アイスクリームダイエットの効果とは?
一口食べるだけでもハッピーな気分になれるアイスクリーム。
アイスクリームが嫌いな人って、あまりいないのではないでしょうか。そんなアイスクリームでダイエットができると知ったら、もっとハッピーですね。
だけど、甘くてダイエットには不向きなイメージのあるアイスクリーム…なぜアイスクリームはダイエットへの効果が期待できるのでしょうか。
適度な脂質が摂取できる
ダイエットをするにあたって、脂質を排除した食事を意識する人は少なくありません。しかし、人が健康でいられるためには脂質は必要な栄養素となっています。
健康的な方であれば、1日に約55gの脂肪分を摂取するのが理想的といえます。脂質が不足してしまうと、お通じが悪くなったり乾燥肌になりやすくなったりする可能性があります。
さらに摂取した食品からできるだけ多くの脂肪分を取り込もうとする働きが強くなり、逆に脂肪を溜め込みやすく痩せにくい体となってしまうのです。
カルシウムでイライラ防止
高脂肪のアイスクリームには、牛乳と同じようにカルシウムやミネラルが豊富に含まれています。
カルシウムがイライラを防止したり精神を安定させる効果が期待できることは多くの人が知ることだと思います。ダイエット中は我慢が多く、特にイライラしがち。甘くて美味しい、カルシウム豊富なアイスクリームを食べることでダイエット中のイライラを防ぐ効果が期待できるのです。
アイスクリームで効果的なダイエットをする方法
実際にアイスクリームでダイエットするにはどんなやり方があるのでしょうか。
アイスクリームを摂取する時間は午後3時までに
アイスクリームをダイエットに取り入れるなら、大切なのは摂取のタイミング。
基本的には午後3時までに食べるようにしましょう。午後3時以降は代謝が落ちてしまうので、必ず時間帯は守るようにしてくださいね。そのため、朝か昼の食事をアイスクリームに置き換えるのがおすすめです。
毎日食べる必要なし。2日に1度のペースで
アイスクリームは毎日食べる必要はありません。基本的には2日に1度、80〜120mlを摂取します。毎日食べたい場合には、1度の摂取量を半分に減らせばOKです。
温かい飲み物と一緒に食べることで冷えも防げる
アイスクリームはおいしいし好きだけど、体が冷えるのが心配…と考える方も多いかもしれません。
ダイエットをより効果的にするためには、確かに体を冷やしてしまうのは得策とはいえません。なので、体の冷えを防ぐためにも温かい飲み物と一緒に摂取するのがおすすめの方法です。小さめのスプーンで少量ずつアイスクリームを口にすれば満足度も高くなります。
アイスクリームに合わせる飲み物はハーブティーをチョイスすると、リラックス効果も期待できるので心の健康にもいい影響を与えることでしょう。
手作りアイスでもっとヘルシーに
アイスクリームでダイエットをする際、基本的には購入したアイスクリームを摂取する人がほとんどだと考えられます。
しかし、市販のアイスクリームだと添加物が心配…という声もちらほら。自分の体に取り入れるものですから、なるべくナチュラルで体に優しいものを選びたいですよね。
そこでおすすめなのが、手作りのアイスクリーム。アイスクリームは意外にも簡単に作ることができるんです。冷凍なので保存期間も長く、多めに作って保存しておくことも可能です。以下から簡単なアイスクリームの作り方を2つご紹介していきます。
手作りアイスのレシピ① 基本のバニラアイス
まず覚えておきたいのが基本のバニラアイスです。
【材料】
- 牛乳・・・400g
- 砂糖・・・80g
- 卵・・・1個
- バニラエッセンス・・・大さじ1弱
【作り方】
①牛乳、砂糖、溶き卵を鍋に入れる。
②弱火にかけ、焦げないように木べらで混ぜ続ける。
③とろみが出てきたらバニラエッセンスを加える。
④火からおろし、こしながら容器に入れて凍らせる。
手作りアイスのレシピ② お豆腐アイス
もっとダイエットに効果的なアイスクリームが食べたい…そんな時はヘルシーさ満点のお豆腐アイスがおすすめです。
【材料】
- 絹ごし豆腐・・・1/2丁
- お好みのシロップ(メープルシロップなど)・・・大さじ1
【作り方】
①ビニール袋に材料を全て入れ、よくもんで滑らかにする。
②1時間ほど冷凍庫で冷やし、もう一度よく揉んで再び冷やす。
③好みの硬さになったら完成です。
ゴマやシナモン、ココアなど好きなフレーバーでアレンジが自由にできるのがこのお豆腐アイスのいいところです。
さらに豆腐そのものによる大豆イソフラボンの効果が期待できたり、高タンパク低カロリーなのでダイエット中にも気兼ねなく食べることができるでしょう。
アイスクリームをダイエットに取り入れる際の注意点
食べ過ぎ厳禁
アイスクリームダイエットだからといって、アイスクリームだけの食事を続けたり必要以上の量を食べてしまうのは絶対にNGです。
食べ過ぎることによってカロリー過多になったり、体が冷えたり、人によってはお腹の調子が悪くなってしまうことも考えられます。ダイエットを成功させたいと考えるなら、必ず食べる量を節制するようにしましょう。
必ず【アイスクリーム】を選ぶこと
アイスクリームと1口にいっても、実はさまざまな種類があるということをご存知ですか。
同じように見えても、実は乳成分の量によって4つの種類に分けられているんです。
①アイスクリーム
乳固形分15%以上、うち乳脂肪分が8%以上のものをアイスクリームと呼びます。4種類のうち、最も乳固形分と乳脂肪分が含まれています。
②アイスミルク
乳固形分10%以上、うち乳脂肪分が3%以上のものはアイスミルクと呼ばれています。牛乳と同じくらいの乳成分を含んでいます。
③ラクトアイス
アイスミルクよりもさらに少ない乳固形分3%以上のアイスです。植物油脂が含まれていることも。
④氷菓
乳固形分がほとんどないアイス。アイスキャンディーやかき氷などが氷菓にあたります。
今回、アイスクリームダイエットとして活躍が期待されているのは①アイスクリームです。
このアイスの種類については、パッケージ表面や裏面に記載されているので必ずチェックするようにしましょう。ダイエットには特に、乳成分12%以上のものがおすすめです。
脂肪分が少ないラクトアイスや氷菓は、糖分が多く含まれていることが多くダイエットには不向きといえるので注意しましょう。
まとめ
アイスクリームダイエットについて理解は深まったでしょうか。
辛いダイエットは長続きしません。健康的にダイエットを成功させるには、長期的なスパンで考えることが必要になります。そのために、時にはアイスクリームで辛いダイエットのイメージを壊しながら楽しく取り組んでみましょう。