングポーチです。
中にはいろいろなものを収納できるタイプもあります。おすすめのアームバンド型のランニングポーチを紹介しましょう。
PORTHOLIC ランニング ベルト
伸縮性のある素材を使用しているので、収納力があります。6.2インチまでのスマホに対応できる、超大収納が可能なランニングベルトです。
超軽量で、撥水性のある生地を使用しているので、汗や雨などに濡れても荷物が濡れる心配がありません。吸汗速乾素材で洗濯後もすぐに乾きます。
Arteesol ランニングアームバンド
アームバンド型で心配なのは、すぐに外れて落としてしまうのでは?という点でしょう。こちらの商品は、運動向けの専門設計によって、マジックテープの粘着性を強化しています。
二段階のサイズ調節も可能。超薄型素材で、縫い目もなく、ファション性の高いデザインです。通気性の優れた良い肌触りもメリットです。
D-drempating ランナー ベルト ポーチ
ポーチのクリアスクリーンの周りには反射素材が付いています。派手な蛍光色で夜間のランニングも安心。
伸縮性に富んだ素材で、iphone7/7s Plusなどの大き目サイズのスマホも収納可能です。レインコートと同様の撥水性で、雨にも強いのが特徴。体を圧迫しないフィット感も魅力です。
ELEスポーツアームバンド ランニングアームバンド 薄型
カバー上にイヤホン穴が付き、ケースを装着したままイヤホンが使用できます。大容量収納ができ、二重構造になっているので、整理しやすいでしょう。
蓋付きで、粘着性が強く落下の心配もありません。潜水料を採用し、防水性を高めています。丸洗いも可能で、常に清潔さを保つこともできます。
itDEAL 改良版 ランニング アームバンド
3WAYイヤホン穴で3種類のイヤホンポートに対応可能です。スクリーン部分には高い透明性と操作性のTPUカバーを採用。
鋭い感度で、ケースに入れたままスマホの操作ができます。収納力も高く、ICカード、鍵なども保管できます
Hihiccup スマホ アームバンド
6インチまでのスマホに対応です。軽くて薄く、通気性も高い高級素材を採用。防水性、防汗機能もあります。アームバンドはマジックテープで簡単に調整可能。
約1,000円で購入できるのも魅力でしょう。さらに、生涯保証付で、返品・返金に対応してくれます。
ウェストポーチ型のおすすめランニングポーチ
定番のウエストポーチ型は、必要な荷物が過不足なく収納でき、腰にフィットするので体も動かしやすいでしょう。
体への負担が軽く、防水性も高い、おすすめのウエストポーチを紹介します。
HAISKY ランニング ポーチ
超軽量で撥水性も高く、衝撃にも強い優れた素材を使用しています。ペットボトルフォルダには、直径7.5cm、高さ26cmまでのペットボトルや水筒を収納可能。
ベルトで固定できるため、ドリンクの揺れを防ぎ、またスムーズな出し入れができます。iphone 7Plusにも対応しています。
WEINAS ランニングバッグ
給水ボトルが2つ付き、ドリンクを2本携帯可能です。ベルトの両方で調節可能なバックルベルトで、腰にしっかり固定でき、揺れを防ぎます。
サイド部分は滑り止め設計で、ランニングの装着感は快適。防水できて通気性も良いのがメリットです。
AIGOU ウエストポーチ
ドリンクホルダーはありませんが、大容量でポケットが3つあり、整理しやすい構造。
鍵や現金、6インチまでのスマホも収納できます。軽量でうすく、撥水性のある生地を採用し、汗にも強いです。
HUKUDA ジョギングポーチ
ポケットには夜間反射素材が付いているので、夜のランニングも安全です。ドリンクホルダーはありません。
Grideto ランニングポーチ
アームバンドとボディバッグの利点を融合させた、軽くて薄いランニングポーチです。
スマートフォンをケースに入れたまま操作が可能で、伸縮性のある素材を採用し、ウエストにフィット。直径80mmまでの水筒やペットボトルを収納できます。
リュック型のおすすめランニングポーチ
背中に背負うリュック型のランニングポーチは、たくさんの荷物を入れることができる点がメリットです。
荷物をたくさん収納しても、腕の振りなどを邪魔しない設計のものなど、さまざまな種類があります。おすすめのリュック型ランニングポーチを紹介しましょう。
KEYNICE ランニングバッグ
超軽量8Lの大容量のランニングバッグです。左右のストラップに500mlペットボトルを収納できるポケット付き。
正面全体は防水素材で雨でも安心。通気性に優れているので、ムレの心配もないでしょう。
Qlione ランニング サイクリング リュック
スタイルに応じて調整することができ、腕の振りを邪魔しないデザイン。280グラムの軽量で、背中への負担も軽減します。
フロントパネルにはバンジーコード付の大きなポケットが付いているので、必要なものをしっかり収納できます。
[サロモン]リュックサック TRAIL 10
10Lの大容量。安定性・立体構造の3D Airmeshパネルが優れた空気循環性を実現します。
ボードは軽くてやわらかく背中に快適にフィット。汗を逃がす素材で背中を涼しく保ちます。
Spogram ハイドレーション 対応 サイクリング バッグ
容量は12L、チェストベルトとウェストハーネス(本体収納可)のダブルで腰を固定。動いていても揺れを感じさせません。
付属のレインカバー(本体収納可)は、不要な時にはコンパクトに折りたたんで収納可能。リュックの背中部分には3Dメッシュを使用し、通気性を高めています。
MALEROADS バックパック
10L-12Lの容量。軽量でコンパクトなので、普段の買い物にも便利です。専用レインカバー付きで、底のポケットにレインカバーを収納可能。
効率的に分別収納も可能で、小物も整理しやすく取り出しやすいです。通気性立体構造で、背中のムレも防ぎます。
まとめ
ランニングポーチには、主にアームバンド型、ウエストポーチ型、リュック型の3種類があります。荷物はたくさん収納できる方がいい、体にフィットするのが大切など、要望に合わせて選ぶといいでしょう。
ランニングポーチを選ぶ際には、体のサイズに合わせることや、夜間でも安心してランニングができる反射素材が付いているかをチェックすることも必要です。