冷え性が足に起こる原因
血液循環が悪化して足まで上手く血液が回らない
血液の循環が悪化することで、足に血液が正常に流れなくなると老廃物が溜まってしまいます。足は第2の心臓と言われており、心臓から流れてきた血液を上に押し出すポンプの役割があります。しかし老廃物が溜まってしまうとポンプの役割も低下。それによって足は冷たく冷えてむくみが出てしまいます。
このようなことから冷え症の人の足はとても冷たいことが多く、足を温めることでポンプ機能が高くなり、体中の冷えまで改善するほどです。また足のポンプの低下は筋肉の低下も大きく影響しています。そのため歩くことや無理しない程度の運動はとても重要なのです。
女性ホルモンが乱れてしまい血行の悪化が起こる
女性ホルモンのバランスの乱れと自律神経の乱れは、生体現象として連動しています。ホルモンの司令塔と自律神経の司令塔は脳の中の同じ視床下部という部分にあるため、この2つはどうしても連動してしまうのです。そのため女性ホルモンのバランスが乱れることで、自律神経が乱れと同じ症状が起こるのです。
体温調整は自律神経だけがコントロールしているわけではありませんが、大半をコントロールしているので、司令がスムーズに行われないと血流が悪化し、冷え症になるリスクが高くなります。また逆に体が冷えると女性ホルモンのバランスが乱れるため、悪循環を起こすことにもなるのです。
筋肉の量が少ないため体の代謝が低下する
冷え症の人は代謝を高めることが大切です。そして代謝を高めるためには筋肉も付けることが大切になります。特に足では腿やふくらはぎの筋肉が落ちてしまうと、血液を上に上げるポンプ機能も低下し、足はむくみ冷えていきます。体全体でも筋肉量と代謝は大きく関係があり、代謝を高めるためには筋肉をある程度付けることが大切になります。
自律神経の乱れにより体温調整が機能しない
体温調整の多くを自律神経が行っているため、自律神経が乱れると体温調整が機能低下して、冷え症になったり、急に火照ったりすることがあります。特にホルモンのバランスが乱れる更年期などは、冷え症とともに火照り現象も起こると言われているのです。
しかし実は体温調整の調整だけでなく、交感神経や副交感神経の緊張状態が続くことでも、血液循環が低下して冷え症になります。ストレスがたまったときなど、交感神経の緊張が続くと血液循環が低下します。また逆に副交感神経の緊張が続いた場合も、血液がドロドロ状態になり、結果として血液循環は低下して冷え症を起こすのです。
足の冷え性を防止する方法
お風呂に入って血行を良くする
わたしたちはお風呂に入ると体が温まると感じますが、それは収縮していた血管が開き、血流が高まるからなのです。もし足の冷え症の場合は、足湯をおすすめします。体全体がお風呂に入る場合は、20分程度がベストです。逆にあまり長く入り過ぎると内臓などに負担が掛かってしまうのでおすすめできません。
しかし足の冷えた人はもう少しゆっくりお風呂に入りたいところ。そこで足先だけや、膝から下の部分を温める足湯で、ゆっくり足を温めていきましょう。毎日でなくても定期的に行うだけでも、続けていくことで足の冷え症が改善されます。そして足の冷え症が改善されるということは、体全体の冷え症の改善につながるのです。
締め付けのない靴下をはいて足を温める
足を温めることで、全身の冷え症を改善することができます。そのため靴下をしっかり温めることで冷え症対策ができるのです。そこで靴下を何枚も重ね履きすることもおすすめです。ただしそのときの注意としては、靴下の締めつけの緩いものを選ばないと、逆に締めつけが原因で血流を悪化させてしまいます。そして履く順番にもポイントがあります。
ベストな履き方としては、一番足に近い部分に薄手の絹や綿、ウールの天然素材の靴下を履き、その上に純毛の温かい靴下を履きましょう。自宅などではその上にもこもこの温かい靴下をもう一つ履くとベストです。また夏でも靴下は履くようにしましょう。エアコンの入っている部屋では、冬と変わらないほど温かい状態にすることも大切です。
有酸素運動をして身体の中から温める
運動には有酸素運動と無酸素運動があります。無酸素運動は筋トレなど筋肉をつける運動であり、有酸素運動は体内に酸素を取り入れる運動です。そのため有酸素運動をすることで血中に酸素が入り、細胞にも酸素が届くようになります。このことこそ血行を良くし、身体の中から温める良い方法の1つです。もちろん無酸素運動によって筋肉量が増え、代謝が高まり身体が温まることにもつながりますが、まず有酸素運動が重要となります。
身体を温めてくれる食べ物や飲み物を飲む
冷え症対策のためには食べ物も意識したいものです。特に体を冷やす冷たいものを避けて、体が温まる温かいものを食べるようにします。次に成分として体を温めるものを食べるようにしょう。例えば生姜などをいろいろな料理やドリンクに混ぜることで、体は芯から温まります。トンガラシなども発汗作用があり体が温まります。
他にも例えば、そばやうどんのような汁物は、汁にとろみを付けると温度が下がりにくく、体の中から温まりやすいと言われています。自分で作るときには片栗粉でとろみをつけましょう。外食などでは、あんかけ的なものが掛かっている汁物を選ぶと、より温まりやすいと覚えておきましょう。
足の冷え性を防止する商品
靴下 レディース
EI・HENGから発売の女性靴下のご紹介です。サイズは21~25㎝、丈の長さは15センチ。高校生、大学生もおすすめです。メーン素材は温かなウール使用。保温性も高く冬にぴったりです。通勤、通学だけでなくお部屋の中で長時間履いても、通気性が高いので気持よく履くことができます。おしゃれなカラーも揃っているので、贈り物にもおすすめです。
JUNLEI ウールソックス
YICHENGから発売の「JUNLEI ウールソックス」のご紹介です。素材はウールと兎毛なので、本当に柔らかく温かさ抜群です。他にナイロンが混紡となっているので耐久性も高い靴下となっています。締め付けがないのにフィット感があり、保温性だけでなく通気性にも優れています。またサイズは22~24センチで5足セットとなっています。
特徴として上の部分が太く緩めのゴム編みになっているので、締めつけがなくむくみの心配もありません。靴下の締めつけが嫌いな人にもおすすめの靴下です。
LAKUYO ルームシューズ
はお部屋の中では、たくさんの靴下を重ね履きするより、「LAKUYO ルームシューズ」で足はポカポカです。コットンの肌触りの良いモコモコ素材で、足を包み込んでくれます。保温性、防寒性が高いだけでなく、デザイン性の高い、おしゃれな女子にピッタリのルームシューズです。大きなぼんぼんが、女子の心をつかみます。プレゼントにもピッタリの可愛くて肌触りの良い、モコモコルームシューズです。
極暖 足が出せるロングカバー
寒い日に、もし膝の上までの長~いモコモコ靴下があったらどうでしょう? そんなロングカバーが、アルファックスの「極暖 足が出せるロングカバー」です。適応サイズは23~25.5㎝、太もも回り55センチまで。原産国は中国、素材はポリエステル100%。靴下を履いた上から、このモコモコロングカバーを履くことで、もう下半身はポカポカです。贈り物にもきっと喜ばれるはず。寒い冬でも体中が温かくなります。
まとめ
足を温めることで、冷え症をしっかり対策することができます。こんなに温めるの? と思うほど温めると、体までポカポカしてきます。足を温めると代謝が高くなり健康効果だけでなく、美肌効果やダイエット効果にも有効なのです。